船水紀孝

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船水 紀孝(ふなみず のりたか、1965年12月14日 - )は日本のゲームクリエイター。株式会社バオバブゲームスタジオ代表取締役。

略歴

1985年カプコンに入社。当初は岡本吉起のキャッチボール相手としての採用だった。

最初はアーケードゲームの事業部に配属される。後に『ストリートファイター』シリーズのプロデュースを任され、更に第一開発部長としてコンシューマーゲームまで含めたカプコンのゲームを統括する立場になる。

並行して岡本吉起の指揮の下、カプコン開発の『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実』にてプロデュースを担当する。任天堂の関連会社以外が『ゼルダの伝説』シリーズを開発するのは初となった。

船水が指揮していた第一開発部は、『ストリートファイター』以外にも『ヴァンパイア』シリーズやVS.シリーズなど、様々な2D対戦型格闘ゲームを送り出した部署だが「カプコン社内でも2D格闘は古いと非難する声が挙がっていて作るのが辛い」と述べて[1]、次第に同ジャンルからは遠ざかっていく。

2004年4月、カプコンを退社。同僚だった須藤克洋、山崎慎一郎らと共に株式会社クラフト&マイスターを設立し、取締役に就任。2014年9月、同社を退社し株式会社インディゴゲームスタジオを創業[2]、代表取締役就任。同年12月に株式会社コロプラの子会社となる。[3]

2021年02月17日、 親会社であるコロプラがインディゴゲームスタジオを吸収合併する基本方針を決定したためインディゴゲームスタジオは解散となる。 2021年3月、 バオバブゲームスタジオを設立[4]

作品

注釈

  1. ^ 『カプコン VS. SNK 2 アナザープレイガイド』
  2. ^ INTERVIEW”. 株式会社インディゴゲームスタジオ. 2018年1月11日閲覧。
  3. ^ コロプラが大阪オフィス開設!船水紀孝氏率いるベテランクリエイターがスマホゲームを開発”. ファミ通App (2015年5月27日). 2018年1月11日閲覧。
  4. ^ 株式会社バオバブゲームスタジオ”. 株式会社バオバブゲームスタジオ. 2021年11月2日閲覧。

関連項目

外部リンク