標準画質映像

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標準画質映像とハイビジョン映像の違いの例

標準画質映像(ひょうじゅんがしつえいぞう)とは映像解像度において、ハイビジョンが登場する以前から標準的に用いられた解像度レベルの映像の事である。日本の電波法施行規則では「標準テレビジョン放送」として「テレビジョン放送であって、高精細度テレビジョン放送以外のもの」と定義されている(電波法施行規則2条1項28の2号)。

英語表記はテレビ放送関連においては「Standard Definition Television」(略称はSDTV)、それ以外の映像関連においては「Standard Definition Video」(略称はSD)となる。但し全ての映像関連規格は本来がテレビ放送用の映像規格として定められたものが元になっていて基本的にはテレビ放送技術でもその他の映像技術でも共通なので、単にSDと呼ばれることの方が多い。日本語の場合も「標準画質」や「SD画質」、「SD映像」などの省略形で呼ばれる。

ハイビジョンに代表される高精細度テレビジョン放送(High Definition Television : HDTVあるいは単にHD)の規格が生まれた後も、従来からの解像度規格が多くの映像機器類で併用され続けているためにこう呼ばれている。規格の詳細な部分の殆どは、規格が策定された当時の最新技術(映画映像関連、画面モニタ製造技術、データ伝送技術、映像記録技術など)が元になっている。

詳細な部分に関しては世界中でもNTSCPALSECAMなどの様に幾つかの方式がありそれぞれの国の技術レベルや事情に応じて選択されている。

それぞれの詳細については当該記述を参照の事。

ビデオフォーマット 名称 ピクセルアスペクト比 備考
スタンダード ワイドスクリーン
720×576 576i 16:15 64:45 D1/DV PAL (ITU-R 601) で使われる
704×576 576p 12:11 16:11 EDTV PALで使われる
720×480 480i 8:9 32:27 DV NTSCで使われる
720×486 480i 8:9 32:27 D1 NTSC (ITU-R 601) で使われる
704×480 480p 10:11 40:33 EDTV NTSCで使われる

関連項目[編集]