楽園のDoor

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楽園のDoor
南野陽子シングル
初出アルバム『NANNO Singles
B面 夜の東側
リリース
規格 シングル・レコード
シングル・カセット
8cmCD
ジャンル ポップス
歌謡曲
レーベル CBS・ソニー
作詞 小倉めぐみ
作曲 来生たかお
チャート最高順位
  • 1位(オリコン[1]
  • 1987年度年間14位(オリコン)
  • 3位(ザ・ベストテン
    初登場3位、TOP10内8週ランクイン
    3→5→5→6→6→5→9
  • 1987年上半期8位(ザ・ベストテン)
  • 1987年年間22位(ザ・ベストテン)
  • 3位(歌のトップテン
  • 1987年年間17位(歌のトップテン)
南野陽子 シングル 年表
接近 (アプローチ)
(1986年)
楽園のDoor
(1987年)
話しかけたかった
(1987年)
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楽園のDoor」(らくえんのドア)は、南野陽子の6枚目のシングル1987年1月10日にCBS・ソニーからリリースされた。表題曲は、南野自身が主演を務めた東映映画スケバン刑事』の主題歌として使用された[2]

概要[編集]

「楽園のDoor」は、1987年2月14日に公開された南野主演の東映系映画『スケバン刑事』の主題歌となり、オリコンチャートでは自身初の週間1位を獲得した。南野は当初、この曲がヒットしたという意識はなかったが、CBS・ソニーの販売促進担当者が現場に顔を出して祝いの言葉を掛けたり、周りのスタッフの人数が増えて行ったりするのを見て、次第に肌で感じるようになったという[3]。また、TBS系『ザ・ベストテン[4]日本テレビ系『歌のトップテン』両番組共に、最高順位が自身初の3位にランクインしている。

EP盤においては、初回限定盤(LPレコード型ジャケット、クリスタル・レコード、特製レーベル、豪華特典)と2月1日に発売された通常盤の2形態で発売された。

サビアウトロの部分の振り付けは、映画『スケバン刑事』で「究極のヨーヨー」を投げる時のポーズと同じ(通常のヨーヨーの4倍の重量があるという設定のため、右手で左手首を持ちながら投げるのが特徴)。

南野はTBS系ドラマ『パパはニュースキャスター』に本人役で出演した際、本楽曲を歌った。

作曲を手掛けた来生たかおは、アルバム『Étranger』(1987年11月)でセルフカバーを行っている。

表題曲、B面曲ともに、1987年3月5日発売の『スケバン刑事 オリジナル・サウンドトラック』に収録された[5]

収録曲[編集]

両曲共通 作詞: 小倉めぐみ/作曲: 来生たかお/編曲: 萩田光雄

  1. 楽園のDoor(4:47)
  2. 夜の東側(4:38)

版権[編集]

  • 発売当初からバーニングパブリッシャーズにある[6]

関連項目[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 楽園のDoor|南野陽子”. ORICON NEWS. oricon ME. 2023年9月30日閲覧。
  2. ^ 映画 スケバン刑事 (1987)について|原田知世”. allcinema. 2023年9月30日閲覧。
  3. ^ 南野陽子が語る『ザ・ベストテン』と『スケバン刑事』の“裏話”がアツい「土佐弁は高知のみなさんに謝りたい」”. fumufumu news. 主婦と生活社. 2023年9月30日閲覧。
  4. ^ ザテレビジョン 2004, p. 150
  5. ^ スケバン刑事 オリジナル・サウンドトラック (1987, CD)”. Discogs. 2023年9月29日閲覧。
  6. ^ 『芸能界スキャンダルという快楽』 (鹿砦社) 2008年8月28日号 「テレビ局の虚像を撃つ」 閲覧。

参考資料[編集]

  • ザテレビジョン『別冊ザテレビジョン ザ・ベストテン~蘇る!80's ポップスHITヒストリー~』角川インタラクティブ・メディア、2004年12月。ISBN 4-04-894453-3 

外部リンク[編集]