バイオハザード4

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バイオハザード4
Resident Evil4
ジャンル サバイバルホラー
対応機種 ニンテンドーゲームキューブ
PlayStation 2
Wii
Microsoft Windows
Gクラスタ
開発元 カプコン第4開発部
発売元 カプコン
プロデューサー 小林裕幸
稲船敬二(PS2)
中井実(Wii)
ディレクター 三上真司
中井実(Wii)
シナリオ 三上真司
シリーズ バイオハザードシリーズ
人数 1人
発売日 Nintendo GameCube:
アメリカ合衆国の旗 2005年1月11日
日本の旗 2005年1月27日
欧州連合の旗 2005年3月18日
Sony PlayStation 2:
アメリカ合衆国の旗 2005年10月25日
欧州連合の旗 2005年11月4日
オーストラリアの旗 2005年11月11日
日本の旗 2005年12月1日
Windows:
欧州連合の旗 2007年2月23日
日本の旗 2007年6月7日
Wii:
日本の旗 2007年5月31日
アメリカ合衆国の旗 2007年6月19日
欧州連合の旗 2007年6月29日
オーストラリアの旗 2007年7月5日[1]
対象年齢 CERO:18才以上対象(GC版のみ)
CERO:D(GC版以外)
ESRB: M (Mature)
OFLC: MA15+
PEGI: 18+
USK: 18
BBFC: 15
コンテンツ
アイコン
暴力
売上本数 GC: 世界 160万本 [2]
PS2: 世界 230万本 [2]
Wii: 世界 190万本 [2]
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バイオハザード4』(biohazard 4、欧題:Resident Evil4)は2005年にカプコンよりニンテンドーゲームキューブ用ソフトとして発売されたホラーアクションアドベンチャーゲーム。『バイオハザードシリーズ』の第6作であり、後にPlayStation 2Microsoft WindowsWiiPlayStation 3Xbox 360に移植された。

本作はCESA GAME AWARDS 2004-2005において優秀賞、ファミ通アワード2005において大賞を受賞した。

開発の経緯[編集]

本編シリーズとしては、2002年発売の前作『バイオハザード0』より約3年ぶりとなる。
シリーズの生みの親である三上真司がディレクターとして加わっているが、発売までに何度も作り直されており、初期に神谷英樹がディレクターを務めたものは『バイオハザード4』として開発されたもののその後路線を変更、『デビルメイクライ』として発売された。

2002年に発表された段階でのディレクターは『バイオハザード3 LAST ESCAPE』を手がけた柴田洋であり、アンブレラの核心部分である始祖ウィルス発祥の地を舞台とし、作品のテーマは「極限状態で生き延びるためのもがき」としていた[3]。このバージョンは任天堂の非売品ソフト「ゼルダの伝説 時のオカリナGC」にPVが収録されており、バイオハザード5のウロボロスのような敵がレオンに襲いかかって来たり、レオンがそれにデザートイーグルで対抗する場面などがある。

また、GC版の初回特典である「シークレットDVD」には、開発途中でボツとなったバージョンの動画が収録されている。人形が突然動き出し襲って来る、「封印されている」という理由で開かない扉、実体の無い敵が絵の中から抜け出てくる等オカルト的な要素を含んでいたり、逆に視点は(肩越しのTPSではなく)従来の仕様のままなど、完成までに二転三転している事がわかる。

ストーリー[編集]

ラクーンシティ消滅後、責任を問われたアンブレラ社は政府から業務停止命令を受けて株価が大暴落し、事実上の倒産となった。事件の生き残りの1人であるレオン・S・ケネディは合衆国政府にスカウトされ、エージェントとしての訓練を受ける日々を送っていた。

時が過ぎ、事件から6年後の2004年。レオンは初任務として大統領令嬢アシュリー・グラハムの護衛に就く予定だったが、彼女が何者かに誘拐され、しかも内通者の存在が疑われたことから単独での捜査の指令が下る。わずかな目撃情報を頼りにヨーロッパへ飛んでとある辺境の村を訪れたレオンは、聞き込みを始めた直後にいきなり村人の襲撃を受けてしまう。応戦するレオンに対し、村人はその身に銃弾を受けても怯むことなく襲い掛かってくる。その姿に6年前の忌まわしい記憶であるゾンビを重ねながら、レオンは村人を撃ち倒して村の捜索を開始する。

やがて、そこがカルト集団「ロス・イルミナドス」の信奉する寄生生物「プラーガ」に肉体を乗っ取られて怪物化した人間が巣食う、狂気の村だったことが判明する。また、どうにかアシュリーを救出するも彼女は既にプラーガの卵を植え付けられており、レオンも卵を注入されてしまう。体内のプラーガを駆除して村から脱出する手段を捜すため、レオンとアシュリーは否応なく村の探索を続けることになる。死亡したと思われていた女スパイのエイダ・ウォンや、かつて相棒だった傭兵のジャック・クラウザーとの意外な再会に心を揺れ動かされながらも、レオンとアシュリーは村で唯一正気を保っていた男性のルイス・セラと共に、悪夢の夜を闘い抜いてゆく。

システムの概要・変化[編集]

フルモデルチェンジと銘打ち、従来の『バイオハザードシリーズ』とは大きく異なるゲームシステムを採用している。これらのシステムの多くは、本作以降の作品(『5』、『6』、『RV』)に継承される事になる。

アクションシューティングの要素強化
従来のシリーズでは謎解きやフィールドの探索などの要素が大きかったが、本作ではTPSのようなアクション性が強くなり濃厚な戦略を楽しめるようになった。
操作方法も大きな変更がなされ、『0』までの固定式のカメラアングル、ラジコン操作から、プレイヤーを背面から追従するビハインドカメラと、エイミング操作が採用されており、これによってより直感的な動きや銃器によって直接的に弱点を狙いやすくなっている。ただし、アシュリー操作時は従来の固定式カメラアングル、ラジコン操作となる(難易度によってはエイミング操作と、ビハインドカメラになっている)。これに伴い視界の外からの攻撃に備えられるよう、敵が出現した場合はほぼ必ずBGMが流れる仕様になっている(例外あり)。また、倒した敵から、弾薬・アイテム・金銭をランダムに入手できるため、弾不足を解消し、敵を倒す意義がより大きくなった。そのほか、倒した敵や命中率は各チャプター終了時に表示され、各所に設けられた射撃場で練習をする事ができる。なお、射撃場で高得点を出すと、賞金とおまけアイテムを入手できる。
武器・アイテムの携帯
武器や回復アイテムはアタッシュケースにブロック単位で収納されるようになり、イベントアイテムや宝物はアタッシュケースとは別に無制限に持てるようになった。弾やハーブなどの小さいものはブロック面積を殆ど使わないが、ショットガンやロケットランチャーなどは相応の面積を必要とする。前作の『0』と同様に、アイテムボックスが登場せず、不要なアイテムをその場で手放せるが、後者の場合は捨てる事になるため、再入手不可能となる。なお、アタッシュケースはゲームの進行に応じて大きいサイズのものを入手することが可能。しかしながら、持てる数に限りがある事に変わりはなく、ハーブを調合する等して圧縮したり、弾を銃に装填して場所を空けたりなど、いかに取捨選択をしながらアイテムを活用するかを考える必要がある。一方で鍵などの攻略に必要不可欠な大事なアイテムや、お宝などはいくらでも所持できるようになっている。
金銭・新アイテム
金銭の概念が導入され、武器商人から武器、アイテムの購入・売却・武器の改造ができるようになった。弾薬は扱っていないが、装弾数の改造で入手することは可能。通貨の単位は旧スペインの「ペセタ(ptas)」である。
新しいアイテムとして、「ブルーハーブ」が廃止された代わりに、体力の上限を上げるイエローハーブが登場している。
システム操作性の向上
ステージに配置されたアイテムなどの側では、「拾う」「調べる」といったアイコン(後述)が表示されるようになり、円滑にプレイできるようになった。従来作品でお馴染みだったエリア移動のアニメーションはなくなり、それに伴いロード時間が短くなっている。また、難易度の大幅な上昇に伴い、セーブ回数に制限がなくなった。ゲームオーバー時には『CV』と同様に死亡した直前の地点からコンティニューが可能となっている。
ボタンアクション
戦闘中やフィールド探索などの際、画面にボタン入力を促すアイコンが表示されるようになった。走る・泳ぐ・避けるなどのアクション、アイテムを拾う・ドアを開ける時などに表示される。アイコンはボタンを押すものと連打するもののほか、Wiiリモコンを振るアクションも存在する。
武器だけでなく、体術で敵を倒す事も可能になり、敵が怯んでいたりヒザを着いている状態になるとアイコンが表示され、回し蹴りや投げ技が繰り出せる。これには弾丸の節約、無敵時間を利用した回避など幅広い応用方法がある。
戦闘中以外にもイベントムービー中にボタンアクションが発生し、コマンド入力を失敗するとダメージを受けたり、即ゲームオーバーとなってしまう。
画面表示
ゲーム中は常に16:9のワイド画面で表示される。表示方法はGC版ではレターボックス表示にしか対応していなかったが、PS2版とWii版でスクイーズ方式に対応した。

クリア特典[編集]

これまでのシリーズでは本編クリア後にニューゲームで引き継ぐことが出来るのは「無限ロケットランチャー」などのおまけ武器のみだったが、本作ではクリア後のデータからニューゲームを始めると、レオンとアシュリーの体力の最大値、所持金・宝、アタッシュケースの中身を全て引き継ぐことが出来るようになった。

追加要素[編集]

隠しコスチューム
今作には隠しコスチュームが2種類存在し、条件をクリアすると新規データやクリアデータで隠しコスチュームを選択出来るようになる。過去の作品と異なり、プレイ中での変更は不可。スペシャル1では、レオンは『2』のR.P.D.の制服、アシュリーは露出の多い白のブラウスとパンツになる。また、本編に現れるエイダの服装もチャイナドレスからADA THE SPYで着用する工作員風に変わる。スペシャル2はPS2版以降に追加され、レオンは黒のスーツに帽子、アシュリーは甲冑姿になる。この状態のアシュリーは無敵状態になり、一切の攻撃を受け付けない(村人のトラックに轢かれても死なない上、ロケットランチャーの直撃にすら悲鳴を上げて倒れるだけで一切のダメージがない)他、敵にも連れ去られない(イベントを除く)。また、アシュリーを受け止めるとレオンが腰を痛めた素振りをする。このコスチュームで隠し武器であるシカゴタイプライターを装備すると、弾倉がドラムマガジンに変更されるほか、リロード時の動作が変更される。
PROFESSIONALモード
難易度NORMALで本編をクリアするとプレイできる通称「激ヤバ難易度」。他の難易度ではコンティニューの回数などで難易度が上下するように調整されているが、PROFESSIONALでは最高難易度で固定されている。更に敵の耐久力や、攻撃力も高くなっており、動作も敏捷性が上がっている上、回避などの動作も頻繁に行う。その他、敵がアイテムを落としづらく、ボディアーマーを買うことができない。
THE MERCENARIES
本編をクリアするとプレイできるミニゲーム。レオンやエイダなどのキャラクターを用いて制限時間内に多くの敵を倒して得点を競う。4つのステージがプレイ可能で、条件をクリアすると新しいキャラクターが出現し、最大5人から選択して使用することができるようになる。得点に応じて五つまでの星で評価がされ、星の数はハンドキャノンの出現条件の一つになっている。
ADA THE SPY
エイダを操作して、寄生体のサンプルを5つ回収して孤島から脱出する事を目的とするミニゲーム。後述の『the another order』とは違い本編とはストーリーに相違があり、エイダの服装も工作員らしい仕様になっている。なお、Wii版とHDリマスター版以外ではナイフの使用ができない。
the another order
本編をエイダの視点で描いたサイドストーリー。オリジナルの武器、マップ、ムービーや敵キャラクターなどが追加されており、設置物や小物を調べた時にレオンとは違ったメッセージが用意されているなど、本編に劣らない作り込みがなされている。5つのチャプターが用意されており、クリアするごとに彼女の視点から事件の概要や登場人物に関しての情報を纏めた「ADA'S REPORT」を見ることができるようになる。
初期装備にエイダ専用ショットガンが追加され武器の改造ができなくなった。また、購入できる武器に「火薬付きボウガン」が追加されている。
追加武器
本編クリア特典として、3点バースト射撃が可能な「ハンドガン(マチルダ)」と強力なロケット弾を無限に撃てる「無限ロケットランチャー」、『ADA THE SPY』と『the another order』のクリア特典として弾数無限の.45口径サブマシンガン「シカゴタイプライター」、『THE MERCENARIES』にて全員全ステージで☆5つのスコアを取得すると本編で使用できる特典として.50口径のマグナム「ハンドキャノン」がある。GC版以外では、難易度PROFESSIONALのクリア特典としてレーザー兵器「P.R.L412」を武器商人からもらうことができる。

各機種版の特徴[編集]

本作はもともとディレクターである三上真司によって、GC独占発売と告知されていたが、GC版発売の前にPS2への移植が発表されることとなる。その後も様々なプラットフォームへ移植された。発表の経緯はバイオハザードシリーズ#供給媒体に関する経緯を参照のこと。

ゲームキューブ版[編集]

本作が最初に発売された『4』となる。

GC用光ディスクの容量の問題によりディスク2枚組での供給となっており、プレイの中盤でディスクを入れ替える必要がある。国内版では他機種版に比べて最も残酷描写が激しいものになっている。全世界累計販売本数は160万本となっている[2]

本作を基礎として、他機種との変更点・追加要素を以下に述べていく。

PlayStation 2版[編集]

GCからPS2への移植に伴い、以下の要素が追加された。

AMATEURモード
EASYモードよりも更に難易度の低いモード。説明欄には「激ヌル難易度」と称されており、特徴としては「一部のステージに行かなくてもよい、ほとんどの敵が弱くなる、救急スプレーが2個以上買える、敵数がやや減る、初期装備にショットガンを持っている、武器の弾数の能力値が2倍になる」等の点がある。代わりにNORMAL・PROFESSIONALとは違い、本来ショットガンがある場所では入手できなくなっている。
ムービーブラウザ
本編のイベントシーンを閲覧できるムービーブラウザが追加。
the another order
前述の追加要素を参照。
隠し武器
本編PROFESSIONALモードのクリア特典武器として、P.R.L.412が追加された。

GCよりハードスペックが低いPS2への移植は非常に困難であったが(開発スタッフ曰く「移植というよりリメイクに近かった」)、最低限の画質の劣化、木の本数を3000から2000などのオブジェクト減少を行い移植が実現した。また、GC版では破壊できた照明などのオブジェクトがPS2版では破壊できなくなった。同時に出現する敵の数もGC版は最大11体、PS2版は最大9体となっている。さらに前述のアシュリーが無敵になるコスチュームもあり、実質的な難易度はPS2版のほうが若干低いとも言える。

GC版ではリアルタイムで描画していたイベントシーンをPS2版ではプリレンダリングムービーで再生している。そのため、PS2版ではコスチュームチェンジがイベントシーンに反映されない。また、PS2版以降ではより大容量の媒体で供給されているため、ディスク入れ替えの必要はない。

Microsoft Windows版[編集]

2007年2月23日より海外向けにWindows2000/XP)に対応したPC版が発売。日本でも2007年6月7日に発売された。追加要素などはPS2版と同等となっているが、PCでのプレイに伴い解像度がPS2に比べ、かなり向上している。動作環境は、カプコン公式ホームページに掲載されている。また、価格がコンシューマーゲーム版の『バイオ4』より高めとなっている。マウス操作には対応していない。

2014年2月28日にHDリマスター版の『Ultimate HD Edition』が発売。基本的には後述の『リバイバルセレクション』の移植。1920x1080の高解像度テクスチャと60fpsのフレームレート、マウス操作、Steam実績、トレーディングカードなどに対応した。予約特典として60曲以上の楽曲を収録したデジタルサウンドトラックと、キャラクター、クリーチャー、ストーリー、コンセプトアートなどを収録した、80ページを超えるデジタルアーカイブスが配布された。日本ではパッケージ版の販売はなく、Steamでのダウンロード販売のみ。

『バイオハザード4 Wii edition』[編集]

2007年5月31日には、GC版をベースにPS2版の追加要素を実装した『バイオハザード4 Wii edition』がWiiにて発売された。カプコン初のWii用ソフトである。

全世界での累計販売本数はWii editionのみで190万本となっている[2]。 また、Wii editionの操作方法は高い評価を得ており、後に『デッドライジング ゾンビのいけにえ』が制作されるきっかけとなった[4]

この版では、基本的な操作方法がWiiリモコンとヌンチャクコントローラに準拠したものに変更されており、リモコンのポインターで銃の照準を定めて攻撃を行う仕様になっている。また、リモコンを軽く振るだけで近接対象物を自動検索してナイフ攻撃を発動するサーチナイフ(通常のナイフ攻撃より威力は若干弱め)機能も搭載され、より直感的な操作が可能となった。

GC用コントローラやクラシックコントローラでの操作は、説明書には一切記述がないが対応しており、GC版やPS2版と同様の操作が可能。ただし、ゲーム起動時にヌンチャクを取り付けていないと警告が出て先に進まないため、タイトル画面が表示された後にリモコンからヌンチャクを取り外し、コントローラを付け替える必要がある(プレイ中の変更も任意で可能)。

ハードがWiiになったことにより、敵の同時出現数がGC版よりも増加したことに加え、AIの改良により奇襲頻度も若干上昇したが、「Wiiリモコン使用時のレーザーサイト照準が円形になったことによりどんな遠い地点にいる敵でも簡単に狙撃できること」および「ボタンアクションがリモコンを振るだけ」なので、基本的な難易度は下がっているといえる。また、データのセーブやエリア移動時の読み込みを含むロードの所要時間が大幅に短縮された。

その他の異同は以下のとおりである。

  • 難易度AMATEURがさらに簡単になり、レオンとアシュリーの受けるダメージは即死攻撃を除き5分の1となる。
  • コスチュームチェンジは、スペシャル1は全てのシーンで反映されるが、スペシャル2は、一部のイベントで反映されないというGC版とPS2版を合わせたものとなっている。
  • 『THE MERCENARIES』でも、レオンとエイダのみコスチュームチェンジが可能となった(レオンはスペシャル1のみ)。
  • Wiiリモコン使用時はすべての銃の照準移動の速さがほぼ均一化かつ高速化、手ブレもほぼなくなった。
  • PS2版で追加された隠し武器の「P.R.L.412」には、サーチ機能と拡散機能と物体破壊能力が付加されてより強力になった。
  • 『ADA THE SPY』でもナイフ攻撃が使用可能になった。また、他の機種よりもナイフの攻撃が0.5秒ほど高速化されている。
  • 特典映像として『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』のトレーラーが収録されている。

『バイオハザード リバイバルセレクション』(PS3/Xbox360版)[編集]

2011年9月8日には、今作と『バイオハザード CODE:Veronica 完全版』の2タイトルをHDリマスターし、Wii版をベースに画面解像度が720pに対応した『バイオハザード リバイバルセレクション』がPlayStation 3Xbox 360向けに発売された。また、2012年3月13日にはダウンロード版がそれぞれ単品で配信開始され、3月15日にはBest版のバイオハザード5(オルタナティブ エディション)とのツインパックが発売された。

PS3版はBlu-ray Disc1枚(HDDインストール必須)、Xbox360版はDVD2枚組となる。トロフィー、実績解除、クリア時間のオンラインランキングに対応する。HDDインストールに対応したことにより、ロード時間が大幅に改善されている。サウンドはPCM 2chのみで、ドルビープロロジックIIによる5.1chサラウンドは非対応。

初回生産分特典として、PS3版には「BIOHAZARD archives 復刻改訂版」と「BIOHAZARD archives II」を電子書籍向けに抜粋、再編集した「PlayView for Games版『BIOHAZARD archives 特別版』」をPlayStation Storeからダウンロードできるプロダクトコード、Xbox360版には「レオンジャケットコスチューム」アバターが無料で入手できるご利用コードが同梱する。

日本国外版の変更点としては一部のボイスが追加されているほか、難易度設定のEasy(PS2・Wii・PC版の場合はAmatureも含む)が存在せず、射的場の景品を得るための点数が3000点と大幅に難化している。また、首の切断など死亡時の表現が過激なものに差し替えられている。

登場人物[編集]

レオン・S・ケネディLeon Scott Kennedy
主人公。27歳男性。身長180cm、体重70.2kg。血液型はA型。『バイオハザード2』および本作の主人公。元は警察官で赴任後にラクーンシティが消滅したため事実上1日で失職したが、クリーチャーの巣窟と化したシティから生還した生存能力の高さを見込まれ、アメリカのエージェントとしてスカウトをされる。『2』の頃より身体能力、精神力ともに大きく成長している様子であり、どんな苦境でもジョークをしばしば口にする余裕を見せ、敵対したものには容赦をしない冷徹さも身につけた。また身体能力の向上により初期作の目標であったB級映画っぽさも体現している。また非喫煙者であり、警官に煙草を勧められても断り、ルイスに「煙草あるか?」と聞かれて「ガムなら」と返答する描写がある。
今回の任務として、大統領令嬢アシュリーの捜索・救出の指令を受けヨーロッパへ跳ぶ。しかしゾンビを越える新たな脅威=ガナードの襲撃に逢い、自身もプラーガの幼体を投与されてしまう。
日本語字幕においては「なけるぜ」が口癖となっているが、実際に英語で話している内容とは全く異なっている。
アシュリー・グラハム(Ashley Graham
アメリカ合衆国大統領令嬢。20歳。マサチューセッツ州の大学に通っている。下校中にサドラーを中心とするロス・イルミナドス教団の配下に誘拐されてしまう。当初は(能力的に)平凡な人間にも関わらず、誘拐されて命の危機に常にさらされている状況からか、他人を配慮する余裕がなく、少々自分勝手な面が目に付く所もあったが、次第に逞しくなり、エキセントリックな一面は、全くなくなった。戦闘能力は皆無であるものの鋭い観察力を持ち、重機を操縦できる技術も持っている。レオンとは協力して生存の為の探索を行う事になる。
ノーマルコスチューム使用時にスカートの下を覗くとスカートを押さえつつ怒りの仕草をみせる。その際見れるパンツの色は白。また正面から見るとレースまで丁寧に描写されているのが分かる。豊満なスタイルの持ち主であり、ルイスからは「大統領の娘にしてはおっぱいがでかい」と言われ、レオンからは「君の尻なら大丈夫だ」と言われ、不快感を露にする。
また、レオンに同行している内に恋心を抱き、脱出後それを暗に示すも、やんわりと断られている。その際、エイダとの関係をレオンに問い詰めている。
レオンはアシュリー救出後、彼女を連れて探索する事になる。敵によってアシュリーが拉致されたり、死亡した場合は即座にゲームオーバーとなるため、これを阻止し彼女の身を守る必要がある。レオンの攻撃でも死亡するため、敵と戦う際はアシュリーに当てないように注意する必要がある。また、一時的にアシュリーを操作する場合もあり、難易度によって従来の固定式カメラアングル、ラジコン操作に変わる。
ちなみに大統領は終盤で手に入るファイルで、おぼろげながらであるが容姿を確認できる。
ルイス・セラ(Luis Sera
村の小屋に監禁されていたラテン系の男性。「ハンサムなプー」と自称する28歳。スペイン語混じりの英語(レオンに「あんたアメリカ人だろ」と言った際にAmericanではなくamericanoと言うなど)を話す。実はサドラーの元でプラーガの研究に携わっていた過去を持つ。好奇心に負けて非道な研究を続けていた罪悪感から教団を裏切り、支配種プラーガのサンプルを持ち出して逃亡を図る(『the another order』ではサンプルを条件にエイダに身柄の保護を依頼していた事が判明する)。元は村の住人であり、猟師であった祖父に教えてもらった抜け道を駆使して教団勢力を出し抜いていた。レオン達を助けるためにプラーガの成長を抑止する薬とサンプルを探して奮戦するが、その過程でサドラーに殺害されてしまう。行動を共にしたのは短期間だったが、レオンとの間にはある種の絆が生まれていた。初登場時にはマドリッドで警官をしていたと語っているが、その真偽は定かではない。しかしエイダとの会話を見る限り、警察に強い不信感を抱くような出来事があったのは確かなようである。本編中で彼のプラーガについての研究過程、その考察や心境を書き残したメモを入手する事ができる。
エイダ・ウォンAda Wong
東洋系の美女。年齢は推定30歳。真紅のチャイナドレスを着ている。目的・素性など全てが不明。エイダ・ウォンという名前ですら仮の物である。『2』で死亡したかと思われていたがウェスカーにより救出され、それから6年後エイダはウェスカーの誘いで”第3の組織”「H.C.F」に参加する。サンプルを狙ってクラウザーと共に工作活動を行っている。しかし実態は「H.C.F上層部」からの命令でウェスカーを監視していた。フックショットを用いた軽やかな身のこなしと、レオンにも劣らぬ射撃の腕を持ち、事件の裏で暗躍する。前作でのぞかせた情に流される弱さは本作ではほぼ窺えないが、レオンを極めて高く評価しており、その危機には何度も駆けつけている。本作にはおまけ要素として『ADA THE SPY』並びに『the another order』といった彼女を主人公とするゲームが収録されている。
ジャック・クラウザーJack Krauser
赤いベレー帽を被ったナイフ戦術を始めとした白兵戦の達人。本作の2年前にレオンと協同任務を行っていたが、事故により死亡した事になっていた。「壊れた世の中のパワーバランスを変える」ためウェスカーの組織に所属しており、サンプル奪取を目的として教団に潜伏。サドラーの信頼を勝ち取るため、アシュリーの誘拐を行った。任務上エイダとは協力関係にあるが、お互いに信頼関係は無い。プラーガのもたらす「力」に魅せられている節があり、すでに身体に支配種プラーガを寄生させ超人的な身体能力を獲得し、左腕を変形させて刃として使用するだけでなく、それを展開し、盾としても使用する。レオンは彼の事を「昔は良い奴だった」と評している。また本人はレオンに「俺とお前はコインの裏表だ」という意味深な発言をしている。
『THE MERCENARIES』において使用可能であり、アーチェリー(コンパウンドボウ)と閃光手榴弾、ナイフを武器とする(ただし振り方はレオンとは反対である)。アーチェリーは鉄仮面を射っても怯ませる他、体術は通常の敵なら一撃で倒せる。また、プラーガの力を解放しどんな敵も一撃で粉砕する特殊攻撃(左腕を変形させて敵に突進)を断続的に行うことができる。 
イングリッド・ハニガン(Ingrid Hannigan
アメリカ政府機関の女性。無線通信によりレオンの作戦行動を側面よりサポートしていたが、中盤からは敵組織に電波妨害を施され連絡が途絶えてしまう。エンディングではトレードマークの眼鏡を外した姿を見せる。それを見たレオンは「かわいいな」と褒め、さらには電話番号を教えてほしいとナンパしたが、ハニガンは「まだ任務中でしょ!」とツッコミを入れた。
本作品以降、レオンとは任務上幾度も関わっていく事になる。
マイク(Mike
合衆国から救出作戦に派遣された軍用ヘリコプター「UH-1」のパイロット。陽気な性格。UH-1ヘリに搭載されたバルカン砲ミサイルでレオンの作戦行動を援護する。孤島にてレオンを囲んだ大勢のガナードを掃討した直後、敵が放ったロケット砲により撃墜された。作中で一度も顔を見せることはなかった。
オズムンド・サドラー(Osmund Saddler
古からの宗教団体、ロス・イルミナドス教団の教祖。周辺地域の領主であるラモン・サラザールを篭絡してプラーガの封印を解き、その後はプラーガの力を利用して支配領域を徐々に広げて行った。アシュリーを誘拐することにより、アメリカ合衆国に混乱を巻き起こし、最終的には全世界を支配しようと目論む。教祖の証であり、寄生体を操るための杖を常に所持している。
ビトレス・メンデス(Bitores Mendes
レオンが訪れた村の村長。スキンヘッドに長い顎鬚、黒いトレンチコートが特徴の大巨漢。レオンの蹴りを片手で受け止め、そのまま投げ飛ばしてしまうほどの怪力の持ち主。ロス・イルミナドス教団の神父も務めている。レオンを生かしておくことに疑問を感じつつも黙してサドラーに従う。この地域の公用語はスペイン語であるが、彼の部屋に収められている学術書からも分かるように、流暢な英語も話すことができる。左目は義眼であり、サラザールの居城正門の鍵となっている。支配種プラーガを移植されており、戦闘時には異形の姿を見せる。またストーリー中にレオンに襲い掛かるシーンが何度かあるが、巨体を有しながらも気配を悟られずに不意打ちを成功させている。
ラモン・サラザール(Ramon Salazar
村の近隣に大きな城を構え、古くから周辺を統治してきたサラザール家の8代目当主。年齢は20歳だが、子供のような体躯と老人のような顔つきや白髪というアンバランスな容姿で、幼稚な性格と残酷な嗜好を持つ。領民を守るべく、サラザール家の初代当主から7代目当主まではプラーガを封印し教団を弾圧してきたが、家族が居ない孤独をサドラーに利用され当代である彼自身が教団に入信し、プラーガを解き放ってしまう。支配種プラーガをその身に宿してサドラーへの忠誠の元、邪教徒のガナード達の統率を取っている。他の支配種プラーガを移植されている者とは違い、普段の彼は特に超人的な能力を見せていない。しかし、作中でレオンの投げたナイフで左手を貫かれるも、その後に再度対峙した際には、その間が短時間にも関わらず傷が元通りに塞がっており、極めて高い回復力を持っている様子。最後は側近と共にプラーガの母体に自ら取り込まれ巨大な異形と化す。
武器商人
本編にてお金と引き換えにアイテムや武器の売買・改造をプレイヤーに提供する謎の人物。目深に被った黒いフードからオレンジ色に光る目を覗かせ、独特の癖のある英語を話す。その品揃えは不自然なまでに充実しており、レオンも「戦争が出来るな」などと呆れた素振りを見せている。作中では触れられないが、彼らもガナードである[5]。他のガナードとは違ってよそ者にも敵意を見せず、金さえもらえれば誰とでも商売をする。ただし、近くに同胞(敵キャラクターのガナード)がいる場合は、レオンの会話に応じない。
作中においては行商中の彼らと交渉することが殆どであるが、本格的な店舗もいくつか構えられている。営業形態によらず、青白い炎を上げる松明を周辺に灯しており一種の目印となっている。ミニゲームである射的屋の店主も武器商人と同様の風貌をしている。商人たちは卵以外の武器で攻撃すると死んでしまい、そこでの武器の売買が不可能になってしまう。ただし射的屋の主人はどんな攻撃でも死なない。
声優は同作のレオンと同じポール・メルスィエが演じている。『バイオハザード6』にもレオンの隠しコスチュームとして出演する予定だったがボツとなった。また、その『6』でレオンがとある場面で武器商人の台詞を呟くシーンがある。
アルバート・ウェスカーAlbert Wesker
元S.T.A.R.Sの隊長。オールバックにした金髪と、その表情を包み隠すサングラスをかけている。実はアンブレラの優秀な研究員であり、S.T.A.R.S.には独自の思惑による工作活動の一環として潜伏していた。『バイオハザード』でクリスたちに野望を阻止され死亡したかと思われたが、『CODE:Veronica』でその生存が確認される。力の象徴たる「アンブレラ」の復活を画策しており、新たに巨大製薬会社「S」と接触している。今作では、プラーガのサンプルを得るためにエイダやクラウザーを村に送り込み、裏から彼らの行動を指揮する役で登場している。
『THE MERCENARIES』においてプレイヤーキャラクターとして使用可能である。サプレッサー付き限定仕様ハンドガン、マグナム(キラー7)にライフル(セミオート)といった豊富な装備を持つ。また、ネリチャギ(テコンドーの蹴り技)や掌打などは通常の敵を一撃で倒せる。ただしナイフは使用できず、スタート時点で予備弾薬は1発も持っていない。
ハンクHunk
元アンブレラ特殊部隊員だが、現在の動向は不明。本作では『THE MERCENARIES』のみ登場。装備はマシンピストル(ストック付)と手榴弾3個である。ナイフは使えない。また、頭部射撃後のボタンアクションは敵の首を180度回す一撃必殺の「処刑」。この技は相手の体力に関わらず即死させる。

敵として登場するモンスター[編集]

今作ではシリーズ恒例のゾンビを初めとするT-ウィルス由来のクリーチャーは登場しない。主人公に立ち塞がるのは、プラーガに寄生されて凶暴化した村人や実験体である。

ガナード(Ganado[編集]

事件の舞台となったヨーロッパの辺境に現生する寄生生物“プラーガ”に肉体を乗っ取られた人間。宿主の意識は失われ、人間としては死者に等しい状態だが、プラーガが感染前の生活を模倣してあたかも生きた人間の如く活動する。宿主の知識や記憶はそのまま残っており、言語を用いた会話や道具の使用さえ可能。また生命力も強化されており、過去作のゾンビ同様、銃弾にも耐える生命力を獲得している(ただし痛覚はある程度残っている模様)。未感染の人間を発見すると即座に凶暴化し、武器や罠を用い、組織だって行動し標的を追い詰める。『ガナード』とはスペイン語で『家畜』を意味し、文字通り教団の幹部たちには下位の労働力として使役されている模様。

村人
レオンが最初に遭遇するガナード。一見、農作業に勤しむ穏やかな生活を送っているように見えるが、村の目立たぬ場所には人間の遺体や人骨がいくつも転がっており、村中央に晒された百舌の早贄の如き警官の遺体がその光景を一層異様に見せる。また衛生観念も欠如しており、腐った食物なども平気で口にしている模様。レオンを発見すると、鍬や手斧、包丁などの日用品の刃物を手に襲い掛かり、自身や仲間が巻き添えになるのも構わずダイナマイトを使用。また、村の各所にトラバサミやワイヤー爆弾、落石などのトラップを仕掛けて防衛線を築いている。
プラーガの感染経路は、最初は寄生体の発掘作業に駆り出されていた者たちが乾燥した寄生体の胞子を吸い込んで体内で蘇生。教団によるプラーガの研究が始まってからは、入信した領主サラザールの命で、注射で直接体内に卵を注入されていった。
邪教徒
時代錯誤なローブに身を包んだ邪教集団ロス・イルミナドスの狂信者たち。プラーガの研究が始まってから、早期に自ら望んで寄生体を受け入れたため、体内の寄生体は成体もしくはそれに近い状態に成長している。耐久力も村人タイプのガナードより全体的に高く、木製の盾や髑髏を模した金属の仮面で身を守る者も存在。フレイルや大鎌、ボウガンなどの強力な武器を手に、不気味な笑みを浮かべながら襲い掛かる。またロケットランチャーや固定式の大型ガトリングガンなど強力な重火器も所持しており、上体を反らして銃の射線を外す、二手に分かれて行動するなど村人よりも戦術的に行動する。ローブの色によって格付けされており、黒・紫・赤の順に地位が高くなる。特に陣頭指揮を執る者の中には後述のチェーンソー系ガナード並みに耐久力の高い者も。
戦闘員
プラーガの研究施設がある孤島を警備する戦闘員。戦闘訓練を受けており、邪教徒よりも全体的に体力が高く、走って接近する速度がかなり速い。村人や邪教徒が使用していた武器の一部に加え、新たにスタンロッドを所持しているが、後述のガトリング男などを除いて銃器は所持していない。身を守る盾も金属製のものを使用し、下半身にアーマーを装着している者もいる。また近代的な服装をしているが、中には古代の剣闘士のような鎧とハンマーで武装した大柄な者も存在する。
単に「ガナード」と言った場合、上記の3種のことを示す場合が多い。
ガナード(寄生体)
宿主の人間の身体が致命的なダメージを受けたため、プラーガが露出して直接肉体の制御を行っている状態。頭部が吹き飛んで寄生体が現れるため人間の知能は失われ、動作もぎこちなく歩くのみ(扉の開閉やハシゴの使用などは可能)だが、露出した寄生体がより強力な攻撃を仕掛けてくる。成長段階によって3タイプに分かれ、幼体は先端に刃が付いた触手を鞭のように振り回す。成体は口から酸を吐き、8本の足で相手の頭にしがみ付いたのち顎で噛みつく。成長途上のものには触手も酸もないが、胴体と一体化した巨大な顎は人間の頭蓋骨を即座に噛み砕き死亡させる。人間の身体はプラーガの乗り物でしかないため攻撃してもほとんど効果はないが、露出した寄生体には通常のガナードと同じくヘッドショットが有効。またプラーガは光に弱く、日中では活動できないうえ、閃光手榴弾の強烈な光を浴びるとそれだけで肉体が崩壊してしまう。しかし成体のものは倒れた後、プラーガが離脱して襲い掛かってくる。
チャプター2以降、特定の者を除き、通常のガナードを倒すと一定の確率で出現するが、ひとつのエリアに出現するのは最大で2体までとなっている。通常のガナードに止めを刺す際、体術、爆発系の攻撃、高所からの落下ダメージ、足場のない場所へ落とす、といった手段で寄生体の出現を防ぐことが可能。
ガナード(チェーンソー系)
伐採用の大型チェーンソーを武器として使用するガナード。チェーンソー男、姉妹が存在し、それぞれすだ袋と包帯で顔を隠した狂気的な姿をしている(某ホラー映画のオマージュと思われる)。プラーガとの適合性が高かったため、通常のガナードよりはるかに強靭な肉体を持つ反面、強い破壊衝動に支配されており、一度敵と認識した者を執拗に追跡し、チェーンソーを振り回す殺人マシンと化している。
即死攻撃のみを使用する危険な敵だが、ショットガンなどで引きつけて撃てばダメージを与えつつ吹き飛ばして距離を取りながら闘うことが可能。
巨大チェーンソー男
『THE MERCENARIES』の港ステージにのみ登場する、通常のものより巨大な身体のチェーンソー男(後述のガトリング男並の巨漢)。耐久力もさらに上昇しており、手榴弾の直撃などの強力な武器でなければ怯むことすらない。どんなに高い段差もジャンプで乗り越え、動力部を鎖で繋げた2枚刃のチェーンソーを振り回しながら接近し、勢いのまま相手を斬り捨てる。なお、こちらを認識していない場合は通常のチェーンソー系と同じく立っているか、チェーンソーを振りかざしてゆっくりと移動するが、発見すると即座に振り回しで追跡を開始する。
ガナード(ガトリング男)
頭にベレー帽を被り、眼帯を付けた巨漢のガナード。孤島を警備する戦闘員たちの隊長格で、恵まれた体格と鍛え抜かれた肉体を持つ人間がベースとなっている。本来銃架に固定して用いる大型の電動式ガトリングガンを持ったまま扱えるほどの筋力を獲得しており、遠距離では激しい銃撃(敵味方問わず攻撃判定あり)、近距離ではガトリングガンで殴りつける攻撃を行う。巨大チェーンソー男と同様にジャンプで段差を飛び越え、ゲームランクによってはロケットランチャーにすら耐えるほどの耐久力を持つ難敵である。

ガナード以外[編集]

コルミロス(Colmillos
プラーガを用いた生物兵器開発研究の一環として、犬にプラーガを寄生させたもの。名前はスペイン語で『牙』を意味し、寄生体との同化によって発達しすぎた牙が口腔に収まりきらず、口が大きく裂けて歪な牙がむき出しとなった凶悪な面構えをしている。動きが素早い上に姿勢が低く、サイドステップで銃の射線を外しつつ飛びかかり、相手に圧し掛かって喉笛に噛みついてくる。また背中を突き破って寄生体の触手が露出し、鞭のように叩きつける攻撃も行う。プラーガを介した行動のコントロールは安定しており、出現時には必ず群れを作って波状攻撃を仕掛けてくるため、ショットガンなどの広範囲を攻撃できる武器が有効。また焼夷手榴弾、触手が出ている状態ならば閃光手榴弾でも即死させることが可能。
なお、ガナード(寄生体)と同様出現時にはイベントムービーが挿入されるが、チャプター2のスタート地点から道を戻らないと見ることができない。
デルラゴ(Del Lago
プラーガの応用実験のサンプルとなったオオサンショウウオ。名前は『湖の~』を意味し、制御不能な凶暴性のためサドラーによって村の湖に封印されていた。プラーガの成長が進むにつれ際限なく巨大化し、全長は20メートル以上にも及ぶ。巨体に似合わず水中をモーターボートと同等の速度で移動し、レオンの乗るボートに体当たりを仕掛け、水面に投げ出された所を丸呑みにしようと襲い掛かってくる。
戦闘では、レオンの乗るボートがロープでデルラゴと繋がってしまい、流木やデルラゴの攻撃をかわしながらボートに備え付けられている銛(弾数無限)で攻撃していく。また、ボートのある桟橋には、ブラックバス欲しさに水面を銃で撃ち続けていると、突然デルラゴが現れ飲み込まれてしまう(ゲームオーバー)というゲーム上のトラップが存在する。
レオンを村に案内した警官のひとりは殺された後、このクリーチャーの餌にされた。
エルヒガンテ(El Gigante
プラーガに寄生された人間に遺伝子操作を施した結果、『巨人』の名の如き異様な巨体へ変貌したもの。その身長は二階建ての家屋ほどもある。圧倒的なパワーと耐久力を持ち、強烈なパンチや体当たり、また村に出現する個体は大岩や立ち木を武器にして攻撃する。しかし、同族のガナードにさえ襲い掛かるほど凶暴化したため、生み出されたのはわずか数体のみ。耐久力にも限界があり、それ以上のダメージを受けると膝をついて動きを止め、弱点の寄生体が再生のため活発化、背中から露出する。村に出現するものは皮膚が薄い青色だが、古城の地下ではより耐久力の増した赤色の皮膚のものを二体同時に相手取ることに。
ビトレス・メンデス
村長メンデスがレオンとの戦闘において、支配種プラーガの力を解放し現した異形の本性。胴が上下に裂け、プラーガの影響で異常に発達した脊椎がムカデのような肢を蠢かせている。主な攻撃手段は背中から伸びる二本の長大な前足で、振り回して先端の爪で切り裂くほか、脊椎と同時に伸ばして高所への攻撃、また遠くの地面に突き刺し身体を引き寄せることで一気に長距離を移動する。弱点はむき出しとなった脊椎だが、切断されても上半身のみで活動し(第2形態)、前足の爪を小屋の梁に引っ掛け、振り子のように移動することでより機敏な動作で襲い掛かる。
なお、サドラーをはじめ、教団の幹部はプラーガを体内に宿しながら完全に自我を保っているが、これは彼らの寄生体自体が遺伝子改造を繰り返して生み出された『支配種』と呼ばれるものであるため。
ガラドール(Garrador
プラーガを寄生させた人間に肉体強化を施して生み出された狂戦士。名前は『爪を持つ者』を意味し、両の手甲に伸縮する3本ずつ長大なカギヅメを装備している。目に付いた者を敵味方の区別なく襲い掛かるほど凶暴化したため、瞼を縫合するという措置が施されたが、封じられた視覚に代わって聴覚が発達している。わずかな足音でも正確に獲物の位置を捕え、真正面からはほとんどの攻撃に怯まずカギヅメを振り回して襲い掛かってくるが、背中にむき出しとなった寄生体が弱点。また、走らずに歩いての移動の際の足音は感知せずに、余程近寄らない限りは、唸り声を上げながらゆっくり周囲を歩き回るため、距離を取りやすくなる。
中世の剣闘士のような鉄仮面を被った者と全身鎧を着込んだ者がおり、いずれも背中の寄生体以外への攻撃は効果が薄く、特に後者の方が耐久力は高い。攻撃力も高く、ゲームランクが高い場合、初登場時はその時点で入手できるイエローハーブを全て使って体力を上げても、突進ツメの一撃で力尽きてしまうことがある。
ノビスタドール(Novistador
プラーガの応用実験で生み出された昆虫と人間の混合体。全身を覆う外殻の色を自在に変化させる擬態能力で『見えざる者』の名の如く身を隠し(風景の揺らぎ、眼光、吐息、移動時の水しぶきで位置は判別可能)、鋭い爪や飛び蹴り、酸を吐きだして獲物を狩る。擬態能力を持たない失敗作(サラザール曰く『できそこない』)も多数存在し、それらは背中の翅で宙を飛び、群れをなして襲い掛かる。ベースは人間ながら手足のあるフォルム以外は人間の面影は全くなく、古城の一角に巨大な巣を作って盛んに繁殖を続けている。飛行タイプは飛んでいる間は極端に防御力が低く、ハンドガンなどでも1~2撃で倒すことが可能。
アルマデューラ(Armadura
古城に飾られている甲冑へ、宿主を探す過程でさ迷っていたプラーガが内部に潜り込み、操っているもの。そのため、故意に作られたものではなく、偶発的に誕生したものとなる。甲冑内部全体にプラーガの触手が張り巡らされており、それが疑似的な筋肉の働きを発揮、あたかも人間が入っているように行動するが、その動作は非常にぎこちない。銀色の鎧と黒色の鎧の2種類が存在し、それぞれ剣と長柄斧を振りかざして攻撃する。『鎧』の名の通り耐久力が非常に高いが、頭部を攻撃することで弱点の寄生体が露出する(銀鎧→幼体、黒鎧→半成体)。しかし、通常のガナードと違ってヘッドショットで一撃で倒すことはできない(閃光手榴弾で即死させることは可能)。
AMATEURや、EASYではレオンとの戦闘はカットされ、アシュリー操作時にしか登場しない上、アシュリーは武器や戦闘能力を持っていないため倒せない。
ヴェルデューゴ(Verdugo
サラザールの側近兼、警護を務める、黒い外殻の昆虫人間。名前はスペイン語で『執行者』を意味し、教団の儀式や敵対者の処刑を取り行っていたと思われる。昆虫の遺伝子を用いた応用実験の完成形で、ノビスタドールよりはるかに高い身体能力を持つ。両手の爪を用いた格闘戦に加え、先端に刃のついた伸縮自在の尾を鞭のように振り回す。また、柔軟な身体を活かして床下や天井裏に潜り込み、死角からの奇襲攻撃を仕掛けてくる。全身を包む外殻は銃弾を弾くほど強固だが、昆虫故に冷気に非常に弱く、液体窒素を浴びせることでしばらくの間全身を凍らせて強度を大幅に減衰させ(更に、銃弾による攻撃の威力を通常よりも大幅に威力を上げられる)、素早い動きを封じることが可能。しかしそれでも全クリーチャー中最大の体力を持ち、まともに戦えばかなりの弾薬を必要とするが、一切相手にせず、無視してやり過ごして先へ進んだり、引き返して闘いの続きを行なったりすることも可能(倒した場合は、お宝が入手できる)。
なお、レオンに差し向けられたのはサラザールが自らの右腕と呼ぶ赤色のローブを着た方であり、もう一方の黒いローブを着たものが同種のものかどうかは不明。
ラモン・サラザール
古城の城主サラザールが、側近と共にプラーガの巨大な母体と融合した姿。中央の花のつぼみのような核と左右の壁面から巨大な触手が出現し、レオンに叩きつけたり、身体に巻きついて地面に叩きつけるといった攻撃を行う。さらに中央の触手は先端に側近の顔が浮かんでおり、禍々しい牙が並ぶアゴに噛みつかれた場合死は免れない。また、つぼみの下の根には無数の寄生体の胞子が生えており、そこから次々とプラーガを生み出す。弱点となるサラザール本体は中央の触手の根元付近にある強固なシェルターの中におり、触手が噛みつき攻撃を行う時か、側近の顔の眼球を攻撃し、動きが止まった時のみ姿を現す。左右の触手もある程度攻撃すればしばらくの間引っ込んで攻撃してこない。
リヘナラドール(Regenerador
ひとりの人間に複数のプラーガを寄生させることで生み出された怪物。名前はスペイン語で『再生者』を意味し、身体の欠損個所を短時間で修復できる異様な代謝能力、それに伴う高い耐久力を獲得している。しかし、細胞組織が脳から内臓に至るまで変質しているため人間の知能はなく、単に獲物に対して食らいつくだけの生ける屍と化している。乾いたような薄紫色の皮膚、鋭い牙を持ち常に涎を垂らす口、古い電球のように揺らいで赤く輝く眼球といった醜悪な外観を持つ。歩行速度は遅いが、両手を丸太のように肥大させて殴りつけるほか、遠くに伸ばして相手を引き寄せ、鋭い牙で噛みつく攻撃を行う。まともに相手すればかなりの弾薬を必要とするが、 サーモスコープを装備したライフルで体内の寄生体を狙い撃つことで素早く倒すことが可能。しかし背中側にあるものは正面からは見えないため、足を撃ってうつ伏せに倒すなどの対処が必要。無視して強力な武器で力押しするのも手。また焼夷手榴弾でも寄生体を1体倒すのと同等のダメージを与えられる。
アイアンメイデン(Iron Maiden
リヘナラドールに更なる改良を加えた強化版。皮膚は暗い灰色になり眼球は退化、口は鼻先まで縦に割れている等、リヘナラドールより更に醜悪な外観を持つ。全身の皮膚に1メートル以上にも伸びる針を無数に隠し持っており、伸縮自在の手で捕らえた獲物を自らの身体に叩きつける様に引き寄せ、串刺しにする様子が中世ヨーロッパの拷問具「鉄の処女」を彷彿とさせるためこの名がついた。なお、前述のリヘナラドールはゲームランクに応じて体内の寄生体が3~5体に変動するが、アイアンメイデンは必ず5体となっている。
U-3
プラーガと複数の生物の遺伝子を用いて生み出された合成生命体。各生物の特徴の調整が不完全なため、非常に歪で醜悪な姿となった。舌が異様に伸びた人間の上半身に昆虫の腹部を持ち、その巨体をトカゲのような4本の足で支えている。3段階に形態が変化し、第1形態は左腕の触手を鞭のように振り回して叩きつけ、また相手の首に巻き付け頸椎をへし折る。加えて第2形態では人間部分の背中から大型のプラーガが露出。巨大なハサミのようなアゴで相手を切り裂く。第3形態はダメージによって人間部分が機能を失い、プラーガが直接肉体を制御。巨大なアゴで地中を掘り進み、足元から奇襲攻撃を仕掛けてくる。
宙吊りになったコンテナの中で戦闘が始まり、そこを出るまでは攻撃しても追い払うだけでダメージは与えられない。また、難易度によっては攻撃してもなかなか怯んだり追い払えず、組み付かれた際、回避するのも困難になってくるため、かなりの難敵になり得る場合もある。
ジャック・クラウザー
生物兵器の力に魅入られた、元米合衆国の傭兵。鍛え抜かれた肉体に支配種プラーガの力が加わったことで超人的な身体能力を獲得しており、ナイフや体術を用いた接近戦をベースに、マシンガンや手榴弾、爆弾付きアーチェリーといった強力な武器で襲い掛かる。さらにプラーガの力を解放すると左腕が巨大なブレード状に変化。強力な斬撃を繰り出してくるほか、ブレードを翼のように展開させることで、あらゆる攻撃を防ぐ強力な盾として使用する(下半身まではガードしていない)。二度闘い、最初はアクションボタンのイベントで、後に孤島深部にある遺跡の中で、シーカーと呼ばれる二種類の自走爆雷を仕掛けて待ち受ける。プラーガを解放した最終決戦の時以外は攻撃しても撤退するだけでダメージは与えられない。
 なお、クラウザーに対してはナイフによる攻撃がマグナム並みに高く設定されており、戦闘エリアの隅に追い詰めてタイミング良く斬りつければ一方的に攻撃し続けられ、わずか十数秒で倒すことも可能。
オズムンド・サドラー
ロス・イルミナドス教団の教祖サドラーが、支配種プラーガの力を完全に解放した姿。本編の最終ボスとなる。首が長大に伸び、頭部の周囲に3本の巨大な牙が生える。首の根元からは巨大な4本の節足と数本の先端に刃のついた触手が生え、接近しただけで斬りつけられてしまう。節足それぞれに眼球が付いているため、どの方向からでも敵対者を捕捉可能。牙で鉄骨を咥えて軽々と投げ飛ばし、巨体からは想像もつかない跳躍力でレオンを押しつぶそうとする。外殻はロケットランチャー(通常弾)が直撃しても即死には至らず。不死身とも思える生命力を持つ。
強大な力を持つが、宿主であるはずのサドラーの身体は全く機能しておらず、もはや抜け殻に過ぎない。その意思が本当にサドラーのものかどうかさえ疑わしい、非常に奇怪かつ醜悪な怪物と化している。
弱点は首の先端にある眼球で、節足の眼球を攻撃するか、爆発系の攻撃、戦闘エリアの二か所にあるクレーンを操作して鉄骨を当てることで態勢を崩し、首をだらんと下げて動きを止める。そこを通常の武器かアクションボタンによる攻撃を行うことで効果的なダメージを与えることが可能。ある程度のダメージを与えるとエイダがロケットランチャー(特殊)を投げ込むイベントが発生し、これを使えば残りの体力に関係なく倒すことが可能だが、使用せず通常の武器で倒すことも可能である。
オズムンド・サドラー(人間形態)
『the another order』でエイダが闘うことになる変身前のサドラー。人型を保ってはいるものの、体内は高密度に圧縮された支配種プラーガの細胞で埋め尽くされており、重い足音から見た目に反して非常に質量が高いことがうかがえる。クラウザー以上の身体能力を有しており、残像が見えるかのような高速移動で標的を追い詰め、掌底などの体術や、最大数十メートルにも伸びる右腕の触手をムチや槍のように用い、多角的に攻撃を仕掛けてくる。また、その身にハンドガンやマシンピストルなどの銃弾を受けても、寄生体の細胞が手先に撃ち込まれた銃弾を集め、逆に高速で撃ち返すといった芸当も可能。クラウザーと同じくナイフで与えるダメージが高く設定されているが、攻撃動作中に頭部にダメージを与えることで口から露出する寄生体の眼球を狙わない限り、攻撃を中断させつつ効果的なダメージを与えるのは難しい。

敵以外の生物[編集]

上記のプラーガとは無関係の生物。プレイヤーに襲いかかる種類も存在するが、一部を除きこの攻撃で死亡する事はない。

カラス
t-ウィルスに感染していない普通のカラス。攻撃をしてこないが、倒した場合は通常の敵と同様にアイテムを落とす。また、閃光手榴弾で倒す事ができる。
イヌ
2匹存在し、村で飼われている犬と、序盤でトラバサミにかかっている犬がいる。後者を助けるとある場所で加勢してくれる。二匹ともどんな攻撃でも死ぬ事がない。
ヘビ
木箱や壷に隠れている蛇。姿を現した時のみ、噛みつきで僅かながらダメージを与えてくる。倒すと卵を落とすが、金の卵はほとんど落とさない。
ニワトリ
村の家畜。ランダムな時間ごとに卵を産み続ける。
ウシ
村の家畜。ダメージを与えてから接近すると角で攻撃してくる。敵以外の生物においては最もダメージが大きい。
ブラックバス、ランカーバス
村の下水道や湖に生息。倒すと体力回復アイテムとなる。ランカーバスは体力を全回復させるが、アタッシュケースのスペースを多く使う。ロケットランチャーを水に打ち込むと直撃しなくても全滅する。
コグモコウモリ
特定の場所に出現。倒す事は可能だがアイテムを落とさない。
カブトムシゴキブリウジ
特定の場所に出現。当たり判定自体が存在しない。

登場する武器・防具[編集]

武器にはそれぞれ、威力連射速度装填速度装弾数のパラメータが存在し、これらは武器商人に金を支払い改造する事で性能を上げる事ができる。全てのパラメータを最上級まで改造すると限定仕様と呼ばれる武器固有の改造を施す事が可能になる。シリーズ過去作とは違い、フィールドだけでなく倒した敵からも弾を入手する事ができ、アイテム画面からのリロードが出来なくなっている。なお、ゲームのシステム上ほぼすべての武器にレーザーサイトが取り付けられている。

今作ではライセンスの問題から、武器・弾薬の名称に具体的な商品名が用いられていない。

ハンドガン[編集]

5種類が登場し、いずれも赤い箱に入ったハンドガンの弾を使用する。威力は低いが強敵相手にも使い勝手が良く、弾を入手しやすい。また、ガナードの頭部にヒットさせた時、1/12の確率でクリティカルヒットが発生し、通常の数倍のダメージを与えられる。

ハンドガン
ゲーム開始時から所持している標準的な性能のハンドガン。限定仕様にするとクリティカル発生率が5倍になりハンドガンの中で最もクリティカル発生率が高くなる。『THE MERCENARIES』でウェスカーの使うものは限定仕様まで改造されており、サプレッサーが装着されている。
レッド9
ハンドガンの中では最高の威力を持ち限定仕様にすればガナードを2.3発で倒せるが、照準のブレが激しくサイズも大きい。専用ストックを着用する事で照準のブレが抑えられる。実物を忠実に再現しており、リロードにはクリップを用いる。ルイスが愛銃として使用する。
パニッシャー
威力は低いが、敵やオブジェクトを2つ(限定仕様にすると5つ)まで貫通することができるため、盾を持ったガナードに効果的。購入のほか、序盤の青コインのサブミッションで10枚以上集めると武器商人から無料で入手できる(全部のコインを集めると威力がワンランクあがった状態で貰える)。
ブラックテイル
初期ハンドガンの上位モデルで、最も安定した性能を持つ。その代わり改造費用が高く、購入時期が遅い。エイダが愛銃として使用する。
マチルダ
ゲームクリア後に購入可能。照準が安定しており、一度に3発の弾を連射するバースト射撃ができるが、レッド9よりもサイズが大きい。限定仕様にすると装弾数が100発となり、高威力のマシンピストルとしても運用可能。バイオハザード2でもレオンが使用する。

ショットガン[編集]

3種類が登場し、いずれも緑の箱に入ったショットガンの弾を使用する。近距離では大抵の敵を吹き飛ばし、遠距離では複数の敵に命中する。しかし遠距離ではダメージが低く、この場合の敵の怯みは小さい。

ショットガン
標準的なポンプアクションのショットガン。低難易度のプレイでは初期装備であり、そうでなくても序盤に購入せずとも入手できる。『the another order』でエイダの使用するものは、ソードオフが施されフォアグリップがついている。
ライオットガン
ショットガンの上位モデル。構え、照準移動速度が最も速く、距離による威力の減退も少ない。
ショットガン(セミオート)
連射が速く、より広範囲に弾が広がるショットガン。装弾数が多く、他2つに比べ高威力で省スペースで済む。しかし、腰だめで構えるため頭部を狙いにくい。

ライフル[編集]

2種類が登場し、いずれも白い箱に赤の印字が入ったライフルの弾を使用する。連射は効かないが、遠距離の射撃がしやすく、弾は5体まで貫通する。オプション部品として、望遠スコープとサーモスコープがある。また、頭部や寄生体に攻撃を当てた際は威力が5倍になるため、無改造でも殆どのガナードを一撃で倒す事が出来る。

ライフル
標準的なライフル。ボルトアクション方式のため、撃つたびにスコープから目を離すのが欠点だが限定仕様にすれば威力が50.0になる。
ライフル(セミオート)
ライフルの上位モデル。威力とスペースの消費はライフルに劣るが、他の性能が高く連射がしやすい。

マグナム[編集]

シリーズ恒例の大口径拳銃。2種類が登場し、いずれも黒い箱に入ったマグナムの弾を使用する。高威力で3体まで貫通するが、入手できる弾の数は少ない。

マグナム
中折れ式リボルバー拳銃。拾って入手できるため、購入の必要がない。装填時間が長いなど基本性能はキラー7に劣るが、限定仕様にした場合、こちらの方が若干威力が高い。
キラー7
性能が安定したオート拳銃。改造はできるが、限定仕様はない。名前はカプコンから発売された『killer7』にちなんでいる。

その他[編集]

ナイフ
今作ではアタッシュケースに表示されず、ボタン一つでいつでもナイフを構える事ができる。接近戦はもとより、木箱やタル、扉にかかった鍵などの破壊にも用いることができる。一部のボスにもナイフを使った体術が出来るなど弱点としているボスも多い。
マシンピストル
白い箱に青の印字が入ったマシンピストルの弾を用いる短機関銃。威力はかなり低いが連射速度が速く、弱点への一極集中に効果的である。別売の専用のストックを装着することで、手ブレを大幅に抑え射撃が安定する。『THE MERCENARIES』でハンクが使用するものは、形状が異なるストックが最初から付属(着脱不可)した専用タイプ。
マインスロアー
グレネードランチャーの一種。着弾して数秒後、もしくは衝撃で爆発する榴弾を発射する。榴弾そのものにダメージは無く、爆発の威力は手榴弾と同じであり、改造によってこの効果範囲が広がり、より多くの敵を巻き込めるようになる。専用のスコープを装着可能。限定仕様にすると追尾機能が付き、狙った場所に撃てなくなるため、判断が必要である。爆発はプレイヤーにも当たり判定があり、下記の爆発を伴う武器も同様である。
本シリーズのオリジナルの武器で、『バイオハザード3 LAST ESCAPE』で登場したアンブレラ社製のものが初出である。本作で登場するものはアンブレラ崩壊の際に流出したデータを元にした派生品ではないかと推測されている。
ロケットランチャー
シリーズ恒例のロケット弾の射出装置。本作では3種類登場し、武器商人から購入する使い捨てタイプ、イベントアイテム、クリア特典の弾数無限仕様が存在する。ライフルのスコープのような照準を持ち、殆どの敵を一撃で倒す威力がある。また、爆風にも攻撃判定が有るため広範囲の敵を攻撃できる。アタッシュケースのスペースを大きく占領するため、持ち運びが悪い。
ボウガン
『the another order』のみ登場。爆薬を仕込んだ矢を発射するピストルクロスボウ。専用の火薬付きボウガンの矢を使い、着弾後すぐに爆発するため非常に強力。
クラウザー用アーチェリー
『THE MERCENARIES』のクラウザーのみ使用可能なコンパウンドボウ。専用のアーチェリーの矢を用いる。弾丸よりも着弾が遅いが威力が高く、発射音が静かなため敵に気付かれずに攻撃することも可能。こちらもボウガンと同じくアタッシュケース内の矢の数がそのままゲーム画面に表示される。
ボディアーマー
すべての攻撃によるダメージを30パーセント軽減する。購入してもアタッシュケースに表示されず、初期コスチュームのグラフィックでのみ確認できる。プロフェッショナルモードでは買えない。
フックショット
『the another order』のみ登場。ボタンアクションとして使用するため、ゲーム上は武器ではない。『CODE:Veronica』ではアイテム扱いだったが、今作ではアタッシュケースに表示されない。

投擲武器[編集]

弾薬と異なり、アタッシュケースには1個ごとに武器のスペースが必要となる(例えば2×1マスの手榴弾を2個所持するには2×1×2=4マスのスペースが要る)。

手榴弾
一般的な手榴弾。威力が高く、投擲後一定時間してから爆発する。
焼夷手榴弾
着弾箇所を中心に炎を生じる武器。着弾と同時に炎上するほか、攻撃範囲も控えめ。水たまりなど一部の地形では不発になる。
閃光手榴弾
着弾と同時に閃光を放つ。効果範囲が非常に広く、怯んだ敵に体術での追撃が可能になる。殺傷能力はないが、プラーガが露出したガナードやカラスに対しては一撃で倒すことができる。手榴弾や焼夷手榴弾と違い、プレイヤーへの影響は無い。
鶏、蛇から得られる卵。3色が存在し、白<茶<金の順で回復量・売却時の価格が上がり、入手確率が低い。回復アイテムであるが装備もでき、敵に当てると怯ませることが可能。
ボートに備え付けられている武器。一部のボートに乗っている間しか使用できず、アタッシュケースに表示されないため、無限に使える。デルラゴ戦だけでなく湖のバスやコルミロスにも使用可能。

隠し武器[編集]

5種類が存在し、前述のマチルダとロケットランチャーも含まれる。

シカゴタイプライター
弾数無限の.45口径短機関銃。改造はできないが、マシンピストルとは比較にならないほど高い威力の弾を連射可能で、殆どの敵を一瞬にして駆逐出来る。PS2版で追加されたレオンのスペシャルコスチューム2と併用するとマガジンがドラム式になり、一部のアクションも独自のものになる。
ハンドキャノン
50口径のマグナム弾を使用する大型リボルバー拳銃。威力は非常に高くエルヒガンテも二発で倒せるが、その分反動も強く連射性能は低いので慢心は出来ない。限定仕様にするとさらに威力が強化され、弾数も無限になる。マグナムの一種ではあるが、黄色の箱に入った専用のハンドキャノンの弾が必要。武器の説明文には.5口径と誤記されている。ちなみにハンドキャノンはバイオハザード5では隠し武器、6ではジェイク編に「エレファントキラー」の名前で登場している。しかし、6では中折れ式リボルバーのため、あくまでM500を参考にしたオリジナル銃である。
P.R.L.412(Plaga Removal Laser 412
GC版を除く全てに登場。プロフェッショナルモード」のクリア特典として本編の武器商人から無料で入手可能。光に弱いというプラーガの性質を突き、ルイスが極秘に開発した武器[6]。エネルギーのチャージ量により、攻撃内容が変化する。フルチャージ以外ではレオンを中心に閃光を発射し「範囲が狭い代わりに少しだけダメージを与える閃光手榴弾」のような効果を与える。フルチャージ時は、どんなガナードも一撃で倒せ、かつ貫通する強烈な光線を正面に発射する。ただし、あくまで「プラーガにのみ」ダメージを与える兵器なのでカラスを始めとする通常の生物や樽、木箱などには全く影響を及ぼさない。なお、メンデス村長、ヴェルデューゴ、クラウザー(変身後)、サドラーと言った多くのボスを、フルチャージしてない状態の発射でも一撃で倒すことができる。
Wii版・PS3・Xbox360版では性能が大幅に向上しており、アシュリーや武器商人などを除く画面内の攻撃対象物をすべて破壊可能になっている。フルチャージ時の攻撃も無制限に画面内のすべての敵に光線を発射するようになり、フルチャージに要する時間も短縮されている。この変更に伴い説明文も変更されている。

関連項目[編集]

  • 小川輝晃 - レオンのモーションアクターを担当。
  • 和田圭市 - ルイスのモーションアクターを担当。
  • 加山雄三 - シルバーゲーマーで当該ゲームファン。
  • 鈴木史朗 - シルバーゲーマーで当該ゲームファン。テレビ番組では「ファミ通」も絶賛する11万点をマーセナリーズにて叩き出している。「みんなのニンテンドーチャンネルバイオハザード ダークサイド・クロニクルズ」の特典映像では『Wii edition』のマーセナリーズにて、クラウザーを使用。その脅威の腕前を披露し、さらに持参したメモリーカードから、同モードで自己最高で138870点を取っている。また、Wii版のナイフの動作が最も早いことに気付いていた。その後、鈴木史朗塾長の熱血マーセ塾においてステージ2で18万3370点を記録したと語っている。
  • DEAD SPACE - 本作へのリスペクトが込められている。

出典・脚注[編集]

  1. ^ http://www.gamehead.com.au/product.php?productid=95072[リンク切れ]
  2. ^ a b c d e ミリオンセールスタイトル一覧”. 株式会社カプコン (2011年6月30日). 2011年9月27日閲覧。
  3. ^ 新作発表会で公開されたムービーをスクリーンショットで紹介、GC「biohazard4」
  4. ^ 『デッドライジング ゾンビのいけにえ』開発秘話 - iNSIDE
  5. ^ スタジオベントスタッフ 『バイオハザード4解体真書』 ISBN 4-7577-2638-4 P.059
  6. ^ バイオハザード4武器紹介[リンク切れ]

外部リンク[編集]