ポケモン超不思議のダンジョン
ジャンル | ダンジョンRPG |
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対応機種 | ニンテンドー3DS |
開発元 |
スパイク・チュンソフト ポケモン |
発売元 | ポケモン |
シリーズ | ポケモン不思議のダンジョン |
人数 | 1人 |
メディア | 3DSカード・ダウンロードソフト |
発売日 | 2015年9月17日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
売上本数 | 30万9,075本[1] |
『ポケモン超不思議のダンジョン』(ポケモンちょうふしぎのダンジョン)は、スパイク・チュンソフトが開発し、ポケモンより2015年9月17日に発売されたニンテンドー3DS用ダンジョンRPG[2]。
あらすじ
- ある日突然、ポケモンの子どもとしてポケモンの世界にやってきてしまった元人間の主人公は、自分の名前と「自分は人間だった」ということ以外の記憶を全て失くし、路頭に迷っていたところを三体のオーベムに襲われる。
- そこへ通りがかったコノハナを巻き込んで、なんとかオーベムたちから逃げ切った主人公は、コノハナの厚意により、おだやか村にあるコノハナの家に居候させてもらいつつ、そこで自分の記憶を探すこととなった。
- やってきたおだやか村でパートナーと運命的な出会いを果たした主人公は、自由奔放なパートナーに振り回されつつ、賑やかな学校生活を送る。
- やがてパートナーから「ポケモン調査団に入って世界の謎を解き明かす」という夢を明かされた主人公は、パートナーと真の友情の証である「きずなのスカーフ」を分けあい、自分自身も記憶を取り戻すため、パートナーと共におだやか村を旅立つ決心をする。
- 一方その頃、世界の各地で、ポケモンが石化するという現象が多発していた。
概要
- 登場ポケモン
- 前作『ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮』では登場ポケモンが約150種程度に絞られていたが、本作品では『ポケットモンスター X・Y』で初出のものも含めた720種類のポケモンが総出演する[2]。
- つながりオーブ
- 前作までの依頼掲示板に代わるシステム。相関図の様にポケモンの顔と名前が映し出され、ポケモンが抱える悩みやお願いを依頼として受け取る形式となっている。ダンジョンを探索して依頼を解決するとポケモンが仲間になり、映し出されるポケモンが少しずつ増えていく。仲間になる時は、CONNECTEDと表現される。また、仲間にすることができても向こうの事情などで、ダンジョンに連れて行くことができない事も多々ある(レベルが高いポケモン程顕著)。その場合は、顔写真にシャッターが降りている。恐らくゲームバランスの為であるが、これがプレイヤーでは賛否となっている。つながりオーブでのエピソード中にはジュプトル&ピンクセレビィ、プクリン&ベラップ、ゲンガーらイジワルズ等、過去作と同様の設定を持つポケモンも登場する。
- 超やる気
- 調査団入団以降、朝礼終了時にその日「超やる気」状態の三匹のポケモンが発表されることがあり、そのポケモンたちはその日の冒険で手に入る経験値が三倍になる。なお、超やる気状態のメンバーだけで冒険にでると、冒険に出ていなかったポケモン達にも経験値が入るようになる。更に、超やる気状態のアンノーンがいれば、一緒に冒険に出た超やる気以外のポケモンに入る経験値が二倍、超やる気のポケモンなら六倍になる。
- ラピスとリングル
- これまでのシリーズにあった「かしこさ」が廃止され、それと入れ替わる形で搭載された新システム。
- ラピスという特殊な力をもったアイテムをリングルにはめ、それを装備することで様々な追加効果を得ることができる。また、「いあつかん」など「かしこさ」にあった一部の能力はこちらに引き継がれている。「かしこさ」とは違い、ラピスの効果はその場限りのものであり、ラピスを拾ったダンジョンから脱出するとラピスは消える。なお、リングルは無くならない。
- ラピスはダンジョンのあちこちに落ちており、プレイヤーがラピスが落ちている部屋に入ると、ラピスの上にカウントが表示され、その数字以内に拾えなければラピスは砕け、ラピスのかけらになる。かけらは一定数集めると新しいラピスになる。
- 一つのリングルにはめられるラピスの数はリングル側のくぼみの数に依存するが、一時的にアイテムで増やすことも出来る。また、ラピスはリングルにはめる以外にも単体のアイテムとして使用することが可能で、その時はラピスの色に応じてHP、こうげき、とくこう、ぼうぎょ、とくぼう、すばやさのいずれかが上がる。なお、この効果も一時的で、ダンジョンから出れば元に戻る。
- リングルも種類によっては単体で効果を持つものもあり、前作までの「スカーフ」と似た立ち位置のアイテムといえる。
- メガシンカ
- ポケモンシリーズ本編作品にメガシンカが搭載されてから初のダンジョンシリーズとなる本作では、本編作品とメガシンカの条件が大きく異なり、ダンジョン内で拾える「覚醒ラピス」をリングルにはめそれを持たせることによって特定のポケモンをメガシンカさせることが出来る。メガシンカしたポケモンはより強力な姿となって冒険の大きな力となるが、一定時間経つとラピスが砕け、元の姿に戻る。元の姿に戻ったポケモンは暴走状態となり、一定時間操作が効かなくなる。リングルを装備から外したり、罠など何らかの理由で覚醒ラピスを喪失した場合は、時間切れを待たずメガシンカが解除される。その場合、再度メガシンカしても制限時間は蓄積されており、自然解除されるまで制限時間はリセットされることはない。
- また、メガシンカが超不思議のダンジョン発売時点で発表されていないポケモンについては、「覚醒ラピス」をはめたリングルを装備することで「覚醒状態」となり、一定時間前方からの攻撃を受けない半無敵状態になる。なお、覚醒状態が解除される条件はメガシンカと同じである。
- その他
- 『マグナゲートと∞迷宮』から「あずかりボックス」と「わざの成長システム」が受け継がれている。条件を満たすと進化できるようになるが、原作ゲームや過去作と違い進化に必要なのはレベルのみで特別な道具を使用する必要はなくなった。また、前作では一部ダンジョンでしか無かった、おなかシステムが全面的に復活した。にも関わらず通常攻撃は5ダメージ固定である。その他の理由もあって難易度は、これまでの中では高い。ストーリー前半は、明るくコミカルな展開が多いが、後半になってくると段々それが影を潜め、過去のシリーズと同様にシリアスな展開へと変わっていく。特に終盤はこれまで無かった衝撃の展開が訪れる。
- 過去作との繋がり
- 今作ではポケモン達の発言等が過去作で重要キャラクターとして登場した時の内容を思わせるものになっていたり、他の大陸が過去作の舞台と類似した地形になっている。
- これにより「ポケモン不思議のダンジョン」シリーズは同じ世界観、時系列で物語が進んでいたという事が推察できるようになっている。
- 登場ポケモンに関しては数が多い為、ここでは割愛する。
登場ポケモン
主要人物
- 主人公
- プレイヤーの分身。
- 目覚めたらポケモンの子供に変身していた人間。「自分が人間だった」事と名前以外の記憶を失っている。
- 目覚めて早々にオーベムに襲われるも、偶々通りかかったコノハナに救われおだやか村へとやって来た。
- おだやか村で出会ったパートナーと半ば強引な形で友達になってしまうが、調査団見習いを結成したり、様々なダンジョンをくぐり抜けていくうちに真の友情を結んでいく。
- 見ず知らずのポケモンを助けるために一人で危険なダンジョンに挑むなど、良く言えば正義感がある(悪く言えば無謀)な性格。
- 実は過去にダークマターと戦う為(人間として)ポケモンの世界に呼び出されており、その時はミュウのパートナーだった。しかし当時ダークマターを完全消滅させる事は叶わなかった。
- 本作では主人公は人間の世界に帰還する事は無く、代わりにかつてミュウだったパートナーが消滅する事になる。パートナーが消滅した後も調査団で働いていたが、デンリュウにパートナーを取り戻せる可能性を示唆され、再びパートナーと出会うために奔走する事になる。
- パートナー
- 主人公の相棒となるポケモンの子供。
- 協調性に欠いており学校内では問題児扱いされ、クラスメイトのポケモンたちからも浮いた存在として扱われている。但し本人に自覚がないわけではない。
- 夢は調査団に入って世界の全てを解き明かす事。また、嫌いなものは幽霊だが、学校で折り合いが悪いはずのヤンチャムやチョボマキが人質に取られた際恐怖を堪え、危険を顧みず敵に闘いを挑むなど他者の為に戦える勇敢さと優しさを持っている。
- 実は孤児であり、幼い頃にアバゴーラに拾われ育てられている。なお、主人公とパートナーが首に巻いている「きずなのスカーフ」はアバゴーラに拾われた時に巻いていたもの。
- 何故か古代文字を読める。その読解速度は考古学を専門とするクチートより遥かに早く、彼女を驚かせた。
- その正体は幻のポケモン・ミュウの生まれ変わり。かつてのダークマターとの戦いでも主人公のパートナーだった。
- ダークマターの正体を知っていたミュウは「光の水」や「きずなのスカーフ」等の対抗策を残し、自らもパートナーとして生まれ変わる道を選んだ。その際主人公を再びポケモンの世界に呼び寄せているが、対抗策を見破られた際の保険として互いの記憶を消している(但しミュウの記憶はゼルネアスに一時的に預けていたに過ぎない)。
- しかしダークマターを消滅させる事はその一部ともいえる自身の消滅を示しており、結果全てが終わった後に記憶を戻し主人公への想いを告げながら消滅していった。
おだやか村
- コノハナ
- 最近おだやか村に引っ越してきた村民。家はアバゴーラとパートナーの家の隣。語尾に「だと」と付ける癖があり、訛った喋り方をする。
- 面倒見がよく、オーベムたちに襲われていた主人公を助け、自宅に居候させ保護者代わりとなる。度々家を空ける事も。 主人公とパートナーが村を出た後も、二匹の様子を見るために調査団を訪れている。
- その正体はポケモンの石化事件を起こしていた犯人であり、オーベム・イベルタル共々ダークマターの支配下にあった。ワルビアルに予告状を配らせていたのもコノハナであり、用済みになると彼をあっさり石に変えてしまった。主人公をあえて手元に置いたのも「光の水」の封印を解かせ、そのパワーを取り込む為。
- 主人公に敗北した後は一時はその場から逃げ出すも、主人公たちがダークマターに追いつめられた時はイベルタルやオーベムと共に主人公たちを助けに現れた。
- 全てが終わった後はおだやか村の住民たちに謝罪して回った後村を去っていったが、その罪滅ぼしの為にデンリュウやネイティオ達が考えたある作戦の重要な役割を自ら買って出る事になる。
- アバゴーラ
- パートナーの育ての親。パートナーからは「おじい」と呼ばれている。
- 老齢故か口うるさい。心配するあまりパートナーに辛く当たってしまうことも。一方で料理上手であり、自身の料理の腕には相当自信がある様子。
- 故にパートナーが調査団に入るため村から出ていきたいと直接聞いた時は猛反対していたが、本心としてはその意思を汲んでおり旅立ちの際は手紙で激励の言葉をかけている。
- 全てが終わった後はおだやか村に帰って来た二匹を暖かく出迎え、今まで一度もほめたことが無かったパートナーのことを初めて一人前と認めた。
- 公式サイトのスペシャルムービーでは、自分の作った料理を自慢しているシーンが描かれている。しかし、調査団ペロッパフによって全て食べられた。
- スボミー
- ロゼリアの子ども。まだ幼いので学校には入学していない。
- 体を悪くしたロゼリアを元気にしようとカンロ草原のスピアーたちハチミツを貰うとしたが、気が立っているスピアー達にハチミツ泥棒と勘違いされ襲われそうになる。
- ロゼリア
- おだやか村の住人の一人。身体があまり丈夫でなく、異常気象のせいで更に体調を悪化させてしまう。
村の学校
- ヒヤッキー
- 校長。
- 子供達の自主性を大事にして、のびのびと育てている。いつも笑顔が絶えない。
- ミルホッグ
- 教頭。一人称は「ワタークシ」。
- 周りの学校の反応を気にしていて、学校で問題が起こるのを恐れており、問題児であるパートナーには常に目を光らせている。
- 褒められ好きなお調子者で、チーム名にも自分を褒めるような名前を付けるなどやや自尊心が高い。
- 幽霊騒動の際、夜の学校の見回り中に災難に遭遇しその際の恐怖によりしばらく寝込む事になってしまう。
- タブンネ
- 保健の先生。村のお医者さんを兼任している。
- 優しい性格だが、たまに冗談を言うこともある。
- カモネギ
- 主人公とパートナーが在籍するクラスの担任。真面目な性格だが、よく授業を中断される。
- 夏の幽霊騒動の被害にあってしまい、しばらく行方不明になってしまった。
- ヤンチャム
- 主人公とパートナーのクラスメイト。
- クラスの中のガキ大将でチョボマキと一緒にヌメラとパートナーをからかっているが、ダンジョンを恐れる臆病な面も。
- 特にパートナーとの仲が非常に悪くメンバーの中で一番パートナーを煙たがっていたが、ある騒動を経て理解を深めるようになっていく。
- チョボマキ
- 主人公とパートナーのクラスメイト。
- 常にヤンチャムと一緒に行動している。悪知恵を考えるのが上手だが臆病者。
- シキジカ
- 主人公とパートナーのクラスメイト。クラスのアイドル的存在。
- かわいい見た目とは裏腹に、根がしっかりしていてヤンチャムやチョボマキにもはっきりと物を言う。ヤンチャムとチョボマキに好意を持たれているが本人は少々煙たがっている。
- ニャスパー
- 主人公とパートナーのクラスメイト。テレパシーで会話できる力を持つ。
- 口数が少なくクールな性格。大人びた考え方をしており、クラスでも一目置かれる存在だが、若干観点がずれている所もある。
- 穏やか学校の生徒の中では最も冷静な思考力を持っており、幽霊騒動の際は気絶したフリをしてヤンチャムとチョボマキがさらわれた先を追跡し、犯人の居場所を突き止めた。
- 中盤の石化騒動では数少ない石化を免れたポケモンとなる。その後、デンリュウの要望でコノハナ達のスパイのふりをした二重スパイを買って出る。
- ヌメラ
- 主人公とパートナーのクラスメイト。クラスの中で一番年が幼い。
- 気弱な性格でよくヤンチャムとチョボマキにからかわれているが、ダンジョンに立ち向かう根性を持っている。
ポケモン調査団
- デンリュウ
- ポケモン調査団の団長。天然な性格で物事を全部スタイリッシュにこなそうとする。口癖は「やれやれ」「アンポンタン」。
- 子どもが夢を追いかけることや冒険することに寛容だが、一方で「子供は調査団に入れない」と言う決まりを作っている(しかもあっさりと破棄してしまう)。
- 凄まじい方向音痴。行ったことのない土地では確実に迷子になり、おだやか村の小さい広場の中ですらフラフラさまよってポケモンや物に激突を繰り返す程。そのせいで連絡係のデデンネにもよく怒られる。おまけに天然故かどこか考えそのものもずれており、パートナーに調査団で働いているのかを聞かれた際も否定している(後に理由は判明するが余計に意味が分からなくなる)。しかし実力は団長を名乗るだけあって高く、仲間からの信頼そのものは厚い。
- 中盤の石化事件ではジラーチ共々石化を免れており、元凶であるダークマターを倒すべく生命の木の在り処を探していた。
- 全てが終わってからは消えたパートナーを取り戻すためクチート・コノハナ・オーベムらと尽力し、また主人公にはパートナーを取り戻せる可能性を示唆し、ネイティオの元へ向かわせた。
- クチート
- ポケモン調査団の調査員で考古学者。メス。
- 考古学者らしく知的で観察眼も鋭い。冒険の腕も良く、仲間からの信頼も厚い。
- 石化事件の謎を解くため、他の調査団メンバーたちとともに古代遺跡に向かうもののオーベム達に騙され石に変えられてしまう。
- 元の世界へと繋がる希望の扉を目指して主人公らとともに地天の山を登るが、無限に現れる虚無の影の前に絶体絶命に追い込まれてしまう。
- しかしそこでエンテイから「主人公とパートナーに全てを託す」という真の目的を明かされ、三聖獣と協力して主人公とパートナーが希望のとびらに向かう時間稼ぎを担い、自身は虚無の世界に残った。
- 全てが終わった後は無事元の世界に帰還しており、消えてしまったパートナーを取り戻すためにデンリュウ・コノハナらに協力する。
- ジラーチ
- ポケモン調査団の天文学者。出身は星の洞窟なので、「空の探検隊」に登場した固体だと思われる。
- 太陽の軌道と星の寿命を読み取る力を持つ。故に星と太陽の距離が近づいていることにいち早く気づいていた。
- 一度眠るとなかなか起きず、また、寝相もかなり悪く、何故か戦闘に発展する事もある(しかも本人は覚えていない)。
- 自らを天才と自賛している。実際、ゲーム中盤で登場するガショエタワーを作ったのも彼である。
- 中盤の石化事件では石化を免れ、主人公らとともに生命の木を目指す。
- ブイゼル
- ポケモン調査団の調査員の一人。
- 担当は水中の調査。主人公らの頼れる兄貴分。
- ホルビー
- ポケモン調査団の調査員の一人。
- 担当は地中の調査。耳で穴を掘る事が得意。
- アーケン
- ポケモン調査団の調査員の一人。
- アーケンは飛べないのだが何故か担当は空の調査。面倒見のいい性格で主人公らの世話を焼いてくれる。なけなしのお金で主人公らのラプラス便パスポートを買ってくれた。
- 「とべずのアーケン」という通り名を持つ。
- デデンネ
- ポケモン調査団の通信係。
- 電波を使って、離れた場所にいるメンバーの連絡を取る仕事をしている。なお、調査団には通い。
- ペロッパフ
- ポケモン調査団の給仕係。
- 食いしん坊で、よくメンバーの食事のつまみ食いをする。そのせいでメンバーの食事が取れないこともしばしば。
その他のポケモン
- オーベム
- ポケモンになった主人公に襲いかかった謎のポケモン。3匹で行動しており、主人公を付け狙う。
- その正体はコノハナ同様ダークマターの支配下にある者。終盤、うち1匹が支配から免れ主人公に協力するもこのオーベムが裏切る事に気付いていたコノハナの流した嘘の情報に引っかかってしまう。
- 支配から免れた1匹はコノハナ達を説得しようとするも、生命の樹においてコノハナに石化させられてしまう。後に残り2匹もダークマターの支配から解き放たれ今まで起こした事件の罪滅ぼしの為に主人公側に加勢する。
- 全てが終わった後はパートナーを救うために奮闘し、デンリュウやネイティオが考えた作戦に参加する。
- ガバイト
- モグリュー炭鉱の主。主人公達を宝石泥棒と勘違いして襲いかかってくる。
- しかし、モグリュー達に泥棒ではない事を教えられ自身の早とちりであったことを反省し、主人公達に自身の集めた宝石の部屋を見せてくれた。
- モグリュー
- モグリュー炭鉱で働いている。どの個体も恥ずかしがりやなのかよく緊張してしまう。
- ガバイトに主人公達が泥棒ではない事を教え、主人公達を助けた。敵が出現したらガバイトと共に宝石泥棒を追い払う約束をしているのだが、いざ出てみると緊張でまともに戦えないらしい。
- スピアー・ミツハニー
- カンロ草原に生息している働き蜂のポケモン。ミツの収穫の時期で非常に気が立っており、スボミーの話を聞かずハチミツ泥棒と勘違いして襲おうとした。
- スピアーは「ああいそがしい!」、ミツハニーは「きゃーせわしい!」とそれぞれ話の最後につける。
- ビークイン
- カンロ草原の女王。スピアー・ミツハニーのハチミツ作りの作業をまとめている。スボミーの話を聞き、快くハチミツを渡してくれた。
- ニョロボン
- ニョロボンリバーを縄張りにしている三兄弟のニョロボン。縄張り入ってきた主人公達を倒そうと襲いかかってきた。
- 誰がニョロボンリバーのボスかどうかを争っている。子分はニョロモしかいない。
- ヒトモシ
- おだやか村でおきたゆうれい騒動の張本人。4匹で活動し、ポケモンが怖がる姿をエネルギーにしており、驚かすことでエネルギーを得ていたが、そのことがバレる度に土地を追われ各地を転々としていた。
- 芸がマンネリ化し、誰も驚かなくなってしまったことに困っていた時ユニランと出会い、以降は「いにしえの骨跡」に住み着いておだやか村の住民たちを驚かせていた。
- 騒動の後はパートナーの約束で、度が過ぎた怖らせ方を控えるようにし、こっそり親切な事をすることにした。
- ユニラン
- 「いにしえの骨跡」で現れるポケモン。
- 困っていたヒトモシ達の要望に応え、ギラティナの幻を見せてヒトモシの手助けをしていた。
- ギラティナの姿で自身を「魔の国の使者」名乗り、主人公たちに見逃す代わりにヤンチャムとチョボマキを生け贄するかどうかの選択を迫る。
- ワルビアル
- ワイワイタウンで札つきのワルと知られている。子分としてワルビルを連れている。主人公を尾行するなど、少しばかし不穏な行動をとっている。
- 実はコノハナの指示で伝説のポケモンに予告状を渡していた張本人。しかし、後に本性を現したコノハナに用済みと見なされ、石に変えられてしまった。
- 全てが終わった後は心を入れ替え就職活動に励むもなかなかうまくいかず悩んでいたが、最終的にミルタンクの元でアルバイトとして働くことになった。
- ワルビル
- ワルビアルの子分。主人公達に金をせびろうとしたがブイゼルに止められてしまい、ワルビアルに主人公達にいじめられたとウソをつく。
- ラティアス・ラティオス
- 石化の予告状を受けてしまった伝説のポケモン。セレビィに会うべく飛んでいた最中に石化させられ、虚無の世界に送られてしまった。
- ブーバーン・ブーバー
- 炎の島の火山を住処にしているポケモン。火山の頂上へ行かせないために主人公達とブイゼルの行く手を阻む。
- エンテイ
- 石化したラティオスとラティアスを目撃した主人公らの前に現れた伝説のポケモン。「カザンのエンテイ」という異名を持つ三聖獣の一人。
- 炎の島の火山を住処としていると同時にここに住むポケモン達を統制している。
- 石化事件と何らかの関わりがあるのではないかと疑われており、その事実を確認しにやってきた主人公たちと戦闘になる。実際はエンテイ自身も石化事件を追っており、事件について情報を得る為にセレビィを尋ね、神秘の森を訪れていた。
- 石化の予告状を受け取り決戦ケ岳に向かうが、主人公たちがたどり着く頃には既に石化しており、後に同じく石に変えられた主人公たちと虚無の世界で再会を果たす。
- 性格は非常に高慢だが決して他のポケモンに対して冷酷であると言うわけではなく、虚無の世界でも自らの身を最優先に考えるように見せて主人公とパートナーに世界の命運を託そうとしていた。 地天の山ではクチートと協力し、無限に湧き出る虚無の影を前に身を呈し、主人公たちが希望の扉にたどり着く時間を稼いだ。
- ライコウ・スイクン
- エンテイと同じ三聖獣。ライコウは「イナズマのライコウ」、スイクンは「シップウのスイクン」という異名を持つ。
- 石化したエンテイの敵討ちのためワルビアルを追い詰めるが、突如出現したイベルタルによって石に変えられ、虚無の世界に送られてしまう。
- ライコウは高圧的な性格、スイクンは冷静な性格をしている。彼らもまた合流したエンテイの意を汲んで主人公たちに世界の命運を託す。
- イベルタル
- 中盤、主人公の前に姿を現す邪悪な伝説のポケモン。泉の水を吸収し、世界を虚無に変えようと目論む。登場してすぐに主人公達を石に変え、虚無の世界に送り込んだ。
- 泉の水を吸収するや否や、自身をポケモンの神に等しい存在である「破壊主」を名乗り、瞬く間に殆どのポケモンを石に変えてしまった。
- 実は彼もまたダークマターの支配下にある。解放された後は今まで起こした過ちの罪滅ぼしの為に主人公たちに加勢した。
- ラクライ・モロバレル・スコルピ
- パラムタウンの住人。主人公達に石化の対象が伝説のポケモンにも向けられている事とこの大陸で出没した「炎の魔獣」の事を教えた。
- ルギア・カイオーガ・ディアルガ・ゼクロム・レシラム
- この世界の随所に存在する伝説のポケモン達。石化の対象が自分たち伝説のポケモンにも向けられてことに不安と恐怖を感じている。
- セレビィ
- デンリュウとは古くからの友人。石化事件の調査を協力しており、「ときわたり」で過去へ行き事件の事について調べていた。性別はオス寄り。
- アルセウス
- 運命の塔を住処にしている幻のポケモン。テレパシーを通じて主人公達に助力し、主人公達を生命の木へとテレポートさせる。
- また、アルセウスがつながりオーブで繋がれる最後のポケモンなので、アルセウスとつながることでつながりオーブが完成される。
- レックウザ
- 伝説のポケモンの一体。
- 邪悪なる存在に恐怖を感じ星から去っていたが、後に生命の木の上昇を食い止める為に姿を現した。
- デオキシス
- 幻のポケモンの一体。
- 宇宙空間でレックウザと遭遇し、星の危険を感じ取っていた。後にレックウザと協力して生命の木の上昇を食い止める為に現れた。
- ゼルネアス
- 生命の樹の化身。
- 生命の樹を元に戻した後主人公達の前に姿を現した。また、ミュウの記憶を預かっており記憶をパートナーに還している。
- クリア後に生命の木に行くと仲間のポケモンを進化させてくれる。
- ミュウ
- 本作には2体のミュウが存在する。パートナーの本来の姿であるミュウについてはパートナーを参照。
- 全てが終わった後にミステリージャングルに姿を現す。性格は無邪気で子どもっぽく、主人公についてくる。
- パートナーの本来の姿であるミュウとは、ある意味で近い存在。
- ネイティオ
- 精霊の砂丘を住処にしており、現代にいながら過去と未来を見通すことができる。「救助隊」に登場した個体と同じ。
- パートナーを救おうとする主人公に協力するが、誰にでも協力するというわけではなく、主人公に対しては世界を救った事に対する礼という名目で力を貸してくれる。
- フーパ
- ラムルタウンのどこかにランダムで出現する「まじんのツボ」に住み着いているポケモン。
- 話しかけるとバッグの中に入って、リングで伝説のポケモンを呼び出したりするなど冒険の手助けをしてくれる。稀に「ときはなたれしフーパ」の姿で登場する事がある。
- 「まじんのツボ」に入っているため他のポケモン達とは扱いが異なり、つながりオーブに反応せず、「CONNECTED」も表示されない。
施設
- カクレオン商店
- カクレオンが店を経営。ダンジョンに必要なアイテムを売買できる。また、ダンジョン内にも時々カクレオン商店があり、ダンジョン内で買い物をすることもできる。万引きをしようとするとワープを使いフロア内をくまなく追いかけてくるが、階段でフロア移動をすると諦める。これまで通り一匹の強さが尋常じゃない程強い。
- ルチャブルのわざカクトウッー!
- ルチャブルが経営。店主のルチャブルの口癖は「トウッー!」。わざを思い出す・技を忘れさせる・特性を変更させることができる。
- またゲームを進めていくと、(本編で言う)教え技を教えてもらえるようにもなる。
- デスカーンのゴールドゴージャス
- デスカーンが店を経営。ダンジョンで拾った金塊を道具と交換できる。
- 主人のデスカーンは金塊が大好きだったり、老人のような喋り方をするなど「マグナゲート」に登場したデスカーンと同一個体であることがうかがえる。
- ガルーラのポケモンカフェ
- ガルーラが経営。悩み事を解決した時にもらったお礼を受け取れる。
- 昔はガルーラ倉庫を経営していたが、店じまいしてしまった模様。
- クレッフィのカギあけ店
- クレッフィが経営。ダンジョンで手に入れた宝箱の中身を取り出してくれる。青い宝箱より赤い宝箱のほうが開けるのに手間がかかるようで、二倍のお金がかかる。
- ニャースシアター
- ニャースが経営。特別なダンジョンが用意されており、そのダンジョンの様子を映画として保存できる。またインターネットで他のプレイヤーの映画を見ることができる。
- ラプラス大陸便
- ラプラスにパスポートを見せると、別の大陸へと連れて行ってもらえる。
世界観
従来の「ポケモン不思議のダンジョン」シリーズ同様、基本的に住民はポケモンのみ。
「ポケットモンスターの地名一覧」を参照
大陸
ラプラスにパスポートを見せた時に行ける大陸だが、この世界には水・風・霧・砂・草の5つの大陸が存在する。前述の通り、ラプラスに乗って移動することができる。
用語
- おだやか学校
- おだやか村にある子供のポケモン達が通う学校。
- 校長はヒヤッキー、教頭はミルホッグ、保険医にタブンネがいる。
- 通常子ども達の授業を受け持つのはカモネギだが、まれにミルホッグが授業を行ったり、保健の授業の時はタブンネが教鞭をとっていた。なお、校門での生徒のお出迎えとお見送りは日替わりで行われている。時には学校裏の森で実践的な授業が行われることもある。
- 元人間である主人公もポケモンとしては子どもだったため、体裁の為にもコノハナに促されて学校に通い始める。
- ストーリーが進むと後述するダークマターの影響で星の温度が上がり、繰り上がりで夏休みに入った。
- きずなのスカーフ
- 主人公とパートナーがペアで身に付けているおそろいのスカーフ。パートナーはアバゴーラに拾われた時から身につけていた。
- 実は古代で、将来のダークマターとの戦いに備えてミュウが生命の木の一部を使って作り出したものであり、不思議な力を秘めている。
- 主人公たちに危機が迫るとスカーフが反応して不思議な力によって一時的に進化を遂げることが出来る。
- つながりオーブ
- これまでのシリーズにあった掲示板に代わる新たなシステム。おだやか村に現れたデンリュウがくれる。
- 「つながりオーブ」には、それまでに主人公が出会ったポケモンや、つながりを持っているポケモンが映し出され彼らが悩みや願い事をつぶやいているとそれが見えるようになっている。
- そのため、彼らの悩みやお願いをもとに調査を行い解決してあげるとそのポケモンから感謝の気持ちとして報酬を受け調査団ポイントが上がると共につながりオーブが反応し仲間にすることができる。
- また、調査団ポイントが一定まで上がるごとにガショエタワーが更新され調査団ランクが上がっていく。
- ポケモン調査団
- ワイワイタウンにあるデンリュウが団長のポケモン調査団。
- 毎日、様々なものを調査するため調査団のポケモン達は世界中を飛び回っている。
- 基本的に子供は入れないことになっていたが、団長であるデンリュウが主人公とパートナーのために決まりを変えてしまい、入ることができた。
- 子供のポケモンでも調査団に協力することは可能。ストーリー終盤にはおだやか村のニャスパーが石にされたデデンネに変わって連絡役を勤めることになる。
- ラプラス大陸便
- 飛んだり泳いだりすることができないポケモンが別の大陸に行くときに必要となる交通手段。
- しかし、ラプラスに乗るためにはカクレオンから有料でパスポートを買い、ラプラスに見せなければならない。
- 子どもは通常、大人の保護者同伴でなければ大陸を渡ることはできないが、主人公とパートナーは調査団ということで特別に二匹だけでも乗せてもらうことが出来る。
- 石化
- ダークマターに支配されたポケモンのある攻撃によりポケモンが石にされてしまう現象。
- 石化したポケモンの魂は虚無の世界に閉じ込められてしまう。
- 石から元の姿に戻るには自力で虚無の世界から脱出するか光の水をかけるかダークマターを無力化しなければならない。
- 古代の足形文字
- 古代のポケモン達が石に刻んで書いた足形文字のこと。
- 現在の言語とは異なるため普通のポケモンは読むことができず一部のポケモンしか読めない。
- クチートによるとその内容はとても重要な内容であり、古代のポケモンが将来起こりうるダークマターとの戦いに備えて書いたものであるらしい。
- 封印の泉
- テンケイ山の頂上にある泉。
- 光の水を悪意あるものから守るために封印されているため、こう呼ばれている。
- 光の水を悪意あるものに全て吸いとられ枯れてしまうと大変なことになるので古代のポケモン達によって人間にしか封印を解けないように仕掛けられている。
- さらにテンケイ山の中腹には保安官のジバコイル達がゲートを閉じ光の泉への道を塞いたうえで警備を行い厳重に守られているためおだやか村では村の聖域と呼ばれている。
- 虚無の世界
- 石化されたポケモンの魂が閉じ込められる世界。
- この世界ではテレパシーを使っても遠くまで電波が飛ばないようになっており再開するのが難しくなっている。
- 至るところに古代文字が刻まれており脱出するためのヒントとなっている。
- また、ここに出てくる敵ポケモンは悲しみや憎しみなどが具現化した幻影でいくら倒しても次々と湧いてくる。
- 虚無の世界も非常に広大なため全容は明らかになっていないが古代遺跡の最深部の部屋で石化すると飛ばされる虚無の世界の底に入ってしまうと脱出は困難である。
- この世界から脱出して石から元に戻るには地天の山の頂上まで登り虚無の影を追い払ったあとに一瞬だけ現れる希望の扉という一筋の光に飛び込まなければならない。
- 虚無の影
- 虚無の世界に現れる黒いアメーバ状の生命体。
- この虚無の影に取り込まれてしまうと意識を失った後その場から消えてしまうので自力で虚無の世界から脱出することが不可能になる。
- その上虚無の影の中は真っ暗でネバネバしている為取り込まれると身動きも取れなくなってしまう。
- そして取り込んだあと取り込んだポケモンの姿に変身することができ、それが虚無の世界では敵ポケモンとして出てくる。本編ではメガバンギラスやメガゲンガーにまで姿を変えている。が、姿しか変わらない為ホルビーに変身した際は本人が使わない1人称である「オレ」を使ってクチートに暴かれてしまった。
- ダークマター
- 今作の黒幕。
- ポケモンの怒りや憎しみなどといった負の感情が集まってできたもので、ポケモンを石化させることでエネルギーを得て成長する。「様々な感情」の集まり故か口調が一定していない。
- 人の心を支配する力を持つ。その力でイベルタル・コノハナ・オーベムを支配下に置き石化事件を引き起こしていた。
- 感情の集まり故にポケモンの負の感情が存在する限り完全に消滅せず、さらに復活する度にその力を増す。
- 生命の木に取り付いており、生命の木から精気を奪うことによって衰弱させ、枯れた生命の木が大地から引き剥がされることによって星自体の速度低下を引き起こし、太陽と衝突させて世界を滅亡させようとしていた。
- 実は古代でも(人間の)主人公と(パートナーの前世の)ミュウによって倒されていたが、完全な消滅はしていなかった。
- 激戦の末主人公とパートナーによって追い詰められた際も自身が未来において復活するとのたまうが、かつてミュウだったパートナーにその感情を受け容れられる事によって完全に撃破され、感謝の意を述べて消滅していった。
- 生命の木
- 南の島のはじまりの森の中央にある巨大な木。また、ゼルネアスはこの木の化身である。
- 主人公とパートナーが身につけている「きずなのスカーフ」はこの木の一部を使って作られたもので、超進化の力もこの木がスカーフを通して二匹に送っていたもの。
- この星やポケモン達に常に生きる精気とエネルギーを与え続けている。
- 生命の木の命はそのまま星の命に直結しており、枯れてしまうと、生命の木は大地から離れ太陽に吸収されてしまい、木を失った星もやがて速度を失い太陽に吸収されることで世界は滅亡してしまう。
- 星の周期とともに復活したダークマターに取り付かれ、精気を奪われたことによって枯れる寸前まで弱らされており、その事が星に影響をあたえ、速度を失い、徐々に太陽に近づいていたことが異常気象につながっていた。
- 今回の事件では、遂に星から引き剥がされてしまったものの、アルセウスの呼びかけに答えたポケモン達が木の上昇を抑え、その間に主人公たちが生命の木内部に侵入し、元凶であるダークマターを討ち果たしたことで無事大地に戻った。
- 主人公たちが初めて訪れた時は殆どの葉が落ち、残った葉も黒く、幹も灰色に変色していかにも枯れかけ寸前といった容貌だったが、復活後は虹色に光る葉と、藤の様に垂れる金色の花、同じく黄金に輝く幹という美しい姿を見せてくれる。
音楽
- 作曲者はノイジークロークからいとうけいすけ、川越康弘、村上徳子の三名。
- 収録されているBGMは、すべて「ジュークボックス」で聞けるようになっている。
- この内いとうけいすけはシリーズ二作目にあたるポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊及びマイナーチェンジ版のポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊と前作にあたるポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮にも参加。川越康弘もポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮から引き続きの参加である。
- なお、曲ごとの個別の作曲者はシリーズを通して現在公表されていない。
- 100曲以上収録されているので、ここでは、収録されている曲の中から数曲を選抜するものとする。
- パートナーのテーマ
- その名のとおりパートナーのテーマ曲となる曲である。笛の素朴なメロディーが特徴的で、オルゴールバージョンも収録されている。
- 活発なパートナーとは対照的に落ち着いた印象の曲想で、パートナーがミュウの生まれ変わりであることを予感させる。
- 今作では「ダークマター戦 セカンド」を初めとし、様々な曲にアレンジされている。
- ワイワイタウン
- 調査団の拠点となるワイワイタウンのBGM。
- シンリョクの森
- ダンジョンの一つのであるシンリョクの森のBGM。
- 炎の島の火山
- ダンジョンの一つである炎の島の火山のBGM。
- 対決!カザンのエンテイ!
- エンテイの専用BGM。エンテイの猛々しい雰囲気をイメージしたBGMで、伝説のポケモンの名に恥じない印象を持たせてくれる。エンテイ以外にもゼクロムとレシラム戦の際に流れる。
- イベルタルたちとの戦い
- イベルタル、コノハナ、オーベムらの戦闘BGM。イベルタルたち以外にも、ダークライ、キュレム(ブラック/ホワイト)戦の際に流れる。
- ダークマター戦 セカンド
- 本作のラストバトルとなるダークマター第二形態との戦闘曲。闘争心を奮い起たせるような曲である。途中、パートナーのテーマのアレンジが加えられている部分もあり、ファンからの人気も高い。
- レックウザとの戦い
- 救助隊シリーズより。今作ではメガレックウザ戦に使用されている。
- けっせん!ディアルガ!
- 探検隊シリーズより。闇のディアルガ戦の戦闘BGMで、ポケダンシリーズ屈指の知名度を誇る人気曲の一つ。今作もディアルガ戦の際に流れる。
- カゲロウとうげ
- マグナゲートと∞迷宮より。カゲロウとうげ、カゲロウとうげ 奥地、まぼろしのカゲロウとうげの三曲が用意されており、三曲ともメロディーは同じであるが、それぞれアレンジが違う。
- キュレム!宿命の戦い
- マグナゲートと∞迷宮より。今作もキュレム戦の際に流れる。
- 氷触体 ファースト
- マグナゲート∞迷宮より。氷触体第一形態の戦闘曲。今作はゲンシグラードン、ゲンシカイオーガ戦の際に使用されている。
漫画
漫画雑誌「月刊コロコロコミック」2015年10月号にて、本作を元にした読み切り漫画『ポケモン超不思議のダンジョン それいけ!新米調査団!』が掲載された。漫画は高枝景水。
リオルとなってしまった元人間の主人公が、パートナーのケロマツと出会い冒険するストーリー。
翌月の「月刊コロコロコミック」2015年11月号にて、この漫画の舞台を元にした追加ダンジョン「コロコロ峠」のパスワードが配布された。
脚注
- ^ アスキー・メディアワークス. “【週間ソフト販売ランキング TOP50】3DS『モンスト』が累計販売本数80万を突破!(1月4~10日)”. 2016年1月14日閲覧。
- ^ a b “『ポケモン超不思議のダンジョン』9月17日発売決定! 全720種類のポケモンが登場!”. ファミ通.com. 2015年6月5日閲覧。