コンテンツにスキップ

テレビ東京系列日曜朝のアニメ・子供向け番組ゾーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テレビ東京 > テレビ東京番組一覧 > テレビ東京系アニメ > テレビ東京系列日曜朝のアニメ・子供向け番組ゾーン
全日帯のテレビアニメ放送枠の一覧 > テレビ東京系列日曜朝のアニメ・子供向け番組ゾーン

本項目では、テレビ東京系列で毎週日曜午前(6:30 - 11:00、時期・地域によって変動あり)の各時間帯に放送されている、テレビアニメ特撮等を初めとした子供向け番組の一覧について解説する。項目名についてはあくまでも便宜的なものであることに留意されたい。

概要

[編集]

古くからアニメ番組の放送に積極的なテレビ東京では、平日夕方ゴールデンタイムに留まらず、1980年前後より日曜にもアニメ番組を編成していた実績がある。その後長期間のブランクを経て、1990年代中ごろより土曜の朝に多くのアニメ番組を編成し始め、2000年前後からはそれに追随するように日曜の朝にも再び子供向けのアニメ番組を編成するようになった。

放送枠の動向

[編集]

2024年時点でネットワークセールス枠となっている7時台枠から10時台枠について説明する。

7時台後半
2006年10月期にそれまで8時台前半枠のみの30分枠番組として放送されていたバラエティ番組『ポケモン☆サンデー』が1時間番組として拡大。それ以降9年間に渡ってポケットモンスターを題材としたバラエティ番組が放送されていた。2015年10月からはポケモンのバラエティ番組を再び8時台前半のみに縮小し、ディズニーキャラクターを主役とした海外アニメ枠『ディズニー・サンデー』を2021年3月まで5年半放送した。2021年4月以降は『遊☆戯☆王』シリーズ(『遊☆戯☆王SEVENS[注 1]以降)を放送している。
8時台前半
本枠では2004年10月以降、ポケットモンスターを題材としたバラエティ番組が長年放送されている。上記の通り、2006年10月から2015年9月までの9年間は7時台後半枠を合わせて1時間枠に拡大していた。
8時台後半
同時間帯において2001年4月から一時期(2004年4月から2004年9月までの半年間[注 2])を除いてアニメ番組が編成されている。第1作『超GALS!寿蘭』のみ女児向け作品であったが、2002年4月以降は休止期間を除いて一貫して男児向け作品を放送している。タカラトミー(旧:トミー)の玩具を原作とした作品が多く放送されており、1年以上の長期シリーズになる作品(『ゾイド』シリーズ[注 3]、『メタルファイト ベイブレード』シリーズ、『クロスファイト ビーダマン』シリーズ、『デュエル・マスターズ』シリーズ[注 4]等)も存在する。
2011年10月から2013年9月までは番組枠を前後半体制に分割して放送していたが、2013年10月以降は再び30分枠に統合されている。
9時台前半
同時間帯では1981年4月から1982年6月まで放送された『まんがことわざ事典』が最初の作品であった。それ以降は1990年代後半から2001年にかけて過去のアニメの再放送を行ったのみだったが、2002年7月以降は一時期を除いてアニメ番組が編成され続けている。
2012年4月に開始した『ふるさと再生 日本の昔ばなし』から同番組も含めたヘーベルハウス劇場枠が約6年にわたって継続した後、2018年4月より特撮テレビドラマ『魔法×戦士 マジマジョピュアーズ![注 5]が同時間帯にてスタートし、以降4年3ヶ月にわたって『ガールズ×戦士シリーズ』の放送が継続された。
『ガールズ×戦士シリーズ』の最末期に当たる2022年4月から6月の間のみ、当時放送中であった『ビッ友×戦士 キラメキパワーズ!』を前半15分に短縮の上、後半15分に同じくタカラトミー系の特撮番組である『リズスタ -Top of Artists!-』(2022年7月より9:00スタートの30分番組に拡大)を配する形で、直後の9時台後半と同様に15分番組を2本放送する体制も取られていた。2023年4月からは再び枠を前後半体制に分割し、両方の枠でタカラトミー系の番組を放送していたが、2024年4月からタカラトミー系の番組は後半枠のみとなった。
9時台後半
同時間帯において、最初にテレビアニメが編成されたのは1998年放送の『魔法のステージファンシーララ』であり、同作品も含め広告代理店は読売広告社が一貫して務めていた。2002年2月[注 6]から2004年3月までマッドハウス制作・ブロッコリー原作のテレビアニメ枠となり、2005年4月から2010年3月までの5年間はスタジオコメット制作・サンリオ原作のテレビアニメシリーズが放送されていた[注 7]。2007年4月から3月までの1年間は児童向けアニメ・バラエティ番組『アニメロビー』を放送。
2011年3月の『最強武将伝 三国演義』の放送終了に伴い、同時間帯におけるテレビアニメの放送にも一区切りが打たれる形となり、以降は『キレイの台所』や『JAPAN COUNTDOWN』(土曜深夜より移動、制作局はテレビ東京からテレビ大阪へ移管)などバラエティ番組や音楽番組が長期間にわたって編成されていた。
2020年4月期に『JAPAN COUNTDOWN』が土曜10時台後半に移動し、その後番組としてスタートした『トミカ絆合体 アースグランナー』より、同時間帯でのテレビアニメの放送を再開[1](同番組以降は広告代理店として電通が参加)。2022年4月期からは、30分枠の中で15分番組を2本放送する体制へと移行。移行当初は前半の15分(9:30 - 9:45)がテレビ大阪制作、後半の15分(9:45 - 10:00)がテレビ東京制作とされていたが、同年10月期以降は前述の体制を維持しつつ、後半の15分枠も再度テレビ大阪制作に戻っている。
2023年4・7月期はアニメ枠を再び廃止し、放送枠を30分に統合した上でバラエティ番組(『SNS発見アドベンチャー ふぉろみ&ただみ』)を放送。同年10月期に本放送では15分枠だったアニメ『ぷにるんず』を30分枠で毎週2話放送していた。2024年1月期からスポーツ番組(『武井壮のゴルフバッグ担いでください[2]』)が放送されている。
10時台前半
同時間帯においては、2004年4月期からアニメ・子供向け番組を数回の中断を挟みながら編成している。
2005年から5年間、『週刊少年サンデー』にて連載されている作品を原作としたテレビアニメを放送。
2010年3月の『クロスゲーム』終了後はバラエティ番組の他、開始直後のアニメ番組の再放送や特別番組の放送枠としても位置付けられており、2011年4月には東北地方太平洋沖地震東日本大震災)に伴う報道特別番組の影響で、未放送分が発生した土曜朝の番組も同時間帯にて振り替え放送された。
2012年4月からは新作アニメとして、『カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編』が同時間帯にてスタート。以降は1年以上の長期放送となるシリーズ作品が入ることもある(『カードファイト!!ヴァンガード[注 8]、『プリティーシリーズ[注 9])。
2022年10月の『ワッチャプリマジ!』終了後は、2ヶ月のあにてれ管轄番組中断を挟み、同年12月から2023年7月期の10ヶ月間はすとぷりのバラエティ番組[注 10]が放送されていた。2023年10月期以降は再びアニメ枠に復帰している(2024年3月のみトーク番組)。
10時台後半
再放送、もしくは単発番組の放送枠として位置付けられていた同時間帯で、最初に放送されたテレビアニメは『ライブオン CARDLIVER 翔』(2008年10月 - 2009年9月)であった。
この時間帯では基本的にアニメや子供向け番組の枠として定着していないが、『CARDLIVER 翔』の放送終了後も『毎日かあさん』(再放送、2012年4月 - 6月)や、別時間帯で本放送が行われているテレビアニメのリピート放送(2012年10月 - 2015年9月)の他、『ガールズ×戦士シリーズ』(特撮)[注 11]や『ミュークルドリーミー』シリーズ(2020年4月 - 2022年3月)などが同時間帯にて編成されたことがある。

各系列局での編成について

[編集]

各系列局では、ネットワークセールス枠にあたる7時台より前にもアニメ番組を編成している[注 12]

各系列局の編成(2024年11月以降)
時間 テレビ東京 テレビ北海道 テレビ愛知 テレビ大阪 テレビせとうち テレQ 時間
6:20 (一般番組) (通販番組) (一般番組) キラキラ キャッチ!ティニピン(海外アニメ、2話連続) (一般番組) (一般番組) 6:20
6:25 天気予報 6:25
6:30 (通販番組) (通販番組) (通販番組) 6:30
6:50 天気予報 6:50
6:54 (番組案内) (天気予報) たこるTV(コーナーアニメ) 6:54
7:00 アサティール2 未来の昔ばなし 7:00
7:30 遊☆戯☆王ゴーラッシュ!! 7:30
8:00 ポケモンとどこいく!?(バラエティ番組) 8:00
8:30 シンカリオン チェンジ ザ ワールド 8:30
9:00 ギャビーのドールハウス(海外アニメ) 9:00
9:15 ぷにるんず ぷに2 9:15
9:30 (一般番組) 9:30
10:00 ひみつのアイプリ( - 10:30) 10:00

番組一覧

[編集]

アニメの関連番組(主にあにてれ管轄として括られている番組)や、子ども向けテレビドラマについても記述する。放送日時はテレビ東京を基準としている。

現在放送中の番組

[編集]

2024年11月現在。 すべて切替式字幕放送対応。

放送時間 作品名 放送期間 備考
7:00 - 7:30 アサティール2 未来の昔ばなし 2024年11月3日 - 第1期は地上波未放送。
7:30 - 8:00 遊☆戯☆王ゴーラッシュ!! 2022年4月3日 - 遊☆戯☆王シリーズ』
2024年3月31日は放送休止。
8:00 - 8:30 ポケモンとどこいく!? 2022年4月3日 - 同時間帯は、長年に渡って「週刊ポケモン放送局」の系譜を継いだ『ポケモン』関連の情報番組(非アニメ・バラエティ番組)が編成されている。
現在放送中の金曜18:55のアニメポケットモンスター」も参照。
8:30 - 9:00 シンカリオン チェンジ ザ ワールド 2024年4月7日 - 『新幹線変形ロボ シンカリオンシリーズ』
第2期は金曜 19:25 - 19:55で放送。
9:00 - 9:15 ギャビーのドールハウス[二] 2024年4月7日 - 海外アニメ・ドラマ。実写とアニメの混合作品。オリジナルを分割して2話として扱う。
9:15 - 9:30 ぷにるんず ぷに2 2024年10月6日 - 第1期はテレビ大阪製作として同日9:45 - 10:00に放送。
10:00 - 10:30 ひみつのアイプリ 2024年4月7日 - プリティーシリーズ

過去の放送番組

[編集]

6:30 - 7:00

[編集]

6:54 - 7:00

[編集]

7:00 - 7:30

[編集]
(※1981年4月 - 2000年9月まではアニメ・子供向け番組以外を編成)
制作局のテレビ愛知では10月まで1週遅れネットでの放送。
土曜7:00 - 7:30より移動。

7:00 - 7:55

[編集]

7:00 - 7:14

[編集]
土曜9:00 - 9:14より移動。

7:14 - 7:30

[編集]
土曜9:14 - 9:30より移動。
2017年10月より平日7:30に移動。

7:24 - 7:30

[編集]
TXNではテレビ大阪のみ遅れネット

7:30 - 8:00

[編集]

7:30 - 8:30

[編集]
2010年4月4日放送分よりサイドパネル付き16:9の放送に、同年6月20日放送分よりハイビジョン制作にそれぞれ移行。
テレビ東京系フルネット局は60分版、系列外局では30分版に分かれる。日本国内で唯一『ポケモン』のテレビアニメシリーズを放送しない、兵庫県サンテレビでも放送しており、後続番組にも踏襲されている。
ポケットモンスターシリーズ』の再放送コーナーも含んだバラエティ番組
アニメの再放送コーナーは、『ダイヤモンド&パール』第120話以前の作品は標準画質画面アスペクト比 4:3)での放送。
ポケットモンスターシリーズ』の再放送コーナーも含んだバラエティ番組
同番組まで60分番組として放送。

8:00 - 8:30

[編集]
  • ポケモン☆サンデー(2004年10月3日 - 2006年9月24日までの放送時間帯)
2006年10月以降は、アニメの再放送コーナーも含めた1時間枠に拡大。

8:30 - 9:00

[編集]

9:00 - 9:30

[編集]
土曜9:30 - 10:00(テレビ東京のみ、他の系列5局はすべて時差ネット)より移動。
同時間帯では第1話 - 第26話(フットボールフロンティア編)を放送、2009年4月より水曜19:26 - 19:55に移動。
教養番組。金曜17時台後半より移動。
土曜10:30 - 11:00より移動。
不定期に『バクガンキッド』などの実写関連番組が放送されることもあった。
全51話のうち、同時間帯での放送は第8話まで。第9話以降はテレビ東京のみ、木曜7:30 - 8:00に移動の上放送を継続。

9:00 - 9:15

[編集]

9:15 - 9:30

[編集]

9:30 - 10:00

[編集]

テレビ大阪制作。

以下は子ども向けの非アニメ番組を掲載。

9:45 - 10:00

[編集]

以下はテレビ東京制作を掲載。

  • パウ・パトロールサンデーセレクション(2022年4月3日 - 9月25日、海外アニメ、二ヶ国語版、再放送)

10:00 - 10:30

[編集]
コンプレックスバラエティ番組枠。以降、この枠は『クロスゲーム』まで小学館枠となっていた。
アナログ放送では4:3サイドカット放映。第2期『ハヤテのごとく!!』は、テレビ東京では金曜深夜にて放送。
この期間中、同年春に開始した新番組第1話の再放送や『劇場版 銀魂 新訳紅桜編』の宣伝番組、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の特選放送が行われた。
東北地方太平洋沖地震による報道特番のため発生した未放送分の振り替えが、同時間帯にて行われた。
テレビ東京では放送翌日の月曜 1:35 - 2:05(日曜深夜)に再放送された。
BSではBS11BS日テレにて放送。
YouTube等で配信されたwebアニメ作品のテレビ放送[3]
  • プラモnoハナシ [2](非アニメ・トーク番組、2024年3月3日 - 3月24日)

10:00 - 10:15

[編集]

10:15 - 10:30

[編集]

10:30 - 11:00

[編集]
TXNでのネット局はテレビ大阪・テレビ愛知の基幹局のみで、両局とも遅れネットであった。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 2020年4月から2021年3月までは土曜7時台後半枠で放送。
  2. ^ 教養バラエティ番組『美術はたのしっ!』を放送。
  3. ^ 本枠では『ゾイドフューザーズ』『ゾイドジェネシス』を放送。
  4. ^ 本枠では『デュエル・マスターズ VSR』- 『デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編』を放送。
  5. ^ 前作『アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!』は、後述の10時台後半枠で放送された。
  6. ^ 2002年1月に『Cosmic Baton Girl コメットさん☆』が予定より早く放送を終了したため、『ぴたテン』開始前のつなぎ番組として『ギャラクシーエンジェルZ』を放送。
  7. ^ 2007年度の『おねがいマイメロディ すっきり♪』は『アニメロビー』内のコーナーアニメとして放送。2009年度に放送された『ジュエルペット』はサンリオとセガトイズの共同原作。
  8. ^ 本枠では『カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編』 - 『カードファイト!! ヴァンガードG Z』を放送。
  9. ^ 本枠では『キラッとプリ☆チャン』以降の作品を放送(セレクション含む)。ただし、2022年10月から2024年3月までの約1年半は放送を中断。
  10. ^ 本枠では『すとぷりのHere!We!GO!!』と『すとぷりくえすとっ』を放送。2024年5月からはTBSテレビに移動し、『全力挑戦!すとぷりnoりみっと -苺学園放送部-』として放送中。
  11. ^ 『ミラクルちゅーんず!』のみ。
  12. ^ テレビ大阪は6:20 - 6:50に『キラキラ キャッチ!ティニピン』を、を放送。また、テレビ大阪6:54-7:00に放送の「たこるTV」でも、「ステーションID」「たこるくんのSDGs」などの、局キャラのたこるくんとタコベエのアニメが流れることがある。
  13. ^ 3月28日までは6分拡大で放送。
  14. ^ 本放送と同期のため、当該が放送休止の場合は特別番組で穴埋めをしていた(ただし、1週以上遅れている場合は除く)。
  15. ^ 本放送にはない解説放送実施。
  16. ^ 全68話のうち、同時間帯での放送時には第49話までを放送(全51回)。
  17. ^ 15分番組より拡大。
  18. ^ 2024年2月18日は放送休止。
  19. ^ a b 2024年1月以降は傑作選を放送。
  20. ^ ガンダムビルドファイターズ』・『ガンダムビルドファイターズトライ』・『ガンダムビルドダイバーズ』・『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』からそれぞれ第1話を放送(「Re:RISE」のみテレビ東京系列の地上波では初放送)[3]

出典

[編集]

関連項目

[編集]

過去の放送枠

[編集]

外部リンク

[編集]