駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場 駒沢陸上競技場 | |
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施設情報 | |
所在地 | 東京都世田谷区駒沢公園1-1[1] |
位置 | 北緯35度37分32.12秒 東経139度39分49.16秒 / 北緯35.6255889度 東経139.6636556度 |
起工 | 1962年 |
開場 | 1964年 |
所有者 | 東京都 |
運用者 | 東京都スポーツ文化事業団 |
グラウンド | 天然芝 |
照明 | 無 |
設計者 | 村田政真 |
使用チーム、大会 | |
収容人員 | |
20,010人 |
駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場(こまざわオリンピックこうえん・そうごううんどうじょう・りくじょうきょうぎじょう)は、東京都世田谷区駒沢公園の駒沢オリンピック公園総合運動場内にある陸上競技場。球技場としても使用される。単に駒沢陸上競技場とも呼ばれる。施設は東京都が所有し、都の外郭団体である公益財団法人東京都スポーツ文化事業団(旧 東京都生涯学習文化財団)が指定管理者として運営管理を行っている。
概要
プロ野球・東映フライヤーズ(現・北海道日本ハムファイターズ)のフランチャイズとして1953年に建設された駒澤野球場を解体整地して、1964年東京オリンピックの開催のため誕生したもので、国立競技場と並ぶ中心的な会場として利用された。なお、実現していれば1940年東京オリンピックのメイン会場になる予定だった。
サッカーでは、1964年の東京オリンピックサッカー競技の会場として使用され、日本がアルゼンチンに3-2で勝利した。毎年全国高等学校サッカー選手権大会、全日本大学サッカー選手権大会に使用されている他、かつての日本サッカーリーグ時代には主に読売クラブの試合が開催されていた。また、天皇杯45回と46回では決勝戦の会場となった。
1993年のJリーグ開幕以降は、FC東京が前身の東京ガスサッカー部時代から準ホームスタジアムとして年に数試合開催していたが、2001年の東京スタジアム竣工に伴い、現在はサテライトの試合などに使われる程度。これは後述するがナイター設備が現状設置できないのでJリーグトップチームの公式戦開催基準に適合できないという理由もある。
しかしデイライトマッチではJリーグおよび日本フットボールリーグ(JFL)の試合が開催されることもある。また2004年にはアテネオリンピック女子サッカーアジア予選が行われるなど、国際試合でも使われることがある。
2009年6月13日にはナビスコカップのFC東京対清水エスパルスが開催された。これはFC東京の主催試合としては6年ぶりのJリーグ公式戦だった[2]。なお2006年3月18日にJ2の東京ヴェルディ1969対愛媛FCが開催されているので、Jリーグ公式戦自体は3年ぶりだった。また、FC町田ゼルビアのJリーグ昇格初のホームゲームとなる、2012年3月11日(第2節)のアビスパ福岡戦は、本来のホームスタジアムである町田市立陸上競技場の改修工事が完了しないため、本競技場で開催された。
アメリカンフットボール(関東大学リーグ)の試合としても年間数試合程度が行われている。
施設概要
- 設計:村田政真
- 日本陸上競技連盟第2種公認
- 収容人員:20,010人(すべて座席 メインスタンドは屋根付き 以前は22,892人)
- 障害者席:20席
- トラック:400m×8レーン(2011年より青色に変更)
- フィールド:天然芝
- スコアボード:電光式(2011年よりフルカラー式に変更)
- 照明設備:なし
- 道路を1本挟んだところに独立行政法人国立病院機構東京医療センターが隣接しており、夜間は照明の灯りや騒音などが入院者の安眠を阻害するおそれがあることから、照明設備は設置していない。
公園内その他の施設
脚注
- ^ 競技場をほぼ二分するように世田谷区と目黒区の境界線が通っている。メインスタンド側(所在地)は世田谷区駒沢公園であるが、バックスタンド側は目黒区東が丘になる[1]
- ^ ナオ 東京デビューの地で突破だ ナビスコ杯予選リーグ最終節 東京中日スポーツ(2009年6月17日閲覧)
外部リンク
- 駒沢オリンピック公園総合運動場(東京都スポーツ文化事業団)
- FC東京によるスタジアム案内
- 東京ヴェルディによるスタジアム案内
先代 王子競技場 (兵庫県) |
天皇杯全日本サッカー選手権大会 決勝戦会場 第45-46回 |
次代 国立競技場 (東京都) |