バイオハザード5

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バイオハザード5
ジャンル サバイバルホラー
サードパーソン・シューティング
アクションアドベンチャー
対応機種 PlayStation 3Xbox 360Microsoft Windows
開発元 カプコン
発売元 カプコン
シリーズ バイオハザードシリーズ
人数 1 - 2人
メディア PlayStation 3
BD-ROM 1枚組
Xbox 360Microsoft Windows
DVD-DL 1枚組
発売日 PlayStation 3・Xbox 360
日本の旗 2009年3月5日
アメリカ合衆国の旗 2009年3月13日
フランスの旗 2009年3月13日
RoW 2009年3月13日
Microsoft Windows
日本の旗 2009年9月17日
アメリカ合衆国の旗 2009年9月15日
欧州連合の旗 2009年9月18日
Xbox 360 プラチナコレクション
日本の旗 2010年2月18日
対象年齢 CERO: D (17才以上対象)
ESRB: M (Mature: 17歳以上対象)
デバイス PlayStation 3
DUALSHOCK 3ボイスチャット対応
Xbox360
ボイスチャット対応
エンジン MT Framework
売上本数 日本の旗 PS3: 約52万本
Xbox 360:約12万本
世界 660万本[1]
その他 映像特典
「『バイオハザード5』メイキング映像」・「『バイオハザード ディジェネレーション』トレーラー」。PS3版ではゲームディスクにハイブリッドブルーレイビデオとして収録。Xbox360版では購入者特典としてマーケットプレースでダウンロード配信。
デラックスエディション
Xbox 360版のみ通常版と同価格でメタルケース仕様のパッケージにサントラCDを同梱した数量限定版『デラックスエディション』を販売。
対応映像出力
NTSC - 480p720p
Windows版は3D Visionにネイティブ対応。
対応音声出力
リニアPCM - 2ch・5.1ch(PS3版のみ)
ドルビーデジタル - 5.1ch
テンプレートを表示

バイオハザード5』(BIOHAZARD 5, 英題:RESIDENT EVIL 5)は、カプコンにより開発及び発売されたPlayStation 3Xbox 360ゲームソフトであり、バイオハザードシリーズ第7作。2009年3月5日発売。Windows版は2009年9月17日に発売。日本ゲーム大賞2009 優秀賞を受賞[2]


開発・進捗[編集]

プロデューサーは『バイオハザード4』の小林裕幸から竹内潤が引き継ぎ、稲船敬二が監修した [3]。この他に、第一作『バイオハザード』や『バイオハザード2』に関わった安保康弘(ディレクター)や内海秀明(サウンドデザイナー)等も本作に参加している。また、製作にはアメリカハリウッドのスタッフも携っており、音楽収録は20世紀フォックスのスタジオで行い、武器の効果音は、サンディエゴで本物の銃器を使って収録された[4]。また、竹内プロデューサーは『5』をバイオシリーズの起承転結の転にあたる物語だと発言している。

バイオハザード0』から、『バイオハザード4』までは、表記が『biohazard』と小文字表記だったが、本作から再び『BIOHAZARD』と大文字表記に戻されている。 実写映画版の監督を務めているポール・W・S・アンダーソンは、映画『バイオハザードIV アフターライフ』の製作に当たって本作に強い影響を受けたと発言している[5]

Xbox 360版のテレビCMには、温水洋一栗山千明が出演。一方、PlayStation 3版のCMはゲームシーン中心の構成となっていた。

2009年3月期の北米市場ではXbox 360版が93.8万本を売り上げ、2008年6月の『メタルギアソリッド4』以来、任天堂以外の日本メーカーが首位を獲得した(PS3版は58.5万本で4位)[6]2013年6月30日の時点では全世界で660万本を出荷しており、シリーズにおいて最高の売上を記録している[7][8]

Windows版は当初よりNVIDIA社の3D映像システム3D Visionを前提に開発されており、初のネイティブ対応ゲームソフトとなる[9]。3D映像でプレイするには対応のビデオボードと3Dメガネ、120Hz表示の液晶ディスプレイが必要。また、Windows版のみの追加要素も存在する(後述)。

沿革[編集]

  • 2005年7月、Xbox 360での発売を発表、デモムービーを公開。
  • 2007年7月、本作での主人公は、『バイオハザード』や『バイオハザード CODE:Veronica』に登場したクリス・レッドフィールドと発表。また、クリーチャーゾンビでもガナードでもない存在で、システム、カメラ位置は基本的に『4』と同じだが更に追加するとされた。
  • 2007年7月26日Xbox Live マーケットプレース及びPlayStation Storeにて、プロモーションビデオを配信開始。
  • 2008年11月27日、日本のみ当初の発売予定日を1週間繰り上げて、2009年3月5日の発売と発表。
  • 2008年12月5日、Xbox Liveゴールドメンバーシップ限定(日本アカウントのみ)にて体験版を配信[10]
  • 2008年12月18日、PlayStation 3本体購入者に配布された『祝!PS3生活スペシャルデモディスク』の中の一つに本作の体験版を添付。
  • 2009年1月26日、Xbox Liveシルバーメンバーシップ、北米アカウントにも体験版の配信を開始。
  • 2009年2月2日、PLAYSTATION Storeにて体験版の配信を開始。
  • 2009年3月5日、日本版発売開始。
  • 2009年3月13日、北米版ほか発売開始。
  • 2009年4月9日、Xbox Live マーケットプレース及びPLAYSTATION Storeにて、「VERSUS」モードを販売開始。
  • 2009年5月2日、Windows版発売発表。
  • 2009年7月17日、Windows版の仕様発表と共にベンチマークソフトの配布を開始[11]
  • 2009年9月17日、Windows版発売開始。
  • 2009年9月25日、東京ゲームショウ2009にてバイオハザード5 オルタナティブ エディションの発売を発表、新トレーラーを当ゲームショウのみで公開。
  • 2009年10月1日、オルタナティブ エディションのプレサイト公開及び新トレーラーを一般公開。
  • 2010年2月18日、「バイオハザード5 オルタナティブ エディション」発売。
  • 2010年3月11日、Xbox Live マーケットプレース及びPLAYSTATION Storeにて、「LOST IN NIGHTMARES」、「COSTUME PACK1」を販売開始。
  • 2010年3月25日、Xbox Live マーケットプレース及びPLAYSTATION Storeにて、「DESPERATE ESCAPE」、「COSTUME PACK2」を販売開始。
  • 2010年9月14日、「オルタナティブ エディション」がバージョンアップでPlayStation Moveに対応(オリジナル版は非対応)。
  • 2012年3月29日、PLAYSTATION Storeにて「オルタナティブ エディション」のダウンロード販売を開始。

ストーリー[編集]

洋館事件から11年後。巨大製薬企業『アンブレラ』の崩壊により、その手中にあった生物兵器がテロリスト達の手に渡り、紛争地域で悪用されていた。人々は恐怖に慄き、各国はテロの封じ込めを図るため製薬企業連盟が創設したバイオテロ対策部隊『BSAA』を国連直轄の新組織として再編。その創設メンバーの一人クリス・レッドフィールドはアフリカ西部の街キジュジュ自治区を訪れていた。この地で生物兵器の闇取引があるとの情報を入手し、その密売人の身柄を拘束するためである。多くの仲間を失いながら闘い続け、しかしそれでも終わりの兆しを見せぬバイオテロの脅威。――この世界は、命を賭けてまで守る価値があるんだろうか? 心の中でそう自問し続けながら、それでも任務を遂行するため、そしてある噂の真偽を確かめるために、現地で合流したパートナー――シェバ・アローマと共に行動を開始する。その裏で、全世界を揺るがす恐るべき計画が始まろうとしていることなど、知る由もなく……

システム[編集]

基本的に前作『4』と同様で、ビハインドカメラによるTPSのようなゲーム構成になっている。また、今回は前作と違い、「クリス」と「シェバ」が常に2人一組で行動する。そのため、今作では味方を助けるアクションなど、お互いの協力が必要な状況を迎えることも多い。そのシステムは『バイオハザード0』(以降、『0』)に似ているが、本作では途中でのプレイヤーキャラクター交代はできず、ゲーム開始時に選んだプレイヤーキャラクターで進行する。因みにステージから、ステージに移るまでのローディング時間の合間にこれまでの数々のバイオハザードに関する出来事や『1』での事件以前のアンブレラ創立前からの出来事が時系列に沿って表記されており、このローディングの合間の表記方式は後の『バイオハザード6』にも継承されている(ただし、表記内容は今作とは異なる)。

難易度選択
前作同様、難易度の選択が可能で、AMATEUR、NORMAL、VETERANの3種類存在し、右に行くにしたがって難易度は上昇する。
PROFESSIONALモードは前作同様、先の3種類の難易度をクリアすると選択出来るようになっているが、他の難易度でクリアした際に装備していた武器やアイテムを引き継いでプレイ出来るようになっている等、前作と比べると条件が少し易しくなっている。
PROFESSIONALモードでは、敵の攻撃力や、防御力が強化されており、一発攻撃を受けただけで瀕死状態となり、近くにパートナーがいなければ僅か3秒で死亡してしまう。
フレンドリーファイア
難易度選択後に選択可。オフの場合は味方に向けて攻撃しても当たらずに貫通。オンの場合は味方に攻撃が当たり(一部の武器を除いてダメージは0)、敵に当たらない(貫通能力のある武器は貫通する)。また、体術が味方に当たるとダメージは無いものの怯んだり吹っ飛んだりする。ナイフも同様で味方に当たると、味方が退く。スタンロッドもダメージはないものの、電撃により大きくひるむ。
瀕死
即死攻撃といった特定の攻撃を除き、通常の攻撃でライフゲージが0になると「DYING」(瀕死)状態になる。DYINGになったプレイヤーはアイテムの使用や攻撃が不能となり、移動速度は非常にゆっくりとしたものになる。一定時間が経過するとゲームオーバーとなるため、パートナーが回復あるいは蘇生する(させてもらう)必要がある。しかし、回復せずに繰り返しDYING状態になると、死亡するまでの時間が短くなっていく。また、2人ともDYINGになると、その場でゲームオーバーになる。
『THE MERCENARIES』などのソロプレイモード時は、DYING状態かつ敵に捕まっていなければ、ボタン連打でDYING状態から復帰できる。
体術(アクション)
『4』と同様で敵の顔・腕・脚などを撃ち、敵がよろけると体術を繰り出せる。また、味方が掴まれている時は近づいて「助ける」ことも可能。今作ではこのアクションが強力になっているために敵の数も多く、アクションも併用しないと弾薬不足などのピンチに陥りやすくなっている。
種類は前作よりも豊富になっており、繰り出す技は銃弾(主にハンドガンやマシンガン)を当てた部位によって前・横・後とそれぞれ異なる。また、パートナーと体術のコンボも可能。
『4』と同様に、一部の壁や通路の角に接近すると「(壁に)張り付く」や「しゃがむ」というアクションが発生する。これにより敵の銃撃から身を守る、気配を消すといった効果を持ち、反撃できる。
アイテム購入
各チャプター終了時や、コンティニュー直後に武器・アイテムの整理や購入などができる。購入する場合はステージ内の敵を倒したり箱を壊すことで手に入るナイラナイジェリアの通貨)が必要となる。また、手に入れた宝石を売却することでも入手可能。
その他
アウトブレイクシリーズ』同様、オンラインプレイが可能(ただし、同一機種以外での同時プレイは不可)になっており、番外編を除けばシリーズ初の2人同時プレイが可能な作品である。また、メニュー画面を開いている時のゲーム進行も『アウトブレイク』と同様で、的確に周囲の状況を把握した立ち回りが求められる。それに伴い、メニュー画面での弾薬のリロードが可能になっている。
前作と違い、アイテムを持てる数は1人あたり9個となっている。また、弾薬は1枠にまとめられる上限が設定されているため、大量に所持することが難しくなっている。所持品スロットの特定の位置に武器を配置すると、ショートカットキー(十字キー)でメニュー画面を開かずに瞬時に装備できる。そのため、シリーズで初めて十字キーでの移動が不可能となっている。
今作ではオートセーブとなっており、特定のポイント到達時や各チャプター終了時にセーブが行われる。そのため、タイプライターは登場しない。
攻略ステージのどこかに配置された、30個の「B.S.A.Aエンブレム」と呼ばれるターゲットを破壊するというサブミッションが存在する。各ターゲットの場所は予め決まっているが、比較的簡単に発見出来るものから非常に見つけにくい場所にあるものまで様々で、中にはライフルのスコープを用いても発見しにくいものもある。
どの難易度でも、クリア特典としてシリーズ定番の「THE MERCENARIESモード」が存在する。システムは『4』とほとんど変わらないが、本作では出てくる敵の数が150体前後に決まっており、全滅させると制限時間より前でも終了するうえ、その際の残り時間はタイムボーナスとして得点に加算される。キャラクターは最大で、クリス(3種類)、シェバ(3種類)、ウェスカー(2種類)、ジル(2種類)の4人10種類。
Windows版では、上記モードで敵キャラクターの数が家庭用機版の数倍に増やされた「Unlimitedモード」が用意されている。また、前述の3D Vision対応・新コスチュームの追加・前作では非対応だったマウス操作対応[12]などの追加・改良がなされている。逆に、「オフラインでの同時プレイモード」「VERSUSモード」[13]など、家庭用版から削除された要素も存在する。

登場人物[編集]

BSAA所属隊員[編集]

クリス・レッドフィールド(Chris Redfield)
声 - ロジャー・クレイグ・スミス / モーションアクター - ルーベン・ラングダン
年齢35歳、身長185cm、体重98kg、血液型O型。
バイオハザード』、『バイオハザード CODE:Veronica』の主人公で、今作でも主人公を務める。ラクーン市警特殊部隊S.T.A.R.Sの元メンバーであり、数少ない生き残り。『CV』で南極基地を脱出後もアンブレラ社を倒すべく、元同僚のジル・バレンタインと共に活動を続けていた。現在は新組織BSAAの北米支部に所属。創設時からのメンバー「オリジナル・イレブン」で、アンブレラを倒し数々のバイオテロと闘ってきた英雄として組織のエージェントたちからは畏敬の念を受けている。しかしそれだけの闘いを経てなお世界各地で起こり続けるバイオテロに疲れを感じ、闘いに対する意義を見失いかけてもいた。エージェントとしての能力は一級品で射撃技術は正確無比。またS.T.A.R.S.時代から20キロ増量しており、重量級の体術を繰り出して敵を打ち倒す。
シェバ・アローマ(Sheva Alomar)
声・モーションアクター - カレン・ダイヤー
年齢23歳、身長165cm、体重52kg、血液型AB型、左利き。
アフリカ出身の黒人女性。今回クリスの相棒として任務をこなす、もう一人の主人公。西部アフリカ支部所属。過去にアンブレラの実験に巻き込まれ両親を亡くしており、バイオテロに対して激しい憎しみを抱いている。その後反政府ゲリラとして活動し、BSAAエージェントにスカウトされて渡米、様々な特殊訓練を受けた。戦闘能力は高く、しなやかな身体から繰り出される体術は教官から最高の評価を受けている。なお、他のキャラクターを操作する際には画面左側に寄るが、彼女を操作する時のみは左利きである為、キャラが画面右側に寄る。2周目以降では一人プレイでも使用可能になる。
ジョッシュ・ストーン(Josh Stone)
声 - TJ・ストーム
年齢35歳、身長185cm、体重93kg。
西部アフリカ支部所属のベテラン隊員で、デルタチームの隊長。シェバがBSAAに入隊した時の訓練教官で、他の隊員たちとともに彼女のことを妹のように大切にしている。本来はクリス、シェバと合流してアーヴィングを逮捕する筈であったが、クリーチャーの襲撃によりデルタチームが壊滅したため単独でクリスらを後方支援する事になる。前線部隊の隊長として部下達を指揮する一方、モーターボートやヘリなどの操縦や様々な銃器の扱いに長けるなど一兵士としても非常に優秀。
「THE MERCENARIES」モードでは、ヘリコプターを操縦して迎えに来てくれる。
ダン・デチャント(Dan Dechant)
声 - Jim Sonzero/Douglas Rye
年齢53歳、身長185cm、体重89kg。
西部アフリカ支部所属。アルファチームの隊長。物語序盤で、一時はアーヴィングの確保に成功するも、仮面の人物が放ったB.O.W.の攻撃に遭い、アルファチームは彼を残し全滅。クリスにデータを託し死亡する。
レイナード・フィッシャー(Reynard Fisher)
声 - ライアム・オブライエン
年齢35歳、身長180cm、体重85kg。
西部アフリカ支部所属の潜入工作員で、キジュジュ自治区の精肉業者に変装している。クリス達に武器を提供してくれたが、それが原因で正体が発覚した為、処刑マジニや住民マジニによって公開処刑された。ちなみにPShomeにも登場している。
カーク・マシソン(Kirk Macison)
声 - Chris Mala
年齢28歳、身長179cm、体重80kg。
西部アフリカ支部所属。ヘリコプターのパイロットで、上空からの支援と情報提供を行うも、キペペオの襲撃に遭いヘリを撃墜され死亡。ちなみにクリスとは面識があり、バイオハザード リベレーションズでも登場する。
デイブ・ジョンソン(Dave Johnson)
声 - ルーベン・ラングダン
年齢27歳、身長約180cm、体重77kg。
西部アフリカ支部所属。デルタチーム隊員。デルタチームで狙撃手として活動し、(カークのヘリ墜落現場でのライダーマジニ襲撃時に援護に来たデルタチームのスナイパーの中にもいる)チームのハンヴィーの運転手担当する。
ンデスの襲撃時にはクリス達の援護に向かった為、難を逃れた。
ライダーマジニとの激闘の末、無事クリスらとキジュジュ自治区に戻るも既にデルタチームは全滅しており、自身も車から降りて仲間の遺体に近寄った際に、クリーチャーに踏まれ圧死。
ジル・バレンタイン(Jill Valentine)
声・モーションアクター - パトリシア・ジャ・リー
年齢33歳、身長172cm、体重56kg、血液型B型。
S.T.A.R.Sの元メンバーで、クリスの相棒として長い間アンブレラと戦い続けてきた女性。クリス同様BSAA創設時からのメンバー「オリジナル・イレブン」であったが、3年前のスペンサー拘束任務の際、ウェスカーとの戦いでクリスを助ける為に自ら犠牲となって、崖下に落ちてしまう。その後3ヶ月に及ぶBSAAの大規模な探索が行われたものの、結局彼女の死体どころか、遺留品すら一つも見つからなかった。そして2006年11月23日、公式に死亡とされたが、クリスの元に彼女の生存をほのめかす情報が寄せられている。
ダグ(Dag)
追加エピソード2「DESPERATE SCAPE」に登場。 西部アフリカ支部所属の黒人ヘリパイロット。陽気な性格でジルの事をレディ・バレンタインと呼ぶ。ジルとジョッシュの救出のためヘリで駆けつけるが、2人がヘリに搭乗した際、マジニが放ったスティンガーミサイルの直撃により爆死。

トライセル及びアンブレラ関係者[編集]

アルバート・ウェスカー(Albert Wesker)
声 - D.C.ダグラス/ モーションアクター - ケン・ラリー
年齢48歳、身長190cm、体重90kg、血液型O型。
元アンブレラ主任研究員かつ工作員であった男。“アンブレラ事件”では特殊部隊S.T.A.R.S.の隊長として潜伏し部隊を壊滅させた、クリスの宿敵と呼べる人物。その際、自らの死を偽装するため、特殊なウィルスを用いて一度死んだ後、超人的な肉体を得て蘇っている。数年前にスペンサーの隠れ家でクリスたちと交戦し、ジル・バレンタインと共に断崖へ転落したはずだったが、今なお生存して事件の裏側で暗躍する。性格は冷酷非情で、自分以外の人間は完全に道具としか見ていない。これまでアンブレラが開発したウィルスの全て(T-ウィルスG-ウィルスT-Veronica)やプラーガを入手しており、今回それらのウィルスの原型である“始祖ウィルス”を入手。それを改良した“ウロボロス・ウィルス”を開発し、世界のバランスを変えるという“ウロボロス計画”を立案、遂行する。
リカルド・アーヴィング(Ricardo Irving)
声・モーションアクター - アラン・グローヴス
年齢20代後半~30代前半、身長180cm、体重75kg。
トライセル社のアフリカ支社資源開発部門に勤める尊大かつ横柄な男性。「ビジネスマン」を自称し、表向きは同部門所有の油田の所長だが、正体は有機生命体兵器(B.O.W.)を闇市場で売り捌く死の商人。また、ウロボロス計画のための資金の調達役でもある。金のためなら人間が何人死のうと気にも留めない冷血漢で、キジュジュ自治区やンディパヤ族を改良型プラーガで汚染させた張本人。同時にBSAA部隊の殲滅も計画していたが、クリスたちの予想外の奮闘によって逆に商品のB.O.W.を次々と失ってしまう。責任を問われることを恐れてひそかに着服した金を手に逃亡を図るが、仮面の人物にあっさりと捕まり、最後通告として渡された支配種プラーガの胚を自らに投与し、巨大な怪物と化してクリスたちと相対する。
エクセラ・ギオネ(Excella Gionne)
声・モーションアクター - ニーナ・ファレン
年齢20代中盤~後半、身長175.1cm、体重55kg。
一流モデルのような美貌を持つ、トライセル・アフリカ支社の女社長。ヨーロッパでも名の通った貿易商の一族“ギオネ家”の令嬢で、トライセルの創業者の血筋にも連なる。傍流の家系だが、飛び級を重ねて大学を卒業したほどの才能と、ウェスカーからもたらされた生物兵器の技術を用いて現在の地位を確立した。それゆえにプライドも高く、特に男性に対して見下す傾向が強いが、自分以上と認めたウェスカーには心から尽くし、計画の手助けをする。しかしウェスカーにとってはやはり道具に過ぎず、最後はクリスたちを排除するための捨て駒にされてしまう。
本作から数年前を舞台にしたバイオハザードリベレーションズの初期予約特典として「ジェシカズリポート」のDVDがある。その内容はジェシカが謎の人物からインタビューを受ける形式で作品の背景・登場人物を紹介するというものである。カプコンのバイオハザードリベレーションズ公式Webサイトのスタッフブログにて、人物名は出していないものの、その謎の人物がエクセラであることをほのめかす記述がある。
仮面の人物
黒い迷彩柄のフードに身を包み、鉄の仮面で顔を隠している謎の人物。アーヴィング曰く「エクセラのおもちゃ」で、エクセラの意思に従って行動しているらしい。その声色から、性別は女性である事が伺える。常人離れした身体能力を発揮しており、体術のみで銃を使用しているクリスとシェバを相手に全く引けを取らない。
後にその正体は失踪したジルということが判明する。
オズウェル・E・スペンサー(Ozwell E. Spencer)
声 - アダム・クラーク
年齢75歳前後、身長179.4cm、体重65kg。
巨大製薬企業アンブレラ社の創立者。これまで姿や目的は一切謎に包まれていたが、今作でついに登場する。エドワード・アシュフォード、ジェームス・マーカスらと共に“始祖ウィルス”を発見し、その研究を隠蔽するためにアンブレラ社を設立、数々の犯罪行為や非人道的な実験を繰り返してきた。アンブレラ崩壊後は世界中を移動し、各地に用意された隠れ家で隠遁生活を送っていたが、数年前、クリスたちが隠れ家に潜入する直前にウェスカーと再会。己の真の目的と、ウェスカー自身に隠された重要な秘密を告げた後に彼の手で惨殺される。

登場組織[編集]

B.S.A.A. (Bioterrorism-Security-Assessment-Alliance)
“アンブレラ社の瓦解によって拡散した生物兵器が世界中でテロに悪用される”という事態に直面した製薬会社の組合『製薬企業連盟』が批判逃れを目的として共同で資金を拠出し、結成されたバイオテロ対策部隊。後に国連の公的組織となった。欧州に本部を構え、世界各地に支部を持ち、バイオテロの情報収集・予防・制圧を行なっている。予想外の事態で派遣部隊が危機的状況に陥ったり、全滅したりしても、撤退命令ではなく増員を送るなど、隊員の人命よりも作戦の完遂を優先する傾向があり、作中でもそのように描かれている。なお、クリスは北米支部、シェバは西部アフリカ支部に所属している。
バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』でクリスとジルが所属した対バイオハザード私設部隊が前身になっており、クリスやジルなどBSAAの創設メンバー11人は、「オリジナル・イレブン」と呼ばれる。国連の公的組織になった後も製薬企業連盟から批判逃れと宣伝目的で多額の出資を受けているため、製薬企業連盟が未だに大きな権限を持っている。
世界各地に展開する国際的な組織という側面から、隊員の装備品はベレッタM92FRPG-7など、様々な国で製造されたものとなっている。
隊員は大きく分けて2種類に分けられる。
  1. 各国の警察や軍隊や準軍事組織等の特殊部隊や軍・警察の経験者らから成る実戦部隊(アルファ・チーム、デルタ・チームなど)。12名編成で構成され、B.O.Wや変異体などの駆除を任務としている。それゆえに殉職率は高く、死体も原形を留めない場合が多い。
  2. テロ組織やブラックマーケット及びその売人の調査などの情報収集活動を行う、通称「エージェント」。先の実戦部隊とは違い、主に単独かごく少数での諜報活動を任務とする。クリス、ジル、シェバ、レイナードなどがこれに当たる。
トライセル (TRICELL) 社
フルCGアニメ映画バイオハザード ディジェネレーション』のエピローグにも登場した、今回のキジュジュ自治区におけるバイオハザードへの関与が取り沙汰されている世界的製薬企業。前身は大航海時代から続く海運を生業とする名前も違う会社であったが、後に「資源開発部門」「製薬部門」を社内に開設し、それら3部門を統合するという意味から社名を『トライセル』と改めた。製薬企業連盟の理事を務め、BSAAを援助する企業の1つである。幹部にエクセラ・ギオネがおり、彼女の祖母もまたトライセル社の創業者一族の1人である。
今作とは無関係なアクションゲーム『バイオニックコマンドー』にも、作中広告として登場している。
アンブレラ (Umbrella) 社

敵として登場するクリーチャー[編集]

マジニ[編集]

寄生生物プラーガに肉体を乗っ取られた人間。宿主の意識は失われ、プラーガの本能のまま未感染の生物に襲いかかる。また、口から花弁のようなクチバシを出して噛みつくことも。宿主の知識や技術はそのまま残っており、会話や道具の使用、感染前の生活を模倣して社会に潜伏することも可能。マジニとはスワヒリ語で“悪霊”を意味し、武器商人たちに付けられた呼び名。今作ではトライセルでさらに改良を加えられた“タイプ2”、“タイプ3”と呼ばれるものが登場する。

市民
キジュジュ自治区の市民が性能テストのために放たれたプラーガ・タイプ2に感染し、マジニ化したもの。タイプ2の最大の特徴は、ある程度成長したものを経口投与することで、わずか10秒ほどで肉体支配を行うことにある。これによって瞬く間に感染拡大してゆき、クリスたちが到着した頃には市民のほぼすべてがマジニ化していた。当初は普通の人間として生活していたが、BSAA部隊が行動を開始すると同時に凶暴な本性を現して襲い掛かる。サングラスを着け拡声器を持った“扇動者”のマジニは他の個体より耐久力が高い。
先住民
湿地帯に住んでいる先住民族“ンディパヤ族”が予防接種と偽られてプラーガ・タイプ3の胚を注入されマジニ化したもの。“人間の姿を保ったまま身体能力を向上させる”ことをコンセプトとしているため、市民タイプのマジニより耐久力が高く、また跳躍力が異様に発達している。しかし女性や子供には定着せず、寄生の過程で死亡してしまうという欠点も存在。残った男性も皮膚から血の気が失せ、所々剥げ落ちて赤黒い肉がむき出しになった姿は過去作のゾンビを思わせる(村のファイルの一つにも次第に人格が崩壊していく描写があり、『1』でゾンビ化する飼育係の日誌を思わせる)。感染前は近代的な服装で生活していたが、現在は藁の腰巻や戦化粧など原始的な姿(村祭りの際に使用していたらしい祭り衣装)をしており、木製の槍や弓矢で襲い掛かる。
武装兵
トライセルの研究施設を警備する、戦闘訓練を受けたマジニの部隊。投与されたプラーガのタイプは不明。前作『4』の戦闘員と同様、金属製の盾やアーマーで守りを固め、スタンロッドやロケットランチャーのほか、今作では新たにアサルトライフルや手榴弾など、より実戦的な武装をしている。側転で銃の射線を外すなど動作も厄介。
処刑マジニ
頭にフードをかぶり、全身に拷問の後のような傷がいくつも付いた巨体のマジニ。体格に優れているため極めて高い耐久力を持つ。手にしているのはギロチンの刃をくくりつけた巨大な断頭斧で、振り回して味方もろとも標的を薙ぎ払う。名前の通り、キジュジュの街で未感染の人間の処刑役を務めており、BSAA隊員のレイナードも犠牲となった。
巨漢マジニ
処刑マジニほどではないものの、通常の個体と比較すれば大柄で体格に優れたマジニ。スキンヘッドに上半身裸のレスラーを思わせる風貌で、武器は使わずひたすら殴りかかってくる。また両腕をクロスさせてショットガンの攻撃を防ぐことも(ただしダメージは軽減されない)。処刑マジニにも言えることだが、優れた肉体を持つ反面、脳機能が劣っており、組織行動を取らせにくいという欠点もある。
チェーンソーマジニ
『4』のチェーンソー男と同様に、頭を麻袋で隠し、血濡れの大型チェーンソーを武器とするマジニ。プラーガとの適合性が高かったため、痩身ながら非常に打たれ強い。やはり知能は低く、他のマジニとは全く言葉を交わさず、身の毛もよだつ雄叫びを上げながらチェーンソーを振り回す。また、一度倒された後、より凶暴になって復活することも。
ライダーマジニ
名前の通り中排気量のバイクに乗ったマジニ。プラーガの寄生で運動神経が向上し、プロレーサー並みのテクニックでバイクを乗りこなす。2度闘い、最初はアクションボタンのイベントで、次はハンヴィーで移動中に固定銃座の機関砲で迎え撃つ。
巨人マジニ
先住民マジニのうち、数人が突然変異を起こして身長3メートルほどの巨体となったもの。急激な発達のためか身長に反して体格はやや細身。耐久力に優れるうえ、頭に被った巨大な金属製の仮面を盾にして迫り来るため効果的なダメージを与えにくい。敵を発見すると雄叫びをあげて仲間を呼び、強烈な蹴りや、木製のトゲと人間の頭蓋骨をいくつも集めて作った棍棒で襲い掛かる。
ガトリングマジニ
武装兵マジニの隊長格。『4』のガトリング男同様恵まれた体格に加え、高い戦闘技能を持つ人間がベースとなっており、これまでのマジニの中では最大級の身体能力を持つ。本来銃架に固定して用いる大型の機関砲を手にしたまま乱射し、標的が物陰に隠れた所で手榴弾を投げ込む。マグナムの攻撃にさえ易々と耐えるほどの耐久力を持ち、背後からの攻撃は巨大な金属製のバックパックで無効化してしまう。また、サングラスをつけた個体には閃光手榴弾も効かない。

寄生体[編集]

ケファロ
宿主の人間が深刻なダメージを受けたため、寄生体が露出して直接肉体の制御を行っている状態。本来プラーガは光に弱いが、トライセルによって改良が加えられたため、閃光手榴弾などの強烈な光を受けなければ日中でも活動可能。名前の由来はアフリカ産の塊根性植物・ケファロペンタンドラで、それに似た一本の長大な触手が欠損した頭部から生えており、振り回して先端の鉤状の突起で相手を切り裂く。なお、『4』の寄生体は成長段階によって3タイプに分かれていたが、今作は突然変異による形態の変化。
デュバリア
ケファロと同じく寄生体が直接人体を制御している状態だが、こちらは上半身全体が寄生体に変わってしまう。外見は球状の巨大な肉塊のような姿で外側は銃弾を弾くほど強固。内部は脆弱だが、鋭い牙が隠されており、花弁のように開いて咬みついてくる攻撃は一撃で致命的なダメージを受けるほど危険。ただし閃光手榴弾には無力で、また変身の際に腕が吹き飛んでしまうため段差や梯子を上れない。名前は多肉植物の属名から取られており、大口を開けた姿がガガイモ科の多肉植物デュバリアの花を想起させるためつけられたもの。また、この科に属する植物には花弁から腐臭を放つ腐肉花と呼ばれるものが存在し、そうした意味でもこの怪物に相応しい名前となっている。
キペペオ
マジニを倒すと稀に出現する寄生体の変異種。名前はスワヒリ語で“蝶”を意味し、本来脚となる骨組みに薄い被膜を張り、それをはためかせて飛行する。見た目に反してヘリに攻撃を仕掛けるほど運動性が高く、横移動で射線を外しながら接近し、口から吐き出す酸や、尻尾の触手を首に巻き付けて締め上げる攻撃を行う。生物に寄生せず、キペペオ単体で出現する場面もある。
ブイキチワ
宿主の肉体から出たプラーガの変異種が野生化したもの。“ブイ=蜘蛛、キチワ=頭”を意味する名前の通り、6本足の蜘蛛といった姿をしている。普段は地中に潜って休眠し、生物の気配を察すると現れて体内に侵入するべく襲い掛かってくる。

クリーチャー[編集]

アジュレ
キジュジュの町や湿原の油田、トライセルの輸送船に出現する改良型プラーガに寄生された中・大型の犬。『4』のコルミロスと違って外見に変化はないが、一定の時間が経過すると頭部から首までが縦に割れ寄生体が露出、これを巨大な顎として相手の頭をかみ砕く攻撃は非常に危険。名前の由来はアフリカの砂漠などに住むといわれる幻獣だが、そのような神秘性は微塵も感じさせない醜悪な怪物である。焼夷手榴弾、また寄生体が露出した状態ならば閃光手榴弾でも即死させることが可能。
ポポカリム
コウモリにプラーガを寄生させ改良を繰り返し、大きな破壊力と高い飛翔能力を両立させた大型B.O.W.。遺伝子改造によって生み出された4枚の翼は歩脚も兼ねており地上でも機動力は高く、巨体を生かした体当たりや前足の爪で攻撃する。弱点は尾部の寄生体だが、向かって前面は硬質の殻で覆われており。裏側に回っても寄生体がクモ糸状の粘液を放出して動きを封じてしまうため、攻撃するには爆発系の攻撃で動きを止める必要がある。ポポとはスワヒリ語で“蝙蝠”カリムは“寛大”を意味する。
ンデス
『4』に登場したエルヒガンテを生物兵器としての完成度を高めた改良型。リヘナラドールの技術を応用しており、新たに4体、計5体のプラーガの寄生によって耐久力と制御の安定性が飛躍的に向上。またこれらの寄生体も背中の大型のものが破壊されない限り、他の4体は何度でも再生する。名前の由来はアフリカの伝承に伝わる人食鬼で、腰に吊るされた人間(デルタチーム隊員)の遺体や頭蓋骨がいかにも名前に相応しい怪物の雰囲気を醸し出している。ンデスとの戦闘は、ガンシューティングゲームの様な特殊なもので、ハンヴィーの固定銃座を用いボウガンや火炎瓶で援護するマジニを倒しつつンデスに攻撃していく。
アーヴィング(モンスター)
リカルド・アーヴィングが仮面の人物から受け取った品種改良された支配種プラーガを投与して巨大な水棲生物へと変貌した姿。さまざまな魚類や貝類などを融合させたような怪物で、巡視艇並みのスピードで水中を移動し、2種類の触手と体当たり、寄生体自体の咬み付き(即死)で攻撃してくる。アーヴィング本人は殻に覆われた寄生体の口内に舌のような姿で融合しており、寄生体自体の核を攻撃することで姿を現す。巡視艇には機関銃と大砲の固定銃座が2機ずつあり、それも用いて闘うことになる。
リッカーβ
バイオハザード2』等に登場したゾンビの突然変異体“リッカー”を、始祖ウィルスを用いて正式にB.O.W.として改良したもの。やはり視力は無く聴覚で標的の位置を探り出し、舌と両手の爪で攻撃する。トライセルの研究では嗅覚と繁殖能力が向上したのみだったが、前作とは違い、ショットガン程度では怯ませることすら難しい強敵となっている。
U-8
タカアシガニの様な姿をした巨大なB.O.W.。プラーガを用いて多種の生物の遺伝子を強制的に融合させて生み出された。全身を包む甲殻は戦車の装甲にも匹敵する硬度を持ち、B.O.W.の中でも突出した防御力と攻撃力を持つ。反面、脚部の装甲が一部欠損しており、遠距離からの狙撃にも弱いなどの弱点もあるが、腹部に多数格納されたU-8とは別種の飛行型B.O.W.が周囲の敵に無差別に体当たりを行うため攻撃は容易ではない。名前の由来は、究極(Ultimate)から。兵器しての完成度は高く、後に脚部の装甲を補った完成体が闇市場で売られ、かなりの戦果を挙げているという。作中のファイルではクリスとシェバが戦ったのは初期型と表記される。
ジル
ウェスカーに捕われたジル・バレンタインが、始祖ウィルス研究の過程で生まれた薬品P30を投与され、洗脳を受けている状態。薬品の影響で身体能力は超人の域に達しており、垂直の壁を駆け上がり、クリス、シェバの二人を容易にねじ伏せる。P30は効力を発揮する時間が極めて短いため、胸部に取り付けられた生体パーツから常に体内へ注入されている。これを外すことで洗脳を解くことができるが、生体パーツの触手が体内に深く喰い込んでいるため、ある程度の攻撃が必要。また身体能力に反して肉体そのものは通常の人間であるため、強力な武器を使用するとジル自身が死亡してしまう。
ウェスカー
始祖ウィルスを起源とした改良型ウィルスに適合し、超人的な肉体を獲得した存在。過去作『CODE:Veronica』でクリスと死闘を演じたが、今作でついにプレイヤーとの直接対決となる。以前よりもさらに身体能力が向上しており、今作では素手で人体を引き裂き、ロケット弾の爆発に耐え、至近距離からの銃撃を苦もなく回避してのける。しかしベースは人間であるため攻撃の回避は相手を視認している状態に限られ、また不安定なウィルスを安定させるため、特殊な薬品“PG67A/W”を定期的に適量投与しなければならないという弱点も持つ。
ブロブ
追加エピソード「Lost in Nightmares」に登場する人型のB.O.W.。頭部にフードをかぶり、のような巨大な武器を引きずりながらスペンサー邸を徘徊している。クリスらを片手で持ち上げるほどの怪力を誇り、一度掴まれればパートナーの助けがない限り死は免れない。背中には膨れ上がった巨大な肉塊があり、中には強酸が詰まっている。複数体存在し、執拗に侵入者を追い詰めてくる。
知能はあまり高くないのか、劇中ではスペンサー邸に居たスペンサーのSP達を侵入者と間違えて皆殺しにしている。

ウロボロス系統[編集]

ウェスカーが始祖ウィルスをベースに作り上げた“ウロボロス・ウィルス”に感染して生まれたクリーチャー。世界のバランスを変えるという「ウロボロス計画」の要であり、事実上プラーガよりもこのウロボロスこそが作中で重要なキーワードとなっている。ウィルスに感染し、遺伝子が適合しなかった者は全身をウィルスに蝕まれ異形の怪物となり果ててしまうが、見事適合した者は自我と人間の姿を保ったまま超人的な肉体を持つ“新人類”へと進化することができる(らしい)。エクセラ曰く、人間の進化を助ける賢者の石だが、作中で自我を失わずその力を行使できたのはウェスカーのみである。

リーパー
カマドウマの様な姿をしたクリーチャー。昆虫等の小型節足動物の一種が漏出したウィルスの影響を受け誕生したもので、マップ上の大きな卵(この状態で攻撃しても倒せない)から人間の接近などにより孵化、襲い掛かってくる。普段は6足歩行だが、敵の傍まで来ると2足歩行形態をとり、死神(Reaper)の鎌の如き前足で相手の胴体をボディーアーマーごと貫き致命傷を与える。弱点は腹部と両肩から時折露出する白いコアだが、胴体部分の外殻は銃弾をはじき返すほど強固で、下手に攻撃を加えると視神経に作用して視界を歪ませる強力な毒性ガスを噴出し、狙いをつけることすら困難になってしまう。また、腕や頭部が欠損しても瞬時に再生するほど代謝能力が高い。グレネードランチャー(硫酸、閃光、電撃弾)なら身体のどこを狙ってもガスを噴出させず肩のコアを露出した状態になる。
ウロボロス
キジュジュ自治区の住民のひとりがウロボロス・ウィルスを投与され、遺伝子がウィルスに適合せず暴走したもの。投与されたウィルスは感染者の肉体から養分を吸収して爆発的に増殖し、全身を無数のヒルのような嚢胞で覆っている。感染者の意識はもはやなく、ウィルスの本能に従い、より優れた遺伝子を求めて周囲の生物に無差別に襲いかかる。弱点は炎と、嚢胞の隙間から見えるオレンジ色のコアだが、攻撃を加え続けると全身を分解して姿を消し、別の場所へ寄り集まって再生するという芸当も可能。
ウロボロス・ムコノ
研究所で出現するウロボロス・ウィルスを投与された実験体が怪物化したもの。上記のものより感染者の適合性が高かったため、より強靭で巨大な肉体となっている。“ムコノ”とはスワヒリ語で“腕”を意味し、ウィルス嚢胞で編み上げられた腕は伸縮自在かつ、切り離して自律行動させることでより遠くの標的を攻撃可能。弱点は両腕と背中にある4つのコアだが、本体となる背中の2つは体内に隠されており、火炎放射機などの強力な炎を浴びせることで初めて姿を現す。
ウロボロス・アヘリ
エクセラがウロボロス・ウィルスを投与され、変わり果てた姿。周囲にあった大量の人間の死体を取り込み、過剰な養分と複数の遺伝子を吸収したことで、さながら天を衝く巨木の如き姿へ異常成長を遂げた。枝分かれした4本の触手(出現時は2本)の先端にあるコアに発光するほどのエネルギーを集中させて標的を叩き潰す。また、あまりにも膨大なウィルスの集合体であるため、攻撃を受けて散った破片までもが小型のウロボロスとして活動する。アヘリとはスワヒリ語で「終局」と「極限」を意味し、ウィルスによる進化の袋小路であるこのクリーチャーを象徴するもの。弱点は触手の根元に隠されている巨大なコアで、触手のコアをすべて破壊するとしばらくの間露出する。戦闘では攻撃衛星レーザー砲“シャンゴ”を使用することができるが、使わなくても倒しきることは可能。
ウェスカー(ウロボロス)
ウェスカーが体内のウィルスを安定させるための薬品“PG67A/W”を過剰投与されたことで共生バランスを崩し弱体化。最後の手段として自らウロボロス・ウィルスを取り込み変異したもの。これまでの暴走体と同様にウィルス嚢胞が上半身を覆い、心臓部分にコアが形成されているが、これらは意図的に起こしたものであって、ウェスカーの意思が完全にウィルスを支配している。嚢胞で形成された長大な腕は数十メートルにまで伸び、岩盤を容易に砕くほどのパワーを発揮、さらに右腕には金属の破片が鎌のように取り付いており、極めて危険な凶器と化した。体術や高速移動は行えなくなったものの、攻撃力と耐久力は比較にならぬほど向上している。

その他[編集]

実験体
かつてアンブレラが築いた「アンブレラ・アフリカ研究所」を再稼働させたウェスカーやエクセラ率いるトライセルによって捕まり、研究所内で生体実験の材料にされた人間のなれの果て。不要と判断されれば、薬液に満たされたカプセルから縦穴へと廃棄されたり、ベルトコンベアで大量に運ばれるといったぞんざいな扱いを受けているが、一部は死んではおらず人間が近づくと反応して襲い掛かる。
ゾンビ
追加エピソード「Lost in Nightmares」に登場するゾンビ。劇中で登場する「パトリックの手記」から推測する限り、スペンサーや彼の意を受け実験を手伝ったパトリックの手によりウィルスを投与され、スペンサー邸の地下へ閉じ込められた人間達のなれの果てである。地下の、それも牢獄の中に閉じ込められていたこともあって、ゾンビの多くは生命活動を停止しており、わずかに生き残った者も痩せ細っているのが特徴。

敵以外の動物[編集]

カラス
倒すと稀にお金を落とす。飛び立つ前であれば容易に撃ち落とせる。
ニワトリ
回復アイテム「卵」を産んでくれる有難い存在。腐卵は産まない。『4』とは違い、たまに跳びかかって攻撃してくる。
ネズミ
主に屋内を走り回っている。倒すと稀にお金を落とす。
ハゲワシ
鉱山と油田の入口上空にのみ出現。常に上空を飛び回っている為、撃ち落とすのが難しい。
コウモリ
鉱山や遺跡の内部に出現。これも飛び立つ前であれば容易に撃ち落とせる。
ヘビ
前作同様、木箱や壺の中にいる他、今作では一部の茂みにも潜んでおり、やはり攻撃も仕掛けてくる。倒すと、白か茶の卵を落とす。
ナイルパーチ
湿地帯や池を泳いでいる魚。倒すと必ずお金を落とすが、前作の「ブラックバス」等とは違い、回復アイテムにはならない。
ワニ
湿地帯に出現。「敵以外の動物」では最も危険な存在で、喰い付かれると水中に引きずり込まれ、ゲームオーバーになる。倒せるが体力が高い。野生とはいえ、半ばンディパヤ族の生活に関わっており、作中には彼らがワニを利用している描写がある。本来のワニの捕食時の行動として、食いついた獲物を確実に仕留めるため、獲物に噛みついたまま水中でぐるぐる回るワニの性質「デスロール」も見事に再現している。
クモ
何の変哲も無いただのクモで、遺跡の壁にへばり付いている。倒すと稀にお金を落とす。

ステージ[編集]

チャプター1-1 検問所
アーヴィングを追いキシュジュ地区にやってきたクリス・シェバと突如現れたマジニとの初対決。主な操作方法もこのステージで習得する。中ボスとして処刑マジニが登場する。
チャプター1-2 集会場
集会場から市街地へと進み、アルファチームとの合流地点を目指す。ボスはウロボロス(この時点では名前は明らかにされない)。
チャプター2-1 倉庫
アーヴィングが逃げたとされる鉱山を目指し、港と路地を進む。中ボスはチェーンソーマジニ。
チャプター2-2 駅構内
真っ暗の鉱山を明かりで照らしながら進む。ボスはポポカリム。
チャプター2-3 サバンナ
デルタチームへの合流地点目指して、追いすがるライダーマジニを倒していく。このステージではシューティング風となっており、体力回復ができないステージとなっている。ボスはンデス。
チャプター3-1 処刑場
各地に点在する集落を巡りながら石板を集め、先住民の村へと潜入する。
チャプター3-2 油田・掘削施設
先住民の処刑場から続くアーヴィングが所有する油田へと向かう。終盤では制限時間付きイベントがある。
チャプター3-3 掘削施設
アーヴィングを追いながら掘削施設の門を開放して川を上っていく。ボスはモンスター化したアーヴィング。
チャプター4-1 洞窟
罠だらけの古代遺跡に潜入し、迷宮を突破していく。
チャプター4-2 神殿
触れるだけで即死となるレーザー光線飛び交う神殿内を進んでいく。
チャプター5-1 地底庭園
打ち捨てられた実験施設内を進んでいく。ボスはU-8。
チャプター5-2 実験施設
謎のコンベアが稼働する施設内を進んでいく。リーパーが初登場。ボスはウロボロス・ムコノ。
チャプター5-3 ウロボロス研究施設
ウロボロス研究施設・実験施設・ミサイル施設を進み、再び遺跡へと戻る。ボスはウェスカーと謎の仮面の人間。
チャプター6-1 船首甲板
コンテナが多数積まれた甲板エリアと船倉内を進む。中ボスはガトリングマジニ。
チャプター6-2 船央甲板
ボスであるウロボロス・アヘリの暴走を潜り抜けながら倒すことを目指す。
チャプター6-3 船橋甲板
敵の波状攻撃を避けながらウェスカーとの最終決戦に挑む。

武器・アイテム[編集]

『4』と違って独自の名称ではなく、モデルとなった武器の名称をそのまま用いている(一部の銃は名称を変更)。使用弾薬のカテゴリごとに分類(実銃では使用弾薬が違う銃でもカテゴリが同じなら使用できる)。今作は同じ名前の武器を複数所持することができない。

近接武器[編集]

今作は身長でリーチに差がある。

  • ナイフ:アイテム欄を占有せず常時保有。クリスはマチェテ、シェバはダガーである。今作では特にマジニに対して有効。しかし、今作では体術のバリエーションが増え、ナイフ自体の攻撃力が前作に比べかなり低いため、あくまでも補助的な役割に留まる。反面、何度でも使えるため樽や木箱といった破壊可能なオブジェクトを攻撃する時など、弾薬を節約したい場面では重宝する。クリスはコスチュームをS.T.A.R.S.にするとリメイク版『バイオハザード1』で使用したサバイバルナイフに変化する。ちなみにクリス、シェバ、ウェスカーはナイフを横に振って使うのに対し、ジルのみ突き刺すようにして使う。
  • スタンロッド:こちらはナイフと違いアイテム欄を一つ消費する。ナイフに比べて振りが遅く攻撃範囲も狭いが、その分威力はナイフのおよそ13倍と非常に高く(初期状態のドラグノフ狙撃銃とほぼ同等の威力である)、電撃により敵を大きく怯ませる効果もある。また、この武器でマジニに止めを刺したとき、プラーガ系統に変化させない効果も持つなど、癖は強いが使いこなすと強力な武器である。ナイフと同じく使用回数に制限は無く、同様に樽や木箱なども壊すことが出来るが、攻撃範囲の狭さゆえにナイフよりも使い勝手は劣る。

ハンドガン[編集]

  • ベレッタM92F:威力は低いが改造により装弾数を大幅に増加させられ、クリティカル率も改造出来る。BSAAの正式採用銃。
  • H&K P8:「P8」とはドイツ連邦軍採用モデルの呼称。貫通能力に優れている。ステータスは『4』のパニッシャーに近い。全武器中最もリロードにかかる時間が短い。
  • SIG P226:他のハンドガンより威力は高いがそれ以外のステータスは低い。『4』でいうレッド9に当たる。
  • ベレッタM93R:隠し武器。3点バーストが可能なため、総合的な火力ではSIG P226を上回る。『4』のマチルダに相当。
  • ベレッタPx4:THE MERCENARIESのみの武器、ジルが使用。クリティカル率が87.5%と非常に高い。
  • サムライエッジ:THE MERCENARIESのみの武器。ウェスカーのものは威力が高く、処刑マジニも2発でダウンさせることができる。その他の能力のバランスもよい。バリーのものも威力が高く、M93Rのように3点バーストによる連射が可能。ちなみにクリスは本作品では使用していない。

ショットガン[編集]

  • イサカM37:ポンプアクション式の標準的なショットガン。性能は平均的で入手時期が早い。
  • ベネリM3:本来はセミオートも使用できるが『3』同様ポンプアクション式。1発の威力がショットガンの中では1番高いがその他の能力は低め。前作でもライオットガンの名前で登場した銃と同じモデルだが、遠距離攻撃の有利さや照準の速さなどがなくなり弱体化している。
  • RDI ストライカー12:ゲーム内の名称は「J.ブレイカー(ジェイル・ブレイカー)」。セミオート式ショットガン。『4』でも「ショットガン(セミオート)」の名で登場したが、100発という驚異的な装弾数は今作では無くなっている。1発の威力はショットガン中最低だが、攻撃範囲は広く、改造すると同時に散弾数も増える。
  • ハイドラ:隠し武器。ソードオフタイプのトリプルバレル式のショットガン。最接近時の威力はマグナムをも上回り、連射速度と攻撃範囲はJ.ブレイカー並と高性能。欠点は装填速度が遅いこと。クリスとウェスカーは片手でこれを撃つ。

マシンガン・アサルトライフル[編集]

今作では評価に命中率があるため、使い勝手があまり良くない。なお、前述の通り本作ではマシンガンとアサルトライフルの弾薬は全て共通である。

  • Vz61:装弾数に優れるが威力が小さい。入手時期は早い。マシンガンの中で唯一クリティカル率を改造できる。
  • AK74:威力が高い反面反動が大きい。武装兵マジニもこれを装備している。
  • H&K MP5:貫通力に優れる。反動が小さく照準が安定している。
  • SIG SG556:AK74より反動が小さく威力とのバランスが良い。改造で装填速度がハンドガン並みになる。BSAAの制式採用銃。

この他、ムービーのみではあるが、デルタチーム隊員が狙撃仕様に改造したSIG SG556を使用している場面がある。

狙撃銃[編集]

  • サコー M75:ゲーム中の名称は「S75」。威力を強化できる最大値と装弾数が高い。欠点はボルトアクション式であること。その為一発ごとにスコープから目を離すので連射性能に著しく欠けるが、反面ボルトの操作時に視点が大きく引くので周囲の確認がしやすいというメリットも無くはない。
  • ドラグノフ狙撃銃:セミオートのため速射が可能。欠点は他のライフルよりも手振れが酷いため照準がぶれる。
  • H&K PSG-1:セミオートのため速射が可能。ズーム可能倍率を強化でき、他のライフルよりも手ブレが少ないため、より精密な射撃ができる。欠点はライフルの中で一番威力が低い。

マグナム[編集]

  • S&W M29:装弾数はマグナムの中で一番多くなる。威力はL.ホークより高いが、その他の性能は劣る。
  • デザートイーグル:ゲーム内の名称は「L.ホーク(ライトニング・ホーク)」。他の2つと異なりオートマチックのため、リロードの時間はハンドガン並み。マグナム系では最も安定した性能と最高の貫通力を持つ。『4』のキラー7に相当する。『2』でもレオン・S・ケネディが使用していた。
  • S&W M500:隠し武器。威力がロケットランチャーの次に高いが、発射後の反動及び隙も非常に大きい。『4』でもハンドキャノンという名称で登場した。今作では専用の弾丸ではなく共通のマグナムの弾が使用可能。

グレネード系統[編集]

  • グレネードランチャー:以下の弾薬を使用可能、銃身の改造はできず、無限弾化も不可能だが、唯一弾を購入することが出来る。
    • 炸裂弾:着弾と同時に大爆発を起こす榴弾を発射する。手榴弾よりは威力は低い。ガトリングマジニなどに効果が大きい。
    • 焼夷弾:着弾と同時に激しく燃え上がる弾を発射する。ウロボロス系統などに効果が大きく、怯ませる効果が大きい。また、敵の盾やプロテクター越しにもダメージを与えられる。
    • 閃光弾:初登場。着弾と同時に強力な光で敵の動きを封じる弾を発射する。基本的に閃光手榴弾と効果は同じだが、僅かながら攻撃判定もある。また、リーパーのコアを露出させることも可能。プラーガ系統を即死させる効果を持つ。グレネードランチャーの弾薬の中では最も弾薬の価格が安く、使い勝手が良い割に手頃な値段で手に入る。
    • 冷凍弾:『3』以来の登場。着弾と同時に周囲を凍らせる液体窒素を撒き散らす弾を発射する。凍った敵は一撃で粉砕可能(体術・武器による攻撃のどちらでも可)。ただし凍結した敵は一定時間たつと解凍、復活する。
    • 電撃弾:初登場。着弾と同時に強烈な電気を散布する弾を発射する。盾やプロテクター越しにダメージを与えられ、かなり広範囲までダメージを与えられる。リーパーやプラーガ系統などに効果が大きい。ただし、至近距離に着弾するとプレイヤーも感電してしまう。
    • 硫酸弾:着弾と同時に高濃度の硫酸を撒き散らす弾を発射する。リッカーβやU-8などに効果が大きく、怯ませる効果が大きい。また、リーパーに対してはコアを一撃で露出させ、コアを攻撃することで大ダメージを与えるかなり効果的な弾丸である。

特殊武器[編集]

  • ロケットランチャー:『4』から引き続き登場。最高の威力を誇るロケット弾を発射する。モードを問わずチャプターごとのクリアタイムが5時間以内になると無限弾数化できる。ゲームのバランスを著しく崩すため、Co-opモードでは制限しているプレイヤーも存在する。イベントで使用する物は再装填可能な上暗視スコープ付き。BSAAの制式採用銃。武装兵マジニも使用する。
  • 固定銃座:ハンヴィーや一部のステージに備え付けられた機銃。弾数無限だが、連射しすぎると銃身が過熱してしばらくの間使用不能になる。ハンヴィーに搭載されている物のうち、外見上クリスが使用しているのはRPD軽機関銃(すぐに発射できるが、オーバーヒートまでの時間が短い)で、シェバが使用するのはM134機関銃(発射まで若干のラグがあるが、オーバーヒートまでの時間が長い)である。
  • 手榴弾:投擲してしばらくすると爆発する。今作では直撃と爆風とで威力が違う。武装兵マジニも使用する。
  • 焼夷手榴弾:投擲し地面に落ちると即爆発する。威力は手榴弾ほどではないが怯ませる効果が大きい。
  • 閃光手榴弾:投擲すると音と閃光により敵を足止めする。この状態のマジニには体術で追撃が可能。本作では近くに居るプレイヤーにも効果が及ぶようになった。閃光に巻き込まれたプレイヤーは一定時間画面が閃光で覆われ、周囲の音が聞こえなくなる。前作同様露出したプラーガ系の敵を即死させることもできる。ウェスカー、ガトリングマジニ等のサングラスをかけたキャラクターや、リッカーの様に視力が無いものには効果が無い。武装兵マジニも使用する。
  • 感知式爆弾:いわゆる対人地雷。敵が近づくと爆発するが、銃弾や手榴弾を当てても爆発する。設置後も回収可能。手榴弾同様直撃と爆風とでは威力が違う。設置後にプレイヤーキャラや味方が踏んでも爆発はしないが、敵の接近や他の攻撃などで爆発した際、近くにいるとダメージを受ける。
  • 火炎放射器:ウロボロス・ムコノ戦でのみ使用可能。一定時間使用するとチャージが必要。
  • 衛星レーザー:ウロボロス・アヘリ戦でのみ使用可能。対象を狙い続けるとロックオンされ、発射可能になる。威力は非常に高いが、一回使用するごとにチャージが必要。
  • ガトリングガン:クリス専用の隠し武器、弾数無制限。ブレが非常に激しく、命中精度は最も低い。背中に巨大な弾倉を背負うため、持っているだけで弾倉が盾となり背後からの攻撃を防ぐことができる。装備時は移動速度がやや落ちる。ハイドラなどの一部の武器は構えたとき弾倉が邪魔で前が見えなくなってしまう。
  • ロングボウ:シェバ専用の隠し武器、弾数無制限で威力が高いが矢は放物線軌道を取り、レーザーサイトも無い為照準が難しい。

防具[編集]

以下の物が存在。2種を重ね着する事は可能だが、同じ物はできない。また、ハンヴィーに乗っている時は効果を発揮しない模様。前作と異なり、アイテム欄を消費して所持しないと効果を得られない。通常コスチュームの時に装備するとグラフィックが変化する。

  • アーマー(対衝撃)・鈍器や刃物、爆発の攻撃で受けるダメージを半分に軽減する。
  • アーマー(防弾)・ボウガンや銃火器の攻撃で受けるダメージを半分に軽減する。

回復アイテム[編集]

今作の回復アイテムは、卵を除いてクリスとシェバが近くにいる場合、両者に効果が及ぶようになっている。

  • 救急スプレー:シリーズおなじみのアイテム。体力を全回復する。今作では使用してもランクに関わらない。
  • ハーブ:今作は緑と赤の2種類のみ登場。加工したものをスプレーにして使用する。
    • グリーンハーブ:体力を小回復する。グリーンハーブ、レッドハーブと調合可能。今作ではグリーンハーブ同士の調合は二つまでとなっており、こちらの物は中回復する。
    • レッドハーブ:単体では効果は無いが、グリーンハーブと調合すると、全回復アイテムになる。
  • :『4』より登場した回復アイテム。ハーブ系統と違い、アイテム欄一つに5つまで所持できる為、前作ほどではないが携帯性が高い。効果が使用したキャラクターのみにしか及ばない上、今作で追加された卵を食べるモーションがハーブ使用時よりも若干長い事もあり、使用時の隙が大きい。ニワトリがたまに生む時がある。
    • 白卵:体力をわずかに回復する。
    • 茶色卵:白卵よりも回復する。
    • 金卵:全回復する。蛇からは入手不可。
    • 腐卵:食べるとかなりのダメージを負う。投擲して敵に当てると大ダメージを与えられる。出現率が低く、ブイキチワや武装兵マジニからしか入手出来ない。卵系アイテムの中では最も高く売れる。

オルタナティブ エディション[編集]

バイオハザード5 オルタナティブ・エディション
ジャンル サバイバルホラー
サードパーソン・シューティング
アクションアドベンチャー
対応機種 PlayStation 3
開発元 カプコン
発売元 カプコン
シリーズ バイオハザードシリーズ
人数 1 - 2人
メディア BD-ROM 1枚組
ダウンロード販売
発売日 日本の旗 2010年2月18日
日本の旗 2010年11月11日(ベスト版)
日本の旗 2012年3月29日(ダウンロード版)
対象年齢 CERO: D (17才以上対象)
ESRB: M (Mature: 17歳以上対象)
デバイス バージョンアップでPlayStation Moveに対応。
売上本数 日本の旗 約28万本(通常版) 20万本(ベスト版)
その他 ダウンロードコンテンツが最初から適用されている。システムはPlayStation Moveに対応した以外は『バイオハザード5』と同様。
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東京ゲームショウ2009にて、「バイオハザード5 オルタナティブ エディション(BIOHAZARD 5 Alternative Edition)」を開発していることが発表された。PlayStation 3向けに2010年2月18日発売。エピソード・コンテンツが追加され、希望小売価格は、4,990円(税込)。Xbox 360版や旧バージョンの「バイオハザード5」購入者は、これらの追加要素を有償ダウンロードすることができる。オリジナル版に収録されていた映像特典「バイオハザード5メイキング映像」および「バイオハザード:ディジェネレーション予告編」は含まれていない。日本国外では『Resident Evil 5: Gold Edition』というタイトルで発売。日本国外ではXbox360版でも『Gold Edition』が発売されているが、PlayStation 3版と違いディスクに追加コンテンツは収録されておらず、代わりにダウンロードコンテンツを無料でダウンロードできるシリアルコードが同梱されている。

本バージョンのみの要素として2010年春発売予定だったPlayStation Moveに対応する予定であったが、Moveの発売延期に伴い対応が先送りになった。2010年9月14日のアップデートにより対応し、Moveが接続されていない状態でも起動時にMoveの使用時の注意書きが表示されるようになった。

  • 追加エピソード1「LOST IN NIGHTMARES」
『5』本編で語られた、スペンサー邸へクリスとジルが突入する物語。スペンサー邸は、洋館事件の洋館(『1』リメイク版のもの)と非常によく似た館となっている。操作キャラクターはクリスとジル。最初のホールで入ってきた扉を三回調べるとシリーズ初期の固定式カメラとラジコン操作でのプレイができる。
  • 追加エピソード2「DESPERATE ESCAPE」
『5』本編クリスとシェバによって自我を取り戻したジルと、彼女と合流したジョッシュを操作し、トライセルの施設から脱出するエピソード。操作キャラクターはジルとジョッシュ。
  • 追加コンテンツ1「VERSUS」
「THE MERCENARIES」のマップを使用して2~4人でオンライン対戦を行うモード。登場するマジニを倒して得点を競う「SLAYERS」と、プレイヤー同士で殺しあうことで得点を競う「SURVIVORS」、2対2のチーム戦である「TEAM SLAYERS」、「TEAM SURVIVORS」の4種類のルールがある。
  • 追加コンテンツ2「THE MERCENARIES REUNION」
『5』本編の「THE MERCENARIES」とは別に登場するミニゲーム。基本ルールは本編の「THE MERCENARIES」と変わっていないが、操作キャラクターとゲームバランス、一部のアイテムの配置が変更されている。クリスとシェバに関しては別コスチューム(クリスは「Exoskeleton」と「Warrior」、シェバは「Office lady」と「Folklore」)となっており、このコスチュームは本編でも使用が可能。その他に『5』本編からジョッシュとエクセラが、過去のシリーズ作品からレベッカ・チェンバースとバリー・バートンがゲスト出演している。
旧バージョンではそれぞれのキャラクターのコスチュームが1種類ずつセットになった「COSTUME PACK1」、「COSTUME PACK2」に付随して販売。


脚注[編集]

  1. ^ ミリオンセールスタイトル一覧”. 株式会社カプコン (2012年12月31日). 2013年2月20日閲覧。
  2. ^ 受賞作品”. 日本ゲーム大賞2009. 2010年2月11日閲覧。
  3. ^ Game Credits for Resident Evil 4”. MobyGames (2007年2月19日). 2010年2月11日閲覧。
  4. ^ Mass Exodus From Capcom Part 3:Interview with Hideki Utsumi”. Original Sound Version (2009年12月29日). 2010年2月11日閲覧。
  5. ^ 週刊ファミ通』2010年9月9日号より
  6. ^ 今さらっ? 2008年北米市場を振り返るのだ!(1/4)”. ITmedia Gamez (2009年5月13日). 2010年2月11日閲覧。
  7. ^ “カプコン、PS3/Xbox 360「バイオハザード5」。全世界での累計出荷本数が580万本を突破”. GAME Watch. (2009年6月1日). http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20090601_212012.html 2010年2月11日閲覧。 
  8. ^ ミリオンセールスタイトル一覧”. 株式会社カプコン (2009年12月31日). 2010年2月11日閲覧。
  9. ^ “カプコン、業界初の3D Visionネイティブ対応「バイオハザード5」をデモ”. PC Watch. (2009年8月5日). http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090805_307204.html 2010年2月11日閲覧。 
  10. ^ 先行して公開されたXbox360体験版での操作面での不評を受け、約一週間後にFPS風の操作を追加したバージョンに差し替えられた。
  11. ^ 内容は実行毎に変動があるが、実際のゲームに近い内容でのテストとなる「A」と、シーン固定の為PC性能を正確に計る事の出来る「B」の2種類。尚、製品版でもそのまま搭載されているので、PC環境に合わせた最適化の手助けにもなる。
  12. ^ それだけでなく、コントローラーモードとキーボード&マウスモードも「ゲーム中に該当デバイスの入力があった」時点で瞬時に切り替わるようになっている。
  13. ^ 2012年現在では配信停止済み。

関連項目[編集]

  • 鈴木史朗 - シルバーゲーマーかつ、当シリーズのファンとして有名。『週刊ファミ通』において『バイオハザード5 オルタナティブ・エディション』PS3版「鈴木史朗的Co-opプレイのすすめ」にてBSAA特別顧問として記事に参加した。

外部リンク[編集]