柏原市

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かしわらし
柏原市
Takaoyama, Osaka02.JPG
Flag of Kashiwara Osaka.svg
柏原市旗
Kashiwara Osaka chapter.svg
柏原市章
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 大阪府
団体コード 27221-3
面積 25.33km2
総人口 70,982
推計人口、2016年2月1日)
人口密度 2,800人/km2
隣接自治体 八尾市藤井寺市羽曳野市
奈良県香芝市王寺町生駒郡三郷町
市の木 コノテガシワ
市の花 ツツジ
柏原市役所
所在地 582-8555
大阪府柏原市安堂町1番55号
北緯34度34分45.4秒東経135度37分43秒座標: 北緯34度34分45.4秒 東経135度37分43秒
右:柏原市役所庁舎、左:リビエールホール(市民文化会館)
外部リンク 柏原市の公式ページ

柏原市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

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柏原市(かしわらし)は、大阪府中河内地域に位置するである。

ぶどう栽培が盛ん。また古墳遺跡も多く、市内にある横穴墓(高井田横穴群、玉手山横穴群の2箇所)は大阪府内では、現在柏原市でしか発見されていない。近隣にある奈良県橿原市(かしはらし)や奈良県御所市柏原(かしはら)と混同、また地名を兵庫県丹波市柏原町(かいばらちょう)、滋賀県米原市柏原(かしわばら)などと誤読されることが多い。2006年11月構造改革特区(「生きる学力育成」小中一貫教育特区)に認定された。

地理[編集]

大和川(写真左右方向)と石川(写真奥)合流点(写真右側・川の手前に市役所が見える)(高尾山頂から撮影)
柏原市中心部周辺の空中写真。1985年撮影の2枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

大阪都心部から約20キロメートルほどの距離に位置する大阪市ベッドタウン。市全体の2/3が山間部である。

また、中央部には一級河川である大和川が流れている。市役所の近くで石川と合流する。

地形[編集]

市域北西部は比較的平坦である。市域北部には生駒山系から続く山がそびえている。大和川を挟んで南側は金剛山系に連なる山地となる。

市域東部の亀の瀬(峠地区)近辺は軟弱地盤であり、大雨になれば大和路線関西本線)の列車が運休になることや国道25号が通行止めになることがある。かつては近鉄大阪線の電車が、現在の大阪教育大前駅付近にあった急曲線・軟弱地盤上を徐行して走っていた。

隣接している自治体[編集]

歴史[編集]

歴史は古く、3万年ほど前の後期旧石器時代にまでさかのぼるとされる。

4世紀から7世紀頃に作られた遺跡や古墳は現在でも市内に数多く残っている。古代より大和川が大和から難波へと抜ける地点に位置している為、交通の要所としても栄えた。741年、聖武天皇が国状不安を鎮撫するために建立を命じた国分寺建立に、河内国分寺として現在の柏原市国分東条(こくぶひがんじょ)町にも作られたが、後に廃寺となる。

戦国時代後期には織田豊臣氏の支配下となり、徳川政権下の江戸時代になると、戦争時には大坂の前衛地となる事から、重要な拠点として天領となり、幕府の支配下に置かれた。大坂夏の陣の際には奈良街道から亀の瀬を経て、現在の国分あたりに進出してきた徳川方と後藤基次が先頭に立つ大坂方が道明寺一帯で交戦状態になり、その結果、基次は遭えなく小松山に散った。今日、市内には両軍関わらず、多くの供養碑が建てられている。

年表[編集]

人口[編集]

平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、2.85%減の74,840人であり、増減率は府下43市町村中36位、72行政区域中61位。

Demography27221.svg
柏原市と全国の年齢別人口分布(2005年) 柏原市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 柏原市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
柏原市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 53,104人
1975年 63,586人
1980年 69,836人
1985年 73,252人
1990年 76,819人
1995年 80,303人
2000年 79,227人
2005年 77,034人
2010年 74,840人
総務省統計局 国勢調査より

地域[編集]

柏原市では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。なお、住居表示実施年月日欄に※印があるものについては、その町域の一部に住居表示未実施の区域があることを示す。

柏原地区
町名 町名の読み 設置年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施直前の町名 備考
本郷一〜五丁目 ほんごう 1965年6月1日 1965年6月1日 大字柏原の一部
大正一〜三丁目 たいしょう 1965年6月1日 1965年6月1日 大字柏原の一部
古町一〜三丁目 ふるまち 1965年6月1日 1965年6月1日 大字柏原、大字市村の各一部
今町一・二丁目 いままち 1965年6月1日 1965年6月1日 大字柏原、大字市村の各一部
上市一〜四丁目 かみいち 1965年6月1日 1965年6月1日 大字市村、大字太平寺の各一部
清州一・二丁目 きよす 1965年6月1日 1965年6月1日 大字市村の一部
堂島町 どうじまちょう 1965年6月1日 1965年6月1日 大字市村の一部
河原町 かわはらちょう 1965年6月1日 1965年6月1日 大字市村、大字法善寺の各一部
堅下地区
町名 町名の読み 設置年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施直前の町名 備考
法善寺一〜四丁目 ほうぜんじ 1966年5月1日(一・二) 1966年5月1日 大字法善寺、大字市村の各一部
1966年5月1日(三・四) 1966年5月1日※ 大字法善寺の一部
山ノ井町 やまのいちょう 1966年5月1日 1966年5月1日 大字平野の一部
平野 ひらの 1956年9月30日 未実施
平野一・二丁目 ひらの 1966年5月1日(一) 1966年5月1日 大字平野の一部
1966年5月1日(二) 1966年5月1日※ 大字平野の一部
大県 おおがた 1956年9月30日 未実施
大県一〜四丁目 おおがた 1966年5月1日(一〜三) 1966年5月1日 大字大県、大字法善寺の各一部
1966年5月1日(四) 1966年5月1日※ 大字大県、大字平野の各一部
太平寺 たいへいじ 1956年9月30日 未実施
太平寺一・二丁目 たいへいじ 1966年5月1日 1966年5月1日 大字太平寺の一部
安堂 あんどう 1956年9月30日 未実施
安堂町 あんどうちょう 1966年5月1日 1966年5月1日※ 大字安堂の一部
高井田 たかいだ 1956年9月30日 未実施
堅上地区
町名 町名の読み 設置年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施直前の町名 備考
青谷 あおたに 1956年9月30日 未実施
とうげ 1956年9月30日 未実施
雁多尾畑 かりんどおばた 1956年9月30日 未実施
本堂 ほんどう 1956年9月30日 未実施
国分地区
町名 町名の読み 設置年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施直前の町名 備考
石川町 いしかわちょう 1967年10月1日 1967年10月1日 大字片山、大字玉手の各一部
片山町 かたやまちょう 1967年10月1日 1967年10月1日※ 大字片山、大字玉手の各一部
玉手町 たまてちょう 1967年10月1日 1967年10月1日 大字玉手、大字円明、大字片山の各一部
円明町 えんみょうちょう 1967年10月1日 1967年10月1日 大字円明、大字国分の各一部
旭ヶ丘一〜四丁目 あさひがおか 1967年10月1日(一〜三) 1967年10月1日 大字円明、大字国分、大字玉手の各一部
1967年10月1日(四) 1967年10月1日※ 大字円明、大字国分、大字玉手の各一部
国分西一・二丁目 こくぶにし 1967年10月1日 1967年10月1日 大字国分の一部
国分本町一〜七丁目 こくぶほんまち 1967年10月1日 1967年10月1日 大字国分の一部
国分市場一・二丁目 こくぶいちば 1967年10月1日 1967年10月1日 大字国分の一部
国分東条町 こくぶひがんじょうちょう 1967年10月1日 1967年10月1日※ 大字国分の一部
田辺一・二丁目 たなべ 1967年10月1日(一) 1967年10月1日 大字国分の一部
1967年10月1日(二) 1967年10月1日※ 大字国分、大字円明の各一部

行政[編集]

市長:中野 隆司(2013年3月11日就任 1期目)

柏原市議会議員

  • 石橋 實
  • 山田 辰義
  • 小西 節子
  • 山本 真見
  • 橋本 満夫
  • 岸野 友美子
  • 奥山 渉
  • 大坪 教孝
  • 田中 秀昭
  • 藤森 洋一
  • 中村 保治
  • 計盛 佐登子
  • 堅木 照久
  • 鶴田 将良
  • 寺田 悦久
  • 乾 一
  • 中野 広也

大阪府議会(柏原市及び藤井寺市選挙区)

  • 中谷 恭典

経済[編集]

産業[編集]

  • 農業
    • ブドウ栽培 - 柏原市から太子町にかけてブドウの栽培が盛んに行われており、丘陵地には多くのブドウ農家が存在するが、これらブドウ栽培の中心的な役割を果たしたのが当市の堅下地区である。7月から9月にかけてブドウの直売所も見られる。このブドウを使ったワイン醸造所もあり、「河内ワイン」や「柏原ワイン」として販売されている。
  • 染色業 - 最盛期にはゆかた生地の生産が全国シェア約25%を占めるなど、重要な産業として成り立っていたが、中国からの輸入などで急激に減少し、現在では手がける業者も少ない。

柏原市に本社を置く主な企業[編集]

主な事業所[編集]

主な商業施設[編集]

かつて存在した商業施設

金融機関[編集]

かつては近畿大阪銀行の支店も市内に存在したが、りそな銀行傘下入り後の重複店舗整理の際、志紀支店(八尾市)や、道明寺支店(藤井寺市)へ統合された。

日本郵政グループ[編集]

(2012年12月現在)

  • 柏原郵便局(大正)
  • 柏原国分本町郵便局(国分本町)
  • 柏原旭ケ丘郵便局(旭ケ丘)
  • 柏原法善寺郵便局(法善寺)
  • 柏原国分東条(ひがんじょう)郵便局(国分東条町)
  • 柏原堅下郵便局(大県=おおがた)
  • 柏原玉手(たまて)郵便局(玉手町)
  • 柏原上市郵便局(上市)
  • 柏原堅上郵便局(雁多尾畑=かりんどおばた)


  • 大阪支店 大阪教育大学内出張所(旭ケ丘)(ATMのみ)
その他上記の各郵便局にATMが設置されており、柏原・柏原旭ケ丘の各郵便局ではホリデーサービスを実施。

※柏原市内全域の郵便番号は「582-00xx」(柏原郵便局の集配担当)となっている。

姉妹都市・提携都市[編集]

海外[編集]

1984年に柏原市少年少女合唱団が中国を訪問[1]。1980年代半ば以降新郷市と相互交流を深めた[2]
相互交流は1990年からはじまり[1]、1999年に柏原市・グロッセート市・グロッセート県の3者で正式提携の議定書が調印された。

生活[編集]

警察[編集]

消防[編集]

ゴミ・し尿処理[編集]

  • 柏原羽曳野藤井寺環境事業組合

学校給食事業[編集]

病院[編集]

水道[編集]

  • 柏原市水道事業

教育[編集]

柏原市では2010年度より、市立中学校全6校と大阪府立柏原東高等学校との間で連携型中高一貫教育を開始する。

また2007年度以降、市立堅上小学校・堅上中学校を小規模特認校としている。堅上小学校・中学校では小中一貫教育を実施し、また希望者は柏原市の他校区からの通学が可能となっている。

大学・短期大学[編集]

専修学校[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

小学校[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

中心となる駅[編集]

  • JR・近鉄柏原駅と近鉄河内国分駅
  • 市役所は、近鉄安堂駅が近い

隣接市町村への連絡[編集]

バス[編集]

市内循環バス[編集]

  • きらめき号(無料):柏原、国分 - 堅上地区で運行。
    かつては近鉄バスも河内国分駅から市内外(阿倍野橋堺東駅王寺駅など)へ多数の路線を持っていたが、2006年6月末で撤退した。現在、同社は大阪教育大学の輸送のみ担当している。

道路[編集]

主な公共施設・名所・旧跡・祭事[編集]

高井田横穴墓群
柏原市立歴史資料館
河内国分寺塔跡
三田家住宅(重要文化財)

主な公共施設[編集]

名所・旧跡[編集]

祭事・催事[編集]

大和川鯉のぼりまつり
  • 柏原ぶどう狩り(8月初旬 - 10月中旬)
  • 市民健康マラソン(3月)
  • 大和川鯉のぼりまつり(4 - 5月)
  • オガタ通りサマーフェスタ(7月)
  • 長瀬川アクアロードまつり
  • 環境フェア「ザ・かしわら やま と かわ」(6月)
  • 柏原市民総合フェスティバル(9 - 10月)
  • 柏原市民郷土まつり(2009年から市民総合フェスティバルに統合)
  • 河内音頭おどり全国大会(2005年8月までは下記の花火大会と同日に開催。2009年から市民総合フェスティバルに統合。2013年は花火大会復活により再び8月に花火大会と同日開催)
  • 大和川納涼花火大会(2006年8月より一旦廃止。2013年8月に8年ぶりに復活。上記の河内音頭おどり全国大会と同日開催)
  • 柏原市国際交流フェスティバル(11月)
  • 柏原ふれあい広場(11月)

出身有名人・偉人[編集]

出身有名人[編集]

柏原市にゆかりのある人物[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 姉妹(友好)提携情報”. 自治体国際化協会. 2012年2月4日閲覧。
  2. ^ a b 新郷市”. 柏原市. 2012年2月4日閲覧。
  3. ^ グロッセート市・グロッセート県”. 柏原市. 2012年2月4日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]