アンダーカヴァー・オブ・ザ・ナイト
「アンダー・カヴァー・オブ・ザ・ナイト」 | |||||||||||||
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ローリング・ストーンズ の シングル | |||||||||||||
初出アルバム『アンダーカヴァー』 | |||||||||||||
B面 | オール・ザ・ウェイ・ダウン | ||||||||||||
リリース | |||||||||||||
規格 | レコード, シングル | ||||||||||||
録音 | 1983年1月 | - 5月||||||||||||
ジャンル | ロック | ||||||||||||
時間 | |||||||||||||
レーベル | Rolling Stones | ||||||||||||
作詞・作曲 | ジャガー/リチャーズ | ||||||||||||
プロデュース | グリマー・ツインズ、クリス・キムジー | ||||||||||||
チャート最高順位 | |||||||||||||
11位(イギリス)、9位(アメリカ) | |||||||||||||
ローリング・ストーンズ シングル 年表 | |||||||||||||
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「アンダーカヴァー・オブ・ザ・ナイト」(英語: Undercover of the Night)は、1983年 に発表されたローリング・ストーンズの楽曲。作詞作曲はミック・ジャガーおよびキース・リチャーズ。アルバム『アンダーカヴァー』収録。
解説
[編集]アルバム『アンダーカヴァー』からの第1弾シングル。実質的にはジャガー単独で書かれた曲で[1]、歌詞についてジャガーはウィリアム・バロウズの小説「Cities of the Red Night」からの影響を受けていることを明かしている[2]。ヒップホップの要素を取り入れたダンサブル・ナンバーで、スライ&ロビーのスライ・ダンバーによるパーカッションと電子ドラムがアクセントとなっている。ブアイアン・マクギーがリミックスを施したダブ・バージョンも存在し、12インチシングルとしてリリースされている。
シングル・チャートでは全米9位[3]、全英11位[4]という成績を残したが、本作を自信作としていたジャガーにはこの結果は不満らしく、「露骨に政治のことを歌うといまいち売れないんだよな」とコメントしている[2]。一方でリチャーズは「これは俺たちのベストと呼べるものではない」とこの曲を嫌っている。コンサートでは本作の発表から直近の1989年のツアーで初披露され、その後1994年から1995年、1999年、2002年および2006年のツアーでも披露されている[5]。
プロモーション・ビデオ
[編集]この曲のプロモーションビデオは2バージョンが制作されている。1つは歌詞の世界観を反映したドラマ仕立てになった映像で、ジャガーがテロリスト集団に誘拐される男と、それを追いかける刑事役の2役を、リチャーズがそのテロリスト役をそれぞれ演じている。映画並みの手の込んだ演出がなされているが、この映像は途中の布をかぶされた男が射殺されるシーンが過激すぎるとして、一部の放送局で放送禁止となった。2つ目はメンバーによる演奏シーンのみを抜き出したバージョンで、放送にはほとんどこちらの方が使用された。監督はジュリアン・テンプル[6]。いずれの映像もYouTubeのストーンズ公式ページで視聴できる。
レコーディング・メンバー
[編集]- ミック・ジャガー – ボーカル[5]
- キース・リチャーズ、ロン・ウッド – エレキギター[5]
- ビル・ワイマン – ベース[5]
- チャーリー・ワッツ – ドラムス、パーカッション[5]
- チャック・リーヴェル – キーボード[5]
- スライ・ダンバー – パーカッション、電子ドラム[5]
脚注
[編集]- ^ SIGHT VOL.14 特集『ロックの正義!!ストーンズ全100ページ』(株式会社ロッキング・オン、2003年)p.27
- ^ a b ベストアルバム『ジャンプ・バック〜ザ・ベスト・オブ・ザ・ローリング・ストーンズ』付属のライナーノーツより。
- ^ The Rolling Stones - Chart history | Billboard
- ^ rolling stones | full Official Chart History | Official Charts Company
- ^ a b c d e f g “Undercover of the Night” (英語). 2017年6月8日閲覧。
- ^ 『アンダーカヴァー』2009年リマスターCD(日本版)付属の犬伏功による解説より。