女戦士エフェラ&ジリオラ

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女戦士エフェラ&ジリオラ
ジャンル ファンタジー
小説
著者 ひかわ玲子
イラスト 米田仁士(講談社X文庫ホワイトハート文庫版)
服部あゆみ(大陸ネオファンタジー文庫版)
芳住和之(幻狼ファンタジアノベルス版)
出版社 大陸書房
レーベル 大陸ノベルズ・ネオファンタジー文庫
刊行期間 1989年3月 - 1995年8月
巻数 全8巻
OVA:女戦士エフェ&ジーラ グーデの紋章
原作 ひかわ玲子
監督 菊池一仁
シリーズ構成 会川昇
静谷伊佐夫(脚本)
キャラクターデザイン 土器手司
アニメーション制作 J.C.STAFF
製作 大陸書房
MTV
発売日 1990年7月23日
話数 全1話
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル 文学アニメ

女戦士エフェラ&ジリオラ』(おんなせんしエフェラ アンド ジリオラ)は、ひかわ玲子による日本ファンタジー小説作品。イラスト米田仁士が担当する。1989年3月から1995年8月までに大陸書房大陸ノベルズ・ネオファンタジー文庫)より全8巻が発行されている。92年8月に起きた大陸書房倒産により講談社講談社ホワイトハート文庫)へ移籍。加筆修正や新たな短編小説を収録している。2008年幻冬舎コミックス幻狼ファンタジアノベルス)より再び発売し、イラストは芳住和之が担当する。

また、1990年に本作を原作とした劇場公開のOVA女戦士エフェ&ジーラ グーデの紋章』が製作・販売され、1991年にはOVAを元にしたPCエンジン用ゲーム『エフェラ アンド ジリオラ ジ・エンブレム フロム ダークネス』もブレイングレイから製作・販売されている。

ストーリー[編集]

元魔道士エフェラと衰退したムアール帝国の皇女ジリオラの二人は傭兵となり、依頼を受け事件を解決したりトラブルに巻き込まれたりしながら 戦乱の炎くすぶるハラーマ大陸各地を旅していた。

登場人物[編集]

エフェラ
現実的な性格を持つ青い髪の美少女。風の月・風の日・風の時に生まれた。
貧しい家に産まれ、幼い頃に魔道士ギルドに引き取られたものの、目くらましの術と幽体離脱(リダレーン)以外には魔法の力が開化せず、落ちこぼれであった。
ジリオラ
ムアール帝国の後継者で、黒い髪の美少女。水の月・水の日・水の時に生まれた。
オカレスク皇家の最後の血筋を引く唯一の皇位継承者。しかし、宮廷生活に馴染めず家出してしまった皇女。
オーリン
ユーリック
エフェラの幼馴染であり、優秀な魔道士。
グルク
ロディラ
シャーガン公
シニラ
ダルーフォン
オカレスク大帝
ハラーマ大陸を武力統一した人物。ジリオラの祖先。

作中用語[編集]

ハラーマ
主たる舞台となる大陸の名前。本作の世界には他にペロル、ザーン、ジャナといった大陸があるが、ハラーマは最大の大陸である。
オリガ、ゼルク
本作の世界にある二つの月の名前。
リダレーン
エフェラが用いる魂を肉体から切り離す術。幽体離脱の術。肉体の物理的な制約を受けることなく行動することができるが、残された肉体は無防備になる。
夢石

外伝・続編[編集]

既刊一覧[編集]

大陸ノベルズ版/大陸ネオファンタジー文庫版
表紙・挿絵:米田仁士/服部あゆみ
  1. グラフトンの三つの流星 1988年12月/1990年12月
  2. 妖精界の秘宝 1989年2月/1991年2月
  3. ムアール宮廷の陰謀 1989年3月/1991年5月
  4. 死海の勇者(紫の大陸ザーン1) 1989年10月/1991年8月
  5. 神々の聖堂(紫の大陸ザーン2) 1989年11月/1991年11月
  6. オカレスク大帝の夢 1990年2月/1992年2月
  7. 双頭竜の伝説 1990年4月/未刊行
講談社X文庫ホワイトハート版
  1. ムアール宮廷の陰謀 1993年4月
  2. グラフトンの三つの流星 1993年6月
    「契約の木」を追加収録。
  3. 妖精界の秘宝 1993年9月
  4. 紫の大陸ザーン 上 1993年12月
  5. 紫の大陸ザーン 下 1994年1月
  6. オカレスク大帝の夢 1994年4月
  7. 天命の邂逅 1994年10月
    『双頭竜の伝説』前半を改題、加筆。
  8. 星の行方 1995年8月
    『双頭竜の伝説』後半を改題、加筆。
幻狼ファンタジアノベルス版
表紙・挿絵:芳住和之
  1. 女戦士エフェラ&ジリオラ 2008年9月 ISBN 978-4344814349
    『グラフトンの三つの流星』、『ムアール宮廷の陰謀』、書き下ろしを収録。
  2. 女戦士エフェラ&ジリオラ 2008年10月 ISBN 978-4344814653
    『妖精界の秘宝』、「契約の木」、「花の楽士」[1]を加筆・修正して収録。書き下ろしを収録。
  3. 女戦士エフェラ&ジリオラ 2008年11月 ISBN 978-4344814929
    『紫の大陸ザーン』上下を加筆・修正して収録。
  4. 女戦士エフェラ&ジリオラ 2009年7月 ISBN 978-4344816060
    『オカレスク大帝の夢』を加筆・修正して収録。「皇家の星」を書き下ろし収録。
  5. 女戦士エフェラ&ジリオラ 2009年9月 ISBN 978-4344817661
    『天命の邂逅』、『星の行方』を加筆・修正して収録。「一角獣と少女」を書き下ろし収録。

女戦士エフェラ&ジリオラシリーズ外伝[編集]

「双頭竜の伝説」/「星の行方」以降の時代を舞台とし、エフェラ、ジリオラの子供を主人公とする。

主な登場人物
シリーン
エフェラとヴォワー男爵の息子。母譲りの青い髪と父譲りの金色の瞳と美貌をもつ少年。
アリエラ
ジリオラの末の娘。皇族の血を引くためサディア公家に誘拐される。
セリセラ
エフェラとユーリックの娘。強大な魔力を身に秘めているため成長が遅い。
青い髪のシリーン
大陸ノベルズ版
表紙・挿絵:米田仁士
  1. 1991年3月
  2. 1992年5月
未完
講談社ノベルス版
表紙・挿絵:米田仁士
「ハラーマ戦記」の副題が付けられている。
  1. 1994年3月
  2. 1994年3月
  3. 1994年4月
講談社X文庫ホワイトハート版
表紙・挿絵:有栖川るい
  1. 上 1999年10月
  2. 下 1999年10月
暁の娘アリエラ
講談社X文庫ホワイトハート版
表紙・挿絵:ほたか乱
  1. 上 2000年7月
  2. 下 2000年12月
水晶の娘セリセラ
講談社X文庫ホワイトハート版
表紙・挿絵:由羅カイリ
  1. 上 2003年8月 ISBN 978-4062556866
  2. 中 2003年11月 ISBN 978-4062557016
  3. 下 2004年4月 ISBN 978-4062557351

真ハラーマ戦記[編集]

講談社X文庫ホワイトハートより。表紙・挿絵は由羅カイリ

ムアール帝国の支配権が強固だった時期を舞台とする。

  1. グラヴィスの封印 1996年8月
  2. 黒銀の月乙女 1997年2月
  3. 漆黒の美神 1997年10月

帝国の双美姫[編集]

幻狼ファンタジアノベルスより。表紙・挿絵はHACCAN。既巻3巻。

ムアール帝国創生期を舞台とする。

主な登場人物
アムディーラとサファリナ
「帝国の双美姫」と称される皇女
ルーク
魔道士。後のグルク老。
ゼラフィン
皇子。
  1. 2008年8月 ISBN 978-4344813878
  2. 2009年3月 ISBN 978-4344815797
  3. 2010年3月 ISBN 978-4344819207

女戦士エフェ&ジーラ グーデの紋章[編集]

1990年6月23日に『女戦士エフェ&ジーラ グーデの紋章』のタイトルで劇場公開のアニメ作品(実質的にはOVAの劇場公開作品である)。本編45分。VHS(SVC-5001)とLD(SVD-4001)は7月23日に大陸書房より発売されている。当初は全四部作を予定していたものの、企画・発売元を担当する大陸書房の倒産により1話で打ち切りとなった。

キャスト
スタッフ

大陸書房・大陸文庫より若桜木虔によるノベライズ版『グーデの紋章』(ISBN 4-8033-2923-0)が1990年8月に刊行されている。

エフェラ アンド ジリオラ ジ・エンブレム フロム ダークネス[編集]

1991年12月13日にブレイングレイより発売されたPCエンジンCD-ROM2アクションロールプレイングゲーム

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 『カサブランカ革命 百合小説の誘惑』(イースト・プレス、1998年12月、ISBN 978-4872571530)掲載の短編

外部リンク[編集]