アンダー・マイ・サム
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「アンダー・マイ・サム」 | ||||||||
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ローリング・ストーンズの楽曲 | ||||||||
収録アルバム | 『アフターマス』 | |||||||
リリース |
1966年4月15日(UK) 1966年6月20日(US) | |||||||
規格 | レコード | |||||||
録音 | 1966年3月6日 - 3月9日 | |||||||
ジャンル |
ロック ブルースロック | |||||||
時間 | 3分41秒 | |||||||
レーベル |
デッカ・レコード/アブコ・レコード(UK) アブコ・レコード(US) | |||||||
作詞者 | ジャガー/リチャーズ | |||||||
作曲者 | ジャガー/リチャーズ | |||||||
プロデュース | アンドリュー・ルーグ・オールダム | |||||||
その他収録アルバム | ||||||||
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「アンダー・マイ・サム」(Under My Thumb)は、1966年に発表されたローリング・ストーンズの楽曲。作詞作曲は、ミック・ジャガーとキース・リチャーズ。
概要[編集]
1966年発表のスタジオアルバム『アフターマス』の収録曲として発表された。イギリスやアメリカでは一度もシングル化していない(ただし、日本で独自にシングル・カットされている[1])。この曲の大きな特徴であるマリンバはブライアン・ジョーンズによるものである。「どんな女も俺の言いなり」という内容の歌詞がフェミニストからの攻撃対象にされた事もあるが、ジャガーはこれについて「あれはちょっとしたジョーク・ナンバーで、実在する女性を指してるんじゃなく、カリカチュアなんだ」と弁解している[2]。コンサートでは度々取り上げられ、また複数のコンピレーション・アルバムにも収録されている。
参加ミュージシャン[編集]
- ミック・ジャガー - ボーカル
- キース・リチャーズ - エレキギター、アコースティックギター
- ブライアン・ジョーンズ - マリンバ
- ビル・ワイマン - ベース、ファズベース
- チャーリー・ワッツ - ドラムス
- イアン・スチュワート - ピアノ
コンサート・パフォーマンス[編集]
発表当時の1966年より、ストーンズのコンサートのレパートリーに入れられており、以降コンスタントに披露され続けている。公式ライブ盤では、『ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット!』(1966年)、『スティル・ライフ』(1982年)、 『ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト(40周年記念エディション)』(2009年)に収録されている。1969年のアメリカツアーでも演奏されたが、ツアー最終日の「オルタモントの悲劇」で名高いオルタモント・フリーコンサートでは、この曲の演奏中に観客の一人がイベントの警備を務めていたヘルズ・エンジェルスのメンバーに殺害される事件が起きた。映画『ギミー・シェルター』に、その一部始終が克明に記録されている。なお、文献の中には「悪魔を憐れむ歌」の演奏中に殺害事件が起きたとするものもあるが、誤りである。
カバー・バージョン[編集]
- ザ・フー - 1967年6月30日にシングルのB面として発表。ジャガー、リチャーズ、ジョーンズの3人が薬物所持で逮捕された際、ストーンズを救援するためにカバー。A面も同じくストーンズの作品である「ラスト・タイム」。
- デル・シャノン - 1966年のアルバム『Total Commitment』に収録。
- ウェイン・ギブソン - 1966年のシングル。
- ブラインド・フェイス - 1969年6月7日にハイド・パークで行ったコンサートでカバーした。コンサートの模様は2005年に『London Hyde Park 1969』というタイトルでDVD化された。
- ティナ・ターナー - 1975年のアルバム『Acid Queen』に収録。
- ブームタウン・ラッツ
- ザ・タイガース
- ルースターズ
収録アルバム[編集]
- 『アフターマス』(1966年)
- 『ギミー・シェルター』(1971年)
- 『ホット・ロックス』(1972年)
- 『マイルストーンズ』(1972年)
- 『ロールド・ゴールド』(1975年)
- 『スティル・ライフ』(1982年)
- 『フォーティ・リックス』(2002年)
- 『GRRR!』(2012年)
脚注[編集]
- ^ Rolling Stones, The - Under My Thumb (Vinyl) at Discogs:
- ^ SIGHT VOL.14 特集「ロックの正義!!ストーンズ全100ページ」株式会社ロッキング・オン(2003年)、50頁。
- ^ Under My Thumb: