タケシ (アニメポケットモンスター)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
タケシ(日本国外名:Brock)は、任天堂のゲームソフト『ポケットモンスター』を原作とするアニメ『ポケットモンスター』シリーズに登場する架空の人物。声優はうえだゆうじ(放送当初は上田祐司名義)。
目次 |
[編集] プロフィール
- 出身地:ニビシティ
- 職業:ポケモンブリーダー、元ニビジムジムリーダー
- 年齢:15歳
- 登場時期[1]:PM(レギュラー(84話~114話は登場せず))・KG・AG・DP(レギュラー)、SS(登場は1話のみだが主役)
[編集] 人物
5話から登場。いわタイプのポケモンを中心に持つ目が細いポケモンブリーダーで、サトシの親友。世界一のトップブリーダーを目指しており、父親と母親が出て行ってしまったことで多くの弟・妹の面倒を見てきたため家事がとても得意。一緒に旅をする仲間が自分より年下のため、15歳という若さながら保護者的ポジションである。
普段はサトシらにアドバイスを与えたりする兄貴分で、初登場時は寡黙で落ち着いた硬派な印象を与えており、「頭がいわタイプ」とまで言われていた。しかし、後に「年上の綺麗な女性に目がない」という一面が明らかになり、以降は「行く先々で出会う女性を口説きまくる」という軟派でジゴロなキャラクターが定着する[2]。しかし、カスミやマサトに耳を引っ張られたり[3]、DPでは大抵グレッグルに「どくづき」をくらい無理矢理止められたり、ナンパした女性に振られたりすることが多い。ただし、このようにナンパをしてツッコミを入れられることはあるものの、本気で相手を怒らせてひっぱたかれるなどということは無く、彼のよくできた人間性を表わしている。普段とは逆に惚れられること[4]もあるが、振られることに慣れているためか、その場合戸惑うこともある。
[編集] 家族構成
タケシはアニメシリーズにおいて、核家族の単位での家族構成がはっきりしている数少ないキャラクターである。また、弟妹は全員タケシと顔が似ており、父親譲りである。
- 父:ムノー(声:土師孝也)
- 母:ミズホ(声:兵藤まこ)
- 長男:タケシ
- 次男:ジロー(声:?→朴璐美)
- 三男:サブロー(声:?→津村まこと→半場友恵)
- 長女:ヨモコ(声:?→藁谷麻美→井浦愛)
- 四男:ゴロウ(声:くまいもとこ→おやまだひろこ→森愛子)
- 次女:ムツコ(声:林原めぐみ→寺田はるひ→林原めぐみ)
- 三女:ナナコ(声:大谷育江→高田奈央美→大谷育江)
- 五男:ヤオキ (声:犬山犬子→松来未祐→犬山イヌコ)
- 六男:クロウ(声:?→根本圭子→吉川友佳子)
- 四女:トウコ(声:?→近藤光世→佐々木日菜子)
首藤剛志による小説版では、母親がジムの運営のために9度も離婚と再婚を繰り返した結果、今ではタケシを含めて21人兄弟(タケシ曰く双子が8組おり、次男がジロウ、長女はタケコという名前である)という大家族、という設定になっている。
[編集] 略歴
元々はニビシティジムのジムリーダーだったが、失踪していた父親・ムノーが戻ったため、それまで1人で世話をしてきたジムと兄弟を父に任せ、世界一のポケモンブリーダーになる決心をしてサトシとカスミの旅に同行することになる。旅の途中、ポケモンブリーダーの聖地シザーストリートで先輩ポケモンブリーダーのユキに見込まれ、彼女のロコンを託される。その後、オレンジ諸島のウチキド研究所に来た際、サトシ達と別れウチキド研究所に留まるが、いつの間にかマサラタウンのサトシの実家へ移る(理由を聞かれると激しく落ち込むため、カスミはタケシがウチキド博士に振られたと考えた)。サトシがジョウトリーグ挑戦のためジョウト地方に向かう際は、再びサトシとカスミの旅に同行。旅の途中ブロウタウンでユキと再会しロコンをユキに返す。ジョウト地方の旅が終わった後は、サトシと別れ実家の都合のためニビシティに戻る。
サトシがホウエン地方に行ったことを知った後、彼をサポートするためフォレトスのみを連れて旅立ち、ホウエン地方でハルカとマサトに出会いサトシたちに同行する。ホウエンでは母親の影響か、ヌマクロー(ミズゴロウが進化)やルンパッパ(ハスボーが進化)といったみずタイプのポケモンを持つようになる。ホウエン地方での旅が終わった後はサトシ達と別れ実家に帰るが、また旅をすることに決めサトシたちの旅に途中から同行。ポケモンコンテストにも参加する。
ポケモンブリーダーとして更なる高みを目指すため、ウソハチ以外のポケモンをニビジムに再び預けて旅立ち、シンオウ地方でサトシと合流しヒカリと出会い、3人でシンオウ地方を旅する。エイチ湖で半透明な姿の幻のポケモン(ユクシー)に出会う。現在の手持ちはウソッキー、グレッグル、ピンプクの3体。
[編集] タケシのポケモン
ジムリーダー時代はジムの方針・伝統もあってかいわタイプをメインとしていたようだが、旅に出てからはそれ以外が手持ちになることも多い。これはポケモンブリーダーとして更なる高みを目指すためと考えられる。ポケモンブリーダーだけにベイビィポケモンやポケモンのタマゴに深い関心を持ち、DPのポケモンなりきり大会の時も優勝商品がポケモンのタマゴ(中身はピンプク)と知ると「育てたい」とかなり意欲を燃やしていた。欲しいポケモンはゴローニャらしい(ただし実家には父ムノーのゴローニャがいる)。なお、金銀編で「ヘビーボール」を貰ったが、「スピードボール」でクヌギダマをゲットした後、体重の重いポケモンをゲットしようとしないせいか、使用しないまま現在に至る。
[編集] 無印編から登場したポケモン
- イワーク→ハガネール
-
- 声優:石塚運昇
- 登場時期:PM(レギュラー)・BF(ゲスト)、SS(ゲスト)
- 5話から登場。タケシが最初から持っていた。タケシがトレーナーになれる年齢になった日に、父親のムノーがプレゼントし、タケシの最初のポケモンとなった。ジョウトの旅が終わった後は、次代ニビジムジムリーダー候補の弟ジローに預けられており、バトルフロンティア編でサトシ達がニビジムに訪れた時はハガネールに進化していた。
- 「しめつける」や「アイアンテール」(進化後)、「りゅうのいぶき」(進化後)を使用する。イワークの時は「たいあたり」や「いわおとし」、「あなをほる」も使用。
- イシツブテ
-
- 声優:三木眞一郎
- 登場時期:PM(レギュラー)・BF(ゲスト)、SS(ゲスト)
- 5話から登場。イワーク同様タケシが最初から持っていた。ホウエンに旅立つ時、弟のジローに預けられる。
- 「たいあたり」や「すなあらし」、「メガトンパンチ」や「ちきゅうなげ」を使用する。以前は「まるくなる」や「ころがる」も使用。
- ズバット→ゴルバット→クロバット
-
- 声優:三木眞一郎
- 登場時期:PM(レギュラー)・BF(ゲスト)、SS(ゲスト)
- 6話から登場。オツキミ山入口でゲットされた。167話でゴルバットに進化し、198話でクロバットに進化。サトシのピジョンやヨルノズクと同様、ロケット団などその時探している誰かを探すのが主な出番。イシツブテやイワークと同じく、ジローに預けられる。
- 「ちょうおんぱ」や「つばさでうつ」、「あやしいひかり」を使用する。
- ロコン
-
- 声優:愛河里花子
- 登場時期:PM(レギュラー)
- 28話から登場。タケシの憧れの女性ブリーダーのユキから、自分より大事にしてくれるという理由でタケシに渡される。ユキ曰くタケシは、「初めて自分以外に懐いた人」。その後、181話でブリーダーコンテストの会場で彼女に返される。所持していたころは他のポケモン以上に愛着を持たれており、バトルでもタケシの主戦力であった。
- 「ほのおのうず」や「かえんほうしゃ」、「でんこうせっか」を使用する。
- ケンタロス
-
- 声優:小西克幸(声優の起用が無い可能性あり)
- 登場時期:PM(ゲスト)
- 35話に登場。サファリゾーンでゲットされたが、その後どうなったのかも使用する技についても不明。
- クヌギダマ→フォレトス
-
- 声優:石塚運昇
- 登場時期:KG・AG(レギュラー)、SS(ゲスト)
- 143話から登場。ロケット団に対して「じばく」しようとして、傷つくのを助けるためにスピードボールでゲットされるが、差の後最初にボールから出した時に「じばく」する。愛情表現も「じばく」であり、とにかく「じばく」するシーンが多い。カスミが嫌がらない数少ない虫ポケモン。259話で進化する。タケシがホウエン地方に旅立つ際、他のポケモン達は弟に託されるが、まだ分からないことが多く、まだまだ育てがいがあるという理由から唯一手持ちに入れられる。金銀編からバトルフロンティア編まで、長期にわたりタケシの手持ちとして冒険をともにするが、タケシがシンオウ地方へ旅立つ際に弟達に預けられる。
- 「だいばくはつ」や「こうそくスピン」(進化後)、「たいあたり」や「まきびし」を使用する。「こうそくスピン」は攻撃以外の目的で使われることもある。
[編集] アドバンスジェネレーションから登場したポケモン
- ハスボー→ハスブレロ→ルンパッパ
- 288(AG12)話から登場。339(AG63)話でハスブレロに、381(AG107)話でルンパッパに進化する。ハスボーやハスブレロの時はボーっとしていることが多いが、バトルの実力が低いわけではない。ルンパッパに進化してからは性格が180°変わり、陽気な性格になる。タケシがホウエン地方の旅を終えて実家に戻った時、その陽気な性格が家族に気に入られたため実家に預けられる。
- 「タネマシンガン」(ルンパッパに進化後)や「みずでっぽう」(ゲームではタマゴわざ)、「はっぱカッター」を使用する。
- ミズゴロウ→ヌマクロー
- 301(AG27)話から登場。元は新人トレーナーに渡すためのミズゴロウを育てている沼にやって来た野生のミズゴロウで、タケシに助けられたことがきっかけでゲットされる。423(AG149)話でヌマクローに進化する。何かを探す時に頭のヒレがレーダーとして役立つこともある。ミズゴロウの時は穏やかな性格で、あまりバトルを好まなかったが、戦う必要があるなら積極的に戦う。進化した途端タケシに似て惚れっぽい性格に変わったが、そういう性格が表れたのは進化した話のみである。タケシがシンオウ地方に向かう時に実家に預けられる。
- バトルではあまり活躍することが無く、サトシのキモリやハルカのアチャモより進化が遅い上、ラグラージには進化していないため、そういった面ではホウエンの最初の3匹のポケモンの中では不遇と言える。
- 「みずでっぽう」や「たいあたり」、「マッドショット」(ヌマクローに進化後)や「まもる」(ヌマクローに進化後)を使用する。
- ウソハチ→ウソッキー
-
- 声優:阪口大助
- 登場時期:BF・DP(レギュラー)
- 432(AG156)話から登場。ゲットしたときはポケモンフーズを食べられないためミルクを与えていたが、後に他のものも食べられるようになる。タケシにとても懐いているためか、タケシが若い女性を口説こうとするとヤキモチから体当たりなどをすることがある。一度だけコンテストに出場したが、なかなかの演技を見せた。タケシがシンオウ地方へ向かう時、このウソハチのみを連れて旅に出た。481(DP14)話でウソッキーに進化する。進化後はタケシに敬礼するのがお決まりで、タケシ以外の人物に敬礼することもあり、DP125話で「うそなき」を使った時以外は一切泣かなくなり、勇敢でしっかりとした性格になる。
- 「うそなき」や「すてみタックル」、「じたばた」や「ものまね」(DP)、「アームハンマー」(進化後)を使用する。特性が「いしあたま」であるため、「すてみタックル」を使っても反動を受けない。
[編集] ダイヤモンド&パールから登場したポケモン
- グレッグル
-
- 声優:小西克幸
- 登場時期:DP(レギュラー)
- 475(DP8)話から登場。タケシがシンオウ地方で初めてゲットしたポケモン。面白いことを求めていた時に、成り行きでロケット団の悪事に加担してバトルしていたが、そのロケット団に置いて行かれた際にタケシに誘われ、自らゲットされた。不良のような座り方が主で、ものぐさな性格であるらしい。初登場時にニャースの通訳では「何か面白いことはないのか」「かったるい」ということばかりを言っていた。グレッグル本人に悪気は無いと思われるが、その愛想の無い嫌味な表情は見た者を思わずゾクッと青ざめさせる。タケシも最初はグレッグルの表情に驚くが、ゲット後は他のポケモンと差別することなく普通に接し、サトシやヒカリも普通に仲間として接する。
- カスミやマサトに代わり、女性にだらしのないタケシに対し、女性に真っ向から振られた時を除き、「どくづき」による突っ込みを行う。ボールに入っていても、勝手に出てきて「どくづき」を放つ。シロナの微笑みを見て突っ込みの手を止めたことや、突っ込みのタイミングを誤り突っ込みしそこねることもある。しかし、タケシを嫌っているわけではなく、ゲットしたばかりのころからタケシにかなり懐いている。仲間の他のポケモン同様仲はよく、言うことも素直に聞き、サトシ達の危機を救うことも少なくなく、1人でロケット団を撃退することもある。
- 性別は口調から♂と思われるが、おなかの模様の位置は♀なので今のところ不明(♀ならば突っ込み行為がタケシに対するやきもちともとれる)。しかし、ノモセシティのジョーイのグレッグル(「グレミ」という名前からおそらく♀)にタケシが「自分のポケモン同士で結婚…」と言ったことがある。甘いものは苦手な模様。
- 映画「ディアルガVSパルキアVSダークライ」では、ディアルガの「りゅうせいぐん」を片手で受け止めタケシを驚かせる。
- 「どくづき」や「かわらわり」、「どくばり」を使用する。
- ピンプク
-
- 声優:伊東みやこ
- 登場時期:DP(レギュラー)
- 505(DP38)話から登場。タケシが500(DP33)話でポケモンなりきり大会の優勝商品としてもらったタマゴから生まれた。生まれてすぐに親であるタケシに懐く。見た目の小ささや可愛さとは裏腹にとてつもない怪力の持ち主で、タケシを軽々持ち上げ放り投げたり、サトシのハヤシガメを片手で軽々持ち上げたり、ピカチュウとポッチャマが2人がかりで1個持てる石をピンプク1人で大量に持つほどであり、これら以外にもその怪力を生かす場面が度々ある。まだ幼いためか基本的に甘えん坊で、よくタケシに抱えられる。
- 「ひみつのちから」や「はたく」を使用する。
[編集] 脚注
- ^ 登場時期に示されている略号
- 無印(PM):カントー地方編(KT)、オレンジ諸島編(OS)、金銀(ジョウト)編(KG)
- アドバンスジェネレーション(AG):ホウエン地方編(HT)、バトルフロンティア編(BF)
- ダイヤモンド&パール(DP)
- サイドストーリー(SS)
- ^ ホウエンリーグ・サイユウ大会のとき、「俺ランキング」と称して自分が好む美人の女性データをまとめてある手帳が登場。サトシの決勝トーナメント1回戦の相手であるカエデを解説した。また、映画では「自分ランキング」と言い、「ミュウと波導の勇者ルカリオ」ではキッド・サマーズ、「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」ではヒロミを解説した。「ディアルガVSパルキアVSダークライ」でアリスに会った時にも手帳が登場したが、アリスを知らなかったことを嘆いていた。アリスが自分ランキングでトップになるらしい。
- ^ 357(AG81)話ではハルカが、AG84話ではサトシが、DP135話ではピカチュウが耳を引っ張った。また、508(DP31)話ではヒカリの張り手でふっ飛ばされた。
- ^ ヒメカ(無印)、アザミやナオコ(AG)、ホノカやアキ(DP)。ただしアザミの場合は単にタケシが細目であったため。
[編集] 関連項目
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

