あまんちゅ!

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あまんちゅ!
ジャンル 日常
漫画
作者 天野こずえ
出版社 マッグガーデン
掲載誌 月刊コミックブレイド
発表号 2009年1月号 - 連載中
発表期間 2008年11月29日 - 連載中
巻数 既刊9巻(以下続巻)
アニメ
原作 天野こずえ
総監督 佐藤順一
監督 カサヰケンイチ
脚本 赤尾でこ
キャラクターデザイン 伊東葉子
アニメーション制作 J.C.STAFF
放送局
放送期間 2016年夏 -
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

あまんちゅ!』は、天野こずえによる日本漫画作品。マッグガーデン発行『月刊コミックブレイド2009年1月号(2008年11月29日発売分)より連載中。

作品概要[編集]

作者の天野こずえにとっては、2008年4月まで連載されていた『ARIA』に続く『月刊コミックブレイド』連載作品になる。発表したのが2010年10月号ではあるが、2010年7月号 - 2012年4月号まで作者の産休・育休に伴い3ヶ月に1度のシーズン連載していたが、2012年4月号から毎月連載に復帰。

主人公達の部活が「ダイビング部」という特殊な環境であるためダイビング漫画と誤解されがちだが、メインは日常描写であり、作品のキャッチコピーも「日常ときどきダイビング。」である。なお、作中に登場する高校の名前や一部の登場人物が、天野こずえのデビュー作品である『浪漫倶楽部』と共通している。

あらすじ[編集]

登場人物[編集]

小日向光(こひなた ひかり)
通称「ぴかり」。
物語の主人公その1。15歳。身長148センチメートル、1月31日生まれ、みずがめ座のO型。
静岡県立夢ヶ丘高校1年2組。スキューバダイビングが趣味で、祖母の経営する海の家の手伝いと、アマチュアのインストラクターをしている。
非常にマイペースな性格と、そのマイペースに周りを引き込んでしまう独特な雰囲気を持ち合わせている。
明るくよく喋る割に口下手で、なかなか自分の思いをちゃんとした言葉に出来ずオーバーリアクションになりがち。気持ちが高揚してる時に首に下げたホイッスルを吹いてしまう癖もその一つだと言う。
人にあだ名をつけるのが好きで、「てこ」、「ちゃ」というあだ名を決めたのも彼女。
「うぴょー」が口癖。好物は祖母の作るトン汁で、子供の頃にトン汁になりたいと思っていた程。
成績は全教科通して結構高く(第21話で双葉が光の通知表を見てショックを受ける描写があるほど)特に理数系が得意な模様。唯一低い国語で「3」だった。
ダイビング部に入部。将来地元でプロのインストラクターになるのが夢。
大木双葉(おおき ふたば)
通称「てこ」(命名者は光)。
主人公その2。この物語の主観視点人物でもある。16歳。身長170センチメートル、4月3日生まれ、牡羊座のAB型。
静岡県立夢ヶ丘高校1年2組。東京で暮らしていたが、中学校卒業と同時に伊豆へ引越してきた。高校への通学の都合で小型限定免許を取得し、高校にはピアジオ ベスパ・P125Xで通っている。
引っ込み思案で人前では緊張しやすい性格。
自分から進んで行動するのが苦手で、上手く行かないことには背を向けてしまう面もあり、初めて機材を身につけ潜水した際も上手くいかず諦めてしまいそうになるが、光の励ましによってそんな自分を乗り越えた。
感動したときの「ふわぁぁぁ」と、断るときやたしなめるときの「却下!」が口癖。趣味は素敵なモノを携帯で撮ること。ハートマークがお気に入りで、携帯ストラップやログブックのデザインもハートがあしらわれたものを使っている。
良くも悪くも感極まると顔を真っ赤にしたり、走りながら何故かジャージのズボンを脱いで足に絡ませる奇抜な面も。
元々は帰宅部にしようと思っていたが、光に誘われるままダイビング部に入部。当初は体力がなかったので基礎トレは体力づくりをメインとしていた。実は泳げなかったが訓練の末、泳げるようになり、第3巻で「Cカード」を貰った。
尚、中学校時代の友達が東京におり、引っ越して来た当初は彼女からのメールを待って頻りに携帯を確認する姿が見られる。
二宮愛(にのみや あい)
通称「姉(あね)ちゃん(先輩)」
静岡県立夢ヶ丘高校2年3組。ダイビング部部長。16歳。身長160センチメートル、1月7日生まれ、山羊座のA型。
伊豆でもよくダイビングをしており、その際に光や双葉と知り合った。
少々キツイ性格で、歯に衣を着せない物言いをする、真斗曰く「ちょっと硬くて融通きかないところもあるけどいい子」。その反面優柔不断な部分もあり、何かを買う時はよく迷う。
当初、部室に進入し機材を無断で使用した新入部員(光と双葉)に対して激怒していたが、その後名乗りでた光達の必死の謝罪によって、彼女達を新入部員として認めた。
特技は絵を描くことでかなり上手く、小さい頃の夢は漫画家だった。
誠とは双子だが弟に対する扱い方はかなり悪く、ストレス発散や八つ当たりで良く足蹴にしたり、お弁当を買出しに行かせたりとこき使っている。
巨乳キャラとして描写されており、彼女のサイズでは可愛いデザインが少ないため、ビキニタイプで上だけ2枚重ねて着ている。
二宮誠(にのみや まこと)
愛の双子の弟で、通称「弟くん(先輩)」。静岡県立夢ヶ丘高校2年生。ダイビング部部員。16歳。身長178センチメートル、1月7日生まれ、山羊座のA型。
伊豆でもよく姉と一緒にダイビングをしており、その際に光や双葉と知り合った。ダイビング部唯一の男子部員。
姉からの扱われ方はかなり悪く、何かと愛のストレス発散の対象となっている。他にもよく使い走りをさせられている。
小さい頃の夢は「石」で、理由は痛くないからということから、その頃から扱いが悪かったようだ。
火鳥真斗(かとりまと)
静岡県立夢ヶ丘高校1年2組担任。ダイビング部顧問。29歳。身長168センチメートル、8月2日生まれ、獅子座のO型。
光と同じく、スキューバダイビングが趣味。入学式の登校時の道中で、光と競争を繰り広げたのち、ダイビング仲間と知り意気投合。
光の祖母が営む「海女人屋」に結構ツケがあるようで、光の祖母には頭が上がらない。
浪漫倶楽部』の主人公、火鳥泉行の姉と同姓同名だが、第6巻での「弟ほどではないないんだが私もこっち方面の話(超常現象)には、人より多少強いらしくてな」というセリフから、同一人物の可能性が高い。
愛車は日産・キューブの「ぽこてん3号くん」。車内にアリア社長のぬいぐるみを乗せている。
ありあ
通称「ちゃ顧問」。
高校の校長の飼いネコ。ちょくちょく学校へ連れてくる模様、ダイビング部に居るところを飼い猫と知らなかった光が「ちゃ」と勝手に命名。
「ちゃ」となった理由は、耳としっぽが茶色だからだが、鳴き声も「ちゃ」である。
いつの間にか火鳥先生や愛、誠とも仲良くなっており、部活動以外でも行動を共にしていることが多い。光達が授業中の時はお姫のお守をしている。
ちなみに作者の飼い猫の名前も「ちゃ」(元々は「ありあ」という名前で飼っていた。白猫だが、毛が部分的に茶色になってきたことから「ちゃ」という名前になった。「ありあ」の由来は、以前作者が飼っていた「アリア」という猫がこの世を去ってから四十九日に拾ったことから)。
お姫(おひめ)
光と双葉が拾ったメスの子猫。カラスに襲われていたところを二人に助けてもらい、その後校長先生にありあのお嫁さんとして引き取られた。ありあと一緒に部活動に参加している。引き取られた後にリボンをつけてもらった。
名前は女の子だからお姫様、ということから名づけられた。鳴き声は「ぷ」や「ぷきゅ」など。
人の指に吸いつくのが好き(光はこれを「ちゅぱりんぐ機能」と呼ぶ)で、お気に入りは光や双葉の指。飼い主である校長の指は太くて不味いので嫌い。欲求を満たすためなら校内に入り込み、二人の教室まで赴く。鼻炎持ち。
モデルはありあと同じく作者の飼い猫の「お姫」。吸いつく癖も鼻炎なのも実際に飼い猫の特徴とのこと。
永遠野 守(とわの まもる)
愛のクラスの担任。2月29日生まれ、うお座のB型。
目にかかる長髪に無精ヒゲという出で立ち。生徒思いの教師で、一方で真斗に想いを寄せている。
生まれて間もない頃、母親に神社に一時的に置き去られたことがあり、その時に見た夢の中で高校時代の真斗、現在の愛と出会っている。
その夢の中では真斗によって名付けられた「ピーター」と名乗っていた。この時の身長は175cm。
なお、永遠野としてもピーターとしても第34話が初登場である。
小日向こだま(こひなた こだま)
光の妹で初登場時は中学生。年齢、身長、誕生日、血液型は不明。昔は光と一緒によく潜っていた。小学生の頃、光とともにミドルライセンス(ジュニア・オープンウォーター・ダイバー認定)を受けている。
今は光を「お姉ちゃん」と呼ぶが、小学生の頃までは「ぴかりちゃん」と呼んでいた。
その後光と同じ夢ヶ丘高校に進学し、ダイビング部に入部した。
岬ことり(みさき ことり)
こだまの中学時代からの友人。年齢、身長、誕生日、血液型は不明。
第38話で双葉と夢を共有した少女として初登場、その後こだまの友人として登場した後、こだまと共に夢ヶ丘高校に進学し、ダイビング部に入部した。
一部、2音の単語を「○山○子です」と話す癖がある。
岬こころ(みさき こころ)
地元の子供で、ことりの弟。初登場時は11歳。身長128センチメートル、3月3日生まれ、B型。
海で光と出会い、タコとその卵の様子を見守る。
その後何度か再登場した後、第59話で中学1年生の美少年に成長した姿で再登場するが、それまでは初登場時の容姿のために誠以外の全員から女子と思われていた。
小日向きの(光の祖母)
66歳。身長142センチメートル、7月29日生まれ、獅子座のO型。元々は海女だったが、ダイバーに転向し、
今現在は海の家とダイビングサービスを営んでいる。真斗も常連のようで顔見知り。
引っ越して来たばかりで不安を抱えていた双葉の心に最初に光を灯した人物で、彼女からは「おばあさま」と尊敬されている。
手作りのトン汁は絶品らしい。
茜とちずる
双葉の中学時代の親友。第4巻で登場。夏休みを利用して二人で双葉に会いに来た。観光案内役として光とも知り合う。
ちずるは双葉が伊豆で上手くやっているか心配しており、意外と大丈夫そうだったのと、双葉と親しい光を見て嫉妬心を抱いてしまうが、ダイビング体験で光が助けてくれたことで嫉妬心を払拭した。茜も心配していたが、こちらは双葉の元気そうな姿と光と親しくしている様子を見て安心している。
小日向はやて(光の祖父)
70歳。身長200センチメートル、5月5日生まれ、A型。「伝説の漆黒の人魚」と呼ばれ、冬でも黒一色のウエットスーツで人間業とは思えない目にも止まらぬ速さで泳ぎ、ダイバーが海の中でトラブルに遭遇した時に、どこからともなく現れて助けてくれる。
親しくなると誰も知らないポイント「竜宮城」に連れて行ってくれる。愛称は「じゅごんちゃん」。
小日向つばさ(こひなた つばさ)
光の兄。年齢、身長、誕生日、血液型は不明。モテるけれどマメな性格ではないために交際しても破局率が高い様子。根はいい奴らしい。
なお、2014年4月号では光の両親が登場している。

単行本[編集]

主な舞台[編集]

静岡県伊東市
静岡県熱海市
  • 親水公園周辺

テレビアニメ[編集]

2016年夏より放送予定。総監督の佐藤順一は、原作者の前作である「ARIA」のアニメ化の際にも監督として携わっている。制作はJ.C.STAFFが担当するが、マッグガーデンを傘下に持つ株式会社IGポートから同じく制作会社のプロダクション・アイジーが製作委員会に参加する。

スタッフ[編集]

外部リンク[編集]