シラキュース大学

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Syracuse University

Syracuse University.jpg

モットー Suos Cultores Scientia Coronat
モットー (英語) Knowledge crowns those who seek her
種別 私立
設立年 1870年3月24日[1]
資金 $975 million[2]
総長 Nancy Cantor
プロヴォスト Eric Spina
教員数
1,513[3]
学生総数 20,407[4]
学部生 14,201[4]
大学院生 6,206[4]
所在地 アメリカ合衆国
ニューヨーク州シラキュース
キャンパス 都市, 200エーカー[5]
新聞 デイリー・オレンジ
スクールカラー  
運動競技 20競技
ニックネーム オレンジ
マスコット Otto the Orange
公式サイト www.syr.edu
Syracuse University Word Logo
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シラキュース大学Syracuse University)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州シラキュースにある私立大学である。SU(エス・ユー)と略される。

また、ニューヨーク州ユーティカ市にある「Utica College」は1946年にシラキュース大学により設立された教養学部中心の私立大学である。1998年からは大学院も設置され、独立した大学ではあるが、学部の卒業生はシラキュース大学の学位が授与される。

School of Management(MBA)、Public Affairsのプログラムが全米1位にランキングされたMaxwell School[6]、S.I. Newhouse School of Public Communications(通称ニューハウススクール:ジャーナリズム、マスコミ、メディア関連)をはじめ、合計12のschoolがある。樹々や芝生に囲まれた緑豊かな自然と格調高い建物が調和した美しいキャンパスを誇り、学生数は18,247人(内、学部生12,268人、大学院生5,181人、ロースクール798人)。日本人学生は大学全体で50人程度在籍している。毎年卒業式には著名人がゲストスピーカーとして迎えられる。第46代アメリカ合衆国大統領ジョー・バイデンは1968年にシラキューズ大学のロースクールに法務博士号を取得、修了した。

2020年度版のランキングではUSニューズ&ワールド・レポートで全米54位[7]THE世界大学ランキングで世界251–300位[8]QS World University Rankingsで世界581-590位[9] と評価されている。

キャンパス[編集]

Hall of Language

大学はメインキャンパスと南キャンパスに分かれており、大半の学部はメインキャンパスにあり南キャンパスは学生寮で占めている。

メインキャンパスはシラキュース市に位置し、ニューヨーク州立大学と大学病院が隣接している。キャンパスにはシェラトンホテルゴルフ場もあり、小高い丘の上にあるため伝統的な大学の雰囲気がある。

メインキャンパスは北キャンパスとも呼ばれ、各スクールの建物や学生寮、ドーム、チャペルなどがひしめく。各建物に囲まれた広場は"The Quad”と呼ばれ、学生の憩いの場となっている。“Hall of Language”は大学のシンボル的建物。学生用のレストランや雑貨店はマーシャル・ストリート周辺に集中しており、寿司、中華料理、ピザ、メキシカン、タイ料理など国際色豊かな食事が楽しめる。 “Hendrick Chapel”はトム・クルーズ(シラキュース出身)出演の映画、「7月4日に生まれて」に使われた。

オフキャンパス[編集]

学部生は最初の二年は寮に住む事を義務づけられているが、その後は各自でアパートを見付けキャンパス外で住む事が多い。寮に住んでいない学部生の主はユークリッド通りに住んでおり、日中は学生達で賑わい、週末はパーティー等が開かれアメリカならではの学生生活が楽しめる。

スポーツ[編集]

カレッジスポーツが盛んである。シラキュース大学のスポーツチーム名は「シラキュース・オレンジ」、スクールカラーはオレンジである。キャンパス内にある5万人収容のドーム型スタジアムキャリアー・ドーム」でアメリカンフットボールが開催される日は街中がお祭り騒ぎとなる。2003年には男子バスケットボールが全米チャンピオン、2004年ではラクロスが全米チャンピオンになった。NBAで人気のカーメロ・アンソニーはシラキュース大学をNCAAチャンピオンに導いた。

歴史[編集]

各スクール[編集]

2006年完成のSOM新校舎
  • マーティン・J・ウィットマン・スクール・オブ・マネージメント”(通称SOM) 修士課程のMBAカリキュラムが有名。アントレプレナーでは米国大学の評価について信頼性の高いプリンストンレビューと最も有名なアントレプレナー専門誌、アントレプレナーマガジンの大学院部門で全米1位に選ばれた。また、同スクールのアントレプレナー部門を率いるモリス博士はFORTUNE誌が選ぶ全米TOP大学教授のアントレプレナー部門でも紹介されている。サプライチェーンで全米10位にランキングされる。当スクールの特徴として少人数制、多様な学生像(留学生比率50%超)、プリンストンレヴューにて全米で最もITアクセスが発達しているTOP10校舎と評価されている最新設備が挙げられる。また、2006年よりウィットマンスクールJAPAN CLUBが大学の公式クラブ認定を受けスタートした。
  • マクスウェル”スクールは1924年に"Good Citizenship"についての教育を主目的にGeorge Holmes Maxwellによって創立され、現在では行政学国際関係論を中心に、様々な社会科学分野の大学院教育を行っている。特に、行政学/公共政策論については、この分野のパイオニアでもあり、そのマスター課程近年でも U.S. News & World Report 誌のランキングにおいて連続して1位となるなど、高い評価を受けている[10]。国際関係論のマスターは高い評価を受けており、Foreign Policy誌のThe Best International Relations Schools in the Worldで16位の評価を受けている[11]。国際関係論のマスター過程は、International Relations/Affairs関連学部のトップ校の連盟、APSIAに加盟してい為、連盟内の単位交換、ワシントンD.C.のマクスウェル分校で他連盟加盟校との共同授業が頻繁に行われている。この分野における2020年度版のTHE世界大学ランキングでは97位[12]、2020年度版のQS World University Rankingsでは101-150位[13] と評価されている。また、海外連盟校との交換留学などが盛んであり、日本の東京に位置する早稲田大学、新潟の国際大学、大阪の関西外国語大学との間で行われている。他に、韓国のソウルにある延世大学、中国北京清華大学、南アフリカのケープタウン大学などが行われている。また、チリのサンチアゴ、イギリスのロンドン、スイスのジュネーブ、フランスのストラスブール、イスラエルのヘイズリア、ワシントンDCなどで、独自のプログラムを開講しており、1学期間、その地域に関する講習、または国際機関でのインターンをする事で、単位を取得する事ができる。また、マクスウェル内部でも、授業選択の自由度がかなり高い学部の為、マクスウェル内の他学部の授業を選択する事は日常茶飯事であり、他スクール(MBAなど)の受講も可能である。また、上記以外の世界各国の都市にでも、自らの希望で計画を立て、ることで留学、アメリカ国内単位交換という形で学生が散らばっている為、ネットワークは全米、全世界に広がっている。
  • “Newhouse(ニューハウス)”全米屈指のジャーナリズム学部。アメリカの主要テレビ局には数多くの卒業生が就職しており業界内では卒業生ネットワークが形成されている。
  • “School of Architecture” 建築学科
  • “College of Arts and Sciences” 人文/科学学科
  • “School of Education” 教育学部
  • “L.C. Smith College of Engineering and Computer Science” 工学部
  • “College of Human Ecology”
  • “School of Information Studies” 情報学大学院 通称iSchool。2020年のUSニューズ&ワールド・レポートで全米4位に評価されるなど、毎年高い評価を得ている。学部では経営情報学、大学院では経営情報学と図書館学、データサイエンスを学ぶことができる。
  • “College of Law” 法科大学院
  • “College of Visual and Performing Arts”
  • “University College”
  • “The Graduate School”大学院

校歌[編集]

Where the vale of Onondaga(オノンダガの谷間が)
Meets the eastern sky(東の空に出会うところ)
Proudly stands our Alma Mater(誇り高く建つは我らが母校)
On her hilltop high.(丘の上高く)
Flag we love! Orange! Float for aye-(我らの愛するオレンジの旗!永久にはためく)
Old Syracuse, o'er thee,(古きシラキュース 汝を越えて)
Loyal be thy sons and daughters(汝の息子、娘に忠実に)
To thy memory.(汝の記憶に)

卒業式ゲストスピーカー[編集]

Maxwell School

以下は卒業式における著名なゲストスピーカーの一覧である。

主な卒業生[編集]

日本人卒業生[編集]

政治

行政

その他

文学・芸術[編集]

New House

実業界[編集]

図書館

マスメディア[編集]

Hendrick Chapel

教育[編集]

政治家[編集]

第46代大統領 ジョー・バイデン

科学、医学、発明[編集]

アイリーン・コリンズ

スポーツ[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ Syracuse University Chronology”. Syracuse University. 2007年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年9月16日閲覧。
  2. ^ Syracuse University Endowments”. Syracuse University. 2010年2月3日閲覧。
  3. ^ SU Facts”. Syracuse University. 2011年1月29日閲覧。
  4. ^ a b c SU Facts”. Syracuse University. 2011年1月29日閲覧。
  5. ^ College Navigator”. U.S. Department of Education, National Center for Educational Statistics (NCES) (2008年). 2008年10月2日閲覧。
  6. ^ http://grad-schools.usnews.rankingsandreviews.com/best-graduate-schools/top-public-affairs-schools/syracuse-university-196413
  7. ^ https://www.usnews.com/best-colleges/rankings/national-universities
  8. ^ https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats
  9. ^ https://www.topuniversities.com/university-rankings/world-university-rankings/2020
  10. ^ https://www.usnews.com/best-graduate-schools/top-public-affairs-schools
  11. ^ https://foreignpolicy.com/2015/02/03/top-twenty-five-schools-international-relations/
  12. ^ https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2019/subject-ranking/social-sciences#!/page/0/length/25/subjects/3090/name/Syracuse%20/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats
  13. ^ https://www.topuniversities.com/university-rankings/university-subject-rankings/2019/politics
  14. ^ 米三大テレビ総なめ 視聴率をあげる天災 ついにNBC社長へ『朝日新聞』1978年(昭和53年)1月21日夕刊、3版、9面

外部リンク[編集]

座標: 北緯43度2分15.5秒 西経76度8分2.4秒 / 北緯43.037639度 西経76.134000度 / 43.037639; -76.134000