パパはニュースキャスター

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パパはニュースキャスター
ジャンル テレビドラマ
脚本 伴一彦
演出 吉田秋生
出演者 田村正和
浅野温子
西尾麻里
大塚ちか子
鈴木美恵子
所ジョージ
松本留美
オープニング 本田美奈子
Oneway Generation
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語
製作
プロデューサー 八木康夫
製作 TBS
放送
放送チャンネルTBS系列
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1987年1月9日 - 1987年3月27日
放送時間金曜 21:00 - 21:54
放送枠TBS金曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数12回
パパはニュースキャスタースペシャル 摩天楼はバラ色に
放送期間1987年10月2日
放送時間金曜 21:00 - 22:54
放送分114分
回数1回
パパはニュースキャスター お正月スペシャル
放送期間1989年1月2日
放送時間月曜 21:00 - 22:48
放送分108分
回数1回
パパはニュースキャスター 帰って来た鏡竜太郎スペシャル
放送期間1994年9月30日
放送時間金曜 21:00 - 22:54
放送分114分
回数1回
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パパはニュースキャスター』は、1987年昭和62年)1月9日から同年3月27日までTBS系列で放映されたテレビドラマ。放送時間は、金曜日21時から21時54分(JST)。

概要[編集]

を飲むと記憶が飛ぶ、独身主義のニュースキャスター・鏡竜太郎の元に、12年前(1975年昭和50年)前後)に酒の席で口説いた3人の女との間に出来た娘が現れ、いきなり3人の父親になるというコメディドラマ[1]

1984年、1985年、『うちの子にかぎって…』でも成功をおさめた、田村、伴一彦八木康夫がタッグを組んで製作されたドラマ[2]

鏡は酒に酔って女性を口説く時、「そろそろ身を固めようと思っている。娘が出来たら名前は決めてある、「愛情の『愛』と書いて『めぐみ』、愛に恵まれるように」と口説いており、3人の娘の名前はすべて「愛(めぐみ)」なのが特徴。後年放送のお正月スペシャルで、「愛(めぐみ)」は竜太郎が幼い頃生き別れた(竜太郎は死別だと思っていた)母親の名前であることが判明する。

好評だったため、レギュラー放送終了後も1994年平成6年)まで、スペシャル版が3本制作された。TBSが実名のまま劇中のテレビ局として登場しており、放送当時の人気番組の名も登場。実際に当時のテレビ局舎内でもロケが行われた。

1994年放送のスペシャルでは、現実と同様に局舎を移転した設定で、完成後まもなく一部部署が段階的に移転していたTBS放送センター(本放送の3日後に放送機能を全て移転した)で収録が行われている。

また、1989年(昭和64年)放送の正月スペシャルには、ワンカットのみでの出演であったが、生前最後のワンマンショー(1月4日放送『春一番!熱唱・美空ひばり』)の番宣も兼ねて美空ひばりが特別出演しており、これがひばりにとって生前最後のドラマ出演となっている。

連続ドラマとしての本作が好評だったため、1988年(昭和63年)には『パパは年中苦労する』という類似ドラマが制作された。

本放送当時子役だった西尾まり鈴木美恵の名が世間に広まった作品でもある。

登場人物[編集]

主人公とその家族[編集]

主人公[編集]

鏡 竜太郎 - 田村正和
1943年8月1日生まれ。
TBSテレビ「ニュースチャンネル」の司会者。マンションの6階に住んでいる[注 1]
生涯独身を宣言し、悠々自適な生活を満喫する独身貴族である。子供と甘いものが嫌いな上に気難しい性格。
無口で無愛想。酒癖と女癖が非常に悪い。それが災いし自分が知らない(記憶がない)うちに女性を口説き、子供を作ってしまう。毎回、3人の愛(めぐみ)の無神経さには苛立っている。
愛車はポルシェ 928からボンゴワゴンになる(第7話)。
仕事に対する思いは人一倍だが、新聞のテレビ評では久米宏(当時テレビ朝日「ニュースステーション」出演中)や逸見政孝(当時フジテレビ「FNNスーパータイム」出演中)などと比較され「しゃべりが硬く、感情を露にするのは見苦しい」と酷評されている。
毎度おさわがせします』のことを快く思っておらず、田代冬彦に対して苦情を言う(第8話)。
血液型はA型。趣味は音楽鑑賞(ただし、ハード系は嫌い)で目覚まし時計代わりとしている位。身長174㎝。大の巨人ファン。
1994年のスペシャルでは、ニューヨーク支局に異動していたが23時の新番組「ニュースフォーカス」の立ち上げのために東京へ戻ることとなる。しかしTBSが新局舎へ移転したことを知らなかった。

3人の愛(めぐみ)[編集]

1987年の明け頃に急遽、同時期に竜太郎の家へ押し入り住まいした3人の異母姉妹娘。3人おそろいの竜太郎の写真が入ったロケットを持っている。彼女達の無神経ぶりに竜太郎に敬遠されながらも、毎回父親への愛情を求めている。カッと向きになるところは父親の竜太郎似である。3人とも苗字にさん付け(「西尾さん」「大塚さん」「鈴木さん→草薙さん」)で呼び合っている。3人とも小学6年生で本編終了時に卒業。1987年のスペシャルでは中学に進学し、1990年のスペシャル終盤で、3人の愛の願いからハワイに住んでいる竜太郎の母の古賀愛の元へ引き取られたが、その後全員帰国。1994年のスペシャルでは20歳となり全員が別々の仕事に就職している。苗字は演者の名前からとったもの。
西尾 愛(めぐみ) - 西尾麻里
竜太郎が伊豆半島沖地震の取材で下田市を訪れたときに知り合った女性との間に生まれた娘。
一緒に暮らしていた義父や実母から敬遠されたのがきっかけで、竜太郎の家に住みつく。
3人の愛の中で特に生意気な性格で、竜太郎に対して特に反抗トラブルを起こす。
将来アイドルを目指したい事もあり(第5話)、子役デビュー(第9話)もした。しかし、大塚愛からは顔が良くないこと酷評される。
本編終了時に母親の元に戻るが、スペシャル編で母親が夫と共に蒸発、再び竜太郎の元へ。
成人後は芸能リポーターになったが、竜太郎は快く思っていない。
血液型はAB型。
大塚 愛 - 大塚ちか子
西尾愛と同じく、竜太郎が伊豆半島沖地震の取材の際に知り合った女性との間に生まれた娘。1975年生まれ(早生まれ)。
母子家庭で育ち、板橋区にある木造アパートの一室に母と2人で暮らしていたが判明(第2話)。母が別な男を作り蒸発したきっかけで、竜太郎の家に住みつく。
3人の愛の中では一番器量が良く、可愛い。隣人の松本家やかつて住んでいたアパートの隣人からも彼女の美貌が評価される(第2話)。西尾愛ほどではないが少々生意気な所があり、西尾愛や竜太郎と口論をしばしばする。
本編終了時に母親と、その夫と共にアメリカに移住するも、アメリカでの暮らしに耐えられなくなり、スペシャル編で、竜太郎の元へ戻ってくる。
成人後は美術大学に通いながら、材料費などの調達を目的にクラブ「シャコンヌ」で「かえで」の源氏名でホステスとして働いている(本人曰く「手っ取り早くお金になるから」)。
鈴木 愛→草薙 愛 - 鈴木美恵子
竜太郎が大洋デパート火災の取材で熊本市を訪れたときに知り合った女性との間に生まれた娘。ふっくらとした体型。3人の愛の中では唯一竜太郎のことを「お父さん」と呼んでおり、母親は他界している。
熊本で実母と2人で暮らしていた事が判明(第2話)。母が亡くなったのがきっかけで竜太郎の家へ住みつく。
3人の愛(めぐみ)の中では素直な性格だが少々鈍感な所があり、他の姉妹である2人の愛(めぐみ)に注意されることがある。
本編終了時に里子となり、竜太郎の元を去るが、里親(五十嵐:小坂一也)先の家庭の暮らしに耐えられなくなり、スペシャル編で戻ってくる。
成人後は幼稚園で働いている。1994年のスペシャル終盤で草薙吾郎と結婚。しかし週刊誌に取り上げられた「隠し子騒動」で西尾と対立する。
血液型はAB型。

松本家[編集]

竜太郎と同じマンションの6階に住んでいる隣家。竜太郎や3人の愛が頻繁に出入りしている。1994年のスペシャルでは悠作・サヤカに次いで3人目の子供が生まれている。

松本 保 - 所ジョージ
主夫で竜太郎の隣人。
かつては外で働いていたが失業したことに加え、客室乗務員である妻のサポートを兼ねて主夫になったのだという。竜太郎とは対照的に下戸である。
後述のドラマのシリーズの中では唯一、所が既婚男性を演じており、家事もまともに出来る人間として描かれている。
3人の愛に対しては父親である竜太郎以上に面倒見が良く、介護したり料理も教えている(第4話)。
松本 文子 - 松本留美
国際線の客室乗務員。竜太郎同様『毎度おさわがせします』のことを快く思っていない。
夫のことを好きだと思う一方で、竜太郎のことも気になっている。
1994年のスペシャルでも現役で客室乗務員を続けており、ニューヨークからの帰路で竜太郎と再会した。
松本 悠作 - 石堂穣
保と文子の息子。少々生意気な性格。
愛たちのことを好きだと思っているが、前述の理由もあって竜太郎や3人の愛からは快く思われていない。
冗談半分に大塚に告白した事があったが、当然酷い云われ様でふられてしまう。
1994年のスペシャルでは浪人生活を送っている。
松本 サヤカ
保と文子の娘で悠作の妹。乳児。松田聖子の娘の神田沙也加にちなんで命名。
1994年にスペシャルでは5歳に成長しているが、竜太郎のことを知らないためいたずらをして怒らせる。

テレビ局関係者[編集]

米崎 みゆき - 浅野温子
「ニュースチャンネル」のアシスタント。竜太郎とは恋人以上婚約者未満のような関係。
愛たちのことを竜太郎の親戚だと考えていたが、第5話で事実を知ってからは陰で支え続けている(第8話終盤で雛人形を送るなど)。第10話終盤にて、愛たちとの関係を竜太郎に明かす。
本編終了時、23時台のニュース番組のテコ入れとして東京とニューヨークの二元中継を取ることになり、その際にニューヨークへみゆきを送ることとなったため竜太郎たちと別れるが、1987年のスペシャルで社命を受けて帰国した。
1994年のスペシャルはヨーロッパに長期出張中で、終盤にヨーロッパから帰国して竜太郎と再会している[注 2]
大多記者 - 松澤一之
TBS記者。2児の父親(第6話より)。
スペシャルではポストを移動し名前は大多亮と設定された。モデルは当時フジテレビのドラマプロデューサーだった大多亮(現・フジテレビ常務取締役)[3]
竜太郎がニューヨークへ旅立つ際に自宅を貸しているが、その後自身は家族ともども新居へ引っ越し。中原みどりに竜太郎の自宅を又貸ししてしまう。
局長 - 藤岡重慶
小林繁
「ニュースチャンネル」スポーツキャスター
相沢早苗
「ニュースチャンネル」お天気キャスター

愛の母親たち[編集]

いずれも3人の愛を演じるキャストの名前がそのまま役名になっている。

西尾 麻里(西尾愛の母) - 田島令子
家庭内不和で娘(西尾愛)が邪魔になり、竜太郎に押しつける。
さらに西尾愛の妹、千恵子を置いて、夫と共に蒸発してしまうが、本編終了時に姿を現す。
旧姓は前原。
大塚 ちか子(大塚愛の母) - きたむらあきこ
1950年10月6日生まれ。身長158cm。体重45kg。血液型B型。
娘(大塚愛)を置いて蒸発してしまうが、日向勝也(目黒祐樹)と、結婚。一旦は娘を引き取り、アメリカに移住する。
鈴木 美恵子(鈴木愛の母)
保険会社の外交員をしながら、娘である愛を女手一つで育てていた。父親が竜太郎であることを告げて他界する。
写真のみの登場。

その他[編集]

宮前 真知枝 - 舟倉由佑子
警視庁の婦人警官。
竜太郎とは恋人以上で婚約者未満であり、米崎みゆきとは恋敵な存在であるが、3人の愛達の存在を知りさらに竜太郎の娘だと知ると竜太郎の関係を断ち切る。
今西先生 - 室井滋
3人の愛の担任。竜太郎のファン。
F・D - 真鍋敏
受付 - 松田かほり
編集長 - 宮田光
運転手 - 中島元
「シャコンヌ」のホステス - 森田水絵円城寺あや川俣しのぶ
ナレーション - 芥川隆行

ゲスト出演者[編集]

第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
第10話
第11話
  • 五十嵐 - 小坂一也
    鈴木愛を里子として引き取った。最終話・1987年のスペシャルにも登場。
  • 日向 勝也 - 目黒祐樹
    大塚ちか子の結婚相手で、大塚愛を引き取った。最終話・1987年のスペシャルにも出演。
  • 五十嵐の妻 - 岩本多代
  • 西尾 千恵子 - 土井千恵子
    西尾愛の妹。最終話・1987年のスペシャルにも登場。1987年のスペシャルでは西尾愛と共に竜太郎の元へ戻ってくるが、その後のスペシャルには登場するどころか近況すら語られておらず、動向は不明。
  • 医者 - 伊藤正博
  • 校医 - 三宅悦子
最終話

スペシャル[編集]

スペシャル(1987年10月2日
  • 石田 奈々美 - 鈴木保奈美
    新人女子アナ役。23時台のニュース番組でニューヨークのキャスターとなるみゆきに替わり「ニュースチャンネル」での竜太郎のパートナーとなる。さらに竜太郎の家にしばしば酔ったり荷物を送ったりするなどの行為をして挙句の果てには竜太郎が財産目当てに結婚しようとするところまで進んだが、みゆきに全てを明かされてなかったことにされる。
  • 竹田 静子 - 風吹ジュン
    「シャコンヌ」のホステス。離婚していたが終盤に夫と復縁し妊娠。鏡と別れることとなった。
  • 竹田 トオル - 高橋良明[注 8]
    静子の息子で、大塚愛と恋愛関係になる。
  • 雑誌記者 - 佐戸井けん太
  • レティシア - LISA HART
  • 金子真美
  • 向井薫
  • 後藤康夫
  • 森本毅郎(特別出演)
    本人役。『JNNニュース22プライムタイム』の宣伝を兼ね「ニュースチャンネル」にゲスト出演するという設定。
  • 中山美穂(特別出演)
    本人役。DREAMS COME TRUE結成前の当時、中山のバックバンドをしていた中村正人の姿が確認できる。

お正月スペシャル[編集]

お正月スペシャル(1989年1月2日
  • 安達 康子 - 研ナオコ
    クラブで竜太郎と遭遇したホステス。3人の愛の母親らと同様の経緯で子供を産んでいる。竜太郎の家を安達愛と3人で出かけるところを松本夫妻とみゆきに目撃され騒動になった結果、竜太郎から説得されて家を出る。竜太郎も3人の愛も安達愛が本当に娘かどうかを疑っていたが、その正体は著名な人物の元へ「あなたの子供だ」と幼女を連れていき養育費と金をだまし取る女詐欺師だった。康子は女手一つで安達愛を育てるためのやむを得ない手段だったとしながらも、安達愛が大きくなり、母親の行為を知った時のことを案じ、全てを告白した置手紙を置き、安達愛を古賀愛の元へ託して警察へ自首した。
  • 安達 愛 - 安達美加
    康子の娘。康子が自首した後は、社会復帰を果たすまでホノルルの古賀愛のところへ引き取られることとなった。
  • 古賀 愛 - 白川由美
    竜太郎の生き別れた母親。ハワイオアフ島在住でホノルルにある日本食レストランを経営している。長年死別したと思い込んでいた竜太郎も3人の愛も母親であることをずっと疑っていたが、終盤にみゆきを介して「東京では世話になったね」と感謝の手紙と幼少期の竜太郎と写った写真を同封して送っており、実の母親であることがわかる。その写真の裏には現住所を記しており、翌1990年の正月に竜太郎が3人の愛・「3時にあいましょう」の取材でハワイに来ていたみゆきとそのレストランを訪ねている。このスペシャル終盤での3人の愛の希望と、古賀愛本人が竜太郎以外の身寄りもなかったことから3人も預けていた。
  • 逸見政孝(フリーアナウンサー)[注 9]
    本人役で、ドラマ内でも逸見が当時務めていた『FNNスーパータイム』のキャスターという設定。みゆきと雑誌の対談取材の後、「シャコンヌ」で竜太郎と遭遇する。竜太郎とはこれが初対面という設定。
  • 吉川美代子(当時TBSアナウンサー)
    アメリカで長期取材中のみゆきのピンチヒッターとして「ニュースチャンネル」を担当。
  • 松宮一彦(当時TBSアナウンサー)
    竜太郎が初夢で見た「ニュースチャンネル」で、中継先の上野演芸場のリポーター。中継を大塚愛に妨害され困惑する。
  • 長峰由紀(TBSアナウンサー)
    竜太郎が初夢で見た「ニュースチャンネル」で、中継先の浅草のリポーター。中継を西尾愛に妨害され困惑する。
  • 海老一染之助
  • 海老一染太郎
    竜太郎が初夢で見た「ニュースチャンネル」で中継先の上野演芸場の新春興行の出演者。演目中に大塚愛に妨害され困惑する。
  • 須永慶
  • 伊藤祐未
  • 後藤康夫
  • 田原アルノ
  • 橋本るり子
  • 芳野亜梨沙
  • 細井順子
  • 南雲由記子
  • 栗原清美
  • 樋川裕子
  • 稲川佳奈子
  • Kenise Leoug
  • 美空ひばり(特別出演)
    生前最後のワンマンショーの番宣も兼ねて出演、ワンカットのみであったがひばりにとってこの作品が生前最後のドラマ出演となった。

帰って来た鏡竜太郎スペシャル[編集]

帰って来た鏡竜太郎スペシャル(1994年9月30日
  • 草薙 吾郎 - 風間トオル
    竜太郎の同僚で鈴木愛の婚約者。ニューヨークへ異動した鏡に代わって『ニュースチャンネル』の司会者となる。しかし、鏡と同様に取材先で知り合った女性との間に健太という息子が生まれ、その子を押し付けられた経緯がある。しかし、週刊誌にそれを「隠し子」と報じられ、竜太郎や3人の愛を巻き込む騒動になってしまう。吾郎は一度は恋を諦めるが、健太が通う保育園の保育士だった鈴木愛が母親代わりになって面倒を見ていたことで母親になりたがっていること、吾郎だけではなく健太のことも好きであることを竜太郎から知らされて心を動かし、結果的に鈴木愛との結婚を決意。健太は連れ子となった。
  • 小暮 秀夫 - 橋爪功
    竜太郎の同期。シャコンヌで会った「かえで」=大塚愛と恋愛関係となる。
  • 中原 みどり - 常盤貴子
    竜太郎が日本に戻ってきた際、共に「ニュースフォーカスを担当することとなる。竜太郎と恋人関係になるが、後に3人の愛の小学校時代の同級生と判明する。同級生だったころは「青山」姓だったが、両親が離婚したため「中原」姓になっている。
  • 報道局長 - 伊東四朗
    1987年当時の局長の後任。竜太郎に新番組「ニュースフォーカス」のキャスターを任命する。
  • 亀山 哲夫 - 浜田雅功ダウンタウン
    中原みどりの恋人。「連れ子騒動」で3人の愛ともめて居場所のない竜太郎が隠れるために中原の住む部屋に来たがその時に居合わせ、竜太郎と会う。浜田はこの1シーンだけの出演となった。
  • ナレーター - 鈴木史朗(当時TBSアナウンサー)
    芥川隆行が1989年のスペシャル放送後に死去したため、その後任。
  • 『モーニングEye』キャスター - 山本文郎渡辺真理(当時TBSアナウンサー)
    放送当時平日8時台に放送されていたワイドショー番組『モーニングEye』の司会。序盤に劇中の番組としてそのまま『モーニングEye』が登場した。

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

各回 放送日 サブタイトル 演出 視聴率[4]
第1回 1987年1月9日 こんばんわ、田村正和です 吉田秋生 19.0%
第2回 1987年1月16日 親の顔が見たい! 20.9%
第3回 1987年1月23日 親子ゲーム 近藤邦勝 21.8%
第4回 1987年1月30日 おかしなおかしなお手伝いさん 20.5%
第5回 1987年2月6日 独占!衝撃の告白 吉田秋生 21.5%
第6回 1987年2月13日 涙の義理チョコ 21.7%
第7回 1987年2月20日 昼下がりの情事と夜ふけの家出 19.9%
第8回 1987年2月27日 わたし、オンナになっちゃった 24.8%
第9回 1987年3月6日 湯けむり情話 23.5%
第10回 1987年3月13日 パパの結婚物語 24.4%
第11回 1987年3月20日 さよならパパ 22.9%
最終回 1987年3月27日 泣かないでパパ 23.6%

平均視聴率 22.0%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

パパはニュースキャスターSP 1

パパはニュースキャスター お正月SP

パパはニュースキャスター 帰ってきた鏡竜太郎SP

放送局[編集]

特筆の無い限り全て同時ネット。

エピソード[編集]

  • 脚本家の伴一彦の紹介で、当時フジテレビアナウンサーの逸見政孝が田村正和にテレビキャスター役のアドバイスをした[7][8]
  • 田村正和は「ニュースプレゼンター役だからカメラ目線でしゃべるが、これが何とも恥ずかしい」と話していた[9]
  • 『パパは年中苦労する』の第11話にて、本作の登場人物のうち鏡竜太郎・米崎みゆき・太多の3人がワンシーンのみではあるが登場する。
  • 製作の流れとしては、『うちの子にかぎって…』『うちの子にかぎって…2』『子供が見てるでしょ!』に続くものであり、本作を経て『パパは年中苦労する』で完結するようになっている。伴一彦が脚本を担当し、田村正和が主演、所ジョージがレギュラー出演している点も他の作品と共通しているところである。ただし、『パパは年中苦労する』以外の作品はストーリー上のつながりはなく登場人物同士が絡むシーンもない。なお、本作は前述の流れで制作されたドラマの中では唯一DVDが発売されている[注 10]。また、松本留美はこの流れで製作されたすべての作品に出演しているが、レギュラー出演は本作のみ。
  • DVDでは第7話でゲスト出演していた南野陽子のシーンが本人の肖像権に対する姿勢を受けてカットされている。

お遊び[編集]

上記の『うちの子にかぎって…』同様、要所要所に「お遊び」が入れられていたのも特徴である。代表例として以下のものがある。

  • 3人の"愛"の名字は実際にそれを演じる子役の姓からつけられ、かつ母親たちの役名は子役達の本名がつけられている。
  • 大部分の放送回で共通して行われたこととして、実在の店や出版社、著名人が登場したことが挙げられる(名前のみのものも含む)。
  • 登場人物が、視聴者に対して語りかけるという場面も散見される。
  • 竜太郎がCMに入る旨を伝えた直後、実際にCMが流れるということもあった。
  • 第1話ではテーマ音楽を歌った、本田美奈子が西尾愛に対して「今度始まるドラマのテーマ」として『Oneway Generation』を歌い、「ドラマがヒットするといい」と会話する場面があった。
  • 第11話の「おたよりコーナー」における出演者のやり取りの中では、悠作役の石堂穰が『うちの子にかぎって…』で演じた岡田和人の真似(『子どもホットライン』)をした。なお、このコーナーはシナリオ段階では田村、西尾、大塚、鈴木の4人のみの登場予定だったが、実際の放送ではレギュラー陣全員で最終話について予想するというものに変更された。

フジテレビによる盗作騒動[編集]

2012年4月よりフジテレビ系列で放送のドラマ『家族のうた』(ドラマチック・サンデー枠)について、本作とストーリーの類似性が多いため、盗作であるという疑惑が生まれている。脚本家の伴一彦は、自身のTwitterで「仮にリメイクを求められても許可しない」こと、および「八木(康夫)さんに対応を任せている」旨のツイートをしている。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 住所は東京都渋谷区代々木5丁目7-3 サザン代々木607。なお、代々木5丁目7番地に3号は存在しない。
  2. ^ 浅野はこのワンシーンのみの出演で、スタッフロールではノンクレジット扱い。
  3. ^ 本放送当時は『ザ・ベストテン』の司会を担当していた。
  4. ^ OPクレジットでは、「オバさん」と表示。
  5. ^ 本放送当時は『モーニングEye』の司会者。
  6. ^ OPクレジットでは「女の子」と表示。
  7. ^ ドラマの中では『毎度おさわがせします』担当ディレクターという設定だったが、実際は異なる。放送当時、秋野暢子の夫であったためそのことが字幕で表示された。
  8. ^ 『うちの子にかぎって…』に生徒役で出演。1989年1月交通事故で逝去。
  9. ^ 逸見はフジテレビを退社して間もない頃でもあった。本人は生涯にわたりアルコールが苦手であり、酒の席ではウーロン茶を飲んで場を盛り上げていた。本作の登場シーンは竜太郎・みゆきと飲んでいるシーンであるがその中でも「体質的にどうも合わないみたい」と発言している。
  10. ^ 『うちの子にかぎって…』はVHSのみ、『子供が見てるでしょ!』と『パパは年中苦労する』はソフト化されていない。

出典[編集]

  1. ^ パパはニュースキャスター”. kotobank. 2021年6月7日閲覧。
  2. ^ 独身主義者が3人娘の父親に!田村正和のコメディ路線を確立させた名作ドラマ”. HOMINIS (2021年8月16日). 2021年9月24日閲覧。
  3. ^ 伴一彦 [@sacaban] (2010年11月13日). "「パパはニュースキャスター」ご視聴いただいた皆様、ありがとうございます。来週も続けて見て下さい。しかし友達の名前使いまくり^^; 大多記者は、フジテレビの大多亮からいただきました。" (ツイート). Twitterより2021年9月24日閲覧
  4. ^ 「テレビ視聴率季報(関東地区)」ビデオリサーチ。
  5. ^ a b 『北日本新聞』1987年1月30日付朝刊、テレビ欄。
  6. ^ 『北日本新聞』1987年2月2日付朝刊、テレビ欄。
  7. ^ 逸見政孝 『逸見政孝魔法のまじめがね ブラウン管は思いやり発信局』ネスコ、1989年4月1日、244頁。ISBN 978-4890367658 
  8. ^ 田村正和さん 逸見さんから助言 色男と三枚目の融合した「パパはニュースキャスター」”. スポーツニッポン (2021年5月19日). 2021年5月19日閲覧。
  9. ^ 週刊テレビ番組 1987年1月24日-30日 テレビにんげん田村正和 pp. 6-7

外部リンク[編集]

TBS系列 金曜21時枠連続ドラマ
前番組 番組名 次番組
痛快!OL通り
(1986年10月10日 - 1986年12月26日)
パパはニュースキャスター
(1987年1月9日 - 1987年3月27日)
親子ジグザグ
(1987年4月10日 - 1987年8月21日)