ヴードゥー・ラウンジ

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ヴードゥー・ラウンジ
ローリング・ストーンズスタジオ・アルバム
リリース
録音 1993年9月
11月3日 - 12月11日
1994年1月15日 - 4月23日
ジャンル ロック
時間
レーベル Rolling Stones
Virgin(オリジナル盤)
UMG(リイシュー盤)
プロデュース ドン・ウォズ
グリマー・ツインズ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(イギリス[1]、オーストラリア[2]、オーストリア[3]、オランダ[4]、スイス[5]、ドイツ[6]、ニュージーランド[7]
  • 2位(アメリカ[8]、スウェーデン[9]、日本[10]
  • 3位(ノルウェー[11]
  • 13位(ベルギー・フランデレン地域[12]
  • 26位(ベルギー・ワロン地域[13]
  • ローリング・ストーンズ 年表
    ジャンプ・バック〜ザ・ベスト・オブ・ザ・ローリング・ストーンズ
    1993年
    ヴードゥー・ラウンジ
    1994年
    ストリップド
    1995年
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    ヴードゥー・ラウンジ』(Voodoo Lounge)は、1994年にリリースされたローリング・ストーンズのアルバム。

    概要[編集]

    ヴァージン・レコードとの新たな契約下での第一作。前オリジナル・スタジオ録音作『スティール・ホイールズ』以来5年ぶりの作品であり、ビル・ワイマン脱退後初の作品となった。

    キース・リチャーズの『メイン・オフェンダー〜主犯〜』、ミック・ジャガーの『ワンダーリング・スピリット』発表後、両名はストーンズの新作のための曲作りを1993年4月に開始する。共同プロデューサーにはドン・ウォズが起用されることとなった。レコーディングは、ロン・ウッドアイルランドの自宅でのリハーサル後9月に開始し、11月には機材をダブリンのウィンドミル・レーン・スタジオに移し継続された。ビル・ワイマンが脱退した後、バンドは正式ベーシストを採用しなかったが、ダリル・ジョーンズがその代役を務めることとなった。ミステリーギター、ミステリードラムなどのクレジットがあり、このうち「ムーン・イズ・アップ」でのチャーリー・ワッツによるミステリードラムは、ポリバケツの中をスティックで叩いた音だと言われている。

    年明けにロサンゼルスでレコーディングを行い、アルバムは完成、8月に始まるワールド・ツアーのリハーサルを開始した。「ラヴ・イズ・ストロング」は、アルバムから最初のリカット・シングルとしてリリースされ、イギリスでは14位に到達したが、アメリカでは91位までしか上がらなかった。ストーンズとしては初めての、チャート入りしなかったシングルとして不名誉な記録となり、同様に『ヴードゥー・ラウンジ』はアメリカでヒットシングルを記録しなかった最初のストーンズのアルバムとなった。

    本作は1994年7月に発表され、イギリスでは1位、アメリカでは2位とダブル・プラチナを記録した。多くの評論家が『スティール・ホイールズ』のサウンドとは対照的な希薄なサウンドを指摘した。しかし、原点であるブルースを大胆に解釈した内容の濃さに加えて、ウォズ・ノット・ウォズなどの活躍で知られるドン・ウォズ の息の合ったコンビネーションなどが注目を浴び、結果的にストーンズの音楽的な手腕を知らしめた。また、ワールド・ツアーが継続中の1995年前半に本作はグラミー賞最優秀ロック・アルバム賞を受賞し、「ラヴ・イズ・ストロング」に続くシングル、「ユー・ガット・ミー・ロッキング」「アウト・オブ・ティアーズ」「アイ・ゴー・ワイルド」はイギリスではマイナー・ヒットとなり、アメリカではラジオ局で頻繁にオンエアされた。このうち、「アイ・ゴー・ワイルド」を除く3曲のカップリングにはアウトテイクが用いられた。「ラヴ・イズ・ストロング」は「ザ・ストーム」と「ソー・ヤング」、「ユー・ガット・ミー・ロッキング」は「ジャンプ・オン・トップ・オブ・ミー」、「アウト・オブ・ティアーズ」は「アイム・ゴナ・ドライヴ」である。

    なお、日本語版CDではストーンズファンである山川健一の書き下ろし小説も歌詞カードとともに掲載された。

    また、ストーンズ初の試みとして、本作をモチーフにした、Windows95用インタラクティヴCD-ROMも発売された。

    曲目[編集]

    全曲ジャガーリチャーズ作詞作曲。

    1. ラヴ・イズ・ストロング - Love is Strong 3:49
    2. ユー・ガット・ミー・ロッキング - You Got Me Rocking 3:36
    3. スパークス・ウィル・フライ - Sparks Will Fly 3:15
      • 歌詞に問題となる語句があり、その部分に編集を施したヴァージョンが存在する。そちらはマキシシングル「アウト・オブ・ティアーズ」に収録。
    4. ワースト - The Worst 2:24
    5. ニュー・フェイセズ - New Faces 2:51
    6. ムーン・イズ・アップ - Moon is Up 3:40
    7. アウト・オブ・ティアーズ - Out of Tears 5:27
    8. アイ・ゴー・ワイルド - I Go Wild 4:24
    9. ブランド・ニュー・カー - Brand New Car 4:14
    10. スイートハーツ・トゥゲザー - Sweethearts Together 4:45
    11. サック・オン・ザ・ジャギュラー - Suck on the Jugular 4:26
    12. ブラインデッド・バイ・レインボウズ - Blinded by Rainbows 4:33
    13. ベイビー・ブレイク・イット・ダウン - Baby Break It Down 4:07
    14. スルー・アンド・スルー - Thru and Thru 6:00
    15. ミーン・ディスポジション - Mean Disposition 4:07 (CDのみ)

    ワールド・ツアー[編集]

    本作リリース後、1994年7月19日にトロントのRPMクラブでクラブ・ギグを行い、1994年8月1日から「Voodoo Lounge Tour」が、ワシントンD.C.ロバート・F・ケネディ・メモリアル・スタジアム公演を皮切りに北米で60公演、南米とオーストラリアで35公演、ヨーロッパで39公演行われた。日本でも、東京ドームで1995年3月6日〜17日までの7公演、福岡ドームで22・23日の2公演を行い[14]、計143公演となった。

    脚注[編集]