ザンスカール帝国の機動兵器

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ザンスカール帝国の機動兵器(ザンスカールていこくのきどうへいき)は、テレビアニメ『機動戦士Vガンダム』に登場する架空の国家ザンスカール帝国に所属する架空の兵器、MS(モビルスーツ)およびMA(モビルアーマー)などについて述べる。表記は五十音順。

目次

[編集] MS

[編集] アビゴル

諸元
アビゴル
ABIGOR
型式番号 ZM-D11S
所属 ベスパ
建造 ザンスカール帝国
生産形態 試作機
全高 22.6m
本体重量 18.4t
全備重量 45.3t
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
武装 ビームキャノン
ビームカッター×3
ビームカタール×2
ビームサイス×2
ビームネット発生機×60
搭乗者 ゴッドワルド・ハイン

ベスパの開発した試作MS。22mの全高はこの時代のMSの平均より2まわり以上大きく、大型な部類にはいる。MS形態とMA形態に可変することが可能な、デュアルタイプというカテゴリに入る。元々は装甲用の新素材のテストのために開発された機体であり、カラーリングは緑を基調としている。

射撃武装はMA形態時のビームキャノンが採用されるにとどまっており、他は全て近接戦闘用の装備である。本機の運用はその可変機構を生かし、MA形態による高機動で対象へと接近、即座にMS形態へ移行し近接戦闘を行う戦闘スタイルを主眼としている。

本機はテスト時に機体不調により遭難するアクシデントを経験したため長期にわたり調整が続けられ、べスパのカイラスギリー撤退時に実戦投入された。その際に撃墜され、喪失している。

武装
ビームサイス
MS形態時に使用可能な武装。刃の部分がビームで形成される鎌状武器である。
ビームカタール
MS形態時に使用される武装。刃の部分がビームで形成されるジャマダハル状の手持ち武器である。
ビームキャノン
頭頂部に装備されており、MA形態での主武装となる。
ビームカッター
腕部および背面部に装備されており、MA形態での近接武装となる。
劇中での活躍
宇宙に上がったウッソが始めて遭遇した敵機。パイロットは「人食い虎」の異名を持つゴッドワルド・ハインである。この時は機体不調で遭難していたが、ウッソの助けにより機体ともども原隊へと復帰した。
その後カイラスギリー撤退戦で敗残兵の捜索を行っていたところでリガ・ミリティアと遭遇、ウッソのVガンダムと交戦し、本来の性能を発揮して機動力を生かした戦法でウッソを追い詰めるが、撃墜されている。

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[編集] ガルグイユ

諸元
ガルグイユ
GALGUYU
型式番号 ZMT-D15M
所属 ベスパ
生産形態 試作機
全高 14.2m
本体重量 9.8t
全備重量 26.2t
出力 5,420kW
推力 17,720kg×2、12410kg×2
装甲材質 チタン合金ネオセラミック複合材
武装 ビームガン×2
ビームサーベル×2
ビームライフル×1
3連魚雷ポッド×2
大型クロー×1
ミサイル×1
搭乗者 ドゥカー・イク
レンダ・デ・パロマ

ベスパが開発した試作型水陸両用MS。機体色はオレンジ。水中を高速で移動できる形態に変形して潜行、敵の艦船に接近し急襲する戦法を得意とする。両腕に半回転式のバルジに内蔵されたビームガンを装備している。水中での使用を考慮されたためビームローターやビームシールドは装備されていないが、水圧に耐えられるよう同サイズのMSと比べて重装甲に作られている。背部に3連魚雷ポッドを2基装備可能。左手は大型クローハンドになっており、射出可能。ワイヤー付きなので発射後また腕に戻ってくる。また頭部後方部分はミサイルになっている。

変形システムがアビゴルとほぼ共通しており、MS形態も酷似している。これは短期間で水中用MSを開発するために、基礎設計およびフレーム機構を流用したためである。しかし水中用MSとしては不十分な面も多く、劇中では操縦席に浸水を起こしていた。

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[編集] ギガシィ

諸元
ギガシィ
GWIGSY
所属 ベスパ
マケドニア政府軍
武装 頭部マシンキャノン
搭乗者 ベスパ一般兵
マケドニア一般兵

コロニー内警備用の小型MSで、ベスパ製ではなく民間企業の開発した民生用の規格品である。全高4mとプチMS並みのサイズであり非常に小回りの利くことから、コロニー警察のほか、軍でも市街地や港湾部での警備部隊で用いられることが多い。またスラスターも備えており、見た目に反して機動力は高い。しかし武装はマシンキャノンのみで、対人、対地には効果があるが対モビルスーツ戦では引けをとることがほとんどである。ザンスカール本国のアメリアやマケドニアコロニーなどサイド2周辺に大量に配備されていた。

劇中での活躍
劇中第24話-第28話にて登場。ザンスカール本国のアメリアに空襲をかけに来たシュラク隊を迎撃するも相手にならず一方的にやられていた。またマケドニアでも空襲をかけたゲドラフの迎撃に出ているが、こちらでも相手になっていない。



[編集] ゲドラフ

諸元
ゲドラフ
GEDLAV
型式番号 ZM-S24G
所属 ベスパ
生産形態 量産機
全高 13.8m
本体重量 6.9t
全備重量 17.4t
出力 5440kW
装甲材質 チタン合金ネオセラミック複合材
搭乗者 ルペ・シノ
カテジナ・ルース
アジズ・バギ

ベスパが開発した汎用量産型MS。地球浄化作戦に際して、その中核を担うタイヤ型支援兵器アインラッドと同時期に開発され、その使用を前提にして設計された。アインラッド内部で直立姿勢を取れるよう、全高13.8mとこの時代のMSとしても小型に設計された。

両腕にビームシールドを装備している形態は異形の機体が多いベスパのMSの中でもやや珍しい。これは両腕のビームシールドを同時に展開することで、アインラッドの弱点である側面への攻撃をほぼ完全にガードするためのもの。登場時にはその機動力と火力、防御力でウッソ達を圧倒したが、途中からゾリディアなど通常のMSにもアインラッドが使用されるようになった。

同時期にアインラッドに能力を依存するという基本コンセプトは変えずに、アインラッドを敵に奪われないようにするといったコンセプトの変更を行った機体であるブルッケングも平行して開発していた。開発はブルッケングが先行していたが、後発のゲドラフが先に完成したようで、実戦配備はブルッケングよりも早く、リガ・ミリティアの本国空襲直後には投入されていた。

本機は戦役中盤に実戦配備され、モトラッド艦隊の主力となった。機体そのものの評価はあまり高くなかったが、生産性の面から一定数の機体が量産され、その後のエンジェル・ハイロゥ攻防戦まで前線で使用される。

劇中での活躍
ザンスカール本国空襲後に撤退していたリガ・ミリティアの追跡にあたっていたルペ・シノ隊の戦力としてルペ・シノやカテジナ・ルースらが搭乗。その後もリーンホース隊と交戦を続け、月面での戦闘ではカテジナがウッソ・エヴィンの母親であるミューラ・ミゲルを拉致している。
その後も地球浄化作戦やエンジェル・ハイロゥ攻防戦にいたるまでベスパの量産機として登場を続けている。

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[編集] ゲンガオゾ

諸元
ゲンガオゾ
GENGAOZO
型式番号 ZMT-S28S
所属 ベスパ
生産形態 試作機
頭頂高 17.3m
重量 35.9t
出力 6,310kW
推力 41,990kg×2、
17,800kg×1、
12,250kg×4
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
武装 ビームライフル
ビームサーベル
(ビームメイス)×2
ビームシールド×2
マルチプルビームランチャー×5
搭乗者 ファラ・グリフォン

ベスパが開発したサイコミュ搭載の試験用MS。ザンネックを失ったファラが使用。ファラ最後の乗機でもある。大型であるが格闘戦に強く、ウッソのV2をも圧倒した。規格外であり、ザンネック同様MA用のランチから発進する描写がある。コックピットはザンネックとほぼ同じであり、脳波検知も可能らしい。目が三つあり、スラスター推力が非常に高くMAにも負けない機動力を誇る。背面に装着されるバックエンジンユニットは5基のマルチプルビームランチャーを備え、外部エンジンとして用いる他、切り離してサイコミュによる遠隔操作も可能。

番組の路線変更前には風神をモチーフにしたゴクアックというMSで、雷神をモチーフにしたザンコック(後のザンネック)と同時に登場する予定であった。しかしムック本のインタビューでデザイナーの石垣純哉は「バックエンジンユニットに(太鼓状の)マルチプル・ビームランチャーを設けた結果、こちらが雷神のようになってしまった」と語っている。なお小説版には登場しない。

武装
専用ビームライフル
ビームメイス
伸縮自在のビームサーベル。ビームサーベルとしての機能の他、基部を伸ばしてメイス状態にすることが可能。メイス形態では球から伸びる無数のトゲが特徴で、トゲを伸ばすことにより相手の意表を突く攻撃もできる。
マルチプルビームランチャー
バックエンジンユニット上に5基装備されており、収束、拡散と多目的な使用が可能なビームランチャー。
バックエンジンユニット
本体合体時は大型のスラスターとしてウィングを展開させて本体の機動性を増強し、本体から分離した際にはサイコミュ兵器としてオールレンジ攻撃を行なうことができる。

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[編集] ゴッゾーラ

諸元
ゴッゾーラ
GODZORLA
型式番号 ZMT-S13G
所属 ベスパ
建造 ベスパ
生産形態 試作機
全高 14.6m
頭頂高 14.6m
全備重量 20.9t
出力 4,990kw
推力 49,860kg
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
武装 頭部バルカン砲×2
ビームガン兼用ビームサーベル×2
ビームライフル
ビームローター
9連マルチランチャーミサイル×2
搭乗者 ガリー・タン

地球降下作戦に際して判明した地上用MSの問題点の抽出と改善法を確認するべく、ベスパが開発した諸技術を地上でテストするために製作した試作MS。フレームなどはシャッコーと同一のものを使用している。

ビームローターの発振器を効率化したものを装備し、発振口を従来の4つから3つにしてエネルギー効率の改善を図っている。スラスターもそれに合わせて出力が強化されたものが搭載された。また地上で有効となるセンサーを模索しており、感度を向上させた新開発のマルチセンサーを搭載して対MS戦の能力の向上も検討された。内装兵装の有効性を検証するためにシャッコーよりも武装が強化されており、胸部、大腿部にはそれぞれビームガン兼用ビームサーベル、マルチランチャーミサイルを装備した。

本機は一連の評価試験への運用が予定されたが、イエロージャケットの一パイロットの独断により実戦投入され、リガ・ミリティアのVガンダムと交戦し、撃墜されている。その際に戦闘の様子はリカールでモニターされデータ収集されており、評価機としての役目は果たしたようである。

その中でも新型ビームローターは評価の結果、一定の有効性が確認され、その後のドムットリアなどの開発に生かされることとなった。

劇中での活躍
仲間を失い、自身も撃墜され負傷したパイロットであるガリー・タンが、出撃を制止されていたにもかかわらず復讐のために組み立てが完了したばかりの本機を独断で持ち出し、リガ・ミリティアの秘密工場を急襲した。しかしVガンダムに撃墜され、ガリーは捕虜となっている。

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[編集] ゴトラタン

諸元
ゴトラタン
GOTTRATAN
型式番号 ZMT-S33S
所属 ベスパ
建造 ザンスカール帝国
生産形態 試作機
全高 15.9m
本体重量 11.1t
全備重量 24.9t
出力 6,170kw
推力 10,270kg×2
7,770kg×5
5,370kg×8
推進機関 アポジモーター×17
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
武装 頭部ビームカッター
ビーム・トンファー×2
ビームシールド×2
ビームライフル
メガ・ビーム・キャノン×1
6連装マイクロミサイルポッド×2
(キャノンユニット内蔵)
ハードポイント×2
搭乗者 カテジナ・ルース

専用のジェネレーターを内蔵する大型のメガ・ビーム・キャノンの運用を前提として開発された試作MS。長距離用キャノンユニットに加えて、MS本体は白兵戦にも対応した物となっている。スラスターユニットはキャノンユニットの邪魔にならないよう背中に装着されている。

キャノンユニットはキャノン砲、マイクロミサイル、大型スラスターユニットで構成されている。キャノン砲は通常は格闘戦に支障がいないよう折り畳まれており、射撃時に展開される。また本体から切り離すこともでき、再ドッキングも可能。 メガビームキャノンの威力は戦艦級を一撃で沈めるほどであり、V2アサルトバスターのメガビームキャノンと撃ち合った際にはその出力を上回った。ザンスカール帝国のMSの中でも最強クラスの性能を誇り、リガ・ミリティアとの最終決戦ではクロノクル・アシャーが操縦するリグ・コンティオと共に最後の強敵として、V2ガンダムに乗るウッソ・エヴィンの前に立ち塞がった。

MS本体はメインスラスターが両肩に、武装は接近戦に対応したものが装備されており、両腕に装備されている特殊兵器ビーム・トンファーを用い、取り外しが可能。頭部には相手の意表をつくビーム・カッターを装備している。

劇中の活躍
アドラステアのパイロットのカテジナ・ルースに与えられた。キャノン砲で連邦、リガ・ミリティア艦隊に大打撃を与えた他、モビルスーツ戦では彼女自身鬼気迫る戦い振りでシュラク隊のフラニー、ミリエラ、ユカ、コニーやオデロを撃墜するなど多大な戦果を上げた。エンジェル・ハイロゥ戦でウッソ・エヴィンのV2ガンダムと激闘を繰り広げ、最後はエンジェル・ハイロゥ内部でメガ・ビーム・キャノンを放つも、V2ガンダムの光の翼に機体ごと弾じき飛ばされた。

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[編集] コンティオ


[編集] リグ・コンティオ


[編集] ザンスパイン

諸元
ザンスパイン
ZAN SPINE
型式番号 ZMT-S37S
所属 ベスパ
建造 ザンスカール帝国
頭頂高 17.3m
重量 12.1t
出力 8021kW
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
武装 ビームサーベル×1
ビームライフル
ティンクル・ビット×4
ビームストリングス×2
搭乗者 ファラ・グリフォン

ゲーム『SDガンダム GGENERATION-F』に登場するオリジナルMSの1つで、ザンスカール帝国がリガ・ミリティアから奪取したミノフスキードライブの技術を使用した初の機体である。V2ガンダム同様武器としても防御用にも使用できるミノフスキードライブを搭載している。また、このミノフスキードライブを取り外し、ビームファンとしても使用可能。さらにサイコミュ兵器「ティンクル・ビット」を装備し、オールレンジ攻撃も可能である。ティンクル・ビットはビット兵器なのでジェネレーターを内蔵している。そのため、V2ガンダムに劣らない高い性能を持っていた。

なお、当初パイロットとしてファラ・グリフォンが予定されていたが、ファラはウッソ・エヴィンとの戦闘で戦死し、開発責任者タシロ・ヴァゴも戦死し、さらに試作機の完成直後にザンスカール戦争が終結したため、実戦投入されることはなかった。

なお、『SDガンダム GGENERATION SEED』ではファラが、『SDガンダム GGENERATION DS』ではカテジナ・ルースが搭乗している。また、『SDガンダム GGENERATION NEO』『SDガンダム GGENERATION SEED』では、スペシャルアタックの際に顔が変形し隠されていたガンダムの顔が現れる演出があったが、『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』以降はカットされた。

武装
ビームライフル
ザンスパイン専用のビームライフル。通常のものと比べやや小振りで、砲身はやや下に位置する。
ビームシールド
両肩に装備され、発生面を調整することで機体全体を覆うことも可能。
ビームストリングス
両肘の射出装置に内蔵され、射出時には装置が前にせり出す。
ティンクル・ビット
サイコミュ兵器。異なった形状の物が二つずつ重なって両肩に装備されている。使用時にはザンネックのサイコミュと同様に鈴の音の幻聴が敵を惑わす。
ビームファン
背中のミノフスキー・ドライブユニットを取り外し、強力な格闘武器として使用する。使用時には背部腰に装備された第3のMDUをメイン・スラスターとして使用する。

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[編集] ザンネック

諸元
ザンネック
ZANNECK
型式番号 ZMT-S29S
所属 ベスパ
建造 ザンスカール帝国
生産形態 試作機
全高 19.4m
本体重量 16.7t
全備重量 38,3t
出力 5,570kw×2
推力 41,060kg×2
30,780kg×2
10,270kg×2
推進機関 アポジモーター×52
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
武装 ザンネックキャノン
ビームサーベル×2
胸部ミサイルランチャー×2
ビームシールド×2
搭乗者 ファラ・グリフォン

ベスパの開発したサイコミュ搭載型試作MSで、復活したファラ・グリフォンが使用した。形式上MSに分類されているが、当時の標準サイズより大型で、かつ専用のベース、キャノンとの同時使用が前提の機体であり、常識外の火力とも相まって実質的にはMAであるとも言える。(実際にMSカタパルトは使えず、ランチもMA用を使用)小説版では「ザンスカール帝国でも最強」というカテジナの台詞がある。

ミノフスキー粒子濃度に関わらずサイコミュによって人間の脳波を感知し、カイラスギリーのビッグキャノンを超小型化したようなザンネックキャノンによって通常の戦闘空域外より攻撃を行う戦略級機動兵器で、「ミニ・カイラスギリー」の異名を持つ。両肩部に三日月の様な開放型の粒子加速器を一対備え、ミノフスキー粒子を圧縮・縮退・加速させることによりザンネックキャノンを駆動させる。また、加速器の稼動時には粒子が円を描いて光の輪(三日月状から円状へ)ができる。 機動力においてもサブフライトシステムであるザンネックベースにより、単独で大気圏突入、離脱をこなす。接近戦は苦手としているが、防御力も高い。

一撃離脱戦法を得意とする機体であり、本体から切り離し遠隔操作も可能であるフットベースという円盤状の移動補助機を使い、高速移動を可能とする。このフットベースは別名、ザンネックベースと呼ばれることもある。 感知能力を上げるサイコミュを搭載している。パイロットであるファラ・グリフォンは、代々ギロチンを司る家系であるところのグリフォン家のトレードマークであるの形をしたサイコミュ補助具を装着し、機体には外界にサイコウェーブを放出する機能が存在する。これはザンネックの機体に装備されたセンサーが捉えられる範囲外の情報を得るために開発された、通常のセンサーを補助するサイコミュセンサーとしての役割を担っている。ニュータイプの発する特殊な脳波であるサイコウェーブを利用し、機体内外の装置で制御し、サイコウェーブを増幅させ外界に発信する。そこで捉えられた情報を機体に反映させる機能である。

その時に使われる鈴の形をしたサイコミュ補助具がたまたま放ってしまった音がサイコミュセンサーを通じて何らかの形で発信され、特定の敵パイロット達(ニュータイプ能力がある者達)が聞こえるはずの無い鈴の音を聞いてしまうなどの現象が起こった。よって、ウッソ・エヴィンなどのニュータイプを相手とした場合、ザンネックでの狙撃は鈴の音や発せられるサイコウェーブの影響で殺意や意思を感知され狙撃は難しくなっていた。しかし、ザンネックのサイコミュ系センサーは強化人間となったパイロット能力とサイコミュ系センサーの相乗効果も加わり、敵に捕捉される前に敵機の存在を捕捉し撃墜する超長距離攻撃を可能にした優れた兵器である。

アニメでは、シールドを展開していないのにビームを弾いているシーンがある。視覚的にはIフィールドに似ているが、詳細不明。

当初の構想では雷神をモチーフにした「ザンコック」というMSであり、風神をモチーフにした「ゴクアック」と対になる予定であった。(こちらはゲンガオゾに発展)書籍『ニュータイプ100%コレクション Vガンダム vol.2』に掲載されているラフ画集には、ザンネックの案のひとつとなった機体「ザンコック」が描かれている。

漫画版では大量のMSの首を切断し、ビーム鎌のような武器に団子状に串刺ししていた。

武装
ザンネック・キャノン
強力なビーム砲であり、成層圏から地表を狙い撃てるほどの桁外れの威力を誇る。
胸部ミサイルポッド
連装された超小型ミサイルを斉射する。主に懐に入られた場合の防御用。
ビームサーベル
設定はあるが番組中では未使用。

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[編集] シャイターン

諸元
シャイターン
SHY-TARN
型式番号 ZM-S19S
所属 ベスパ
生産形態 量産機
全高 15.9m
本体重量 11.4t
全備重量 19.8t
出力 4,990kW
推力 15,480kg×4、11610kg×2
装甲材質 チタン合金ネオセラミック複合材
武装 ビームキャノン肩部×2 足部×2
ビームガン胸部×2 脚部×2
ビームシールド
ビームライフル
搭乗者 ニコライ・ハンス
パトリック・ブーン

ベスパが開発した拠点防衛用MS。戦略的に、首都防衛の必要が想定されたために開発された機体である。

基本的に迎撃を目的としているために、内蔵ビーム砲だけで8門という重武装が施されている。機体の大きさは当時としては大型の部類に入り、重武装、重装甲に負けないために背部には大型の円形スラスターを装備しているが、これは運動性によって敵機と近接戦闘を行うことを目的としておらず、航続距離を犠牲にしているためである。

開発の経緯から背部スラスター内蔵の肩部ビームキャノン、胸部のビームガンに加えて太腿付根の腰部ビームガン、足のつま先にビームキャノンという執拗な武装がなされ、各部のビーム砲は多少角度が変えられる。その火力は戦艦に匹敵するといわれている。

コロニー周辺での空間戦闘を主眼に置かれているため、アポジモーターは強力なものが搭載されており、外観からは想定できないような機動性を発揮した。しかしややトップヘビーで機体バランスは悪いため、結局は移動砲台的な運用がなされた。

なお、拠点防衛用として若年兵や学徒にも使用できるように操作性は良かった。

ザンスカールのMSにしては珍しく、センサー類がヘルメット状の頭部装甲に埋没したデザインをしている。名前の由来はアラブの妖怪や魔人の総称ジンの階級の一つシャイターンから。アラビア語の定冠詞「al」を付け、アル・シャイターンとすると、ユダヤ教・キリスト教のサタンにあたる悪魔の王イブリースのことになる。

劇中での活躍
学徒兵であるニコライとパトリックが搭乗し、ザンスカール本国付近の哨戒にあたっていたが、本国アメリアコロニーに潜入しようとしていたウッソらと遭遇し交戦状態となる。しかし素人同然の操縦では太刀打ちできず、機体の特性を生かすことなくVガンダムに拿捕され、機体を放棄させられた。その後劇中では登場していない。

[編集] シャイターン(近衛師団仕様)

劇中未登場。VガンダムMSVとして発表されている。儀礼用として外見的な威容を高めており、肩部のビームキャノンがそれぞれ2門に増やされ、胸部ビームガンもロングバレルのものに換装されている。手持ち武器にはコロニー内での戦闘を考慮し、敵モビルスーツのエンジンを破壊しないためにロングスピアアックス(ハルバード)が選ばれ、その威容さもあいまって女王の謁見式などの儀式に好んで用いられたとされる。そのため機体各所にエングレービングが施されていた。

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[編集] シャッコー

[編集] リグ・シャッコー


[編集] ジャバコ

諸元
ジャバコ
JABACO
型式番号 ZM-S20G
所属 ベスパ
生産形態 量産機
全高 15.7m
本体重量 9.9t
全備重量 18.2t
出力 4990kW
推力 37460kg×2
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
武装 ビームライフル
ヒートロッド×2
ビームサーベル×2
ビームシールド×2
(ハードポイント×2)

ベスパの開発した汎用量産型MS。近接格闘戦闘を重視して開発されたMSで、ヒートロッドを両腕に装備している。機体の基本フレームはコンティオと同一のもので、コクピットの配置などからもそれを窺い知れる。

カラーリングは、概してケレン味の少ないカラーリングのMSを開発するベスパには珍しく、灰色をベースに赤、黄、青(紺色)が配された派手めのカラーリングになっている。

先行量産機2機がドゥカー・イク配下のリシテア級に配備され、イク自ら乗り込んだこともある。モトラッド艦隊が宇宙に帰還後には順次量産、配備されている。

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[編集] ゾロ


[編集] ゾロアット


[編集] ゾリディア


[編集] トムリアット


[編集] ドムットリア


[編集] ブルッケング

諸元
ブルッケング
BRUCKENG
型式番号 ZM-S21G/S
所属 ベスパ
生産形態 量産機
全高 14.1m
本体重量 13.9t
全備重量 25.1t
出力 5570kW
推力 27040kg×2
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
武装 ビームライフル
ビームサーベル×2
(携行型)アインラッド
搭乗者 ルペ・シノ

ベスパが開発した地上用量産型MS。その最大の特徴はモビルスーツ用支援兵器アインラッドを携行していることにある。通常は背面に折りたたまれた形状のアインラッドを装備していて、必要に応じて展開し、搭乗する。飛行の際は腰部の周囲でアインラッドを横方向に回転させる。ゲドラフから運用コンセプトを変更した機体である。

アインラッドは有用なMS用支援兵器だが、敵に奪われて利用されることがあるのが問題点とされていた。ブルッケングのアインラッドはMS本体の背面とアーム状のパーツで接続されており、敵に奪われることが無い。切り離すことも可能であるが、ブルッケング以外の機体では使用できない。アインラッドを基部に装備したことで一体的な運用が可能となり、戦闘時により柔軟に活用することが出来るようになった。これにより機体単体での戦闘力もゲドラフに比べて大幅に向上している。

機体のカラーリングは青と灰色で、胸部のコックピットハッチは黄色。ルペ機には頭部にブレードアンテナが付いている。

バリエーションとして、両肩に6連装ミサイルポッドを増設したタイプや、アインラッド基部のバーニアの強化などが施された宇宙用がある。

劇中での活躍
地球浄化作戦の終了間際にラステオ艦隊へ配備され、ルペ・シノの最後の愛機となる。アインラッドの機動力を生かし、連邦軍/リガ・ミリティア連合艦隊を強襲し旗艦ジャンヌ・ダルクへ肉薄するなどの戦果を挙げるが、エンジェル・ハイロゥ近郊での戦闘時にV2ガンダムに挑み敗れる。その後ルペにより被弾した機体をラステオから出撃しようとしていたビルケナウへ取り付かせ、自機の爆発に巻き込んでビルケナウ、ラステオを爆散させた。
その後、量産機がエンジェル・ハイロゥ攻防戦にいたるまで登場を続けている。

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[編集] メッメドーザ

諸元
メッメドーザ
MEMEDORZA
型式番号 ZMT-S16G
所属 ベスパ
建造 ベスパ
生産形態 試作機
全高 14.7m
頭頂高 14.7m
全備重量 26.2t
出力 5,570kw
推力 81,060kg
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
武装 ビームサーベル×2
ビームライフル
ビームローター×2
ビームシールド
メガビームガン×2
メガマシンキャノン×2
搭乗者 クワン・リー

ベスパが開発した試作MSの内の1機。

地球降下作戦の折、地上用MSを投入したことで様々な諸問題が浮上した。その中でも移動手段としてビームローターを装備した際に腕部の自由度が減少してしまうという問題が顕著であり、実際に現場からもビームローターの機動性の低さに対して指摘が起きていた。メッメドーザはその問題点を解消するための装備をテストするために製作された。シャッコーやゴッゾーラなどの地上用試作MSが設計のベースになっている。従来のビームローターによる腕の動作の制約を、取り付け位置を両肩に移動することにより解消し、また指摘されていた機動性については両脚部内に新開発の熱核ジェットエンジンを搭載して解消する方法をとった。この方法はMS単体での機動力を大幅に引き上げることに成功し、また両腕の自由度を確保し、強力な内装火器を装備しているため白兵戦能力も上がっている。これによりベスパの地上用MSとしてはこの機体で一応の完成を見た。しかしコストの問題からか量産されるには至っていない。

劇中での活躍
ファラ・グリフォンを宇宙に戻すためにアーティ・ジブラルタルへ進駐したイエロージャケットがリガ・ミリティアの部隊と遭遇したために本機を投入。パイロットはピピニーデン隊のクワン・リーである。強力な火器と高い機動力でリガ・ミリティアの部隊を圧倒した。マスドライバーの破損を身をもって守ったケイトのガンイージのコクピットを潰したが、その行為に激昂したウッソのVガンダムに格闘戦の末、本機のコクピットを潰されている。

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[編集] リグ・リング

諸元
リグ・リング
型式番号 ZMT-S35S
所属 ベスパ
生産形態 試作機
武装 ショットクロー
拡散ビーム砲
サイコウェーブ

ゲーム『SDガンダム GGENERATION-0』で登場したMS。MA級の大型MSで[1]エンジェル・ハイロゥから発信されるサイコウェーブを共鳴・増幅して地球圏全般に行き届かせる為のアンテナの役割を担う。内蔵された小型リング・サイコミュにより、単体でも低出力のサイコウェーブ放出は可能。両腕がそのまま無線サイコミュ兵器となっており、使用時には分離する。

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[編集] MA

[編集] ガリクソン

諸元
ガリクソン
GALICSON
型式番号 ZMT-A03G
所属 ベスパ
全長 16.5m
本体重量 11.3t
全備重量 13.7t
出力 5420kW 
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
武装 ビームキャノン
ガトリングガン
搭乗者 ドゥカー・イク
その他 アポジモーター×18

ザンスカール帝国ベスパ所属の試作兵器。型式番号からMAに分類されるが、実際の運用は従来の機体と大きく異なっており、どちらかというと装甲車両に近い、大型の二つのタイヤで地面を走破するバイクタイプの機動兵器である。機体のカラーリングは朱色。後に建造されるアインラッド、アドラステアリシテアなどのタイヤで地面を走ることができるタイプの兵器や戦艦の機構試験用として開発された。コクピットはサイドバイサイド(横並び)型の複座式となっている。

装甲は頑丈なようでジェムズガンのビームの直撃にもある程度は耐えられるようである。その低い車高と高い機動力から地形によってはMSにまったく引けをとらない。しかし、飛行能力がないため空を移動する相手には苦戦を強いられている。

劇中での活躍
地球上での軍事活動において、急勾配の崖を難なく移動し、高スピードで減速することもなく標的であるVガンダムを狙撃していた。パイロットの素養をダイレクトに反応させるポテンシャルを保持するバイク・タイプのマシンであり、ザンスカール帝国の誇る索敵力に秀でた機体である。
複数のガリクソンによる波状攻撃力に言及するなら、パイロットのドゥカー・イクの劇中での台詞に「バイク乗り魂を見せてやる!」とあるが、その言葉に嘘はなく、Vガンダムをも撃破寸前に追い込んでいた。
後に地球ローラー作戦の名目でガリクソンを大型化した超重量級の戦艦が登場するが、ガリクソンの細やかな機動性とは反比例する物だった。

[編集] 戦闘バイク

ガリクソンのデータを基に設計された陸戦兵器。ガリクソンよりも小柄な1人乗りの戦闘車両である。型式番号は不明。

ガリクソン譲りの強靭な走破性が武器であり、地形によってはMSと対等の機動性を発揮する。武装の異なる甲型と乙型の2種類があり、甲型は対MSや施設攻撃用として上部にビームキャノン1門と機首に機関砲を装備、乙型は対人・対地用として上部に2連装速射砲を装備している。ガッダール隊の主力機としてリガ・ミリティアのカミオン隊、シュラク隊と渡り合った。

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[編集] ドッゴーラ

諸元
ドッゴーラ
DOGGORLA
型式番号 ZM-A31S/M
所属 ベスパ
全長 369.3m
本体重量 51.9t
全備重量 146.3t
出力 5,960kW×2
(総出力)11,920kW
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
武装 ビーム砲×10
ミサイルランチャー×2
腕部ビームガン×2
テールビームガン×2
搭乗者 ブロッホ
ルペ・シノ
その他 アポジモーター×1696

ベスパの開発したMA。全長が370mにもなる大型MAで、竜を模した形態を持つ。特異な形状をしているが、大気圏内外問わず運用可能な汎用機である。

最大の特徴はテールラッドと呼ばれる機体後部で、損傷を受けた部分を切り離してダメージコントロールを行う。また、テールラッドを複数のユニットに分割してのドッゴーラ単機によるフォーメーション攻撃、車輪状にして敵機を拘束するなど、使用法は多様である。ブロッホ機には雲の形をしたダミーバルーンが装備されていた。

コミックボンボンに連載された漫画版では改良型として、装甲にバリアコーティングが施された、ドッゴーラ改が登場。クロノクル・アシャーの最後の機体としてウッソのV2ガンダムと死闘を繰り広げた。なお、このバリアコーティングは機体の周囲に光の膜が描かれ、体当たりで巨大な隕石を粉砕し、エネルギーを放射する描写などから、実際にIフィールドとは別種のバリアで装甲をコーティングしている物であり、特殊な塗料による、アンチビーム効果ではない。

劇中での活躍
モトラッド艦隊に配備され、第32話「ドッゴーラ激進」で初登場。ブロッホが駆る緑色の機体は長大なテールラッドと火力で追撃するリガ・ミリティアを翻弄するが、本体部に取り付かれて撃破される。続く第33話「海に住む人々」ではルペ・シノ搭乗のオレンジの機体が登場。海中で圧倒的な攻撃力を見せつけ、海底都市アンダーフックに大きな被害をもたらすが、海上におびき出されて撃破される。



[編集] ビルケナウ

諸元
ビルケナウ
BIRKNAU
型式番号 ZMT-A30S
所属 ベスパ
生産形態 試作機
本体重量 25.9 t
全備重量 45.3 t
出力 11,920kw
推力 192,550kg
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
武装 メガ粒子砲×2
メガマシンキャノン×2
ビームカッター
クローアーム
搭乗者 アルベオ・ピピニーデン

ベスパが開発を行った試作大型MA。戦闘指揮用として製造されているため、充実した探知・情報管制能力を有している。

また、戦場へ迅速に到着し一機で複数のMSを相手にすることも想定されたため、機動力と戦闘力に関しても非常に高い性能を持つべく設計・開発が進められていた。そのため、あらゆる状況の戦闘にも対応するべく武装面も充実しており、遠距離戦用の兵器としてメガ粒子砲やメガマシンキャノンを、近接での格闘戦への対応として両翼の先端に大型のクローアームを装備している。

劇中での活躍
エンジェル・ハイロゥ攻防戦で、アルベオ・ピピニーデンが搭乗するも、出撃直前にルペ・シノブルッケングの爆発に巻き込まれる。全く戦果を挙げられなかったばかりか、武装も披露することなく破壊され、テレビ画面での総出演時間が20秒にも満たなかった。

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[編集] リカール

諸元
リカール
RECARL
型式番号 ZM-A05G
所属 ベスパ
全長 50.6m
本体重量 29.2t
全備重量 41.5t
出力 4,990kW×2
(総出力)9,980kW
推力 87,200kg×2
(総推力)174,400kg
推進機関 アポジモーター×26
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
武装 ビームキャノン×2
メガ粒子砲
搭乗者 ファラ・グリフォン
メッチェ・ルーベンス

ベスパの大型MA。ミノフスキー・フライトによる重力圏下の空戦能力を持つMAで、円盤状のリフティングボディに長砲身のメガ粒子砲を持つ。その形状からリガ・ミリティアのメンバーからは「フライパン」の俗称で呼ばれた。機体のカラーリングはカーキ色と灰色。

主装備のメガ粒子砲と二門のビームキャノンは機体前面に集中してレイアウトされており、ほとんど(あるいは全く)射角が取れない装備形態で、つまりは正面に捉えた敵しか攻撃できないが、高い機動能力と高威力のメガ粒子砲により、並みのMSでは太刀打ちできない戦闘能力を持っていた。

航続距離も長く、高高度からの試作機のモニタ評価や士官級の人物の長距離移動にも使用された。

劇中の活躍
べスパの前線基地であるラゲーン基地指令、ファラ・グリフォンの座乗機として登場。パイロットはファラの腹心であるメッチェ・ルーベンスが務めた。高い航続距離と機動力を生かしてリガ・ミリティアと幾度も渡り合ったが、アーティ・ジブラルタルをめぐる戦いのさなか被弾し、メッチェによりファラを脱出させた直後に機体は爆散し、パイロットともども喪失している。

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[編集] その他

[編集] サンドージュ

諸元
サンドージュ
SANDHOGE
型式番号 HW544B
所属 サンドージュ社
全高 22.7m
頭頂高 14.7m
全備重量 38.5t
出力 3,880kw×2
(総出力)7,760kw
推力 77,000kg
装甲材質 ハイチタン合金ニューセラミック複合材
武装 オンリーネイル
ビームストリングス
ビームランチャー
搭乗者 ズブロフ・シモネフ
ノマイズ・ゼータ
ニコライ・ハンス
パトリック・ブーン

サンドージュ社が製作したモビルワーカー。4本の腕部と4本の脚部を備えたその姿は、昆虫の様な外見である。4本の脚部でコロニーの外壁に貼り付くことで、コロニーの持つ遠心力に振り回されないように行動できる。

胴体にあるメイン・コックピットのほか、2本のメイン・アームがある左右の肩部にもサブ・コックピットがあり、それぞれに操手が乗り込むことでより複雑な操作が行える。また、肩部から分離し、独立してそれぞれのコックピットから操作することで小型のモビルワーカーとしても機能する。

本機は民間機ではあるものの、対象に電流を流すビーム・ストリングスや目標物を固定するオンリー・ネイルなどを装備しており、運用次第では戦闘用に転用することも十分な性能を持っていた。

アメリア外壁で本機のテストを行っていた最中、学徒兵によりリガ・ミリティアのMSが潜入しているとの情報を得て、兵器としてザンスカール帝国に売りこむ野心を持っていた社長により本機が戦闘用として通じることを証明するため、独断でVガンダムへ戦闘を仕掛けた。

劇中の活躍
「サンドージュ社」社長ズブロフ自ら、ザンスカール本国のアメリア外壁でサンドージュのテストを行っていた際に、リガ・ミリティアが接近していることを知り、本機をベスパに売り込む目的で、首都防衛に当たっていた学徒兵と共に搭乗し、単機でVガンダムに仕掛ける。機体のトリッキーな特性を生かして追い詰めるが機体は全ての足を切断されて撃破された。
その後、短期間で機体を修復してビームストリングスなどを使って再度Vガンダムに挑むが再び撃墜された。OPにも機体色が違うサンドージュが登場しVガンダムと交戦している。



[編集] オーバーヘッドホーク

ベスパが開発した大気圏内での哨戒や偵察を主目的とした航空機。大気圏内での航空機開発の実績を持たないベスパらしく、航空力学からはおおよそ離れた特異な形状をしている。

劇中の活躍
アーティ・ジブラルタルへ向かうリガ・ミリティアの輸送機を捕捉し所属を求めるも、ウッソ搭乗のトップ・ファイターと交戦し、ドックファイトを仕掛けるが、弾切れを起こし撤退している。

[編集] 脚注

  1. ^ データコレクション(13)機動戦士ガンダム 一年戦争外伝3プラスORIGINAL MS IN GAMES(メディアワークス刊)34ページより。

[編集] 関連項目

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