コンテンツにスキップ

話しかけたかった

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「話しかけたかった」
南野陽子シングル
初出アルバム『BLOOM
B面 エイプリル・フール
リリース
規格 シングル・レコード
シングル・カセット
8cmCD
ジャンル ポップス
歌謡曲
レーベル CBS・ソニー
作詞 戸沢暢美
作曲 岸正之
チャート最高順位
  • 1位(オリコン[1]
  • 1987年度年間18位(オリコン)
  • 1位(ザ・ベストテン・2週連続)
    初登場6位、1位2週、TOP10内6週ランクイン
    6→2→①→①→4→5
  • 1987年上半期15位(ザ・ベストテン)
  • 1987年年間30位(ザ・ベストテン)
  • 2位(歌のトップテン
  • 1987年年間30位(歌のトップテン)
南野陽子 シングル 年表
楽園のDoor
(1987年)
話しかけ
たかった

(1987年)
パンドラの恋人
(1987年)
テンプレートを表示

話しかけたかった」(はなしかけたかった)は、南野陽子の7枚目のシングル1987年4月1日にCBS・ソニーからリリースされた。

背景

[編集]

「話しかけたかった」は、シングル表題曲で初めてとなる全編メジャー調の楽曲。この曲は、1か月後に発売されるアルバム『BLOOM』収録曲となる予定で制作されており、CBS・ソニーのスタッフは南野主演のドラマ『スケバン刑事II』シリーズをイメージさせるマイナー調の「花束を壊して」をシングルに強く推し、ディレクターは「リバイバル・シネマに気を付けて」を推していたが[2]、南野本人は自分がイメージし易く笑顔でふわっと歌いたい楽曲だったとして、レコード会社の上層部に直訴し、「話しかけたかった」のシングル化を実現させたという[2]

前作「楽園のDoor」に続き、2作連続でオリコン1位を獲得。TBS系『ザ・ベストテン』で自身初の1位を2週連続で獲得した。当番組では南野と仲の良い高校時代の友人が駆け付けて祝福し[3]、更には両親から突然の手紙が届き、南野が思わず感極まり涙ぐむシーンが見られた。

収録曲

[編集]

両曲共通 編曲: 萩田光雄

  1. 話しかけたかった
    作詞: 戸沢暢美/作曲: 岸正之
  2. エイプリル・フール
    作詞: 田口俊/作曲: 木戸泰弘

版権

[編集]
  • 発売当初からバーニングパブリッシャーズにある[4]

カヴァーしたアーティスト

[編集]

その他

[編集]
  • ビック東海開発、セガ販売よりリリースされたアーケードのアクションゲーム「UFO戦士ようこちゃん」において、南野の持ち曲がBGMとしてアレンジされており、この楽曲がSTAGE1のBGMとして使用されている。

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 話しかけたかった|南野陽子”. ORICON NEWS. oricon ME. 2023年9月30日閲覧。
  2. ^ a b 南野陽子が語る『ザ・ベストテン』と『スケバン刑事』の“裏話”がアツい「土佐弁は高知のみなさんに謝りたい」”. fumufumu news. 主婦と生活社. 2023年9月30日閲覧。
  3. ^ ザテレビジョン 2004, p. 152
  4. ^ 『芸能界スキャンダルという快楽』(鹿砦社) 2008年8月28日号 「テレビ局の虚像を撃つ」 閲覧。

参考資料

[編集]
  • ザテレビジョン『別冊ザテレビジョン ザ・ベストテン~蘇る!80's ポップスHITヒストリー~』角川インタラクティブ・メディア、2004年12月。ISBN 4-04-894453-3 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]