バイオハザード2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

バイオハザード2
ジャンル サバイバルホラー
対応機種 プレイステーション
Microsoft Windows
ドリームキャスト
NINTENDO64
ニンテンドーゲームキューブ
開発元 カプコン
発売元 カプコン
人数 1人
メディア CD-ROM2枚組 (PS、Windows)
GD-ROM (DC)
512Mbitカートリッジ (N64)
専用光ディスク2枚組 (GC)
発売日

プレイステーション:
アメリカ合衆国の旗 1998年1月21日
日本の旗 1998年1月29日
欧州連合の旗 1998年3月8日
日本の旗 2007年12月26日(ゲームアーカイブス、PSPPS3
プレイステーション(デュアルショック対応版):
日本の旗 1998年8月6日
アメリカ合衆国の旗 1998年11月11日
Microsoft Windows:
日本の旗 1999年2月19日
アメリカ合衆国の旗 1999年2月28日
アメリカ合衆国の旗 1999年6月
ドリームキャスト:
日本の旗 1999年12月22日
アメリカ合衆国の旗 2000年4月28日
欧州連合の旗 2000年12月25日
NINTENDO64):
アメリカ合衆国の旗 1999年10月31日
日本の旗 2000年1月28日
欧州連合の旗 2000年2月9日
ニンテンドーゲームキューブ:
アメリカ合衆国の旗 2003年1月14日
日本の旗 2003年1月23日

欧州連合の旗 2003年5月30日
対象年齢 ESRB: Mature
CERO: C
BBFC: 15(PCでは18)
PEGI: 16+
  

バイオハザード2』(BIOHAZARD 2)は、1998年カプコンよりプレイステーション(PS)用として発売されたホラーアクションアドベンチャーゲーム。『バイオハザードシリーズ』の第2作である。北米版タイトルは『Resident Evil 2』。

後にNINTENDO64ドリームキャストWindows(PC)、ゲームキューブ向けに移植された。 さらに現在ゲームアーカイブスでも配信されている。

前作『バイオハザード』(以降『1』)のヒットを受けて開発が始まり、一時は完成目前まで進行していたが、そのバージョンは没案となり、新たに作り直された物が『2』として発売された(後述)。

パッケージには表示されていないが、CEROの年齢区分により15歳以上対象とされている。

なお、PS版は国内215万本(初動本数:138万本)以上、全世界で496万本を販売した。これは本シリーズ中、歴代2位の売上数となる。

目次

[編集] 概説

アークレイ山地猟奇事件(『バイオハザード0』。以降『0』)や洋館事件(『1』)から2ヶ月経ったラクーンシティには、惨劇が巻き起こっていた。その頃、新たにラクーン市警(R.P.D.)に配属されるレオン・S・ケネディと、ラクーンシティから消息を絶った兄のクリス・レッドフィールドの行方を追う妹のクレア・レッドフィールドは、それぞれラクーンシティを目指していた。

プレイヤーはレオンとクレアを操作して、壊滅状態となったラクーンシティからの脱出を目的とする。

裏シナリオでSランクを取ると、隠しシナリオである『The 4th Survivor』(以降『T4S』)が出現する。また、表→裏→表→裏→表→裏と3巡以上クリアし、なおかつ『T4S』が既に出現していれば、『The 豆腐 Survivor』(以降『T豆S』)がプレイ可能になる。

ちなみに、『T豆S』の主人公「豆腐」はその名の通り豆腐を思わせる姿、コミカルな足音、そして関西弁を喋るという異質なキャラクターが人気を呼んだ。

テレビ用コマーシャルはゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロが監督し、レオン役として当時人気俳優だったブラッド・レンフロが出演した。

[編集] システムの概要・特徴など

ザッピングシステムの採用
前作『1』同様に2人の主人公が存在するが、一度クリアすることで、ゲーム開始時に選択しなかった方の主人公の物語である『裏シナリオ』をプレイ可能なセーブデータを作成することができる(最初に選んだ方は『表シナリオ』と呼ばれる)。表シナリオでの行動の一部が、裏シナリオでの行動の一部に影響を及ぼす(有利なもの、不利なものの両方がある。ストーリーそのものに及ぼす影響はない)。裏シナリオをクリアーすると表シナリオで開始できるセーブデータを作成でき、コスチュームチェンジなどのおまけ要素を引き継ぐことができる(結果としてセーブデータは4つ存在する)。
一度開けたはずのをまた開けなければならなかったり、取ったはずのアイテムが同じ場所に置かれていたりするなどの矛盾が指摘されるが、表に対し裏はパラレルという位置付け(アスペクトより発売された『バイオハザード2公式ガイドブック』の開発スタッフインタビューより)であるため、これは矛盾とは言えない。
難易度選択が可能
『1』の難易度が高いと批判されたため、本作では難易度選択が可能になった。「EASY」であれば、敵の耐久力が低い、最初からハンドガンの弾を多数持っているなどのメリットがある。ただし、おまけ要素が出現しないというデメリットもある。『デュアルショックVer.』では、更に多彩な難易度でプレイ可能になっている(後述)。
武器改造が可能
レオン編のみ、所持武器に対応したカスタムパーツを組み合わせることで武器を強化出来る。
声優ネイティブの役者に
『1』における登場人物の声は日本人英語で吹き替えていたが、本作品よりネイティブの役者に変更された。
キャラ性能の平均化
全キャラ通じて体力が一定となった(豆腐は除く)。ただし、歩行速度は若干違っており、シェリーは他の人物より足が遅い。
ダメージモーション
体力が一定まで低下すると、背を曲げて腹部を抱えたり足を引き摺りながら移動するダメージモーションが加わった。瀕死状態では移動速度が大幅に低下する。

[編集] 『デュアルショックVer.』、ゲームキューブ版の変更点

おまけゲームの追加
本編とは無関係の『エクストリームバトル』というおまけゲームが追加されている。使用可能な登場人物はレオン、クレア、エイダ、そして『1』のクリス。ある条件を満たせばプレイできるようになる。
ゲームの目的は研究所からR.P.D.へ向かい、署内に配置された4つの対ウイルス爆弾を回収すること。3段階の難易度(レベル)でプレイできるが、レベルが高いほどG第4形態などの強敵が多数配置される上、レベル3ではクリーチャーの攻撃力が激増する。各種アイテムやクリーチャーの配置はランダム(一部例外あり)。
デュアルショックへの対応
タイトル通りの対応。コントローラ振動機能を用いた演出が楽しめる。
アレンジ難易度の追加
北米版の難易度(自動照準無し、敵の配置変更、敵の攻撃力・耐久力上昇)でプレイできる「U.S.A」モードと、初期装備が無限サブマシンガンに変更されてアイテムボックスには救急スプレーが3つと隠し武器(無限ガトリングガン、無限ロケットランチャー)が用意された「ROOKIE」モードが追加されている。なお、セーブデータは通常のセーブデータとは互換性が無い、アレンジ難易度専用のデータとなる。
裏コマンドの追加
キーコンフィング画面であるコマンドを入力すると、全ての武器の弾数が無限(∞)になる(元々弾数が無いナイフでも「∞」と表示され、火炎放射器やスパークショットの%数も同様になる)。ゲームモードに関係無く使用可能。どうしてもクリアできない人への救済措置。

[編集] ニンテンドウ64版の変更点

EXファイルの追加
当時開発中だった『バイオハザード0』のレベッカの報告書や、とある小説家の遺書などが追加。
ランダムモード
アイテムの位置がランダムに変更される。
操作方法を変更可能
従来のラジコン操作をアナログ操作(『スーパーマリオ64』や『メタルギアソリッド』などに近い操作性)に変更できるようになった。
血の色の変更可能
青、緑、赤より選択可能。
ボウガンの仕様が変更
無限だった装弾数が有限になった。
裏コマンドの追加
おまけ要素である隠し武器や隠しシナリオを出現させることができるコマンドが存在する。
隠しコスチュームが一新
レオン・クレア共に隠しコスチュームが一新されている。

[編集] Windows 95/98版の変更点

『デュアルショックVer.』を元に移植されており、コントローラ振動機能を用いた演出以外は全て使用可能(ゲームをクリアする必要は無い)。

キャラクターやオブジェクトがより鮮明に
背景こそ従来機種の荒い表示のままだが、キャラクターやオブジェクトのテクスチャマッピングが見直され、640ドット×480ラインの解像度に最適化した鮮明なものとなった。補間も違和感の少ない、自然なものとなっている。解像度を320ドット×240ラインに落としたり、画面演出を簡略化するなど、ビデオカードの性能に合わせた柔軟な調整も可能。
画面演出の途中スキップ
ドアの開放やハシゴの昇降の画面演出を、途中でスキップ可能。
CD-ROM内に特別なセーブデータを収録
ゲーム起動前に手動でHDD内にコピーして読み取り属性を外す必要があるが、アイテムボックスに無限サブマシンガン、無限ガトリングガン、無限ロケットランチャーの入った、難易度EASYのセーブデータがCD-ROM内に収録されている。裏コマンドと同じく、どうしてもクリアできない人への救済措置。
EAXへの対応
修正プログラムVer.2.00で対応。
「ギャラリー」の追加
オープニングなどのイベントムービー、キャラクターのCGモデル、開発資料などが起動メニューから閲覧可能。ゲームのクリア状況に伴い、数が増えていく。

[編集] ドリームキャスト版の変更点

Windows 95/98版を元に移植されており、最強セーブデータ以外は全て使用可能。なお、弾数無限化も可能だが、コマンドなどがデュアルショックVer.と異なり、下記の「NIGHTMARE MODE」の裏編をクリアすると表示される。

アレンジ難易度に「NIGHTMARE MODE」の追加
敵の攻撃力と耐久力が北米版より上がっている(特にゾンビの強化が著しく、完全に倒すにはハンドガンで10数発分の攻撃が必要。クリティカルヒットが出なければよろめかせることすら難しく、約5回噛み付かれただけで主人公は死に至る)、強力な武器の入手弾数が減っている、隠し武器を入手できないなどの違いがある。

[編集] 登場人物

バイオハザードシリーズの登場人物、およびリンク先の個別項目も併せて参照のこと。

レオン・S・ケネディLeon Scott Kennedy
21歳の新人警官であり、本作の男主人公。身長は178cm体重は70.2kg血液型はA型。正義感が強く、行動力に優れるが、時間にはとてもルーズ(皮肉にもこれが本作で生き残る元となる)。専用アイテムはライター。コスチュームチェンジ中は、ハンドガンを撃つ速度が速くなり、構えも片手撃ちとなる。ただし、コスチュームをデフォルトに戻したり、ハンドガンをカスタムすると効果は失われる。その他の詳細はリンク先を参照。
クレア・レッドフィールドClaire Redfield
19歳のバイク好きな大学生であり、本作の女主人公。身長は169㎝、体重は52.4kg、血液型はO型。前作の主人公クリス・レッドフィールドの妹で、連絡の途切れた兄を訪ねてラクーンシティを訪れる。手先は器用で、ピッキングや多様多種な銃火器を使いこなせるほど。専用アイテムはキーピック。コスチュームチェンジ後もハンドガンを撃つ速度は上がらないが、代わりに専用武器コルトS.A.A.が得られる。その他の詳細はリンク先を参照。
エイダ・ウォン(Ada Wong
年齢推定24歳で、血液型はAB型の東洋系の美女。レオンに出会い、行動を共にする。アンブレラの社員である恋人のジョンを探していると語るが(ジョンの結末は『1』のファイルで判明)、街が非常事態に陥っているにもかかわらず焦る様子が無く、その冷静な態度と射撃の熟練度などから只者ではない雰囲気を漂わせる。その正体は謎の組織のスパイであり、G-ウィルスを回収する任務を受け、ジョンに接近して恋人となっていた身である。レオンとの同行中に彼を本当に愛するようになり、最期はレオンに愛を告白して事切れる(裏プレイ時)。しかし、実は生存していたことが『3』で判明する。専用アイテムはジョンの写真。歩行速度が他の人物より速く、またハンドガンの構えが水平で、連射が少し速い。その上、レオンに同行中で自動操作の場合はハンドガンが装弾数無限となり、連射も微向上する。『エクストリームバトル』では、条件を満たすと使用可能な登場人物の1人。サブマシンガン、コルトS.A.A.、ボウガンを所持している。難易度はクリス以上に高く、ナイフの振り方が他の人物と異なる。
シェリー・バーキン(Sherry Birkin
ウィリアム・バーキンとアネット・バーキンの娘で、12歳の薄幸の少女。血液型はO型。大きなペンダントを身に着けている。母親の指示で、いち早くR.P.D.に逃げ込んだ。人見知りが激しいが、クレアに心を開き行動を共にすることになる。ゾンビが徘徊する中を1人で行動できる気丈な精神を持つが、置いてけぼりにされるとしゃがみ込んでしまったり、クレアが横に並ぶと手を繋いできたりと、一度懐いた相手には甘える一面も見せる。専用アイテムは家族の写真。歩行速度は他人より遅いが、体力は同じ。ただし、武器を一切持っていないため、敵を撃退することは不可能。また、身体が小さいためにゾンビの胃酸攻撃は受けてしまうが、掴まれることは無い。物語中盤でクレアから貰うジャケットは、本編終了以降も彼女との絆の証となる。ラクーンシティ脱出後はアルバート・ウェスカー率いる組織の監視下に置かれて居ることが、『バイオハザード CODE:Veronica完全版』(以降、『CV完全版』)付属の「ウェスカー・レポート」で判明した。
ウィリアム・バーキン(William Birkin
アンブレラの研究員で、シェリーの父。年齢は36歳。アルバート・ウェスカーとは同じ幹部養成所出身の同期であり、親友であると共にライバルでもあった(だが、『1』における洋館の爆破については「バカな裏切り」と軽蔑している)。また、『バイオハザード CODE:Veronica』(以降、『CV』)のアレクシア・アシュフォードを、一方的にライバル視していた。リサ・トレヴァーから着想を得てG-ウイルスの開発に成功するが、これを巡って本社と激しく対立し、送り込まれたG-ウイルス回収部隊(U.S.S.)に瀕死の重傷を負わされる。その後、自らにG-ウイルスを投与してクリーチャー「G」と化し、ハンク以外のU.S.S.を皆殺しにし、その時のはずみでT-ウイルスが下水に流出。今回の惨事を引き起こした。
アネット・バーキン(Annette Birkin
ウィリアム・バーキンの妻で、シェリーの母。夫が怪物化したことでパニックになっているのか、元々被害妄想の気があったのかは不明だが、夫が開発したG-ウイルスを守るためにレオンやクレアをスパイと誤解し、敵対する。夫よりは娘のことを大事に思っているようだが、憎しみや妄想が愛情を上回ることが多々ある。クレア表シナリオではG第3形態に致命傷を負わされた後、シェリーを救うために対G-ウィルス用ワクチン「DEVIL」の生成方法をクレアに伝え、死亡。クレア裏シナリオでは工場の鉄骨の落下に巻き込まれたことで致命傷を追い、クレアに娘への遺言を残して事切れる。
マービン・ブラナー(Marvin Branagh
R.P.D.内で一方の主人公が最初に出会う生存者。署内がパニックに陥った時も律儀に報告書を書き上げたり、自分が重傷を負っているにも関わらず他の生存者のことを心配するなど、正に警官の鑑だったが、最期にはゾンビ化してしまう。なお、表シナリオで彼のゾンビと戦わずに逃げると、裏シナリオでも同じ場所で登場する。
バイオハザード アウトブレイクFILE2』(以降、『OB2』)での登場時には、本作でどんな行動をしていたかを知ることが出来る。
ブライアン・アイアンズ(Brian Irons
R.P.D.署長。部下の信望が厚い男と見られていたが、実際には猟奇的側面を持ち、抑圧された状況に置かれると暴走しやすい危険な本性を有している。また、過去5年間に渡りアンブレラから多額の賄賂を受け取っては関連事件の揉み消しを行っており、洋館から生還後のクリス達の活動も妨害していた。バイオハザード発生後は、意図的に弾薬の配置を拡散させるなどして署内をかく乱させた上、自らの手で署員や市長の娘を殺害した。クレア編表ではG第1形態に胚を植え付けられて拒否反応で死亡し、クレア裏編ではG第1形態に真っ二つにされて殺される。大学時代には、二度に渡り女子学生に乱暴を働いた疑いがあり、精神鑑定を受けているが、成績優秀のため不問に付されている。剥製作りが趣味。ちなみに、セガサターン版『1』の初回特典に付いていた小説にはブライアン・アイアンというR.P.D.署長が登場するが、同一人物であるかは不明。
ベン・ベルトリッチ(Ben Bertolucci
腕利きのフリーランスジャーナリスト。街で発生する怪異を敏感に察知して取材を行っており、調査はアンブレラやアイアンズ署長を巡るラクーンシティの暗部にまで達していた。警察署の留置所で拘置されていたが、事件発生後は安全のため自ら牢に篭っている。レオン編表ではG第1形態に胚を植え付けられ、拒否反応で死亡してしまう。レオン裏編ではG第1形態に爪で致命傷を負わされ、レオンに署長の不正を暴く書類を託して事切れる(レオン表でも死の直前に書類はレオンの手に渡る)。『OB2』にも登場する。
ロバート・ケンド(Robert Kendo
銃砲店の店主で、日系人。S.T.A.R.S.制式拳銃「サムライエッジ」の生みの親。街の非常事態に際し自分の店に立て籠もり、生き残りの市民に武器や弾薬を配っていた。登場後すぐにゾンビの餌食となる彼の死体からは、レオンの場合はショットガン、クレアの場合はボウガンが手に入る。『1』のバリー・バートンとは釣り仲間だった。ガンスミスの兄ジョウがいる。
ブラッド・ヴィッカーズ(Brad Vickers
元S.T.A.R.S.隊員のゾンビ。生前の設定については『1』を参照。ある条件を満たすとR.P.D.正面玄関前の地下通路に登場し(EASYだと登場しない)、倒すとコスチュームチェンジが可能になるアイテムと、生前に書き残したメモが手に入る(後者は一部の機種でのみ)。ゾンビになる経緯は『バイオハザード3 LAST ESCAPE』(以降、『3』)で明らかになる。S.T.A.R.S.隊員だっただけのことはあり、体力は通常のゾンビよりも遥かに高い。
ハンク(Hunk
U.S.S.隊員で、『T4S』の主人公。非常に優秀であり、仲間が全滅するような過酷な任務であろうと彼だけは生き残ることから、「死神」という異名を持つ。無口かつ冷酷な性格であり、プライベートなどに関しても謎に包まれている。『T4S』は敵を倒しながらゴールである警察署の屋上を目指すタイムアタック風のモードで、実質的にはプレイヤーがアンブレラに協力している形という、シリーズ中でも異色のシナリオとなっている。『3』のエピローグ集では素顔を晒している。また、『CV』では彼が書いた報告書がファイルとして登場する。専用アイテムはG-ウィルス。また、『バイオハザード4』(以降、『4』)にもミニゲーム『マーセナリーズ』で使用キャラクターとして登場するが、『4』の没案ではハンクも本編に登場人物の1人として登場する予定だった。
豆腐(to-fu
『T豆S』の主人公。その名の通り、豆腐の姿で関西弁を喋る謎の生物。イラストではS.T.A.R.S.のベレー帽を被っているが、本作のみの登場であり、物語との関連性は特に無い。デバッグで使用していたキャラクターをそのままおまけにしてしまった代物で、声は独特な喋り方をする開発スタッフが担当(ちなみにこの声は、NGC版『1』の研究所にあるドア解除用PCでPS版と同じパスワードを入力した時のツッコミとしても使われている)。シナリオの内容や専用アイテムはハンクと同じだが、武器はナイフのみ。ダメージを受ける程に身体が赤く染まっていき、毒を受けると紫色になる。体力はハンクの1.5倍。クリア後の記録画面では、ハンクに一部を切り取られ、湯豆腐にされて食べられてしまう。
クリス・レッドフィールドChris Redfield
クレアの兄で、『1』の主人公の1人。洋館事件後、アンブレラの本拠地であるヨーロッパへと飛んだ。最初の版では会話やファイルに名前が出るだけだが、デュアルショックVer.の『エクストリームバトル』で条件を満たすと登場する。ハンドガン、ロケットランチャー、カスタムショットガンと強力な武器を所持しているが、難易度は高い。専用アイテムはライターだが、使用場面は無い。射撃の腕前がS.T.A.R.S.でもトップクラスの腕前を誇るという設定は、ハンドガン使用時の極めて早い連射で活かされている。また、カスタムショットガンの反動もレオンより少ない。

[編集] 登場クリーチャー

バイオハザードシリーズ#登場クリーチャーも併せて参照のこと。

本作に登場するクリーチャーは、実験により生み出された生物兵器B.O.W.(Bio Organic Weapon)ではなく、街中に広がったT-ウィルスに感染してしまった物が殆どである。

ゾンビZombie
『1』では洋館などの施設内の人間に限られていたゾンビだったが、今作では街の住人がゾンビとなって襲い掛かってくるため、ラフな格好の者や警察官、白衣、そして女性という具合にバリエーションが飛躍的に増えている。加えて、『1』にも登場した筋組織が剥き出しの「ゾンビ改」や、特定人物がT-ウイルスに冒された強力なゾンビも存在する。また、その個体数も桁違いであることを示すために、R.P.D.内に窓を破って大量に押し寄せてくる演出に加え、窓の隙間から腕だけを出して主人公を掴むなど、より多様な行動を行うようになった(ただし、後者のようにそれによるダメージが無いものも存在する)。
『1』同様に、そのほとんどが本能に基づく単純動作を行うのみだが、稀に自身の思い入れのある行動を再現している者も存在する。
被ダメージ行動として、頭部を破壊すれば即死し、ショットガンやマグナム、グレネード弾などでの攻撃によって身体の特定部位が失われる「部位破壊」を起こす。本作のゾンビは部位破壊のバリエーションがシリーズ中最多で、脚や腕が無くなればその分行動が制限されるが、中には腹部が吹き飛ばされても上半身のみで這い寄ってくる者も存在する。
這いずりゾンビや上半身のみのゾンビに掴まれた場合、振り解く際に頭部を破壊して即死させることが可能(レオンは頭部を踏み潰し、クレアとエイダは蹴り飛ばす)。
コンバットナイフでは殆どダメージを与えられないが、他武器で十分に距離を取りつつ攻撃すれば簡単に倒せる。
ゾンビ犬(Zombie Dog
警察犬としてR.P.D.で飼育されていたドーベルマンがT-ウイルスに感染した存在で、主に署の地下で遭遇する。『1』のケルベロスとは違い、こちらは偶然の産物である。R.P.D.の犬舎はT-ウイルスの感染源である下水道に近い位置にあったため、犬達は署内への蔓延より先に感染。彼らが飼育担当者に傷を負わせるなどにより、署内感染経路の1つとなっていった。銃声や主人公の姿を感知すると、即座に飛び掛かってくる。
ジャイアントスパイダー(Giant Spider
T-ウイルスに感染し、異常な巨大化を遂げたクモ。下水道に生息する。天井や壁を這い回り、毒液を飛ばしながら攻撃してくる。『1』のウェブスピナーと酷似しているが、こちらは偶然の産物であり、B.O.W.ではない。本作では倒しても子グモをばら撒かないが、『T4S』に登場するタイプのみ、子グモが飛び出す。火炎弾に弱い。
カラス(Crow
T-ウイルスに感染したカラスで、『1』と同様のクリーチャー。
リッカー(Licker
ゾンビとなった人間の身体が、更にT-ウイルスに侵食された結果、突然変異を起こしたクリーチャー。本作で初登場。筋肉組織が剥き出しになっており、身体能力は人間に比べ大きく向上している。脳の肥大に伴い視覚器官が失われたことで聴覚が異常に発達し、物音で正確に獲物を察知して襲い掛かる。手足には大きな爪が生えており、それらを駆使して壁や天井に張り付きながら歩くことが可能。獲物を察知すると床に降り立ち、爪や長く発達した舌を突き出すことにより対象を屠る。ただし、主人公がその場で完全に静止したり、方向キーを小刻みに押すことで足音を立てないまま移動すれば、リッカーに接触しない限りは気付かれずにやり過ごせる。ボウガンのような音を立てない武器であれば、気付かれないまま倒すことも可能。体力こそゾンビより高くなっているが、硫酸弾には弱い。
「Licker」とは「舐める者」という意味で、その長い舌を見たR.P.D.署員が名付けたという設定(実際は一般公募により決定された)。研究所では、身体が赤黒く変色して爪が更に大きくなり、体力の増した「リッカー改」が出現する。間合いが離れていても、主人公の位置を知るとその舌で瞬時に攻撃したり飛び掛かりながら爪で斬り付けるため、油断は禁物。即死攻撃は無いが、間合いが離れている際に放つ「飛び爪攻撃」のダメージ値は、ランダムではあるものの最大でG第4形態の「噛み砕き」に匹敵する威力を誇る。
ラージ・ローチ(Large Roach
T-ウイルスに感染し、巨大化したゴキブリ。下水道の通気・排気口に大量に出現する上、体長は約40cmにまで成長しており、ネズミを主食とするまでになっている(同じ場所でネズミもクリーチャー化していたが、そこでの生態系が変化した結果、ラージ・ローチとの生存競争に負けてしまった)。上を通過することで踏み潰すことができる。人間を発見すると飛び掛かってくるが、その時点ではダメージは無い。しかし、3匹以上に取り付かれている状態が続くと総頚動脈を食い千切られて即死してしまうので、注意が必要。
イビー(Ivy
地下研究所で生み出された植物型のB.O.W.で、『1』のプラント42のデータを元にしている。プラント42は根があるその場から動くことはなかったが、イビーは体液を移動させることにより各部位を動かしての自立歩行が可能。形状のバランスが人間と似たものになっており、顔と手に相当する部分には大きながある。身体はツタに覆われており、体表から水蒸気を吸収して水分を得るため、大気中の汚染物質には影響を受けやすい。しかし、その影響への適応能力も高く、対B.O.W.ガスを散布されることで初めは弱体化するものの、短時間でガスに適応、逆にその毒性を取り込んで「毒イビー」に進化してしまう。
ツタを絡めたり、広範囲に毒性の高い粘液を噴射して攻撃してくる。実弾系武器には強く、カスタムマグナムの攻撃も1発までなら耐えられるが、植物ゆえ火炎弾や火炎放射器には極めて弱い。通常の弾薬やナイフを使って倒した場合、死体の近くを通るとツタの攻撃を受けるが、火炎放射器や火炎弾、硫酸弾やロケットランチャーを使って焼いてしまえばそれを防ぐことができる。
モス・ジャイアント(Moth Giant
研究所で実験用に飼われていたが巨大化したクリーチャー。特定の個体が異常成長したわけではなく、繁殖を繰り返すうちに巨大化していった。研究所の一室を巣と化している。巨大化により満足には飛べなくなり、半ば体当たりのような動きで襲い掛かってくる。個体数は少なく、本編中で遭遇するのは各編1体のみ。攻撃の際には、毒性のある鱗粉を撒き散らす。火炎弾に弱い。
モス幼虫(Baby Moth
モスジャイアントの幼虫で、巣の卵から孵化し天井から降ってくる。暖かい所を好むため、人間やコンピュータに反応を示す。粘液を飛ばしてくるが、毒性は無い。簡単に踏み潰せる上、どんな武器にも弱いが、無限に出現するので倒すだけ無駄。
アリゲーター(Alligator
ペット用に飼われていたワニが、廃棄先の下水道でT-ウイルスに感染し、体長10mにも及ぶ巨大なクリーチャーと化したもの。ゴミ集積場にて登場し、多少の弾丸には全く怯まず突っ込んでくる。目の前の物を何でも咥えてしまう習性を持つ。主人公が通路端まで追い込まれた場合、その巨大な口での噛み付きは即死攻撃となるので、注意が必要。硫酸弾による攻撃が効果的。通常攻撃による撃退の他に、通路内の壁に内蔵されている高圧ボンベを転がすとすぐ咥えるので、そこを銃撃することで起こる爆発によって頭部を吹き飛ばすという方法も取れる(爆発時に近づき過ぎているとダメージを受ける)。通常の方法で撃退した場合は裏シナリオにも出現して襲い掛かってくるが、裏シナリオでも通常の方法で倒すと、「頭部が吹き飛んでいない死体」を見ることができる。
タイラントTyrant
『1』の研究所で行われていた実験のデータを発展利用し、製造されたB.O.W.。回復能力及び知能の向上により、命令に従って行動させることも可能なため、生物兵器としての完成度は高くなっている。巨体と肌の色以外は常人と大差ない容姿を持つ。動きは緩慢だが、壁をぶち抜いて登場するなど怪力ぶりを発揮。アンブレラによって量産されたものの1体が、G-ウイルスの回収を目的としてR.P.D.へ投入された。裏シナリオのみに登場し、主人公を執拗に追跡してくる。纏っている暗緑色のコートは、防弾や人間への偽装の役割を果たしている。銃火器などは使えないらしくパンチやタックルで攻撃してくるが、倒した後に調べると何故か弾薬が手に入る。基本的には倒さなくても問題は無いが、狭い通路で遭遇する場合が多いため、状況によっては倒した方が安全な場合もある。なお、署に投下された1体の他は全て米軍への対抗勢力として他所に投入されており、その姿は『3』で見ることができる。倒されてもすぐに復活して迫ってくるが、肉体が回復能力の限界を超えるダメージを受けるとリミッターが外れ、「スーパータイラント」へと変貌を遂げる。
スーパータイラント(Super Tyrant
生命の危機への防御反応により、タイラントのリミッターが外れて変化した姿。身体能力が向上するが、外部からの命令を受け付けずただ暴れるだけの存在になるため、通常は変化しないようにリミッターが掛けられている。本作では溶鉄プールに落とされたタイラントが這い上がった際に変貌している。身体は肥大化し、黒色に変化。手には大きな爪が生えており、全身は溶鉄プールの影響で燃え盛っている。攻撃力は変化前より落ちているが、移動速度が大幅に向上しているため、手数では上回っている。前作と同じく、何者かが投げ入れてくれるロケットランチャーでなければ、倒すことは不可能。本作で登場する個体は右胸が脈動しているため、心臓が右に配置されている模様。
G
G-ウイルスで誕生したクリーチャーの総称。自らにG-ウイルスを投与してクリーチャーと化したウィリアム・バーキンは、下水道内を逃げるU.S.S.隊員を襲って更なるG-ウイルスを経口摂取したことで、ウイルスが生み出すG細胞に身体を蝕まれる「G生物」として身体の形状を刻一刻と変化させながら、際限の無い進化と共に肥大化していく。他の生物にを植え付けることで繁殖を行うが、宿主と胚の間に遺伝子の近似性が少なかった場合、胚は拒絶反応を起こし、宿主を体内から破壊する。作中ではウィリアムが変化した「G」の他、拒絶反応を起こした胚が急成長した「G成体」が登場する。
本来、「G」とはウイルスを徐々に馴染ませていくことにより、意思や自我を保ったまま超人的な力を手に入れるという用途のための存在であったが、ウィリアムはG-ウイルスによる急激な変化に耐え切れず怪物と化してしまい、他の生物と同様、本能のみに従って行動している。
「G」は、以下の5種類の形態で主人公と対峙する。
G成体
宿主との間に拒絶反応を起こした胚が成長した姿。どこから見ても整った所の無い不完全な姿を持ち、背中にはG生物の特徴である巨大な眼球が形成されている。口からG幼体を吐き出しながら、G幼体と共に主人公を襲う。攻撃の際には巨大な左腕を振り回すが、そこを集中して狙われると、左腕自体がもげてしまう。体組織が剥き出しになっており、硫酸弾に弱い。不完全なだけあってウィリアムの「G」のような強靭な生命力は無く、主人公に敗れるとすぐに死亡するが、場合によってはその死体からまだG幼体が出現することもある。
G幼体
G成体の口から吐き出される幼体。小さなカブトガニのような形状で、地を這いながら主人公に急接近し、足元から身体を這い上がって腰や首筋に攻撃を加える。体力も攻撃力もG成体より遥かに低いが、数体のG幼体に攻撃され続けているとラージ・ローチの場合と同様の死を迎えることとなる。なお、G成体のような繁殖能力は持っていない。
G第1形態
G1(ワン)とも呼ばれる。大きく右肩がせり出し、そこに巨大な眼球が出現している。体表がやや赤くなり右腕が肥大化している他はまだウィリアムの面影を残しており、衣服も身体に残ったままである。動きは鈍い。まだ知性が残っているのか、鉄パイプを武器に攻撃してくる。唸り声を上げて振り被った後の一撃は即死攻撃。硫酸弾に弱い。
G第2形態
G2(ツー)とも呼ばれる。左腕を除いた上半身全体を中心に更に身体が肥大化。ウィリアムの頭部であった物は左胸に押し退けられるように移動し、新たな頭部が形成され始めている(それに伴い、ウィリアムの頭部は機能を喪失した模様)。右腕には大きな爪が生え始めており、Gを象徴する巨大な眼球も右肩全体を覆うように成長した。脇腹の部分には新たな腕が形成されつつある。火炎弾に弱い。
G第3形態
G3(スリー)とも呼ばれる。新たな頭部が完成形となり、ウィリアムの頭部であった物は辛うじて残ってはいるものの、脇腹の表皮に埋没しつつあり、識別は困難。脚部にもG細胞が浸透したため、左大腿部にも眼球が発生。G第2形態で形成され始めた新たな腕が完成し、元の腕は背中から大きく横にせり出しを思わせる形状となっている。胸部が隆起しており、そこには巨大な心臓があると考えられる。身体の肥大化のため、歩行速度はG第2形態よりやや遅い。体力は本作のクリーチャー中で最大。火炎弾に弱い。
主人公の残り体力が少ないと、即死攻撃を繰り出してくる。
G第4形態
G4(フォー)とも呼ばれる。ボスモンスターではシリーズ最高の強さとも言われている。G第3形態に近い姿で出現するが、胸部にはイソギンチャクのような口が形成されつつあり、既にウィリアムの面影は全く残っていない。ある程度のダメージを与えると更に変化し、両肩に眼球が出現する上、二足歩行から六足歩行となり、高い跳躍能力を有するようになる。胸部の口も完成、頭部のすぐ下から大きく開くそこには巨大なが連なっている。獲物の周囲を跳び回りながら襲い掛かるその攻撃力は異常に高く、特に牙で主人公を噛み砕く攻撃は本作のクリーチャーの通常攻撃としては最大の威力を誇り、体力が半分ほど残っていても死亡する可能性がある。グレネード弾に弱い。表プレイのラスボス
G第5形態
G5(ファイブ)、もしくはG最終形態とも呼ばれる。度重なる戦闘のダメージからの超回復に加え、周囲からエネルギー源となるゾンビや死体などを手当たり次第大量に摂取した結果、今までになく肥大化(設定画では、体表をゾンビや死体などの肉塊が覆っていることがわかる)し、主人公達が脱出するために乗った列車の車両を覆うほどの巨躯となった。もはやG第4形態の原型すらも留めぬ軟体動物のような身体構造となり、手足が変化した触手を壁に張り付けて身体を引っ張ることで移動を行う。胴体の先端には、G第4形態の口のような巨大な口がある。裏プレイのラスボスではあるが、主人公に接触する壁際までは移動しないため、そこまで離れてしまえば、特に脅威ではなくなる。目立った弱点はないが、時間切れにさえならなければ、負ける可能性は低い。最後は列車ごと爆破され、死亡する。

[編集] 登場する武器

レオン編とクレア編では、登場する武器が大きく異なる。

[編集] 両編共通武器

コンバットナイフ
レオンとクレアの初期装備である。威力は最低ランクで、接近しないと攻撃が当たらないため敵の反撃を受けやすく、使いこなすには熟練が必要。ゾンビに対しては特に攻撃力が低く設定されているので、1体相手にも時間が掛かることから、通常はあまり使う必要が無い。しかし使用回数が無限なので、弾薬節約には役立つ。下に向けて攻撃すると踏み込みが深くなるので攻撃範囲が若干広くなり、攻撃速度も水平攻撃より速くなる。
本作ではロケットランチャーでしか倒せないスーパータイラントとの戦闘が必至なため、厳密なナイフクリアは不可能。
実在するナイフである「ランドール・Model-12」と設定されているが、実物とは若干異なる。
ハンドガン
本作には3種類が登場するが、共通して9mmパラベラム弾を使用する。装弾数や連射速度が異なるが、1発の威力は全て同じ。弾薬が最も多く手に入る武器だが、威力は低めなのでリッカーやボスクラスの敵と戦うには頼りない。攻撃の隙が少ないので、小型の雑魚敵との立ち回りには有効。
H&K VP70
レオンの初期装備。装弾数は最も多く、18発。連射速度は並だが、コスチュームチェンジ中は片手撃ちになり、連射速度やリロード速度が向上する。なお、ハンドガンパーツと組み合わせると、「カスタムハンドガン(H&K VP70バースト)」になるが、片手撃ちはできなくなる。ストックホルスターが付いたことで3連射が可能になるが、1発当たりの威力は変わらない。
ブローニングHP
エイダとクレアの初期装備。装弾数は13発。ベルギーFN社製の大型拳銃。平均的な性能である。エイダはこれを水平に構えて射撃を行う。
コルトS.A.A.
アーティラリーモデルのリボルバー銃で、条件を満たすとクレアで使用可能になる。ファニングにより連射性能に優れるが、装弾数は6発のみ。
ベレッタM92FS
『エクストリームバトル』でのクリスの初期装備。『1』のディレクターズカット版に登場したモデルと同じであり(武器の解説文まで同じ)、一定確率でクリティカルヒットが出る。
サブマシンガン
MAC11。大型の放熱カバーを装着し、.380ACP弾を使用する。1発当たりの攻撃力はハンドガンよりも弱く、特にゾンビやG生物に対しては効果がやや低いが、連射性能と射撃範囲に優れるので制止力が高く、リッカーや大クモなども離れた位置から水平連射するだけで、無抵抗のまま倒すことができる。隙も小さく、素早い立ち回りができるため万能の武器だが、弾薬の消費は速い。表裏のどちらでも入手は可能だが、入手場所はザッピングの影響を受ける。一定の条件を満たすと、弾数無限版を入手できる(ROOKIEモードでは初期装備となっている)。アイテム所有欄を2つ消費する。
ちなみに、開発段階ではアサルトライフル(M4カービン)も存在していたが、製品版ではカットされている。
ガトリングガン
ある条件を満たすと入手できる隠し武器で、複数の銃身を高速回転させながら多数の弾丸を連射する。本来のガトリングガンは重量や反動の面から人間が抱えて撃てるものではないが、本作では腰の位置に抱えて撃てるようになっている。サブマシンガン同様に射撃範囲が広いので、姿勢の低い敵にも命中する。サブマシンガンよりも高威力かつ同等の連射力を有するが、トリガーを引いてから弾丸が発射されるまでにタイムラグがあるため、素早く迫ってくる敵や近接距離にいる敵には間に合わず、攻撃を受けてしまうことも。アイテム所有欄を2つ消費する。
ロケットランチャー
ロケット弾を発射するバズーカ。開発スタッフの誤解により、携行用地対空ミサイルのスティンガーミサイルに似た外観となっている。スーパータイラント戦の際に謎の人物が投げ入れてくれるもので、これを使わないとスーパータイラントには止めが刺せない。雑魚敵は全て1発で、G各形態も数発で倒すことができる。『1』のものと同じく上下に向けることはできないが、本作では姿勢の低い敵でも見かけ上は命中していないのに倒すことが可能(地上を這っているリッカーに向けて発砲すると、その当たり判定の範囲がよくわかる)。一定条件を満たすと、弾数無限版を入手できる。なお、本編に登場するロケットランチャーの装弾数は2発。その内1発はイベントで使ってしまうため、実質的には1発しかない。アイテム所有欄を2つ消費する。

[編集] レオン編の武器

ショットガン
レミントン・アームズ社開発のショットガンレミントンM1100-P。Pは「Police」のP。銃身を短く切り詰めた警察仕様で、12ゲージショットシェルを使用する。装弾数は5発。本来のレミントンM1100はセミオート式だが、ゲーム中ではポンプアクションのみ。射撃範囲が広く、横に広がった複数の敵に攻撃を加えられる他、距離が離れていれば姿勢が低い敵にも命中する。ただし、威力は接近している時が最も高く、離れれば離れるほど低下するので、接近戦が主な用途となる。攻撃後の隙が大きいため、敵を仕留め切れないと反撃を受けやすいが、ゾンビに対しては頭部を攻撃して即死させるも良し、集団を引きつけて一掃するも良しと非常に便利。ショットガンパーツと組み合わせると「カスタムショットガン(レミントンM1100)」になり、装弾数が7発に増加、威力が2倍近くまで増加するが、射撃時の隙が更に大きくなる(『エクストリームバトル』のクリスは慣れているので、反動が小さい)。
マグナム
IMI社が生産している大口径自動拳銃デザートイーグル。強力な.50AEマグナム弾を使用しており、高威力を誇り、雑魚敵はほぼ一撃で倒すことができる。反動もショットガンに比べ小さく、隙が生じにくい。弾が敵を貫通するので一直線に並んでいる敵はまとめて倒せるが、手に入る予備弾は少ないので、節約しなければすぐに無くなってしまう。マグナムパーツと組み合わせると「カスタムマグナム(デザートイーグル50A.E10インチ)」になる。木製グリップと10インチのロングバレルが装着され、距離が離れることによる威力の減退が無くなるが、反動が極端に大きくなり、発射後の隙が大きくなる。この「カスタムマグナム」は、東京マルイからガスガンとして商品化されている。
火炎放射器
アンブレラ社開発。化学燃料を発火させ、高温の炎を噴き出す。弾薬の代わりに小型の燃料カートリッジを消費。予備のカートリッジは存在しないため、補給はできない。トリガーを引き続けることで連続噴射ができるが、燃料の減りが速いので注意が必要。攻撃範囲が限られており威力もさほど高くないが、植物型クリーチャーであるイビーには絶大な効果を発揮する。アイテム所有欄を2つ消費する。

[編集] クレア編の武器

ボウガン
バーネット社のピストルクロスボウ。本来は狩猟用や競技用であり、3本の矢を3方向へ同時発射するように設計されている。1体の敵に複数本ヒットさせることで、多大なダメージを与えられる。特にゾンビに有効だが、発射音が比較的静かなため、リッカーに位置を察知されにくい。また、そこそこの誘導性能があるので、銃身の方向が少々ずれていても当てることが可能。矢は入手1回につき36本確保できるが、発射1回につき3本同時に消費するので、実際に撃てるのは12回となる。
グレネードランチャー
M79 グレネードランチャー。3種類の擲弾があり、クリーチャーの弱点によってそれぞれを使い分けることが可能。クレア編の主力となる強力な武器だが、弾道が放物線を描いて落ちるため、他の射撃武器より射程が短く、反動や隙も大きい。なお、本作のM79はストックを短く切り詰め、ピストルグリップタイプにカスタマイズされている。
グレネード弾
『1』のものとは違い、発射された弾が5つに拡散した後、それぞれ爆発するという性質になった。そのため他の弾薬よりも射程が更に短いが、攻撃面積が広いため複数の敵に当たりやすく、弾が同時に多数当たりやすい大型の敵にも有効。
硫酸弾
着弾時に濃硫酸を撒き散らす。リッカーやタイラントに有効。
火炎弾
着弾と同時に敵を燃やす焼夷弾。アリゲーターやイビーに有効。
スパークショット
実験動物撃退用高電圧銃で、専用弾を使用する。相手に小さな電極を撃ち込み、高圧電流を流し込む。蓄電されたエネルギーを消費し(初期状態は100%で敵に命中すると5%減り、当たらなかった場合は1%減る。残弾数が4%以下になると発射不可)、補充する機会が無い使い捨ての武器。与えるダメージは比較的大きめ。離れた相手にも当たるが、その射程は3mほどと短く、発射時の攻撃判定の広がりも他武器より狭い。アイテム所有欄を2つ消費する。初期は「高電圧銃」という名前だった。

[編集] キャスト・スタッフ

[編集] キャスト

  • レオン・S・ケネディ:Paul Haddad
  • クレア・レッドフィールド:Alyson Court
  • エイダ・ウォン:Sally Cahill
  • シェリー・バーキン:Lisa Yamanaka
  • アネット・バーキン:Jennifer Dale
  • ベン・ベルトリッチ:Rod Wilson
  • ブライアン・アイアンズ:Gary Krawford
  • ウィリアム・バーキン:Diego Matamores
  • 豆腐:唐津麻勝俊

[編集] 主なスタッフ

[編集] バグ

透明なG
レオン編において、表シナリオでも裏シナリオでも、地下のロープウェイでGの腕が壁を突き破ってエイダを襲うデモが発生するが、デモ終了後にGの腕で生じた穴へロケットランチャーを撃ち込むと、見えない敵が攻撃してくる。爆風のシルエットから、G第2形態かG第3形態である模様。かなり耐久力が高く、ロケットランチャーを何十発も撃ち込まないと倒せないが、倒さずに車外へ出ても本編進行に支障は無い。

[編集] 『バイオハザード1.5』

『2』開発途上において、完成間近でボツになった幻のゲーム。「ゾンビに支配されたビルの最上階から脱出する」というシナリオであったが、「遊んでも面白くない」という理由から開発を中止。「ファミ通」でのインタビューによると、『1.5』の開発データは既に破棄済みとのこと。一部映像などは秘蔵映像として、『1』のデュアルショックVer.に収録されている。

プロデューサー三上真司は辞表を用意し、開発中止を訴えたという。後の『OB』には、シャッターを用いたゾンビ遮断など一部『1.5』独自のシステムも継承されたが、ゲームそのものはキャラクターや舞台などのほぼ全てが作り直しとなった。

その他の『1.5』独自の要素としては、武器として手榴弾が登場(『4』に継承)、ゴリラのようなクリーチャーの登場などがある。

なお『1.5』のゲームエンジンは、『2』のプロモーションなどにプロデューサーとして関わった稲船敬二が「せっかく作ったものを捨てるのはもったいない」として引き取る形となり、後に再利用された。その結果生まれたのが『鬼武者』である[1]

[編集] 登場人物

レオン・S・ケネディ(Leon Scott Kennedy
顔が少し製品版と違う設定だった。『1.5』の時点で顔は2バージョンあり、1つ目は短髪で精悍な顔付きをした物で、2つ目が本採用されたレオンに近い顔付きをしている。新人警官という設定は同じ。
エルザ・ウォーカー(Elza Walker
女子大生のレーサーで、ラクーンシティとは全く無関係の設定だった。開発データ破棄により幻の存在となったが、後のドラマCD『小さな逃亡者シェリー』に登場する。
マービン・ブラナー(Marvin Branagh
レオンの先輩という設定は同じだったが、最後まで生き残る予定だった。
ロバート・ケンド(Robert Kendo
エルザ編のパートナーとして、最後まで生き残る予定だった。
エイダ・ウォン(Ada Wong
謎の女性。エルザ編にも少し出てくる予定だった(『2』でも、シナリオによっては一度だけクレアの前に姿を現す)。
シェリー・バーキン(Sherry Birkin
製品版と大して変わっていない。
リチャード・キール(Richard Keel
ラクーンシティの市長。

[編集] ドラマCD

全2巻。

バイオハザード 2 ドラマアルバム 〜小さな逃亡者 シェリー〜
声の出演は飯塚雅弓三石琴乃納谷六朗菅原淳一伊藤健太郎
バイオハザード 2 ドラマアルバム 〜生きていた女スパイ・エイダ〜
声の出演は水谷優子上田祐司根谷美智子山崎たくみ納谷六朗
エイダが生存していた設定となっている(後の『3』で生存が示唆され、『4』で確実となるが、当時ははっきりしていなかった)。

[編集] その後の作品

  • 『3』ではレオン、クレア、エイダ、シェリー、ハンクの5人のその後が示されている。
  • レオン、エイダ、ハンクの3人は『4』で、クレアは『CV』で使用出来る。ハンク以外の3人については、それぞれのその後も各作品中で明かされる。
  • ラクーンシティはその後の作品にも何度か登場しており、『OB』では研究所がステージ、G生物がボスキャラクターとして、『OB2』ではR.P.D.がステージとして用意されている上、マービンも登場している。これらのことから、色々な意味でシリーズの転換点となっている。

[編集] 外部リンク

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ゲームセンターCX』第1シーズン・第3回での稲船へのインタビューによる。