江島駅

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江島駅*
ホーム (2011年9月)
ホーム (2011年9月)
えじま - Ejima
長山 (1.0km)
(1.6km) 東上
所在地 愛知県豊川市東上町丸塚58
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 飯田線
キロ程 15.4km(豊橋起点)
電報略号 エシ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
94人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1926年大正15年)11月10日
備考 駅員無配置駅
* 1943年に江島渡停留場から改称
駅出入口
ホーム

江島駅(えじまえき)は、愛知県豊川市東上町丸塚にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線である。

概要[編集]

豊橋駅(愛知県)と辰野駅長野県)を結ぶJR飯田線の中間駅(途中駅)の一つであり、豊川市北東部の一宮地区(旧・宝飯郡一宮町域)に位置する。駅名にある「江島」は所在地の地名ではなく、駅南側を流れる豊川の対岸にある地名である。

1926年大正15年)に、豊川鉄道という私鉄の手によって開設された。その後国有化を経て、1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化によりJR東海の経営に移っている。豊川鉄道時代は江島渡(えじまわたし)という駅名を名乗った。

構造[編集]

ホームが地面に接する地上駅という形態である。ホームは1面のみで、片側(ここでは北側)のみに線路1線が接している[1](この配置形式を単式ホームという)。ゆえに列車の交換はできない。起点の豊橋駅から見て、最初の交換不能駅である。

駅員が配置されない無人駅(駅員無配置駅)であり、管理駅駅長配置駅)である豊川駅の管理下に置かれている[2]。かつては駅前の商店乗車券の販売を委託していた[3]

歴史[編集]

江島駅を開設した豊川鉄道は、現在のJR飯田線南部にあたる豊橋大海間を運営していた私鉄である。江島駅を挟む三河一宮から新城までの区間は1898年(明治31年)に開通するがその際江島駅はなく、20年以上を経た1926年11月に開設された。開業時の駅名は「江島渡停留場」[注釈 1]で、旅客専門で貨物営業は行わない駅であった。

1943年(昭和18年)8月、豊川鉄道線は買収・国有化され国有鉄道飯田線が成立する。これによって国有鉄道の駅となり、駅名も現在の江島駅に変更された。以降大きな変化はなく、1987年4月の国鉄分割民営化を迎えてJR東海に継承されている。

年表[編集]

利用状況[編集]

2010年度の乗車人員は合計3万4451人で、1日あたりでは94人であった。近年では、1日あたりの乗車人員は以下の通りに推移している。

  • 2002年度 - 111人
  • 2003年度 - 105人
  • 2004年度 - 107人
  • 2005年度 - 99人
  • 2006年度 - 100人
  • 2007年度 - 98人
  • 2008年度 - 98人
  • 2009年度 - 97人
  • 2010年度 - 94人

停車列車[編集]

江島駅には、豊橋方面(上り)・飯田方面(下り)の双方とも1時間あたり概ね1・2本(ラッシュ時は最大3本)の列車が停車する。停車する種別は普通列車と、上りのみに設定されている快速列車の2種類。また、特急伊那路」も通過する。

駅周辺[編集]

駅名の江島は、江島橋を越えた豊川左岸の地名である。

バス路線[編集]

江島駅バス停

江島バス停(駅から約200m)

隣の駅[編集]

東海旅客鉄道(JR東海)
飯田線
快速(上りのみ運転)・普通
長山駅 - 江島駅 - 東上駅

関連項目[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 「停留場」とは、転轍機(分岐器・ポイント)が設置されていない駅を指す種別である。当時、私鉄のみに存在した。

出典[編集]

  1. ^ 川島令三 『中部ライン全線・全駅・全配線』第4巻 塩尻駅-名古屋東部、講談社2010年、35頁(配線図)・77頁。ISBN 978-4-06-270064-1方角は配線図と実際の地図との対照から補記。
  2. ^ 東海旅客鉄道(編) 『東海旅客鉄道20年史』 東海旅客鉄道、2007年、732・733頁。
  3. ^ 笠原香・塚本雅啓 『タイムスリップ飯田線』 大正出版2007年、92頁。ISBN 978-4-8117-0657-3
  4. ^ a b c d e f 石野哲(編) 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 JTB1998年、98頁。ISBN 978-4-533-02980-6
  5. ^ 「地方鉄道駅設置」『官報』1926年11月20日(国立国会図書館デジタル化資料)