ワンダーモモ

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ワンダーモモ
ジャンル アクションゲーム
対応機種 アーケード[AC]
PCエンジン[PCE]
開発元 ナムコ
発売元 ナムコ
人数 1人(2人交互プレイ可能)
メディア [AC]
[PCE]HuCARD
発売日 [AC]1987年2月
[PCE]1989年4月21日
エンジン マザーボードシステム86
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ワンダーモモ』 (Wonder Momo) は1987年2月に、ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から業務用に発表されたアクションゲーム

目次

[編集] 概要

「舞台劇『ワンダーモモ』上演中」という設定で進む横スクロールアクションゲーム。ロリコット星からやって来た正義の変身ヒロイン、ワンダーモモを操作し、地球の平和を乱す悪の怪人軍団ワルデモンを倒していく。サンプリング音声によるキャラクターボイス、舞台劇を模したステージデザインや演出、ヒロインのお色気、待ち構えるカメラ小僧など、特撮ヒーローショーとアイドルショーを融合したような、独特な世界観とノリが話題を呼び、ギャルゲーの先駆けと評された。

操作系統は8方向レバー(斜め入力なし)+2ボタン(ジャンプ&アタック)。左右・正面の3方向に自機の向きを変える仕様になっているため操作の感触にはやや癖があり、難易度は高い。舞台劇をモチーフにしたステージ構成であるため行動の領域は狭く、舞台の端から端を行き来しながら戦うようになっている。敵を倒すとワンダーメーターが増加し、一定以上の時に特定のアクションを取ると戦闘能力が倍増した「ワンダーモモ」に変身可能。1話4ステージの構成で全4話16ステージ。各ステージの固定ボスキャラクターを倒すとステージクリアとなる。体力が0になった時点でゲームオーバーとなり、コンテニュー後は体力値、ワンダーパワー値が初期値の状態でミスしたエリアの最初の面から再スタートとなる(筐体設定でラウンドセレクトをONにしていた場合のみ、ゲーム開始前にステージを自由に選択可能)。

[編集] ストーリー

小劇場ナムコシアターで上演中の演目は、大人気のヒーローショー「ワンダーモモ」。地球の平和を守るため、ロリコット星からやってきた正義の味方、愛の戦士「ワンダーモモ」が、平和を乱す怪人軍団ワルデモンを相手に大暴れ!

[編集] 登場キャラクター

[編集] プレイヤーキャラクター

モモ
ナムコシアターで大人気の舞台劇「ワンダーモモ」の主人公。主演は人気アイドル「神田桃」
ごく普通の女の子だが、その正体は地球の平和を守るためロリコット星からやってきたちょっぴり過激な女の子、愛の戦士「ワンダーモモ」。平和を乱す怪人軍団ワルデモンを倒すべく、キックを駆使して戦う。超ミニスカート姿と大胆な衣装で、お邪魔キャラ「カメラ小僧」に写真を取られると恥ずかしがって硬直し、隙ができてしまう。PCエンジン版の幕間の1枚絵でスリーサイズが確認可能(82・57・84らしい)。ちなみにゲーム中のボイスは当時ナムコに勤めていた女性社員が担当している。
ワンダーモモ
ワンダーパワーで変身したモモの戦闘時の姿。一定条件下で特定のアクションを取ることでかけ声と共に変身し、一定時間キャラクターの性能が強化される。
変身中の効果
  • 攻撃力・防御力・ジャンプ力が2倍に増加。
  • 飛び道具「ワンダーリング」、必殺技「ワンダーショット」、「ワンダータイフーン」が使用可能。
  • 一部の敵弾に限り、ダメージを受けても硬直しなくなり、破壊することができるようになる。
  • ダメージを受けて転倒した際の復帰時間が変身前より短く隙が少ない。
  • カメラ小僧のフラッシュ攻撃にも耐えられるようになる。

[編集] 怪人軍団ワルデモン

地球の平和を乱す悪の異次元怪人軍団。モモの宿敵。

モドキ
舞台下から登場する灰色の全身タイツを着込んだザコ怪人。最大で三匹一組で奈落から次々に出現。舞台袖へ向かって歩いていき、時々立ち止まって観客席側に振り返る。耐久力は1と低いものの、ステージ後半になると移動速度が上昇する。
クラブフェンサー
両手に巨大なハサミを備えた怪人。「カニカニ」の声と共にハサミを上下段に突き出して攻撃する。攻撃のリーチが長く動きも早い。
サイクロン
上空に現れて攻撃を仕掛けてくる小型UFO。上空の高い位置から現れて徐々に下降し、最終的にモモの頭上辺りまで下がってくる。
ジャグロック
ワルデモン軍団のロボット。岩石を投げて攻撃する。耐久力は高め。
クリスタルタワー
奈落から迫り上がって生えてくる障害物。生えた後は弾をまき散らす。破壊可能。
クロコダルマ
忍者の格好をした怪人。手裏剣を投げて攻撃する。味方同士折り重なってトーテムポールのような状態を作って攻撃してくることもある。
シャモアン
格闘技を駆使する肉体派の怪人。必殺技は「旋風脚」。旋風脚の最中はワンダーリングによる攻撃は効かないが足止めすることは可能。
ティラノ
巨大な恐竜の姿の怪人。往復で移動しながらブレスアタックを使い、時々立ち止まって尻尾で攻撃を繰り出す。
アクロボール
球体状のボディを持つロボット。飛び跳ねて接近し、サマーソルトや頭突き攻撃をくらわす。頭突き中は無敵。
キャノンポッター
ミサイル砲を装備した怪人。動きは鈍いが、舞台を横切るミサイルと、舞台端に到達した後Uターンして戻ってくるミサイルを使い分け、ランダムで上下段に打ち分けながら連発してくる。
吸血フラワー
奈落から迫り上がって登場する吸血植物。左右に動き回った後、しばらく動きを止めて触手を伸ばしてから奈落の下へ戻っていく。動きを止めている最中はキック攻撃が通じない。
マザークイーン
吸血フラワーの母体。舞台下から登場。
ガードロボット
ワルデモンのアジトを警護するロボット。侵入者にレーザーを撃って攻撃する。
アマゾーナ
軍団の紅一点の女怪人。長剣を携え鎧に身を包んだ女戦士で、モモの宿命のライバル。女学生に化けて待ち構える。
ターボノイド
巨大な巻貝に脚が生えたような怪物。地面を歩く歩行形態、脚を引っ込めた飛行形態の2つの形態を持つ。歩行形態時にワンダーリングを当てるとすぐ飛行形態に戻ってしまう上に一切の攻撃が通用しなくなる。
巨大タンク
ワルデモンの要塞に配置された破壊不能の巨大タンク。舞台の端から端へ往復で移動を繰り返しながらミサイルを発射してくる。
モズー
怪人軍団ワルデモンの首領。宙に浮いて舞台の端から端を往復するだけで一切攻撃してこないが、巨大タンクと同時に出現し、空中の高い位置にいるため攻撃を当てにくい。

[編集] お邪魔キャラクター

カメラ小僧
舞台最前列でカメラを構えてうろつくお邪魔キャラ。ステージの端々で現れてはカメラのフラッシュを浴びせ、モモにダメージを与えて硬直させてしまう。変身中であれば写真を撮られても硬直しない。

[編集] 詳細

[編集] 画面説明

バイタルメーター(VITAL)
モモの体力を示すメーター。0になった時点でゲームオーバー。アイテムを取るか、ステージボスを倒すことで回復。
ワンダーメーター(WONDER)
モモのワンダーパワーを示すメーター。敵を倒すと少しずつ上昇し、1メモリ以上溜まった時に特定のアクションを取るとワンダーモモに変身可能。変身中は敵を倒してもメーターは増えず時間と共に減少していき、0になると変身が解けてしまう。耐久力の高いボスとの戦闘には変身が不可欠であるため、ワンダーゲージを温存しつつどのタイミングで変身を行うかが攻略の鍵となる。

[編集] 操作方法

レバーで自機の向きの変更と左右への移動、アタックボタンで左右への攻撃、ジャンプボタンでジャンプ、が基本となる。

自機の向きの変更
ゲーム開始直後はモモは正面を向いており、左右どちらかに1回レバーを入れると左右に向きを替える。左右に向いてる時に反対方向へレバーを長めに入れると逆方向に向きを変え、 レバーを横方向へ倒すと歩いて移動。左右を向いているときに横方向に軽くレバーを入れると正面を向く。この仕様上、左右への反応がやや鈍い。
ジャンプ
ジャンプボタン。レバー横と組み合わせると横方向へジャンプする。
ハイジャンプ
レバー上とジャンプボタンを同時押し。通常よりも高くジャンプできる。
ハイキック
横向き時にアタックボタン。リーチは短い。
しゃがみキック
横向きしゃがみ中にアタックボタン。リーチは長い。
ジャンプキック
横向きジャンプ中にアタックボタン
ワンダー稲妻キック
横向きジャンプ時にレバー横+アタックボタン。通常キックの2倍の威力の横蹴りを出す。地面にいる敵には当てにくい。
ダブルキック
正面しゃがみ、正面向きジャンプ中にアタックボタン。開脚キックで左右同時に攻撃。しゃがみダブルキックはモーションが遅く連打はできないが、ジャンプ中のキックはアタックボタンを押しっぱなしにすることで多段ヒットさせることが可能。ただし、モモの左足(観客側から見て上手側の足)を当てないとダメージモーションになって多段ヒットしない。
変身
真正面向きに立ってアタックボタンを連打。その場で回転を始め、回転が加速すると同時にワンダーモモに変身する。(ワンダーメーターが1メモリ以上必要)回転の加速中は周囲の敵キャラの動きが停止し無敵状態となる。ただし連打開始直後から回転が加速するまでの間に隙がある。この他、ステージ上に時々現れるピンク色のつむじ風に入ることでも変身できる。つむじ風に入った瞬間から無敵状態になり、自動的に変身が始まる。

[編集] 変身時のみの技

ワンダーリング
変身時の標準武器。変身中にアタックボタンで左右に向かってリングを投げる。ザコ敵を貫通し、一部の敵弾を破壊できる。耐久力の高い敵に当たると跳ね返りバウンドしながら戻ってくる。受け取れば続投でき、受け取り損ねても一定時間経つと戻ってくる(舞台袖の奥に入ってしまうと戻ってくるまで時間がかかる)しゃがみ投げをすると地面を転がっていき、ジャンプ投げも可能。リングを持っている最中にはダブル・しゃがみダブルキックのいずれかしかキック攻撃は出せない。
ワンダーショット
一定時間、ワンダーリングの代わりに左右に光線を発射する。アイテムを取ると使用可能。
ワンダータイフーン
一定時間、体を回転させつつワンダーショットを乱射する必殺技。回転中は移動不可だが、効果終了まで完全無敵でワンダーメーターの消費が止まる。アイテムを取ると使用可能。

[編集] アイテム

カプセル(赤&黄色)
体力回復用。2メモリ回復。
必殺技用カプセルI(白&赤)
ワンダーショット発動用のカプセル。PCエンジン版では登場しない。
必殺技用カプセルII(青&黄色)
ワンダータイフーン発動用のカプセル。PCエンジン版では色が異なる。

いずれのカプセルも一定数のザコ敵を倒すと出現(必殺技用のカプセルのみ変身中にしか出現しない)し、取らずに放置しておくと時間経過と共に空中に上昇していき、そのまま消えてしまう。

[編集] ステージ

  • 第1話:恐怖! 怪人軍団
  • 第2話:吸血フラワーの謎
  • 第3話:狙われた女学生
  • 第4話:変身! 最終決戦

[編集] 小技

つむじ風に入った瞬間ジャンプすると空中で変身し、「ヨッ、モモヤ!」の掛け声と共にボーナス5000点が入る。通称モモヤボーナス。また、ボタン連打での変身中にも同様にモモヤボーナスを取ることができる。

ワンダーリングを投げ、舞台袖に入ってしまう前に逆方向にレバー横を入れつつアタックボタンを押すと、そのままUターンして戻ってくる。何度でも往復可能。また投げた後でバウンドしているリングも同様にして手元に引き戻したり、投げた方向に向かってコマンド入力することで逆に遠ざけることも可能で、慣れれば自在にコントロールすることができる。

[編集] 移植版

PCエンジン
1989年4月21日発売。容量の関係から一部変更が加えられている。
  • サンプリング音声、一部の敵と音楽、4ステージ分の削除、キャラクターのモーションパターンの簡略化が施され、ステージ構成と演出に変更が加わっている。全12ステージ構成。
  • 一定のステージをクリアするごとにビジュアルシーンが挿入されるようになった。
2007年2月27日にはWiiバーチャルコンソールで配信開始された(要600Wiiポイント)。
プレイステーション
1997年10月30日発売の『ナムコミュージアムアンコール』に収録された。こちらは業務用を再現しているが、わずかに業務用と異なる部分がある。なお、PS2では互換性の問題から正常に動作しない。
バーチャルコンソールアーケード版
2009年6月16日配信開始。業務用の完全移植版(要800wiiポイント)。

[編集] 備考

  • 開発中のタイトルは『ワンダーママ』であった。
  • 開発当時、サウンドスタッフが他のタイトルのプロジェクトで多忙だったため、本作プログラマの弓達公雄が自らサウンドを製作した。ボーカルアレンジ版の作詞も手がけている。
  • 元プロ野球選手、波留敏夫の現役時代、ネームレジストBGMが応援歌として使用された。
  • 1990年に同社よりリリースされた横スクロールアクションゲーム「マーベルランド」のボーナスステージにおいて、背景のエレクトリカルパレードの中に歴代のナムコキャラが山車として出演し、モモも登場する。

[編集] テーマソング

「ワンダーモモ」
歌:TAKA&まさごろ / 作曲・作詞:弓達公雄 / 編曲:米光亮
ゲーム中のBGMにボーカルを付けた物。『ナムコベストヒットパレード!』、『ナムコゲームグラフィティvol.2』収録。また、家庭用「太鼓の達人あっぱれ! 三代目」にナムコオリジナル曲としてショートバージョンが収録されている。
「ワンダーモモーイ」
作詞・歌:桃井はるこ / 作曲:弓達公雄 / 編曲:manzo
テーマソングのカバー曲。桃井はるこによる歌詞書き下ろし版。初出は2005年8月4日発売の「太鼓の達人 とびっきり! アニメスペシャル」。AC版「太鼓の達人8・9」に追加収録された後、2005年10月19日に歌の再録・再編曲を加えた「WONDER MOMO-i〜New recording〜」としてマキシシングル化された。

[編集] サウンドトラック

ASIN B00008PT5M, ナムコゲームミュージックVOL.2
ナムコのゲーム音楽のオリジナル音源を収録したアルバム。ゲーム基板バージョンを収録。
ASIN B00005GVCR, ナムコビデオゲームグラフィティVol.2
ナムコのゲーム音楽のオリジナル音源及びアレンジバージョンを収録したアルバム。テーマソングを収録。
ASIN B000064X2J, ナムコグラフィティコレクションBEST10
「ナムコ グラフィティ」シリーズのベストアルバム。テーマソング(ショートバージョン)を収録。
ASIN B000064X0O, ナムコベストヒットパレード
ボーカルアレンジ曲のベストアルバム。テーマソングを収録。
ASIN B000091L7K, ナムコ アーケード80'S
ナムコの80年代のアーケードゲームミュージックを集めたオムニバスサウンドトラック。ゲーム基板バージョン全曲(新録)に加え、ボーナストラックとして未使用曲が収録されている。
ASIN B000B52DP4, WONDER MOMO-i〜New recording〜
桃井はるこによるテーマソング(カヴァー新録版)を収録(ゲームバージョンは「太鼓の達人」シリーズのサウンドトラックに収録)。

[編集] ワンダーモモ チェインファイティング!

バンダイナムコゲームスが運営する会員制のコミュニティサイト「バンダイナムコアスクユー」内のゲームコーナーにおいて、FLASHによるミニゲーム「ワンダーモモ チェインファイティング!」が遊べる。(非会員でも遊べる)マウスのクリックでモモのキックを繰り出し、画面左右から表れるモドキを倒していく。ダメージを与えて宙に浮いたモドキに連続で蹴りを入れることでチェインコンボが繋がり、ゲーム終了時に倒したモドキの数とチェインコンボ数に固定の倍率をかけた分のスコアが最終成績として表示され、スコアに応じてランクがつく。画面右をクリックで右側にキック、画面左をクリックで左側にキック、モモをクリックすると開脚キックが出せるが、開脚キックは連続では出せない。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


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