エドウィン・エンカーナシオン

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エドウィン・エンカーナシオン
Edwin Encarnación
トロント・ブルージェイズ #10
Edwin Encarnacion.jpg
基本情報
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
出身地 ドミニカ共和国の旗 ラ・ロマーナ州ラ・ロマーナ
生年月日 1983年1月7日(31歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
230 lb =約104.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 指名打者一塁手
プロ入り 2000年 ドラフト9巡目
初出場 2005年6月24日
年俸 $8,000,000(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
WBC 2013年

エドウィン・エルピディオ・エンカーナシオン(Edwin Elpidio Encarnación, 1983年1月7日 - )は、MLBトロント・ブルージェイズ所属の指名打者一塁手)。右投右打。ドミニカ共和国ラ・ロマーナ出身。スペイン語での発音はエンカルナシオン

以前は三塁手だったが失策が多かったため、ファンの間では失策、守備位置、名前の頭文字を掛け合わした“E5”の愛称で呼ばれることが多かった[2]

経歴[編集]

ドミニカ共和国で生まれたが、後に家族でプエルトリコカグアスに移住し、高校時代までを過ごした[3]。現在、一家は再びドミニカ共和国に戻っている[4]

2000年にドラフト9巡目でテキサス・レンジャーズに入団。翌年の6月にトレードでシンシナティ・レッズに移籍した。

2005年にメジャーデビュー。わずか69試合の出場で打率.232と不振だったが、16二塁打・9本塁打・3盗塁(失敗なし)をマーク。

2006年三塁手のレギュラーとしてメジャーに定着。117試合の出場で、.276・15本塁打・72打点・33二塁打・OPS.832(長打率+出塁率)をマーク。しかし、25失策を記録し、守備面での課題が残った。ちなみにこの年、2試合(うち1試合は先発出場)に一塁手としてプレーしている(計9イニングで無失策)。

2006年・2007年の2年連続で、打率.270・15本塁打以上を達成している。盗塁も通算で80%以上の高い成功率をほこる(2008年シーズン終了時点)。守備面では失策が多い。

2009年7月31日ジョシュ・レネキーザック・スチュワートと共にスコット・ローレンとのトレードでトロント・ブルージェイズに移籍した[5]

2010年も手首の故障が癒えず、低打率に苦しんだ。7月には25人ロースターから外され、事実上の戦力外となったが、他球団が獲得に乗り出さなかったため3Aラスベガスに降格した。シーズン終盤に復調し、最終的に96試合の出場ながら21本塁打を放った。シーズン終了後にウェーバーでオークランド・アスレチックスに拾われたが、475万ドルの年俸が嫌われてノンテンダーFAとなった。結局、12月16日にブルージェイズと1年250万ドル(2年目は350万ドルのオプション)で再契約した[6]

2011年は三塁手としての出場が減り、一塁手やDHとしての起用が増えた。5月29日までは本塁打0だったが、後半戦は復調して例年並みの成績を残した。シーズン終了後にオプションが行使され、2012年もブルージェイズでプレーすることが決まった。

2012年も専らDHや一塁手としての出場がほとんどだった(出場した3試合は右翼手、1試合は三塁手で起用)。シーズン中盤にチームメイトで主砲のホセ・バティスタが故障離脱するが、その後は代わるかのように本塁打を量産、結果この年本塁打・打点・安打数は自己最多の成績を残した。7月12日には3年2700万ドル(4年目は1000万ドルのオプション)で契約を延長した[7]

2013年にはワールド・ベースボール・クラシックドミニカ共和国代表に選出。主に一塁手で出場しチームの初優勝に貢献。自身も一塁手部門でベストナインを獲得した。[8]レギュラーシーズンでは、打率.272・36本塁打・104打点を記録し、2年連続で35本塁打と100打点のラインをクリアした。また、四球82に対して三振62と、選球眼も向上した。打撃面での数値が目立つが、走塁面でも8回の盗塁試行で7回を成功。2011年からの3年間で、28盗塁に対して5盗塁死(盗塁成功率84.8%)と高い盗塁成功能力を成績で証明している。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2005 CIN 69 234 211 25 49 16 0 9 92 31 3 0 0 0 20 2 3 60 8 .232 .308 .436 .744
2006 117 463 406 60 112 33 1 15 192 72 6 3 0 3 41 3 13 78 9 .276 .359 .473 .832
2007 139 556 502 66 145 25 1 16 220 76 8 1 0 1 39 4 14 86 5 .289 .356 .438 .794
2008 146 582 506 75 127 29 1 26 236 68 1 0 0 5 61 1 10 102 13 .251 .340 .466 .806
2009 43 165 139 10 29 6 1 5 52 16 1 1 0 0 24 0 2 38 3 .209 .333 .374 .707
TOR 42 173 154 25 37 5 1 8 68 23 1 0 0 3 13 0 3 29 2 .240 .306 .442 .748
'09計 85 338 293 35 66 11 2 13 120 39 2 1 0 3 37 0 5 67 5 .225 .320 .410 .729
2010 96 367 332 47 81 16 0 21 160 51 1 0 0 4 29 1 2 60 9 .244 .305 .482 .787
2011 134 530 481 70 131 36 0 17 218 55 8 2 0 3 43 2 3 77 17 .272 .334 .453 .787
2012 151 644 542 93 152 24 0 42 302 110 13 3 0 7 84 12 11 94 6 .280 .384 .557 .941
2013 142 621 530 90 144 29 1 36 283 104 7 1 0 5 82 7 4 62 20 .272 .370 .534 .904
通算:9年 1079 4343 3803 561 1007 219 6 195 1823 606 49 11 0 31 436 32 65 686 92 .265 .348 .479 .827
  • 2013年度シーズン終了時

記録・表彰[編集]

MLB
ドミニカ共和国代表

脚注[編集]

  1. ^ Edwin Encarnacion Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2012年10月8日閲覧。
  2. ^ Luke Adams(2010-09-23), Non-Tender Candidate: Edwin Encarnacion, MLBTradeRumors.com(英語), 2010年10月2日閲覧
  3. ^ Encarnación se roba el show La Semana Deportiva
  4. ^ Toronto Blue Jays’ Edwin Encarnacion has come a long way in the game thestar.com
  5. ^ Jays, Rolen both come away winners GM nets good deal while granting veteran's trade request”. bluejays.com (2009年7月31日). 2009年8月5日閲覧。
  6. ^ Ben Nicholson-Smith(2010-12-16), Blue Jays Sign Edwin Encarnacion, MLBTradeRumors.com(英語), 2010年12月17日閲覧
  7. ^ Blue Jays make Encarnacion the $27-million man The Globe and Mail
  8. ^ 井端、マエケンがWBC優秀選手選出 ドミニカ共和国から最多5人”. スポニチアネックス (2013年3月21日). 2013年3月21日閲覧。

外部リンク[編集]