贄姫と獣の王
贄姫と獣の王 | |||
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ジャンル | ハイ・ファンタジー | ||
漫画 | |||
作者 | 友藤結 | ||
出版社 | 白泉社 | ||
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掲載誌 | 花とゆめ | ||
レーベル | 花とゆめコミックス | ||
発表号 | 2015年23号[1] - 2020年22号 | ||
発表期間 | 2015年11月5日 - 2020年10月20日 | ||
巻数 | 全15巻 | ||
話数 | 全89話 | ||
漫画:〜贄姫と獣の王 スピンオフ〜白兎と獣の王 | |||
作者 | 友藤結 | ||
出版社 | 白泉社 | ||
掲載誌 | 花とゆめ | ||
発表号 | 2022年18号[2] - | ||
発表期間 | 2022年8月20日[2] - | ||
アニメ | |||
原作 | 友藤結 | ||
監督 | 今千秋 | ||
シリーズ構成 | 水上清資 | ||
キャラクターデザイン | 長谷川眞也 | ||
音楽 | KOHTA YAMAMOTO | ||
アニメーション制作 | J.C.STAFF | ||
放送局 | |||
放送期間 | 2023年4月 - | ||
テンプレート - ノート | |||
プロジェクト | 漫画・アニメ | ||
ポータル | 漫画・アニメ |
『贄姫と獣の王』(にえひめとけもののおう、英文表記: Sacrificial Princess and the King of Beasts)は、友藤結による日本の少女漫画作品。
少女漫画雑誌『花とゆめ』(白泉社)2015年17号に読切作品が掲載され[3]、それが好評だったことより同誌2015年23号から2020年22号まで連載された[1]。コミックスに関しては、花とゆめコミックスレーベルに加えて、英語訳版がニューヨークのエン・プレス、ドイツ語訳版がハンブルクのカールセン出版社よりそれぞれ出版されており、2022年4月時点で累計発行部数は210万部を突破している[4]。『花とゆめ』2022年18号より、テレビアニメ化を記念して、サリフィたちの子であるリチャードを主人公としたスピンオフ『〜贄姫と獣の王 スピンオフ〜白兎と獣の王』が連載されている[5][6]。
あらすじ[編集]
99番目の生贄として魔族の王に捧げられた少女・サリフィ。しかし彼女は自分の運命を受け入れ、王を恐れず歩み寄ることを決めていた。新月の夜、サリフィは生贄の儀式へと向かうが、そこにいたのは魔族ではなく、人間の姿をした王であった。 サリフィを妃にすると決めた魔族の王は、彼女からレオンハートという名を与えられ、人間と魔族の共生を目指し共に歩み始める。
用語[編集]
地理[編集]
- ヨアナ
- 人間界がこう呼ばれる。国家形態は不明。中世ヨーロッパに近い様子で描かれる。
登場人物[編集]
- サリフィ(Sariphi)
- 声 - 花澤香菜[2] / 悠木碧(ドラマCD)
- 主人公。魔族の王の生贄にされた少女。愛称は「サリー」で、魔族の王妃となる。
- レオンハート(Leonhart)
- 声 - 日野聡[2] / 津田健次郎(ドラマCD)
- 魔王。普段はサリフィからは「王様」と呼ばれる。
- キュク&ロプス(Cy & Clops)
- 声:貫井柚佳[2](キュク)、藤原夏海[2](ロプス)/ 小倉唯(キュク、ドラマCD)、高橋李依(ロプス、ドラマCD)
- 魔族。サリフィの付き人。2人でワンセット。
- アヌビス(Anubis)
- 声 - 寺島拓篤[7] / 櫻井孝宏(ドラマCD)
- レオンハートの最も信頼できるアドバイザー。本名はシリウス。
- アミト(Princess Amit)
- 声 - 潘めぐみ[7]
- ヨルムンガンドに恋した爬虫類一族の王女。
- イリヤ(Ilya)
- サリフィの幼なじみで、彼女に恋をしている。
- ヨルムンガンド(Jormungand)
- 声 - 小林親弘[7]
- 魔王の親衛隊隊長。軍人として名を馳せている。
- ベンヌ(Ben'nu)
- 声 - 吉野裕行[7]
- サリフィ自身の聖獣[注 1]。フェニックス。
- ラントヴェルト(Lanteveldt)
- サリフィの護衛。ハイエナ族。
書誌情報[編集]
- 友藤結『贄姫と獣の王』白泉社〈花とゆめコミックス〉、全15巻
- 2016年5月20日発売、ISBN 978-4-592-21541-7
- 2016年9月20日発売、ISBN 978-4-592-21542-4
- 2017年1月20日発売、ISBN 978-4-592-21543-1
- 2017年5月19日発売、ISBN 978-4-592-21544-8
- 2017年9月20日発売、ISBN 978-4-592-21545-5
- 2018年1月19日発売、ISBN 978-4-592-21546-2 / ISBN 978-4-592-10587-9(ドラマCD付き限定版)
- 2018年4月20日発売、ISBN 978-4-592-21547-9
- 2018年7月20日発売、ISBN 978-4-592-21548-6
- 2018年11月20日発売、ISBN 978-4-592-21549-3
- 2019年3月20日発売、ISBN 978-4-592-21550-9
- 2019年8月20日発売、ISBN 978-4-592-22301-6
- 2019年12月20日発売、ISBN 978-4-592-22302-3 / ISBN 978-4-592-22722-9(小冊子付き特装版)
- 2020年4月20日発売、ISBN 978-4-592-22303-0
- 2020年8月20日発売、ISBN 978-4-592-22304-7
- 2021年1月20日発売、ISBN 978-4-592-22305-4 / ISBN 978-4-592-22757-1(描きおろし後日談&未収録番外編付き特装版)
テレビアニメ[編集]
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『花とゆめ』2021年4号にて製作が発表された[8]。2023年4月より放送予定[7]。
スタッフ[編集]
- 原作 - 友藤結[7]
- 監督 - 今千秋[7]
- シリーズ構成 - 水上清資[7]
- キャラクターデザイン - 長谷川眞也[7]
- 美術監督 - 飯田葉月[7]
- 色彩設計 - 舩橋美香[7]
- 撮影監督 - 八木祐理奈[7]
- 編集 - 仙土真希[7]
- 音響監督 - 明田川仁[7]
- 音楽 - KOHTA YAMAMOTO[7]
- 音楽制作 - ポニーキャニオン[7]
- アニメーション制作 - J.C.STAFF[7]
- プロデュース - WOWMAX[7]
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 作中において、王族は1人1体の「聖獣」を呼び出し、使役することができる。使役者がいない場合、聖獣は眠っている。サリフィが王妃となるための試練のひとつとして、聖獣を呼び出す儀式が行われ、その際に呼び出されたのがベンヌだった。
出典[編集]
- ^ a b “獣の王と生贄の姫のファンタジー花ゆめで始動、次号「俺ティー」ドラマCD”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2015年11月5日). 2015年11月5日閲覧。
- ^ a b c d e f “「贄姫と獣の王」花澤香菜と日野聡がサリフィとレオンハート役に、制作はJ.C.STAFF”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年8月20日) 2022年8月20日閲覧。
- ^ 友藤結Twitter
- ^ “贄姫と獣の王:テレビアニメが2023年放送 ティザービジュアル公開 新作スピンオフも”. まんたんウェブ. (2022年4月20日) 2022年4月20日閲覧。
- ^ 『花とゆめ』2022年18号、白泉社、2022年8月20日、 ASIN B0B72Q3V4W。表紙より。
- ^ “「贄姫と獣の王」スピンオフ新連載が花ゆめで開幕、主人公はサリフィたちの子供”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年8月20日) 2022年8月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r “贄姫と獣の王:テレビアニメが2023年4月スタート 追加キャストに寺島拓篤、小林親弘、潘めぐみ、吉野裕行”. まんたんウェブ (MANTAN). (2022年11月18日) 2022年11月18日閲覧。
- ^ “贄姫と獣の王:「花とゆめ」の人気マンガがテレビアニメ化 少女と人外のラブストーリー”. まんたんウェブ (2021年1月20日). 2021年1月20日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 公式ウェブサイト 『花とゆめ』贄姫と獣の王
- 贄姫と獣の王(漫画)- Anime News Network中の百科事典
- 公式ウェブサイト TVアニメ「贄姫と獣の王」公式サイト
- アニメ『贄姫と獣の王』公式アカウント (@niehime_anime) - Twitter