花とゆめ

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花とゆめ
Hana to Yume
ジャンル 少女漫画雑誌
読者対象 少女
刊行頻度 月2回刊(毎月5日、20日発売)
発売国 日本の旗 日本
言語 日本
出版社 白泉社
編集部名 花とゆめ編集部
雑誌名コード 21231
刊行期間 1974年5月 -
発行部数 137,167部(2014年10月1日 - 2015年9月30日日本雑誌協会調べ)
レーベル 花とゆめコミックス
ウェブサイト 白泉社:花とゆめ.com【トップページ】

花とゆめ』(はなとゆめ)は、白泉社発行の少女漫画雑誌1974年5月創刊。掲載作品は、誌名をとった「花とゆめコミックス」として刊行されている。

概要[編集]

1974年5月、月刊誌として創刊。創刊号の表紙は「こやのかずこ」のイラストで、価格は280円だった。1975年1月より月2回発行に変わり、2013年1月現在も毎月5日・20日に発行している。月2回発行少女漫画雑誌で唯一、(2011年1月時点で)年末または年始の発行休止(合併号)を行ったことがない。ちなみに『マーガレット』(集英社)も本来は年末または年始の発行休止(合併号)は行っていないが、2008年度に関しては年末発行・発売分(1・2号)と年始発行・発売分(3・4号)いずれも合併号になった。また、『Sho-Comi』(小学館)は年始発行・発売分(3・4号)が合併号になった。

誌名の由来は、白泉社創立のメンバーの一人で、初代代表取締役社長の梅村義直によると、国電の車内吊り広告で、飯田深雪展覧会宣伝広告のテーマ「花とロマン[1]」を見て思いつき、「と」で名詞をつなぐドロ臭さが今までの雑誌名にはなく、新鮮に見えたと回想している[2]

創刊当初は、『別冊マーガレット』(集英社)を中心に執筆していた作家が活動した。この創刊初期を支え、その後も執筆の場を他誌に移して活動を続けている漫画家は多い。また、1970年代にそれまでにないジャンルの作品が描かれ、少女漫画の世界が一気に広がったが、当時本誌で執筆していた男性作家たちはその一翼を担っていた(少女漫画#少女漫画の歴史参照)。

2010年末時点の発行部数は約20万4千部(日本雑誌協会による発表値)。これは月2回刊少女漫画雑誌の発行部数トップである[3]

LaLa』(白泉社)は、創刊時の漫画家ラインナップが『花とゆめ』と重複している部分が大きいが、同誌の増刊として創刊され、その後独立したものではなく、新創刊されたものである。

競合誌に当たる『マーガレット』の広告が掲載されることがある。また、2002年3月発売の号までは、やはり競合誌の『少女コミック』(現在は誌名を『Sho-Comi』に変更)の広告が掲載されていた。これは両誌が同じ一ツ橋グループに属する出版社(集英社および小学館)が刊行している雑誌だからである。

主な連載作品[編集]

現在連載中の作品[編集]

  ※テレビアニメ化作品は太字、テレビドラマ化作品は斜体で記す。

中断している連載作品[編集]

過去の掲載作品[編集]

あ行[編集]

か行[編集]

さ行[編集]

た行[編集]

な行[編集]

は行[編集]

ま行[編集]

や行[編集]

ら行[編集]

わ行[編集]

花とむし[編集]

「花とむし」とは、当誌の読者コーナーのタイトル。略称「花むし」。編集者と漫画家がこのコーナーを担当するが、どちらかの担当者が交代すれば、コーナーのテーマと一部内容が変更になる。なお、2010年11号時点でのテーマは「喫茶店」。また、テーマに沿った4コマ漫画も掲載されている。

コーナーの内容は以下の通り。なお、特に掲載号の記載がないものは毎号掲載。いずれも2010年11号時点のもの。

  • 花むしスーパークラブ:奇数号に掲載。作家陣に対するイラストやメッセージを募るコーナー。
  • ファンルーム:掲載された漫画に対するイラストを描いたり、感想を寄せてもらうコーナー。
  • かきたいほーだい:オリジナルキャラクターを描いてもらうフリーイラストコーナー。
  • コスプレギャラリー:テーマに沿って本誌登場キャラクターのコスプレイラストを描いてもらうイラストコーナー。
  • 花むしまんが家通信:このコーナーは読者からの公募ではなく、作家陣に話を訊くもの。奇数号では、毎回違ったテーマに沿った回答を行う。一方、偶数号は常に近況報告となっている。また、偶数号に最終回が掲載された作家が、終了御礼のメッセージをここに寄せることがある。
  • オリキャラ男子祭:奇数号に掲載。読者が考えたオリジナルの男性キャラクターを披露する企画。最優秀作は4コマ漫画に登場する。
  • ふきだしチェンジ:偶数号に掲載。テーマに掲げられた、漫画のワンシーンのセリフを、いかに笑えるものにするかを、読者から募る企画。

メディアミックスについて[編集]

発行部数[編集]

  • 1977年7月 - 10月 -380,000部[7]
  • 1982年7月 - 10月 -450,000部[8]
  • 1988年7月 - 10月 -450,000部[9]
  • 2003年9月1日 - 2004年8月31日、300,416部[10]
  • 2004年9月 - 2005年8月、295,208部[10]
  • 2005年9月1日 - 2006年8月31日、289,375部[10]
  • 2006年9月1日 - 2007年8月31日、283,541部[10]
  • 2007年10月1日 - 2008年9月30日、261,500部[10]
  • 2008年10月1日 - 2009年9月30日、226,542部[10]
  • 2009年10月1日 - 2010年9月30日、203,959部[10]
  • 2010年10月1日 - 2011年9月30日、189,113部[10]
  • 2011年10月1日 - 2012年9月30日、173,250部[10]
  • 2012年10月1日 - 2013年9月30日、159,242部[10]
  • 2013年10月1日 - 2014年9月30日、146,875部[10]
  • 2014年10月1日 - 2015年9月30日、137,167部[10]

脚注[編集]

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  1. ^ これは、1973年11月第9回京王展でのテーマである(外部リンク参照)。
  2. ^ 『白泉社30年の歩み 1973-2003』二冊セット(非売品)、2003年、15頁。
  3. ^ なお『Sho-Comi』は約16万3千部、『マーガレット』は約9万5千部。いずれも2010年末時点での、日本雑誌協会による発表値。
  4. ^ 『LOVE SO LIFE』の続編。前作の最終話から2年後の双子を描いている。
  5. ^ 「ぽちゃまに」別花に移籍、水森暦が農業女子描く新連載もスタート”. コミックナタリー (2015年8月26日). 2015年8月26日閲覧。
  6. ^ 「花とゆめ 文系少女」より移籍
  7. ^ 『雑誌新聞総かたろぐ 1979年版』
  8. ^ 『雑誌新聞総かたろぐ 1983年版』
  9. ^ 『雑誌新聞総かたろぐ 1989年版』
  10. ^ a b c d e f g h i j k l 日本雑誌協会マガジンデータによる1号当たり平均発行部数。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]