イエロー・サブマリン (曲)
「イエロー・サブマリン / エリナー・リグビー」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ビートルズ の シングル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
初出アルバム『リボルバー』 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A面 | エリナー・リグビー(両A面) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
リリース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
規格 | レコード | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
録音 |
アビー・ロード・スタジオ 1966年5月26日、6月1日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジャンル | ポップス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
時間 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レーベル |
パーロフォン(イギリス) キャピトル・レコード(アメリカ) オデオン(日本) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
作詞・作曲 | ジョン・レノン、ポール・マッカートニー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロデュース | ジョージ・マーティン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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「イエロー・サブマリン」 ("Yellow Submarine")は、1966年8月にビートルズが発表した13枚目のオリジナル・シングル曲である。両A面シングル曲で片面は「エリナー・リグビー」である。
解説
レノン=マッカートニーの作品。実質的にはポール・マッカートニーの作品であるが、ミュージシャンのドノヴァンが歌詞を手伝っている[1]。リードヴォーカルはリンゴ・スターとポール・マッカートニー(中間部)。1966年に同年に発売されたビートルズの7枚目のアルバム『リボルバー』と同日発売シングルとして発表された。この曲はポールが「子供の歌」として作ったものである。ビートルズのメンバーのほのぼのとした歌いまわしと、楽曲の内容とがマッチして大いにヒットし、ポールの代表曲のひとつとなった。
「子供の歌」として発表されたこの曲だが2年後ビートルズ自身が主人公となるアニメ映画『イエロー・サブマリン』のテーマ曲としてリエントリーされ、翌1969年のサウンド・トラック・アルバム『イエロー・サブマリン』にも収録された。解散後は『ザ・ビートルズ1962年〜1966年』『イエロー・サブマリン 〜ソングトラック〜』『ザ・ビートルズ1』の編集版アルバムに収録されている。また、本来アルバムバージョンとして製作されていたイントロにリンゴの語りが入ったものがシングル「リアル・ラヴ」に収録されている。
ステレオ・ヴァージョン
「イエロー・サブマリン」のリアル・ステレオ・ヴァージョンは1966年8月(本曲のシングル盤と同時)にリリースされたアルバム『リボルバー』ステレオ盤に収録された。アメリカでは1966年8月にリリースされたアルバム"Revolver"(Capitol)ステレオ盤に収録された。
CDでは1987年4月にリリースされたアルバム『リボルバー』に収録された。
ミキシング
モノラル・ミックスはイントロのギターが "in a town" の "in" から入っているがステレオ・ミックスは "town" から入る。また3番でリンゴのヴォーカルに対するジョンの合いの手が、モノラル・ミックスでは1節目 "life of ease" から入るがステレオ・ミックスでは2節目 "Everyone of us" から入る(同名アニメ映画では1節目から入るヴァージョンを使っている。)。 なお、アルバム『イエロー・サブマリン』のモノラル盤収録分はステレオ・ミックスをモノラル化したものであるため、前述の差はステレオ・ミックスに準じる。
シングル盤
英国の『メロディ・メーカー』、『ニュー・ミュージカル・エキスプレス』と米国の『キャッシュボックス』のチャートでは1位にランクされた。『ビルボード』(Billboard)誌では、1966年9月17日に、最高位の第2位を獲得。ビルボード誌1966年年間ランキングは第77位。『キャッシュボックス』誌では最高位第1位を獲得している。だが、年間ランキングでは83位と低かった。もう片面は「エリナー・リグビー」。英国では両A面で発表されたが日米では「エリナー・リグビー」をB面として発表された。アメリカでは100万枚以上のセールスを記録し、イギリスでは50万枚以上のセールスを記録している。
収録アルバム/シングル
- 「イエロー・サブマリン」 (シングルA面)…日本版のジャケットには、武道館公演の写真が使われた。
- 『リボルバー』
- 『イエロー・サブマリン』 (同名映画のサウンドトラック盤)
- 『ザ・ビートルズ1962年〜1966年』
- 『イエロー・サブマリン 〜ソングトラック〜』 (デジタル・リミックス・バージョンを収録)
- 『ザ・ビートルズ1』 (リマスター・バージョンを収録)
- 『リアル・ラヴ』 (リンゴの没台詞が入ったバージョンを収録)
エピソード
- 日本では1982年にこの曲を基にしたイエロー・サブマリン音頭が発売された。プロデューサーの大滝詠一が音頭へアレンジし、歌詞はマッカートニーによる英語の詞を松本隆が日本語に訳しつつ一部で原曲を利用し、女性民謡歌手の金沢明子が歌った。
- また、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)のチームの中には、同曲のメロディが替え歌チャントとして使われる例が、コンサドーレ札幌、名古屋グランパス、京都サンガFC、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸など多く存在する。また、サッカー日本代表選手の中山雅史(ジュビロ磐田-札幌)の応援歌としても、クラブと代表の双方で使用されている。
脚注
- ^ Barry Miles著 Many Years From Now P383