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*[[1941年]]12月 戦時中の新聞統廃合により休刊 |
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*[[2020年]]4月1日 完全子会社の「青森高速オフセット」の全株式を読売新聞社が取得し完全子会社にする<ref>{{Cite web|title=青森高速オフセット 、読売の完全子会社に|url=https://www.bunkanews.jp/article/216233/|website=文化通信デジタル|date=2020-04-13|accessdate=2020-04-15|publisher=}}</ref>。 |
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==競合紙== |
==競合紙== |
2020年4月15日 (水) 07:59時点における版
岩手日日 | |
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岩手日日新聞社 本社(2009年10月) | |
種類 | 日刊紙 |
| |
事業者 | 岩手日日新聞社 |
代表者 | 代表取締役 山岸学 |
創刊 | 1923年2月26日 |
前身 | 夕刊いちのせき |
言語 | 日本語 |
価格 |
1部 120円 月極 2,800円 |
発行数 | 5万5600部 |
ウェブサイト | http://www.iwanichi.co.jp/ |
株式会社 岩手日日新聞社 Iwate Nichinichi Shimbun | |
本社所在地 |
日本 〒021-8686 岩手県一関市南新町60 |
事業内容 | 日刊紙発行 |
設立 | 1923年2月 |
業種 | 情報・通信業 |
主要子会社 |
イワニチ高速オフセット株式会社 株式会社イワニチビジネスフォーム 株式会社一関ケーブルネットワーク 仙台高速オフセット株式会社 青森高速オフセット株式会社 栃木高速オフセット株式会社 岩手日日販売株式会社 |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒021-0866 岩手県一関市南新町60番地 |
法人番号 | 2400501000043 |
代表者 | 代表取締役 山岸 学 |
資本金 | 1500万円 |
純利益 | ▲4242万9000円(2019年06月30日時点)[1] |
純資産 | 17億2249万5000円(2019年06月30日時点)[1] |
総資産 | 71億7147万6000円(2019年06月30日時点)[1] |
決算期 | 6月末日 |
岩手日日(いわてにちにち)は岩手県一関市に本社を置く、株式会社岩手日日新聞社が発行する新聞(地方紙)。価格は1部100円・月ぎめ2400円、発行部数は55600部[2]、ABC協会非参加。発行エリアは県央エリア(花巻市、北上市、西和賀町、奥州市、金ケ崎町)および一関エリア(一関市、平泉町)[2]。
来歴・概要
1923年(大正12年)に「夕刊いちのせき」として創刊。その後朝刊に転換し、現在、おおむね花巻市から一関市までの県南内陸部を中心とした地域がおもな取材対象・配布地域。岩手県南部の地域情報紙として発行。国際・国内ニュースも発信する。地盤である一関市では特にシェアが高い[3]。盛岡市をはじめ、岩手県北部や沿岸部では配布しておらず、郵送のみ対応している[注 1]。
一関版と、花巻・北上・胆江版に分かれており(いずれも正式な名称ではない)、両者では一面の記事内容が大きく異なるほか、地域面の並びも変えられている[注 2]。
同社が制作する情報紙「いわにちリビング」は岩手日日に折り込まれるほか、盛岡地域から胆江地域においては朝日新聞、読売新聞、毎日新聞にも折り込まれる。一関ケーブルネットワーク(地元ケーブルテレビ局)は同社子会社である。子会社はほかに「イワニチ高速オフセット」「イワニチビジネスフォーム」などがある。
紙面
- 一面 - 主に地域の話題(政治・経済)を中心として構成。カラー印刷。一関版と花巻・北上・胆江版でそれぞれ内容が異なる。コラムは「日日草」のタイトル[注 3]。
- 県内面 - 基本的には盛岡市近郊の話題や、岩手県庁の公表する情報を取り上げる[注 4]。
- 国内外面 - 岩手県外、世界の政治・社会・事件の話題を取り上げる。
- 経済面 - 経済の話題のほか、野菜、果実、枝肉等の市況を掲載。
- 株式面 - 東京証券取引所一部、二部の終値や、上場投信など。
- 地域面 - 「一関・平泉」「胆江・北上・花巻」で構成する[注 5]。いずれも、政治・経済寄りの話題ではなく「街の話題」や事件記事をピックアップし掲載。地域版によってページの順番は異なる。最終ページが版の地域面となり、カラー印刷となる(それ以外はモノクロ印刷)。
- 番組面 - 最終面にNHK(総合・Eテレ)、県内民放(IBC岩手放送、テレビ岩手、岩手めんこいテレビ、岩手朝日テレビ)をフルサイズ、宮城県の民放4社、NHK BS1・NHK BSプレミアムをハーフサイズで掲載。下方にはCATVの番組表も掲載。紙面中ほどにも番組面を設けており、BSデジタル民放、CS主要局、ラジオ(AM・FM・ラジオNIKKEI)、コミュニティFM(FMあすも、奥州エフエム、FM One)を掲載。
本社
関連会社
- イワニチ高速オフセット
- イワニチビジネスフォーム
- 一関ケーブルネットワーク
- 仙台高速オフセット
- 青森高速オフセット
- 栃木高速オフセット
- 岩手日日販売
歴史
- 1923年2月26日 前身となる「夕刊いちのせき」が創刊
- 1940年 「夕刊岩手日日」に改題
- 1941年12月 戦時中の新聞統廃合により休刊
- 1946年2月 復刊、夕刊から朝刊になる
- 2020年4月1日 完全子会社の「青森高速オフセット」の全株式を読売新聞社が取得し完全子会社にする[4]。
競合紙
- 岩手日報 - 岩手県全域・八戸市・気仙沼市で発行。
- 胆江日日新聞 - 奥州市・金ケ崎町で発行。
- 東海新報 - 大船渡市・陸前高田市・住田町で発行。岩手日日は2011年8月下旬から新聞店売り、コンビニ売りのみに限り大船渡市での取り扱いを開始したが、2012年3月31日発行分をもって大船渡市での販売を打ち切った(紙面内容は両磐地域向けと同一だった)。
受託印刷新聞
- 岩日グループの印刷会社である「青森高速オフセット」が主に岩手・青森・秋田の各県、「仙台高速オフセット」が主に宮城県・山形県・福島県の全域と岩手県の一部向けに発行する新聞を日本経済新聞社から委託を受けて現地印刷している[5]。
- 岩日グループの印刷会社である「青森高速オフセット」が主に岩手・青森・秋田の各県、「栃木高速オフセット」が主に栃木県向けに発行する新聞[5]、「仙台高速オフセット」が主に宮城県向けに発行する新聞を読売新聞東京本社から委託を受けて現地印刷している。また、青森高速オフセットでは読売系の「スポーツ報知」(岩手・青森・秋田向け)の現地印刷も報知新聞社からの委託を受けて現地印刷している。
参考文献
- 『岩手県史 第10巻 近代篇 5 岩手県篇(その3)』岩手県、1965年3月30日。
脚注
注釈
- ^ 2012年から盛岡市内の一部コンビニで一関本社版を1部売りしていたことがある。
- ^ かつては胆江地域(奥州市、金ケ崎町)は「岩手日日たんこう」、北上地域(北上市、西和賀町)は「岩手日日きたかみ」、花巻地域(花巻市)は「岩手日日はなまき」という題名で発行されており、内容もそれぞれ一部異なっていたが、この3版はのちに統一されている。
- ^ 4地域版が存在した時期は、各地域版でタイトルが異なっていた(一関版の場合「栗駒おろし」)が、内容は各版同じであった。
- ^ 県北部や沿岸の話題は本紙の本来の取材対象でないため、記事になることは少ない。
- ^ 4地域版が存在した時期は、「一関・両磐地方」(2ページ)、「胆江地方」「北上地方」「花巻地方」(各1ページ)。
- ^ 以前はきざきのぼる(木崎ゆきお)の「あきれたとうサン」。
出典
- ^ a b c 株式会社岩手日日新聞社 第7期決算公告
- ^ a b 株式会社岩手日日新聞社 (2018年10月). “岩手日日 発行地域データ”. 2019年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月16日閲覧。
- ^ 株式会社ニューアド社 (2017年2月3日). “新聞折込枚数合計表(岩手県)”. 2019年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月16日閲覧。
- ^ “青森高速オフセット 、読売の完全子会社に”. 文化通信デジタル (2020年4月13日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ a b 岩手日日新聞社. “グループ企業”. 2018年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月16日閲覧。