エモーショナル・レスキュー

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エモーショナル・レスキュー
ローリング・ストーンズスタジオ・アルバム
リリース 1980年6月20日
録音 1979年1月18日 - 2月12日
1979年6月10日 - 10月19日,
1979年11月 - 12月
ジャンル ロック
時間 41分15秒
レーベル Rolling Stones
イギリスの旗EMI(オリジナル盤)
CBS UKVirginPolydor(リイシュー盤)
アメリカ合衆国の旗Atlantic(オリジナル盤)
Columbia→Virgin→Interscope(リイシュー盤)
日本の旗東芝EMI(オリジナル盤)
CBS/SONY→Sony RecordsEMIJ/Virgin→Universal Int'l(リイシュー盤)
プロデュース グリマー・ツインズ
専門評論家によるレビュー
  • All Music Guide 3 out of 5 stars link
ローリング・ストーンズ 年表
女たち
1978年
エモーショナル・レスキュー
1980年
サッキング・イン・ザ・70s
1981年
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エモーショナル・レスキュー』 (Emotional Rescue) は、1980年にリリースされたローリング・ストーンズのアルバム。前作『女たち』に続くヒット作で、レゲエダブへのアプローチから実験的作品と見なされる。

本作は、キース・リチャーズがトロント事件の判決を受けた後に録音が開始され、初めはバハマナッソーのコンパス・ポイント・スタジオ、続いてパリのパテ・マルコーニ・スタジオ、年末にはニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオでオーバーダビングが行われた。いくつかのアウトテイクは、次作『刺青の男』に収録された。リリースは1980年初頭の予定であったが、歌手のクロディーヌ・ロンジェの夫が起こした愛人殺害事件を歌った「Claudine」の収録に関してアトランティック・レコードともめ、リリースが半年遅れることとなった。「Claudine」は結局収録されず、幾つかのブートレグで聞くことができる。

ピーター・コリストンによるアルバム・カバーは、赤外線カメラによって撮影されたメンバーの写真が採用され、オリジナル盤では同じ写真を用いた巨大ポスターにジャケットが包まれていた。ミュージック・ビデオも、バンドの演奏を赤外線カメラで撮影した物が使用された。

第一弾シングルとして「エモーショナル・レスキュー」が6月にリリースされヒットとなり、アルバムはプロモーションを兼ねたツアーが行われなかったにも関わらず、イギリスで1973年の『山羊の頭のスープ』以来の1位を獲得した。アメリカ・Billboard 200で7週連続1位を独占し、カナダでは15連続1位を獲得した。商業的には成功したが、音楽評論家たちはアルバムのインパクトの弱さを指摘した。第二弾シングル「氷のように」はトップ30ヒットとなった。「オール・アバウト・ユー」は本作以降しばしば見られるようになる、最初のキースの全面的なリード・ボーカルによるアルバムのクロージング・ナンバー(部分的なものであれば「ベガーズ・バンケット」収録の「地の塩」がある)であった。

1994年に本作はヴァージン・レコードによってリマスターの上再発売され、2009年にはユニヴァーサル・ミュージック・グループによって更なるリマスターの上再々発売された。

曲目[編集]

特筆無い限り、ジャガーリチャーズ作詞作曲。

  1. ダンス - Dance (Pt. 1) (Mick Jagger/Keith Richards/ Ron Wood) 4:23
  2. サマー・ロマンス - Summer Romance 3:16
  3. センド・イット・トゥ・ミー - Send It to Me 3:43
  4. レット・ミー・ゴー - Let Me Go 3:50
  5. 悲しきインディアン・ガール - Indian Girl 4:23
  6. ボーイズ・ゴー - Where the Boys Go 3:29
  7. 孤独の中に - Down in the Hole 3:58
  8. エモーショナル・レスキュー - Emotional Rescue 5:39 シングル・ヴァージョン有り
  9. 氷のように - She's So Cold 4:14 シングルは別ヴァージョン
  10. オール・アバウト・ユー - All About You 4:18