ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-
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ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語- | |
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ジャンル | ファンタジー、ギャグ |
ゲーム | |
ゲームジャンル | 輪廻を断つRPG |
対応機種 | iOS(7.0以上) Android(4.1以上) |
開発・発売元 | Happy Elements |
プロデューサー | 松田晃佑 |
キャラクターデザイン | whoopin |
メディア | ダウンロード |
発売日 | Android:2016年5月10日 iOS:2016年5月11日 |
アニメ | |
原作 | Happy Elements |
監督 | 岩崎良明 |
シリーズ構成 | 白根秀樹 |
キャラクターデザイン | 高橋みか |
音楽 | マニュアル・オブ・エラーズ |
アニメーション制作 | J.C.STAFF |
製作 | LAST PERIOD ANIMATION PROJECT |
放送局 | TOKYO MXほか |
放送期間 | 2018年4月 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ゲーム・アニメ |
ポータル | ゲーム・アニメ |
『ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-』(ラストピリオド おわりなきらせんのものがたり)は、Happy Elementsによる日本のスマートフォン向けRPG。略称はラスピリ[1]。
目次
登場人物[編集]
- ハル
- 声 - 花江夏樹
- 本作の主人公である、新米ピリオド。スパイラルを浄化してアートに変える能力を持つ一族の出で、故郷アンダンテがスパイラルによって滅ぼされたことから、アーク・エンドの一員となる。
- ミウ
- 声 - 上田麗奈[1]
- ハルが最初にスパイラルをアートに転生させた存在。ちょこからは非常食として扱われている。
- ちょこ
- 声 - 田村ゆかり
- ハルの幼馴染。
- リーザ
- 声 - 菊地美香
- ブラッドレルム出身の令嬢で、ハルとガジェルのチームメイト。自らにしかできないことを求め、ピリオドとなった。
- ガジェル
- 声 - 村瀬歩
- アニマルレルム出身の獣人で、ハルとリーザのチームメイト。ファミリーのボスを目指してピリオドになった。ブラッドレルムの雑誌・月刊マジョマジョの愛読者で、十輝石のサファイアが好き。
- エーリカ
- 声 - 加隈亜衣
- ハルたちの所属する、ピリオド第8支部の司令官。現役時代は「朱鬼」(アカオニ)の異名を持つピリオドとして知られていた。
- カンパネルラ
- 声 - M・A・O
- ハルたちの先輩で、よく後輩たちをからかう。
- ジレッド
- 声 - 金城大和
- ハルと同郷の兄貴分。エーリカとは同期であり、本部に所属している。
- ノイン
- 声 - 上田麗奈
- ジレッドが本部から連れてきた若手ピリオド。さぼり癖などエリートらしくないところが目立つものの、戦闘に関しては実力者。ハルからは妹のようにかわいがられている。
- イオナ
- 声 - 茅野愛衣
- コール(ガチャ)画面に登場するキャラクター。助っ人を呼び出す能力を持つ。
- ワイズマン
- ハルたちのライバル三人組で、ことあるごとにハルたちを妨害する。
世界観[編集]
本作は、強い絶望をもって死んだ者がスパイラルという異形の怪物となって甦る世界を舞台としている。このため、ただ単にモンスターを倒しても根本的な問題は解決しないため、スパイラルの復活を阻止するには討伐組織アーク・エンドの団員である「ピリオド」の持つ武器「レガリア」が必要である[2]。 「ピリオド」になるためには認定試験を受ける必要がある。
本作に登場する世界は「六大国」と呼ばれる国家に分かれる。
六大国[編集]
- ヒューマレルム
- 人口が最も多い国で、ハルが所属するアーク・エンドのピリオド支部もある。
- アニマルレルム
- 獣人が住まう国で、ヒューマレルムに次いで人口が多い。国民は排他的な性格ではないものの、他の種族にとって住みにくい環境であるため、国民のほとんどは獣人である。
- スペアレルム
- 機械による文明が発展した軍事国家で、人口の規模はアニマルレルムに次ぐ。スカイレルムとは敵対関係にある。
- ブラッドレルム
- 魔女たちの国家。元々他の国との交流が乏しかったうえ、魔女に対する偏見ゆえに孤立していたが、新たに就任した総帥がファッション政策を強化した結果、開放的な国柄へと変化した。
- スカイレルム
- 天上に位置し、翼を持つ聖なる種族「天空人」が住まう国家で、人口は5,000人ほどだが、国力は強い。聖律によって下界との交流を禁じている。
- ヘルレルム
- 謎に満ちた国家で、優秀な学者のみが入国できるという噂から、憧れる学者が後を絶たない。
開発[編集]
本作は、「気軽に遊べる」というコンセプトと「悲しみの連鎖に終止符を打つ」というテーマで、開発が行われた[2][3]。 開発の中心は『マジョカ†マジョルナ』の開発チームであり、『マジョカ†マジョルナ』からもキャラクターが登場している[3]。 本作はゲーマーだけでなくアニメや漫画のファンもターゲットにしており、物語への没入感を高めるためにキャラクターのセリフは吹き出しで表示されるほか、キャラクターデザインもかわいらしさとかっこよさを両立したものが採用された[2][3]。
「ラストピリオド」というタイトルは、開発の後期に決定した[2]。 本作のプロデューサーである松田晃佑は、この言葉を採用した理由について、「この単語は元々バスケットボールの専門用語として使われているため、造語よりかはある程度なじみのある語感の方が頭に入りやすい」とファミ通とのインタビューの中で述べている[2]。
本作はアニメ化を目標に開発され、オープニングアニメーションの制作にはEGG FIRMとJ.C.STAFFが起用された[4]。
キャラクター設定[編集]
本作の開発にはキャラクターを重視する方針がとられ、アニメ化しても違和感のないキャッチーでカジュアルなキャラクターデザインにするよう、キャラクタデザイナーのwhoopinに指示が出された[4]。 松田は、whoopinのキャラクターデザインについて、「色気がありながらもいやらしくない」と評価しており、whoopinのデザインがキャラクターの魅力の大部分を支えていると述べている[4]。 多くのスマートフォン向けRPGではプレイヤーが自己投影しやすくするために主人公の名前が設定されていないのに対し、本作では主人公に「ハル」という名前が付けられ、仲間との3人組で行動するなど、他のキャラクターとの関係性が明確化された[4]。
主人公のハルやヒロインのちょこをはじめとする主要な登場人物はアニメやライトノベルのキャラクターを参考に作られた[3]。 また、『マジョカ†マジョルナ』のガチャの画面に登場するガチャコは無機質だったのに対し、本作のガチャの画面に登場するイオナは明るい性格のキャラクターとして作られた[3]。
キャストのうち、ミウ役の声優は伏せられており、2018年2月4日に行われたファン感謝祭にて、ノイン役の上田麗奈が兼任していたことが明かされた[1]。
反響[編集]
本作は配信開始から間もなく、ダウンロード数が100万回を突破した[3]。 また、配信直後にあたる2015年5月20日の時点でプロモーションが行われなかったのにも関わらず、Happy Elementsの他タイトルをプレイするユーザーからの人気もあり、口コミによるユーザー層の拡大にも成功した[3]。 本作のプロデューサーの松田は、キャラクターの魅力と「六大国」の個性の強さが人気の理由ではないかとGameBizとのインタビューの中で推測している[3]。
テレビアニメ[編集]
2018年4月よりTOKYO MX・朝日放送テレビ・BS11にて放送中[1]。
あらすじ[編集]
ハルが赴任したアーク・エンドの第8支部は謎の盗難によって財政破綻に陥った。本部からも見放され、残されたハルたち3人のピリオドは、支部を再建すべく闇営業に奔走する。
制作[編集]
ゲーム版のオープニングアニメーションと同様に、EGG FIRMがプロデュース、J.C.STAFFがアニメーション制作を担当した。 「原作とアニメのそれぞれでファンを生み出すことが重要である」という方針から、アニメ版は原作とは異なり、ハルたち主人公チームとワイズマンの対立を軸にした一話完結のエピソードが展開する[5]。 松田は、原作のストーリーをそのままアニメ化するつもりはないとアニメ!アニメ!のインタビューの中で述べており、EGG FIRMの代表取締役である大澤信博とJ.C.STAFFのプロデューサーである松倉友二と価値観を共有していたとも述べている[6]。 アニメ版は本作同様「攻める」をコンセプトとしており、メタフィクション要素やパロディなどが多く含まれているほか、「コール」もアニメの演出として登場する[6]。
スタッフィング[編集]
テレビアニメ版のスタッフはEGG FIRMとJ.C.STAFFが松田に提案する形で決められていった[5]。 男性主人公の描写がうまく、キャラクターと真摯に向き合うという理由から、『ゼロの使い魔』等で知られる岩崎良明が監督として起用された[5]。松田は、岩崎が原作をやりこんでいたため、キャラクターの魅力を確保してくれて助かったとアニメ!アニメ!とのインタビューの中で述べている[5]。 アニメ版のキャラクターデザインは高橋みかはJ.C.STAFFの推薦で起用された[5]。 シリーズ構成には『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の白根秀樹が起用されたほか、いくつかの話の脚本は本作のシナリオライターが執筆した[5]。
スタッフ[編集]
- 原作 - Happy Elements[1]
- キャラクターデザイン - whoopin[1]
- 監督 - 岩崎良明[1]
- シリーズ構成 - 白根秀樹[1]
- アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督 - 高橋みか[1]
- 美術監督 - 岩瀬栄治[1]
- 美術設定 - 大平司[1]
- 色彩設計 - 安藤智美[1]
- 撮影監督 - 廣瀬唯希[1]
- 編集 - 新見元希[1]
- 音楽 - マニュアル・オブ・エラーズ[1]
- 音響監督 - 岩浪美和[1]
- 音響効果 - 小山恭正[1]
- 音響制作 - マジックカプセル[1]
- 音楽制作 - NBCUniversal Entertainment[1]
- 音楽プロデューサー - 藤平直孝
- プロデューサー - 松田晃佑、黒須礼央、大原幸蔵、万木壮、三上公也、畠山拓郎
- アニメーション制作プロデューサー - 鈴木薫
- プロデュース - EGG FIRM[1]
- アニメーション制作 - J.C.STAFF[1]
- 製作 - LAST PERIOD ANIMATION PROJECT(Happy Elements、NBCUniversal Entertainment、アスミック・エース、KADOKAWA、博報堂DYメディアパートナーズ、EGG FIRM)[1]
主題歌[編集]
- オープニングテーマ「欲張り Dreamer」[1]
- 作詞・作曲 - no_my / 編曲 - 平田祥一郎 / 歌 - ハル(花江夏樹)×ちょこ(田村ゆかり)
- エンディングテーマ「ワイズマンのテーマ」[1][7]
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 大久保薫 / 歌 - ワイズマン(原田彩楓、鬼頭明里、真野あゆみ)
各話リスト[編集]
話数 | サブタイトル | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 |
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第1話 | 終了のお知らせ | 白根秀樹 | 岩崎良明 |
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第2話 | 温泉改 | 小林孝志 | 森義博 |
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放送局[編集]
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [9] | 備考 |
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2018年4月12日 - | 木曜 0:00 - 0:30(水曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
木曜 2:15 - 2:45(水曜深夜) | 朝日放送テレビ | 近畿広域圏 | 『水曜アニメ〈水もん〉』第1部 | |
2018年4月13日 - | 金曜 0:00 - 0:30(木曜深夜) | BS11 | 日本全域 | BS放送 / 『ANIME+』枠 |
2018年4月15日 - | 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) | AT-X | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり[10] |
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト |
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2018年4月 - | 不明 | |
2018年4月12日 - | 金曜 0:00更新 | GYAO |
BD[編集]
巻 | 発売日[11] | 収録話 | 規格品番 |
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1 | 2018年6月27日予定 | 第1話 - 第4話 | GNXA-2141 |
2 | 2018年7月27日予定 | 第5話 - 第8話 | GNXA-2142 |
3 | 2018年8月29日予定 | 第9話 - 第12話 | GNXA-2143 |
Webラジオ[編集]
『ラジオピリオド ―ワイズマンの秘密基地―』は、2018年4月10日より音泉にて毎週火曜に配信されている番組[12]。パーソナリティはミザル役の原田彩楓、キカザル役の鬼頭明里、イワザル役の真野あゆみ。
出典[編集]
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x “『ラストピリオド』TVアニメ化!2018年4月放送開始予定”. アニメイトタイムズ. 2018年2月9日閲覧。
- ^ a b c d e “【2016 注目クリエイターに訊く】『メルスト』に続くファンタジーRPG『ラストピリオド』”. ファミ通App. エンターブレイン (2015年12月20日). 2018年2月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “【インタビュー】「キャラクターの魅力を引き出すことを一番に」…快進撃中の『ラストピリオド』プロデューサー松田氏に訊くヒットの秘訣”. Gamebiz (2016年5月27日). 2018年2月17日閲覧。
- ^ a b c d 小松良介 (2018年3月2日). ““面白さ至上主義”でギリギリまで攻める! TVアニメ「ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-」ゲーム×アニメプロデューサー対談 (1ページ目)”. アニメ!アニメ!. イード. 2018年3月2日閲覧。
- ^ a b c d e f 小松良介 (2018年3月2日). ““面白さ至上主義”でギリギリまで攻める! TVアニメ「ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-」ゲーム×アニメプロデューサー対談 (3ページ目)”. アニメ!アニメ!. イード. 2018年3月2日閲覧。
- ^ a b 小松良介 (2018年3月2日). ““面白さ至上主義”でギリギリまで攻める! TVアニメ「ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-」ゲーム×アニメプロデューサー対談 (2ページ目)”. アニメ!アニメ!. イード. 2018年3月2日閲覧。
- ^ “Music”. 2018年4月10日閲覧。
- ^ a b “On Air”. TVアニメ「ラストピリオド」公式サイト. 2018年3月22日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典: “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)”. 政府規制等と競争政策に関する研究会「通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方」. 公正取引委員会. p. 2 (2009年10月9日). 2018年2月17日閲覧。 “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号 (1988年10月1日). 2018年2月17日閲覧。 “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2018年2月17日閲覧。
- ^ “ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-”. AT-X. エー・ティー・エックス. 2018年3月16日閲覧。
- ^ “Blu-ray”. TVアニメ「ラストピリオド」公式サイト. 2018年4月19日閲覧。
- ^ “ラストピリオド ワイズマンのWEBラジオ(仮)”. 音泉. 2018年3月26日閲覧。
外部リンク[編集]
- ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-
- TVアニメ「ラストピリオド」公式サイト
- ラストピリオド公式 (@last_period) - Twitter
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