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2020年2月14日 (金) 22:49時点における版

新見駅
駅舎(2008年2月13日)
にいみ
Niimi
地図
所在地 岡山県新見市西方471
北緯34度59分14.78秒 東経133度27分24.20秒 / 北緯34.9874389度 東経133.4567222度 / 34.9874389; 133.4567222座標: 北緯34度59分14.78秒 東経133度27分24.20秒 / 北緯34.9874389度 東経133.4567222度 / 34.9874389; 133.4567222
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 ニミ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
770人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1928年昭和3年)10月25日
乗入路線 2 路線
所属路線 V 伯備線
P 芸備線直通含む)
キロ程 64.4km(倉敷起点)
岡山から80.3 km
石蟹 (4.7 km)
(3.9 km) 布原*
所属路線 K 姫新線
キロ程 158.1 km(姫路起点)
岩山 (8.3km)
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
* 布原駅には芸備線の列車のみ停車(伯備線の列車は全て通過する)。
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新見駅の位置
新見駅の位置
新見駅の
位置
新見駅の位置
3、4番線から望むホーム全体(2010年12月23日)
旧3,4番線ホーム→現在の5,6番線ホーム「備中高梁岡山方面」(2010年12月23日)
ホーム側から見た駅舎 ホームとは地下道でつながっている(2010年9月)

新見駅(にいみえき)は、岡山県新見市西方にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)のである。

概要

新見市の代表駅で、津山駅三次駅と並んで中国地方中央部の主要駅の1つである。特急寝台特急を含めた全列車が停車する。伯備線の普通列車も新郷始発の1本(休日運休)と、全線走破する列車以外は当駅を起終点としており、当駅を越えて運転される列車も乗務員の交代が行われることが多い。

夜間滞泊も設定されている。

事務管コードは▲650414を使用している[1]

乗り入れ路線

当駅の所属線[2]である伯備線と、当駅を終点とする姫新線が乗り入れている。また芸備線の線路名称上の起点は備中神代駅であるが、運転系統上は当駅を起点としている。なお、当駅 - 備中神代駅間の途中にある布原駅には、本来の所属路線である伯備線の列車は全て通過し、芸備線の列車のみ停車する。

特急「やくも」の車内販売は当駅から岡山駅までの区間で営業することが多かったが、2009年平成21年)9月30日をもって廃止された[3]

歴史

  • 1928年昭和3年)10月25日 - 国有鉄道伯備線全通に伴い開設。但し当駅を含む備中川面駅 - 上石見駅間の列車の運行は同年11月25日から。
  • 1929年(昭和4年)4月14日 - 作備西線(後の姫新線)が岩山駅まで部分開業。
  • 1930年(昭和5年)
    • 2月10日 - 三神線が備中神代駅から分岐して部分開業。開業時より一部列車(後に全列車)が当駅発着となる。
    • 12月11日 - 作備西線が津山駅 - 当駅間全通により作備線の一部となる。
  • 1936年(昭和11年)10月10日 - 作備線が姫路駅 - 津山駅 - 当駅間全通により姫新線の一部となる。
  • 1937年(昭和12年)7月1日 - 三神線が芸備線の一部となる。
  • 1946年(昭和21年)2月11日 - 上市村が町制施行して上市町となり、所在地表示が岡山県阿哲郡上市町西方になる。
  • 1954年(昭和29年)6月1日 - 新見市(第1次)成立に伴い、所在地表示が岡山県新見市西方になる。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
  • 1991年平成3年)4月1日 - 備中鉄道部が鉄道部制度開始に伴い、第2次鉄道部として駅構内に発足。
  • 2005年(平成17年)3月31日 - 新見市(第2次)成立に伴い、所在地表示が岡山県新見市西方になる。
  • 2008年(平成20年)6月1日 - 鉄道部制度見直しに伴い、備中鉄道部を廃止。
  • 2016年(平成28年)12月17日 - ICカードICOCA」の利用が可能となる[4][広報 1]。ICカード専用簡易改札機で対応。

駅構造

島式ホーム2面4線を持つ地上駅。島式ホーム間にはホームの無い線路が2本あり、貨物列車は全列車この線路に停車するほか、当駅発着の列車の入替用途にも使われている。トイレは駅舎の構内側と1・2番線ホーム津山方にある。各ホーム上には待合室がある。ホーム上屋の柱は古レール等であるが、黒褐色系の塗装がされ、木造風のような景観も示す。

ホームと駅舎は地下道で連絡している(地下道はコンクリートの造り、一部木造)。駅舎は木造2階建、等でかれている。改札を出て右の駅舎内にはJR西日本HeartStoreがあったが、2008年(平成20年)3月に閉店した。国鉄時代からの物資部の名残として貴重な存在であった。

直営駅であり、2008年5月31日までは、伯備線の清音駅 - 新郷駅間各駅、芸備線の坂根駅 - 備後落合駅間各駅、吉備線の全所属駅を管轄していた備中鉄道部が構内に置かれていた。同組織が支社直轄体制に移行して以降も、これらの路線を管轄する管理駅として位置づけられているが、備中高梁駅にも地区駅長(部内的には新見駅助役)を配置して業務を区間毎に分担している。ただし、吉備線の備前三門駅 - 備中高松駅間は岡山駅の管理下(地区駅を介さず岡山駅の直轄)に変更され、総社駅が地区駅として管轄していた吉備線の足守駅 - 東総社駅間と伯備線の備中広瀬駅 - 清音駅間が倉敷駅の傘下(引き続き総社駅が地区駅を担当)に変更された。逆に津山鉄道部管内だった姫新線の月田駅 - 岩山駅間が当駅に移管されている。

のりば

のりば 路線 方向 行先 備考
1 P 芸備線 - 東城備後落合三次方面 三次方面は備後落合で乗り換え
2 K 姫新線 - 中国勝山津山方面  
5 V 伯備線 上り 倉敷岡山方面 一部6番のりば
6 下り 米子松江出雲市方面  

従前より列車運行上の番線番号は、前述したホームのない中線を3番線・4番線と数えてきた。そこで、列車運行と旅客案内とで異なっていた呼称の統一化を図るため[要出典]、2019年3月16日のダイヤ改正より、従前の3番のりば・4番のりばの呼称について、それぞれ「5番のりば」・「6番のりば」と変更された。

ホーム駅名標における隣の駅の表示は芸備線ホームのみ布原となっており、伯備線ホームは備中神代である。

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである。[統計 1]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 1,074
2000 1,054
2001 1,046
2002 1,001
2003 1,009
2004 971
2005 916
2006 856
2007 814
2008 789
2009 798
2010 929
2011 818
2012 836
2013 839
2014 815
2015 797
2016 764
2017 770

駅周辺

「新見市新見」はここから1km程南東に行った所を流れる熊谷川の対岸にあり、当駅は本来の「新見」からは離れている。

バス路線

バスのりばは駅前にあり、1番のりばと2番のりばがある。主に備北バスが運行する路線バスが発着している。新見市に乗り入れる唯一の高速バスである大阪 - 新見・三次線は駅前ではなく、駅から徒歩5分の所にある新見郵便局前(バス停名『中国新見』)にて発着する。

隣の駅

西日本旅客鉄道
V 伯備線
普通
石蟹駅 - 新見駅 - (布原駅(全列車通過)) - 備中神代駅
K 姫新線
快速
※列車によって停車駅パターンが異なるため、路線記事を参照のこと。
普通
岩山駅 - 新見駅
P 芸備線(当駅 - 備中神代駅間は伯備線)
快速(早朝下り1本のみ運転)
新見駅矢神駅
普通
新見駅 - 布原駅

脚注

出典

  1. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  2. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  3. ^ 交通新聞社『JR時刻表』2009年10月号 冒頭の黄色い「JRニュース」の1頁目に掲載されている「一部の在来線特急列車が、車内販売の営業を終了します」の項目より。
  4. ^ 奥平真也 (2016年12月18日). “イコカ使って改札通り初め 松江・米子駅”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 島根版 

広報資料・プレスリリースなど一次資料

統計資料

  1. ^ 出典:岡山県統計年報

関連項目

外部リンク