間違いだらけの女磨き

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間違いだらけの女磨き
ジャンル テレビドラマ
脚本 松原敏春
演出 牛窪正弘、阿部久
出演者 市毛良枝
三田村邦彦
中井貴恵
角野卓造
佳那晃子
中条静夫
大森暁美
山口美也子
せんだみつお
田島令子
三島ゆり子
酒井敏也
ほか
製作
制作 フジテレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1987年1月8日〜1987年3月19日
放送時間木曜日22:00〜22:54
放送枠木曜劇場
放送分54分
回数11
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間違いだらけの女磨き』(まちがいだらけのおんなみがき)は、1987年1月8日から同年3月19日まで、フジテレビ系列の「ナショナル木曜劇場」(当時。毎週木曜日22:00 - 22:54)の枠で放送されたテレビドラマ。全11話。

概要[編集]

1985年に放送された「間違いだらけの夫選び」の“姉妹版”とされている[1]。「夫選び」で共演し意気投合した、三田村邦彦中井貴恵中条静夫らが脚本の松原敏春らスタッフに直談判した結果、本作の制作が決まったという[1]ことで、主演の市毛良枝ら「夫選び」の出演者、スタッフが再集結した。『宮崎市に本社があるタイル会社「宮崎タイル」の東京支店とその社宅が主な舞台のラブコメディー[2]で、社宅が主な舞台という設定は「夫選び」と共通している。

水野綾子は宮崎タイル東京支店勤務の嘱託社員。別れた夫の野口達也は同じ会社の宮崎本社勤務。綾子には安井良平、達也には島本ゆきという婚約者がそれぞれ居る。ある時、東京支店の新店長として池永弘が宮崎から赴任して来ることになった。池永は赴任前に再婚相手の真弓と宮崎で結婚式を挙げることになり、綾子はかつて池永に仲人を頼んだというつながりでその式に出席することになった。しかし宮崎は綾子にとって離婚のきっかけになった地でもあり、心中は複雑だった。そしてその宮崎で、綾子は達也と5年ぶりに再会。しかしお互いに婚約者が居るとあって、顔を合わせてもぎこちない所があった。後に達也が東京支社転勤となり、社宅が空いていないために達也は良平の部屋に同居。後にゆきも達也を追うように上京して来る。思いがけず、綾子は元夫と同じ敷地の中で暮らすようになり、今の婚約者との間で困惑し、運命の糸は再びもつれるようになる[2][1]

キャスト[編集]

  • 水野綾子(35歳):市毛良枝
  • 野口達也:三田村邦彦
  • 島本ゆき:中井貴恵
    達也の婚約者。第5話で、池永の許可をもらった上で、綾子の部屋を拠点としてピザの宅配業を始め、そのリーダーに就く。
  • 安井良平:角野卓造
    宮崎タイル東京支店主任。綾子の婚約者。自分の社宅の部屋に、宮崎から転勤してきた達也を住まわせる。
  • 池永弘(54歳):中条静夫
    宮崎タイル東京支店長。再婚相手が23歳年下ということもあって、強精剤が手放せない。
  • 池永真弓(31歳):佳那晃子
    弘の再婚相手。
  • 大林知子(哲の妻):山口美也子
  • 小宮光枝:大森暁美
    前支店長夫人。第7話で弘の昔の恋人だったことが明らかになる。
  • 大林哲:せんだみつお
    宮崎タイル東京支店部長。ゴマすり部長と言われている。
  • 三浦文夫:田所完一
    宮崎タイル東京支店課長。
  • 三浦順子:田島令子
    文夫の妻で、文夫にとって再婚相手。
  • 千代:三島ゆり子
  • 太一:市川勇
  • 美保:南条玲子
  • まりや:水木リエ
  • 花王おさむ
  • 酒井敏也
  • 中野みゆき

スタッフ[編集]

  • 脚本:松原敏春 (全話担当)
  • 演出:牛窪正弘、阿部久
  • 制作:フジテレビ
イメージソング

オープニング&エンディングテーマ曲

 ・ジョルジュ・ビゼー『カルメン』第1組曲から「トレアドール」

サブタイトル[編集]

話数 放送日 サブタイトル 演出
1 1987年1月8日 (サブタイトル無し) 牛窪正弘
2 1987年1月15日 風雲! 四角関係城
3 1987年1月22日 珍災は忘れた頃に
4 1987年1月29日 大胆! 婚約者交換 阿部久
5 1987年2月5日 別居発車オーライ
6 1987年2月12日 ハクション大魔王 牛窪正弘
7 1987年2月19日 天然記念物が恋敵
8 1987年2月26日 愛の破局へ一直線 阿部久
9 1987年3月5日 悪い女? 悪い男?
10 1987年3月12日 何が何でも結婚式 牛窪正弘
11 1987年3月19日 愛の混浴温泉旅

放送局[編集]

特筆の無い限り全て同時ネット。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE学研パブリッシング)編集部編)1987年「間違いだらけの女磨き」の項目
  2. ^ a b 朝日新聞毎日新聞読売新聞 それぞれ1987年1月8日付テレビ欄の本作紹介記事 より
  3. ^ a b c 『北國新聞』1987年2月5日付朝刊、テレビ欄。
フジテレビ ナショナル木曜劇場
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