処刑少女の生きる道

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処刑少女の生きる道
ジャンル ファンタジー[1]
小説
著者 佐藤真登
イラスト ニリツ
出版社 SBクリエイティブ
レーベル GA文庫
刊行期間 2019年7月12日 -
巻数 既刊6巻(2021年8月現在)
漫画
原作・原案など 佐藤真登(原作)
ニリツ(キャラクター原案)
作画 三ツ谷亮
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 ヤングガンガン
レーベル ヤングガンガンコミックス
発表号 2020年12号 -
発表期間 2020年6月5日 -
巻数 既刊2巻(2021年8月現在)
アニメ
原作 佐藤真登
監督 川崎芳樹
シリーズ構成 ヤスカワショウゴ
キャラクターデザイン 玉置敬子
音楽 未知瑠
アニメーション制作 J.C.STAFF
製作 処刑少女製作委員会
放送局
放送期間 2022年春 -
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル漫画アニメ
ポータル ライトノベル漫画アニメ

処刑少女の生きる道』(しょけいしょうじょのバージンロード)は、佐藤真登による日本ライトノベルイラストニリツが担当している。第11回GA文庫大賞の大賞受賞作で、GA文庫SBクリエイティブ)より2019年7月から刊行されている。GA文庫大賞において大賞が選出されるのは、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』以来7年ぶりである[2]。「自分の人生で自分自身が許せないものを内面に抱えてしまったキャラクターがどうやって自分を許すか」がテーマとなっている[3]

メディアミックスとして、三ツ谷亮による漫画版が『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)にて2020年12号から連載中[4]。また2022年にはテレビアニメ化も決定している[1]

あらすじ[編集]

異世界の日本からやってきた迷い人が持つ異能純粋概念によって世界的な大災害が起きて以来、禁忌指定された迷い人は暴走する前に処刑人によって人知れず処理されるようになった。

処刑人である少女メノウは、ある日迷い人の少女アカリと出会う。メノウは任務の遂行を試みるが、アカリは純粋概念によって事実上の不死身状態となっていたために失敗する。アカリの純粋概念を見極めるために、メノウはアカリと行動を共にするようになる。

登場人物[編集]

声の項はテレビアニメ版の担当声優

メノウ
声 - 佐伯伊織[5]
本作の主人公。異世界の国である日本からの迷い人を殺す処刑人の少女。
殺伐とした世界観にふさわしい主人公として、また主人公自身を追い詰めるものとして処刑人と設定された[6]。作者の佐藤はメノウについて、才能自体は豊かではなく努力の結果として一人前と評される程度の力を持ち、策を巡らせて事件や任務を解決していくロジカルなキャラクターが描きたかったと話している[7]
時任 灯里(ときとう アカリ)
声 - 佳原萌枝[1][注 1]
日本からやってきた迷い人の少女。
佐藤はアカリについて、ライトノベルの記号的なキャラクターとして作り、読者が感じるであろう疑問に答えるような内面のエピソードを物語の進行と結びつけて書き加えていったと話している[6]
モモ
声 - 金元寿子[8]
メノウの後輩の処刑人。
佐藤はお気に入りのキャラクターとしてモモを挙げている[7]
アーシュナ・グリザリカ
声 - M・A・O[8]
グリザリカ王国の王女。
佐藤はアーシュナについて、他の主要キャラクターと比べて在り方が異なることが特徴で、登場時から印象が一貫して変わらない裏表のないキャラクターとして描いたと話している[7]

制作背景[編集]

作者の佐藤は、殺伐とした容赦のない話を書きたいという思いや[6]、テレビアニメ『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』の影響もあり、これまで描いたことがなかったジャンルであるスタイリッシュなスパイアクションものとして本作を執筆したという[7]。また、迷い人が日本人限定であることなど、既存の異世界もののいいところを踏襲しつつ独自の要素をプラスした世界を作ろうと考えたという[6]

佐藤は本作の主要人物がすべて女性であることについて、女性を主人公にした話に男性を登場させるとどうしても恋愛展開が期待されてしまうが、異性間の恋愛よりも女性同士の間に流れる感情や友情を突き詰めていくほうが本作に合っているのではないかと考えたからだと話している[6]

既刊一覧[編集]

小説[編集]

佐藤真登(著)・ニリツ(イラスト)、SBクリエイティブGA文庫〉、既刊6巻(2021年8月12日現在)
タイトル 初版第一刷発行日 発売日 ISBN
1 処刑少女の生きる道 ―そして、彼女は甦る― 2019年7月31日 2019年7月12日[9] 978-4-8156-0118-8
2 処刑少女の生きる道2 ―ホワイト・アウト― 2019年9月30日 2019年9月13日[10] 978-4-8156-0393-9
3 処刑少女の生きる道3 ―鉄砂の檻― 2020年2月29日 2020年2月14日[11] 978-4-8156-0481-3
4 処刑少女の生きる道4 ―赤い悪夢― 2020年8月31日 2020年8月6日[12] 978-4-8156-0713-5
5 処刑少女の生きる道5 ―約束の地― 2021年2月28日 2021年2月10日[13] 978-4-8156-0936-8
6 処刑少女の生きる道6 ―塩の柩― 2021年8月31日 2021年8月12日[14] 978-4-8156-1140-8

漫画[編集]

テレビアニメ[編集]

2021年1月にテレビアニメ化が発表された[5]。2022年春より放送予定[8]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

「Paper Bouquet」[8][17]
Miliによるオープニングテーマ。作詞はCassie Wei、作曲はCassie WeiとYamato Kasai、編曲はYamato Kasai、Yukihito Mitomo、Shoto Yoshida。
「灯火セレナード」[8][17]
ChouChoによるエンディングテーマ。作詞・作曲はChouCho、編曲は村山☆潤

Webラジオ[編集]

処刑 RADIO 〜処刑少女の語る道(ラジオロード)〜」が、音泉YouTubeのWarner Bros. Japan Animeチャンネルにて1月28日より毎月最終金曜日に配信予定。パーソナリティはメノウ役の佐伯伊織とアカリ役の佳原萌枝[18]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ キャスト発表当時は岸本萌佳名義だった[5]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l “TVアニメ「処刑少女の生きる道」2022年放送決定、アニメ制作はJ.C.STAFFが担当”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年7月15日). https://natalie.mu/comic/news/437006 2021年7月16日閲覧。 
  2. ^ “第11回GA文庫大賞の総合結果が発表 『ダンまち』以来7年ぶりとなる「大賞」作品が選出へ”. ラノベニュースオンライン (Days). (2019年4月27日). https://ln-news.com/articles/92193 2021年1月31日閲覧。 
  3. ^ “「処刑少女の生きる道」原作・佐藤真登の“深い”回答に、佐伯伊織・岸本萌佳が関心”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年3月29日). https://natalie.mu/comic/news/422266 2021年8月11日閲覧。 
  4. ^ “「ダンまち」以来のGA文庫大賞・大賞受賞作「処刑少女の生きる道」マンガ版開幕”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年6月5日). https://natalie.mu/comic/news/381815 2021年1月31日閲覧。 
  5. ^ a b c “GA文庫大賞・大賞受賞作「処刑少女の生きる道」TVアニメ化! キャストなど一挙発表”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年1月31日). https://natalie.mu/comic/news/414511 2021年2月1日閲覧。 
  6. ^ a b c d e “《GA文庫大賞》大賞作『処刑少女の生きる道 ―そして、彼女は甦る―』佐藤真登インタビュー”. ダ・ヴィンチニュース (KADOKAWA). (2019年7月5日). https://ddnavi.com/interview/547013/a/ 2021年2月10日閲覧。 
  7. ^ a b c d “独占インタビュー「ラノベの素」 佐藤真登先生『処刑少女の生きる道(バージンロード) ―そして、彼女は甦る―』”. ラノベニュースオンライン (Days). (2019年7月13日). https://ln-news.com/articles/95931 2021年2月10日閲覧。 
  8. ^ a b c d e f g h i j k “「処刑少女の生きる道」追加キャストに金元寿子&M・A・O!キービジュ、新PVも到着”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年1月4日). https://natalie.mu/comic/news/460445 2022年1月4日閲覧。 
  9. ^ 処刑少女の生きる道 ―そして、彼女は甦る―”. SBクリエイティブ. 2021年1月31日閲覧。
  10. ^ 処刑少女の生きる道2 ―ホワイト・アウト―”. SBクリエイティブ. 2021年1月31日閲覧。
  11. ^ 処刑少女の生きる道3 ―鉄砂の檻―”. SBクリエイティブ. 2021年1月31日閲覧。
  12. ^ 処刑少女の生きる道4 ―赤い悪夢―”. SBクリエイティブ. 2021年1月31日閲覧。
  13. ^ 処刑少女の生きる道5 ―約束の地―”. SBクリエイティブ. 2021年2月10日閲覧。
  14. ^ 処刑少女の生きる道6 ―塩の柩―”. SBクリエイティブ. 2021年8月12日閲覧。
  15. ^ 処刑少女の生きる道 1”. スクウェア・エニックス. 2021年2月9日閲覧。
  16. ^ 処刑少女の生きる道 2”. スクウェア・エニックス. 2021年8月10日閲覧。
  17. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r STAFF&CAST”. 処刑少女プロジェクトポータルサイト. 2022年1月4日閲覧。
  18. ^ 処刑RADIO 〜処刑少女の語る道(ラジオロード)〜”. 音泉. タブリエ・コミュニケーションズ. 2022年1月4日閲覧。

外部リンク[編集]