UQ HOLDER!

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UQ HOLDER!
ジャンル ファンタジー漫画少年漫画
バトル漫画
漫画
作者 赤松健
出版社 講談社
掲載誌 週刊少年マガジン
レーベル KCマガジン
発表号 2013年39号 - 2016年30号
(週刊少年マガジン)
発表期間 2013年8月28日 - 2016年6月22日
巻数 既刊11巻(2016年7月現在)
その他 同人マーク適用
テンプレート - ノート
タイトルロゴの左下に配置された同人マーク。本作が初の採用例となる。

UQ HOLDER!』(ユーキュー ホルダー!)は、赤松健のアクション・バトル漫画作品。

概要[編集]

前作『魔法先生ネギま!』の未来を舞台にした続編であり、あらゆる手段や過程を経て不老不死の力を持った者達と、新たに不老不死となった主人公の物語が語られる。『週刊少年マガジン』の2013年39号(同年8月28日発売)から2016年30号(同年6月22日発売)まで連載され、その後は『別冊少年マガジン』に連載移籍予定。

これは赤松によれば、年齢も48歳となり週刊連載が体力的に難しくなってきた事もあり、週刊少年マガジン本誌においては後進に道を譲ると言った考えもあっての事だと言う[1][2]

本作は赤松自身が考案した[3]同人マークが使用されている作品第1号であり、本作をモチーフにした二次創作による同人誌の作成と、同人誌即売会での無断配布が有償・無償問わず許可されている[4]。また、当作品は赤松作品として初めてデジタル作画によって描かれている[注 1]。また本作はバトルシーンを中心に据えた少年漫画であると言うコンセプトから、従来よりシンプルな絵柄・画面構成で作画されており、主人公も少年漫画らしい明るい性格としたと赤松は語っている[5]

2016年にアニメ化が発表された[2]

あらすじ[編集]

700年の年月を生きる真祖にして不老不死の吸血鬼・エヴァンジェリンを初めとして、何らかの方法や境遇によって不老、もしくは不死といった力を得てしまった者達の物語。舞台は、「魔法」の存在が人の世に知られてから10年が経った世界。

時は2086年。九州・熊本県阿蘇郡のとある村に住む少年・近衛刀太は、いつか村を出て遠き都に立つ塔(軌道エレベータ)の上へ行き、仲間と共に夢を叶える事を心に誓う。しかし村長からは上京の許可を得られず、都に行くために奮闘の毎日を送っていた。

育ての親である女性教師・雪姫と平穏に暮らしていた刀太だったが、ある日、賞金首であった雪姫を狙う賞金稼ぎの陰謀に巻き込まれ利用された形で、雪姫共々瀕死の重傷を負う。刀太は雪姫や仲間の危機から立ち上がるべく、雪姫に言われるままその血を飲み、不老不死の吸血鬼となって復活する。

賞金稼ぎを撃退した後、刀太は雪姫の正体が700年を生きる不死の吸血鬼である事を知り、二人は都である新東京・天之御柱市にある日本軌道エレベータ「アマノミハシラ」を目指し、旅に出た。旅の途中、性別不詳の若い剣士、時坂九郎丸が二人を討とうとするが、刀太は九郎丸と強引に親友となる。

不死者となった刀太はこの力を何かの役に立てないかと考え、それを聞いた雪姫はかつて自分が作った組織、「UQ HOLDER」に案内する。この組織は世のため人のために不死の力を使おうというものであり、闇の世界に生きる者達の互助組織でもあった。刀太と九郎丸は地下で入隊試験を受けることになり、苦難の末、合格する。『不死身衆』(ナンバーズ)となった彼らは様々な任務に就くことになる。

登場人物[編集]

主要人物[編集]

近衛 刀太(このえ とうた)
本作の主人公。UQホルダー不死身衆(ナンバーズ)№7。背丈の低い黒髪の少年。
自覚年齢は14歳だが、三太の調査では2082年生まれの4歳となっており、出生地も「東アジアステーション」となっている。
シャツの上に学ランを着用している事が多い。村の仲間の5人の中では剣も拳も最も腕に立つ上に、料理が上手い。とにかく快活で情熱的な性格。身長が低いことがコンプレックス。
ネギ・スプリングフィールドの孫に当たるが、楽観的で能天気な性格はむしろ曽祖父であるナギに似ている。だが、実はネギの孫ではなく、研究のために生み出されたネギのクローンであった。 『ネギま!』に登場する同姓人物たちとの関係性は不明。
2年前に交通事故(実際は何者かによる襲撃)で両親を亡くし、居合わせた雪姫のもとに引き取られる。
都に立つ塔(軌道エレベータ)へと上り、『一旗揚げる』ことを夢見ている。交通事故以前の記憶が無く、それ故に後ろを振り返るよりも前に進むことを信条としている。心の芯に確かな物を持ち、夢を果たそうと努力する人物であれば男女年齢を問わず敬意を払い、相手の持つ技術を貪欲に学び取ろうとする。しかし具体的に「自分が何をするか」は考えておらず、その辺りは周囲から突っ込まれることが多い。
ある日、雪姫を標的として村に潜伏していた賞金稼ぎに必死の重傷(左腕を切断、心臓は刺突により貫通)を負わされるが、そこから立ち上がるべく雪姫の血を飲んだ事で雪姫の眷属の吸血鬼になる。それに伴い雪姫の正体が露見した事から、物語の首都である新東京天之御柱市へ旅立つ事になる。
不老不死になったことで身長の成長が止まってしまったことを嘆いている[注 2]
彼の不死身の起源は雪姫の眷属となった事による「吸血鬼の不老不死」。その不死身度は最強クラスと言われ、頭部を物理的に切り離されても死なず、意識が残る。だが、切り離された部分に魔力が残存していたり原型を留めている場合にはその部位と本体が魔法的に繋がっている状態にあるため、本体からその部分が再生する事はない。
戦闘面においては非常に戦闘勘が優れており、修練不足からくる圧倒的な熟練差を「勘」だけでカバーする事が可能。雪姫をして「武に関しては天賦の才がある」と評される程。しかし刀太自身は実際の所、戦いや強さといった物に興味は無く、雪姫が瞬動術を教授しようとした時もキッパリと断っていた。だが、世界救世軍「白き翼」リーダー・フェイトを「一発殴る」事を目的として鍛練を積む事を決意する。
得物としてUQホルダー入団テストの際に手に入れた「重力剣」を武器に戦う。
初任務のスラム街での「力の手」との戦闘で追い詰められた際、両腕に「闇の魔法マギア・エレベア)」を発現するが、その性質上魔法を使えない刀太とは相性が悪く、作中では「劣化パクリ」とも呼ばれる。
重力剣(仮名)
UQホルダー本部地下空間にあった魔法使いの住処に残されていた魔法剣。グリップ部分にあるダイヤルを操作する事で重量を変化させられる。通常時は普通の刀と同程度 (1Kg) としても、200倍で200Kg。50万倍なら500tになる。
アルビレオ・イマ製。実は人工知能(精霊?)よる意志を持ち、会話も可能。正式な名もあるが、刀太からは「黒棒」と呼ばれている。名乗ろうとしているが、話の腰を折られてばかりな上、刀太自身が聞いてくれない。
回天
狭間の城で受けたダーナの特訓とキティの助言で会得した技。火星の白「光の魔力(魔法無効化)」と金星の黒「闇の魔力(闇の魔法)」、この二つの魔力が混然一体となっているのが刀太の魔法を使えない理由だが、二つの魔力の流れを意識的に循環加速させることで体内に二極化させる技術。この状態ならば、他者の放った魔法を取り込み精霊化する闇の魔法の奥義ともいえる【太陰道】を使用可能。
だが、体内循環のイメージが弱いためか「フラフープを回しながら」でないと使えず、取り込んだ力も維持できない。発動持続可能な時間も秒単位。
雪姫(ゆきひめ)
UQホルダー不死身衆№1。長身で白金の長髪と碧眼を持つ女性。基本的に男勝りな気質で女性的な言葉遣いをしない。
村の学校の一教師。普段は子供達に厳しく、容赦無く接する教師としての一面を持つが反面、家事は苦手で料理などは刀太に任せている。2年前に刀太の家族が乗った車と衝突事故を起こした(実際は刀太の家族が敵の襲撃に巻き込まれた)[注 3]ため、死亡した両親の代わりとして刀太を引き取り、学校の宿直室で共に暮らしていた。
日常生活においては、類い稀な武術に加え、圧倒的な魔法力で襲撃してくる刀太達5人を寄せ付けず、容赦無く返り討ちにしている。その一方で6億円の賞金首でもあり、ハンターに狙われる事もある。刀太との関係性は他のナンバーズには「親子」と揶揄されており[注 4]、厳しさと優しさを併せ彼を見守っている。
その正体は、『魔法先生ネギま!』の登場人物の1人である不老不死の吸血鬼の真祖「エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル」。特製の年齢詐称薬を使用する事で大人の姿となっているが、なぜ過去にナギ・スプリングフィールドにかけられた「登校地獄(インフェルヌス・スコラスティクス)」の呪いを解除できたのかは不明。
時坂 九郎丸(ときさか くろうまる)
神鳴流一族の剣士。UQホルダー不死身衆№11。長い黒髪をサイドテールにしてまとめて、裾出し開襟シャツに緩めたネクタイを締めた上に長ランを着ている。2072年生まれで自覚年齢は14歳。
不死者狩りを生業とする神鳴流でありながら自らも不死者であり、一族から疎まれている存在であった。兄から「エヴァンジェリン(雪姫)の抹殺」を命じられるが、雪姫どころか吸血鬼になりたての刀太にすら敗北し、半ば強制的に刀太の親友にされてしまう。
物事への洞察力に長ける常識人で、無鉄砲な刀太をサポートしている。普段は自らの実力を押さえ手加減をしており、剣技では刀太に勝るが、刀太の天賦の才能を誰よりも認めている。
裏火星・桃源出身。使う流儀は神鳴流の分派で「裏」と称されている。男性でもなく女性でもない性別未分化の状態で生まれてくるという珍しい生物学的特徴を持った「八咫の烏(やたのからす)」と呼ばれる一族の出であり、16歳で行われる「成人の儀式」において性別を選択するため[注 5]、現在は男でも女でもない身体であるが、下半身は女性のものとなっており、容姿は女性的であるため、ほとんどの者からは女性として扱われている。本人の精神的認識としては男を選び、「刀太の同士として、友として横に並び立てる男になりたい」と思っているが、その意思は揺らいでおり、さらに不死化した影響か、本人の精神状態で中性から女性に傾きながらもどっちつかずな状態となっている。
彼の不死身のネタは「呪式不死化実験体」。詳しい経緯は不明だが、10歳時に不死身となる。治癒再生力が超強化されており、下半身などの重要器官が破壊されても、超再生能力が発動し数十秒で再生する。
京都神鳴流

UQ HOLDER[編集]

不死身衆(ナンバーズ)[編集]

雪姫(ゆきひめ)
#雪姫」の項を参照。
宍戸 甚兵衛(ししど じんべえ)
UQホルダーの現リーダー。UQホルダー不死身衆№2。男性。
赤髪で、長い襟足を1本に束ねており、体中には無数の傷がある。不死身歴は1400年という長寿。前、若狭国(今の福井県南部)で不死者となる。
雪姫秘蔵の沖縄酒と焼き鳥の食いさしを平らげたのが主な原因で、新東京の地下に落とされ2年間彷徨っていた。同じく地下に落ちてきた刀太と九郎丸の手助けをし、共に地上に戻った。
現在、戦闘法は徒手空拳が確認されており、実力は間違いなく達人。彼固有と思われる技では、離れた場所にある物や視認できない物を手元に瞬時に移動させたり、特定の位置に瞬間移動させる事が出来る。
彼の不死身の起源は「人魚の肉」を食した事による不死。不死身力は強いとは言えず、首を落とされたり、専用の毒を喰らったりしても死んでしまう。再生力も弱く、体中にある傷もそのため。嘗ては自身と同様の過程で不死となった者たちとチームを組んでいた事もあり、それがホルダーの原型となっている様子。
地下にいた時にはむさくるしいヒゲ面だったが、剃ってしまうとかなり印象が変わる。普段は「famous store」というコンビニでバイトをしており、制服であるエプロンと名札をつけている。
結城 夏凜(ゆうき かりん)
UQホルダー不死身衆№4。本名はイシュト・カリン・オーテ。武器は日本刀と戦鎚を愛用する。外見的には刀太と同い年くらいの少女で、ショートカットで天之御柱学園の制服であるブレザーとミニスカートを着ている。性格はクールであるが、エグいところを見せている。背中に「XIII」という入れ墨がある。
1492年南欧の山村のはずれに住んでいた。魔女狩りでどんな拷問も行っても傷ひとつつかず、一滴の血も流れないことから「鋼鉄の聖女」と呼ばれることとなる。その状況から雪姫が連れ出し救ったため、雪姫を非常に慕っている。
刀太に対しては訳あって雪姫と2年間同居していた事が要因なのか、嫉妬の感情を抱いている(一方、刀太の料理の腕前や覚えてしまえば大抵のことは無難にこなす能力は素直に認めており、皮肉交じりとはいえ調理師を生業にすることをすすめている)。それ故、九郎丸の身体の秘密を知ってからは、「あなたには女の子をオススメするわ」などと焚きつけて二人の仲を推し進め、雪姫から刀太を引き離そうとする面も。また、以前任務で天之御柱学園に潜入していた時に着ていた制服姿を雪姫に褒められて以降、その制服を愛用している。
彼女の不死身のネタは「神の呪い」。神に愛され体を世界から断絶されているため、体に起きた事象はすべて書き換えられる。そのため、痛みは感じるが体には一切傷が付かない。宇宙空間に出ても、少し息苦しくなる程度で通常通り生命活動を維持できる。その不死身度は等級で言えば最強クラスのS級であり「吸血鬼」の不死身と同等と言われている。
また、聖なる光(ホーリーライト)である「光輪(ニンブス)」を発動させることにより、神の力を使える能力も確認されている。
真壁 源五郎(まかべ げんごろう)
UQホルダー不死身衆№6。ホルダーを取り仕切っている。眼鏡をかけた青年。Yシャツにネクタイ、黒いベストに前掛けをつけ、ウェイターのような恰好をしている[注 6]。夏凜と刀太との争いを簡単に止め、重力剣を持っている刀太を片手で軽々と持ち上げる。武器は日本刀だが、滅多に抜かず鞘に納めたまま戦うことが多い。
近衛 刀太
#近衛刀太」の項を参照。
桜雨 キリヱ(さくらめ きりえ)
UQホルダー不死身衆№9。三つ編みのツインテールで、ベレー帽をかぶり、眼鏡をかけた少女。
UQホルダーの本拠地「仙境館」の最上階スイートに長期宿泊する最大のお得意様であり、UQホルダーの活動資金の最大出資者で、資産は数千億円単位。人見知りで大人しそうなフリをしているが、素顔は腹黒かつ粗暴な性格である。基本的に物ごとを深く考えない刀太を「むのー(無能)」と呼んでいるが、若干ツンデレ気味。
彼女の不死身のネタは「リセットOKな人生リセット&リスタート)」。この力は彼女の個人的な超能力のため、現在の魔法や科学の技術では干渉されない。砂を盛った山に小枝を立て火を灯し「セーブポイント」を設置、その状態で死ぬと記憶を保ったまま自動的にセーブポイントを設置した時点に戻る。ただし、死ぬ際の痛みや苦しみなどは通常通り受けてしまう。セーブポイントを設置する際に砂山の前に文字を書くことで「戻り方」をいくつか設定できる(「M(メモリー)=死んだときの記憶を持ってセーブポイントへ戻る」「B(バインド)=死ぬときに手を触れている人の精神を連れて戻る」「F(フレンド)=死ぬときに手を触れた人を身体ごと連れて戻る。この場合、身体の出現場所をある程度指定できる。」「S(スピリット)=魂の同一性を保つ」)。セーブした時点に戻っても、同じように出来事が進むが、自分たちに有利な形で事を進めようとするなら、なるべく戻る前と同じように振る舞わないと少しずつ未来が変わっていってしまう(戻る前と流れが変わると状況判断が厳しくなる)。また、永久石化のような生きたまま行動を制限される攻撃を喰らうと死ねなくなるため、セーブポイントに戻ることができない。そのため、もしもの時のために自殺用のナイフや毒入りカプセルを携帯したり、石化解除用の魔法アプリを準備しているほか、キリヱ自身もホウキによる飛行など初級レベルの魔法は使える。また、とあるトラブルが切っ掛けでキスすることで自分とキスした相手以外の時間を停止する(厳密に言うと「時間の流れの外側に移行する」)能力に目覚めている。
本編ではドラえもんの「タマシイム・マシン」や「人生やりなおし機」に例えて説明され、能力の性質から本人の主観的にはかなり長い時間を繰り返していることになる。他のメンバーには「予知能力」であると説明している。能力を自覚するまでは本人も趣味の悪い予知夢だと思っていた。
飴屋 一空(あめや いっくう)
UQホルダー不死身衆№10。髪をポニーテールにまとめている男性。2001年生まれで外見年齢24歳、実年齢85歳、精神年齢13歳。
13歳の時に昏睡状態となって以来、72年間病院のベッドの上で過ごし、その後不死となり、72年間自分を生かしてくれた人達や世界に何か恩返しができないかと思い、雪姫に拾われUQホルダーに入る。刀太達に次ぐ新人のメンバー。UQホルダーに入った際には、刀太らと同様の地下の洞窟掃除を4ヶ月で終わらせた。
彼の不死身のネタは科学の力による「全身サイボーグ化」。この時代には技術が確立されたこともあって全身義体化された者は珍しくは無いが、一空はそこから更に一歩進めて最重要器官である脳も機械化した「電脳知性体」と呼ばれる存在。足の裏や肩甲骨からジェットを出して空を飛んだり、腕から砲弾を飛ばしたり、目からビームを発射したりする。しかし、本人に格闘の技能がある訳ではないため、同じサイボーグでもギミックに頼らない生粋の戦闘技能持ちが相手だと厳しい。また、雪姫所有の人工衛星「空飛び猫(アル・イスカンダリア)」を戦闘に使用することもある。
実家は飴屋コンツェルンという企業グループである。
時坂 九郎丸
#時坂九郎丸」の項を参照。
佐々木 三太(ささき さんた)
UQホルダー不死身衆№12。黒髪を背丈まで伸ばしている少年。フード付きの服を好んで愛用している。2065年12月21日生まれ、2078年6月17日没の享年12歳。
幼い頃から母子家庭で育ち、独学で魔法を学び、アマノミハシラ学園に入学するが、母親は苦労の末に亡くなってしまった。学園内では魔法の才能もなく家庭が貧しかったことでイジメに遭い、最終的にはイジメグループの都合の悪い存在となったため殺されてしまう。生前に昼食の避難先のトイレで出会った水無瀬小夜子と親しくなったことから、死後は小夜子の死霊魔術師(ネクロマンサー)の力によって、幽鬼として魂だけが、この世に留まる。本人は自分の年齢を含めて死んだ際のことを覚えておらず、小夜子から超能力を貰った不死者だと思っていた(年齢は一空と同い年だと認識していた)その力を利用して、ホームレス狩りをしている学生たちを逆に狩っていた。
刀太達が小夜子の起こした連続殺人を捜査しにきたことで小夜子の自我が崩壊し、さらに自身の一言が引き金となり世界を巻き込んだバイオテロが起こってしまったことを悔やみ、刀太達の力を借りて小夜子を止める。キリヱの力でテロ発生前に戻り、小夜子が成仏するのを見届けた後、刀太に誘われUQホルダーに加入する。
彼の不死身のネタは、小夜子の死霊術士の力によって得た「幽鬼レブナント)」。見た目は普通の人間で実体もあるが、幽霊特有の「飛行」「透過」「憑依」「念動力」などを有している。雪姫に「当代髄一の死霊術士」と言わせるほどの小夜子の最高傑作であるため、かなりの力を有しており、刀太・九郎丸・一空の3人を同時に相手取り、簡単にいなすことができるほどの実力。また、電脳と同化することでネット上のあらゆる情報をハッキングすることもできる。
十蔵(じゅうぞう)
UQホルダー不死身衆の一人。長い髪の毛を左耳の横で束ね、マントを着ている男性。本編未登場。
雪姫に、自分を除いて『強さ』だけならホルダー最強と言わせるほどの実力を持つ。

その他構成員[編集]

バサゴ
UQホルダーの幹部。雪姫のことを「女主人(ミストレス)」と呼ぶ。
善鬼(ぜんき)
UQホルダーの構成員。ボールジャグリングができる。不死身衆ほどではないが、銃弾を何発も食らっても死なない程度に不死身。
サブ
UQホルダーの構成員。シャボン玉ショーができる。愛煙家。不死身衆ほどではないが、刀で胸を貫かれても死なない程度に不死身。

敵対者[編集]

世界救世軍「白き翼(アラアルバ)」[編集]

フェイト・アーウェルンクス
かつて雪姫の仲間であり、現在ではUQホルダーの真の敵とされている男。太陽系世界最強の魔法使い
刀太の祖父であるネギの盟友であり、かつては宿敵でもあった。数ある魔法の中でも強力な「地」属性魔法の現行最強術者で、魔法化されていない軍隊は相手にならないほど強い。本編の80年ほど前に、火星で起きた事件をネギやその仲間達と解決し、救った者たちは6,700万人や12億人と言われている。現在は火星テラフォーミング計画推進の中心人物であり、「アマノミハシラ」の建設を日本に誘致した人物でもあるが、20年前のネギの死により行動が豹変し、強大な力をそのままに人類に敵対するようになってしまったと言われている。刀太の両親(とされる人物)を殺したと問われてそれを肯定している。
かつての盟友「ネギ・スプリングフィールド」と、太陽系120億人を救うために刀太を欲していて、刀太達が「塔」の根元の駅に訪れた際に刀太達の前に現れ、夏凜や一空、九郎丸が全滅し、刀太は首だけになり連れ去られた(ただし、キリヱの能力によって体験した1週目の出来事である)。
祝 月詠(いわい つくよみ)
世界救世軍「白き翼」に所属する我流神鳴流剣士。ロングヘアーでウェイトレスの恰好をした女性。京言葉で話す。
一空と同じく全身義体のサイボーグだが、神鳴流を基本として独自に磨き上げた技と多くの実戦経験を積んでおり、一空に「次元が違う」と言わせるほどの強さ。
牛冷 娑婆(ぎゅうれい しゃば)
世界救世軍「白き翼」に所属する契約社員。一人称は「拙僧」。巨漢・髭面の僧侶。錫杖を武器に戦う。
アスラ・ツゥ
世界救世軍「白き翼」に所属する剣士。目元から口までを包帯で隠した褐色肌の男性で、6本腕の亜人。裏火星出身。6本の腕全てに剣を持って戦う。

民間軍事警備会社「力の手(パワフル・ハンド)」[編集]

瓦礫屋(がれきや)
民間軍事警備会社「力の手(パワフル・ハンド)」の隊員で、全身義体化サイボーグである。
圧縮空気放出、魔法障壁、武器格納BOX等の魔法アプリを使用する。金を積まれれば、どんな仕事でも請け負う。
南雲 士音(なぐも しおん)
民間軍事警備会社「力の手(パワフル・ハンド)」の隊員で、「不死狩り」の異名を持つ。
盲目かつ左腕は義手の剣士で、居合いを得意とし空間を斬り取り、別の場所に吹っ飛ばすことができる。
最凶の不死者「始まりの魔法使い」を火星地表「夜の迷宮」に追い詰めた者の一人。普段は慇懃な言葉使いだが、甚兵衛と相対した際には昔を思い出したのかぞんざいな口を訊いていた。
灰斗(かいと)
民間軍事警備会社「力の手(パワフル・ハンド)」のエース隊員で、超速の治癒再生能力もつ人狼族の格闘家。
瞬動術を得意とし、己の持つ「三つのコツ」の内、「二つ」を刀太に教える。世界の理不尽さを嫌悪しつつも自身の求める「全力を以て戦った末の死に場所」を優先する格闘バカ。
超 星仔(ちゃう しんちゃい)
民間軍事警備会社「力の手(パワフル・ハンド)」の隊員で、左目に眼帯をしている。
影の精霊を操る魔法使いで、多くの影傀儡を操ることができる。また、拳銃とナイフを使う近接戦闘の手練れである。
その一方で、夏凜に執着する一面があり、彼女から「ヘンタイ」と言われる事もある。月に飛ばされた夏凜が戻ってくると聞き、「塔」の根元の駅に訪れた際には刀太とキリヱを見かけ襲い掛かってくるが、刀太と一空に返り討ちに合う。

次元の狭間の城[編集]

ダーナ・アナンガ・ジャガンナータ
人間の上位種族であるヴァンパイアの1人。『貴族』。本来の意味での吸血鬼の真祖(ハイ・デイライトウォーカー)。『狭間の魔女』とも呼ばれる。
新東京都市部の街で刀太と雪姫が言い争っている場に現れた、ゴージャスなドレスを着ている黒髪の女性。豊満且つ大きな(ぽっちゃり)身体つきをしている。
雪姫曰く彼女や刀太がニセモノであるならダーナはホンモノ。不老不死の吸血鬼として恐ろしく長い時間を生きており、他の貴族は生ける屍同然となった中でダーナ自身は自らを遥かに人間に近いと評している。雪姫の事を「キティ」と呼び、彼女を古くから知っている。再会は実に二百年、三百年ぶり。
狭間の世界に巨大な館を所持しており、かつての雪姫を強制的に連れ込んで不死者として恥ずかしくない段階まで鍛え上げた(彼女の修行メニューは最低10年の過酷なもので、刀太達も連れてこられ現在修行中)。雪姫ことエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルの師匠にあたる。
人間に対し畏怖や恐怖、或いは美を与える事を不死者の絶対条件とし、不死者として半端な者は許さない。
どんな場所や時代にでも繋ぐ能力を持っており、それが「狭間の魔女」という異名の由来となっている。また、彼女が眠っている間だけはタガが緩み、変な所へ繋がってしまう事もある。
不死者としての力は凄まじく、上半身を魔法で吹き飛ばされても1秒以下で再生するほど。蹴り一発で刀太達不死者を容易に殺害する事ができ、魔法についても深く知悉し、数多くの魔導書も所持している。
キティ
狭間の世界の館で、朝方にだけ現れる謎の少女。その容貌は雪姫の本来の姿と酷似しており、古びた外套を羽織っている。
刀太と何度も出くわす内に親交を深め、ダーナを出し抜くために彼に魔力や気の扱いを指導した。刀太が眠っている彼女の記憶を垣間見たのを切っ掛けにその正体が次第に明らかになっていき、互いの時間がずれていく中で彼に再会するためだけに2年と8年、合わせて10年の時を狭間の魔女の館で過ごした。
ルイン・イシュクル
上位雷精。狭間の魔女の城守護精霊四人衆の一人で四人衆の中でも最強。風系雷系の魔法を無詠唱・無制限に使用可能。語尾に「ござる」をつけるなど古風な口調。
刀太、九郎丸、キリヱ、三太を追い詰めるものの土壇場で闇の魔法(マギア・エレベア)雷天大壮(らいてんたいそう)を会得した刀太に雷の刀を奪われた挙句、黒棒と雷の刀の二刀で切り裂かれ敗れた。
左腕と下半身を失うものの3日もあれば回復するらしく、自身を斃した刀太を褒め称えた後、自身の他に水・地・火の守護精霊がいることを明かした。
雷化突進(いかずちかチャージ)
自らを雷と化して放つ突進攻撃。文字通り雷速で放たれるため、回避することは不可能に近い。この技を放った直後には実体化するため隙ができる。
千の雷(せんのいかずち)/ 千雷(せんらい)
前作の主人公ネギやその父ナギが使用していた、周囲数百m四方を雷の雨で埋め尽くす雷系最強魔法。元々ルイン・イシュクルのモノだった。
雷槍(らいそう)
手に持っている雷の槍を投擲する。

元3-Aメンバー[編集]

エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル
#雪姫」の項を参照。
龍宮 真名(たつみや まな)
天之御柱学園学園長代行。魔族とのハーフであるため肉体の老化が遅く、容姿は旧麻帆良学園本校女子中等部時代からほとんど変わっていない。
雪広 あやか(ゆきひろ あやか)
雪広財閥当主。かなりの高齢でありながら未だに財閥のトップに立っている。旧麻帆良学園本校女子中等部卒業前に100年の眠りについた親友・神楽坂明日菜と再会するためにここまで生きながらえていた(その後覚醒予定年の2104年まで生きるも、火星独立戦争の勃発により明日菜の覚醒が31年遅れたため、生きてついに再会することは叶わなかった)。
絡繰 茶々丸(からくり ちゃちゃまる)
かつてネギの秘書を務めていた女性。工学だけではなく魔法も併用して開発された人型ロボット、所謂ガイノイド。
エヴァンジェリンとドール契約を交わしたミニステル・マギ(魔法使いの従者)で、現在は高齢になったあやかに仕えている。
相坂 さよ(あいさか さよ)
故人。天之御柱学園の地縛霊。
ザジ・レイニーデイ
ピエロのような服装をした魔族の女性。同姓同名かつ顔がそっくりな「ポヨ」という口癖の姉ザジがいる。
前作では戦闘描写は皆無だったが、今作では黒い魔物を使役しており、フェイトに気付かれずに接近し攻撃を仕掛けるといった高い戦闘能力を見せる。
ネギ・スプリングフィールド
故人。作中の20年前の2066年に死去。これがきっかけで、フェイトは人間と敵対するようになった。
実際には生存しており、20年前に「始まりの魔法使い」に精神を乗っ取られた父親ナギを斃し世界を救うものの、その代償として「始まりの魔法使い」に自身が精神を乗っ取られてしまう。

その他の人物[編集]

田中肉丸・白石・野輪・三橋徹
刀太が暮らしていた田舎の友人4人。共に都会で一旗揚げる事を夢見ており、簡単なレクチャーで基本魔法と魔法アプリを使いこなす他、太った巨漢の田中は料理、小柄で無表情な白石は小説書き、眼鏡をかけたそばかすの野輪は機械いじり、笑顔を絶やさない優男の三橋は歌、とそれぞれ非凡な才能を持つ。刀太の特技は彼らから学んだ物が多い。
結城 忍(ゆうき しのぶ)
新東京に旅立った刀太が途中の村で出会った少女。新五輪とも呼ばれる太陽系オリンピックの目玉競技「太陽系一周・グランドレース」出場を夢見ている。9巻で本格的にレース出場を目指して上京、在京中の宿泊場所に刀太を頼って仙境館を訪れるが、例によって一騒動起こした後で住み込みバイト扱いとなる。
春日 美柑(かすが みかん)
新東京スラム街にある教会のシスター。彼女の所属する教会はスラム内にある土地を所有・管理しているが、土地の売却を要求しそこ以外の土地に住む不法居住者もいっしょくたに退去させようとする悪質な地上げ屋からの防衛をUQホルダーに依頼してきた。夏凜は彼女の「祖母」にあたる人物に世話になったことがある。
ルキ
新東京スラム街に暮らす少年。拾ったナベを頭にかぶり、フロシキのマントを身につけている。仲間と共にゴミの山から資源ゴミを分別して収集、業者に売って小遣い稼ぎをしている。
将来は実業家となってスラムをちゃんとした町にしたいと考えている。南雲から伝えられた住人の合法・不法を問わない強制退去には憤りを露わにした。
水無瀬 小夜子(みずなせ さよこ)
1988年6月30日生まれ、2003年9月23日没の享年15歳。アマノミハシラ学園都市で「トイレの小夜子さん」と噂される幽霊。黒髪ロングヘアーで、学生服を着た少女の姿をしている。
正体は、祟り神級の怨霊。元は魔法素養のあるただの少女だったが、34万人もの自殺者の報われぬ荒御霊の受け皿となり、凄まじい力を持つ稀代の「死霊術士ネクロマンサー)」となる。その力は、雪姫に「当代髄一の死霊術士」と言わせるほどである。元の人格は数多の無念・悲痛・怨念に押し潰されて殆ど残っておらず、生者への復讐という妄念が人のカタチをしているだけの存在となる。80年前から断続的に、学園内のイジメ加害者等を殺害してきた。
自分と酷似した境遇の三太を気にかけ、彼の死後に幽鬼として蘇らせる。自分の自我が保てなくなってきたため、三太をUQホルダーに預けようと、事件を起こし刀太達を学園都市に誘い込む。しかし、三太が犯人扱いされたことをきっかけに完全に自我を保てなくなり、自身が開発した不死者にも感染する魂魄浸食型屍鬼ウイルスを使い、人間達への報復のために世界各地でバイオテロを起こす。三太の活躍により自我を取り戻し、刀太に三太のことを託し、34万の荒御霊達を連れて成仏する。
アフロ・ザ・フォーエバー/ラズロ
自称・魔法アプリ開発者のジャンク屋。名前通り派手なアフロヘアで調子のいい性格だが、少々実力が伴っていない。レイが開発したアプリのテストも兼ねてまほら武道会の一般参加者予選に挑んでいる。
千景・レイ
自称・魔法アプリ開発者のジャンク屋。車椅子の青年だが、アプリ開発者としては天才的な才覚を持つ。
カトラス
雪姫から麻帆良武道会への参加を禁止され、家出した刀太の前に現れた少女。刀太を「兄」と呼ぶが、尋常ならざる敵意を抱いている。
近衛帆乃香、近衛勇魚(このえ ほのか、このえ いさな)
近衛姓を持つ少女たち。共に12歳。帆乃香は近衛木乃香に、勇魚は桜咲刹那に顔立ちが似ている。普段は金魚のような自家製高速巡行宇宙艇の中で暮らしている。
麻帆良学園の一室に集まった刀太と雪姫ら旧3-Aメンバーの前に現れ、刀太を雪姫らと引き離した後、フェイトの元へ連れていこうとするも、刀太によって武装解除され、裸にされてしまう。
フェイトの介入で危機を脱し、雪姫がネギを殺そうとしている、伝えるものの、フェイトを狙った雪姫、真名、ザジの攻撃で海に落ち、置き去りにしてしまう。
その後ザジに捕獲されており、刀太が立てたネギを救う計画に「回復術者」と「封印術者」が必要であると判断したザジによって刀太らに引き渡される。
破魔颶風撃(はまぐふうげき)
帆乃香が使用。12枚の符を円形に展開した後、掌底を繰り出すことによって敵を吹き飛ばす。
飛瀑水龍陣(ひばくすいりゅうじん)
帆乃香が使用。符で召喚した龍型の水霊が襲いかかった後、物理攻撃の通用しない水の檻に変化し敵を閉じ込める。
京都神鳴流
勇魚が使用。
雪広みぞれ(ゆきひろ みぞれ)
雪広あやかの曾孫。
エミリィ・セブンシープ
アリアドネー魔法騎士団候補学校の教師。教え子達を引き連れて仙境館を訪れた。

用語解説[編集]

フィジカルアプリ
2070年代(作中時間で約10年前)に公開された「魔法技術」から開発され、一般人でも修練無しで簡単に魔法を使用できるアプリ。基本魔法ですら、1スロット数十万円もする。日本では衛生面に力を入れており、「お掃除アプリ(おそらく浄化系の魔法)」が比較的格安で販売されていて、インフラが一部停止しているスラム街でも疫病等は発生していない他、「魔法炉」と呼ばれる動力源も開発されていて電気代は21世紀初頭よりも安い。
ただし、刀太のように魔法との相性が悪い体質(曰く、「100万人に一人」)であると使えないこともある。逆に相性に問題なければ「解呪」などの習得難易度の高い(同時に「使えれば有効」だが、使用頻度は低い)魔法も使えるため、私費を投じて独自のアプリを開発させている者も存在する。
マナフォン
魔法技術公開後に一般化した情報端末、本体からマナグローブという術式を身体に定着させることで機能する。電話機能から各種のアプリケーション、更には魔法を使用するフィジカルアプリもインストール可能だが、刀太の場合「グローブを付けた時点で爆発」するため、この時代でも携帯電話を使用している。
固有能力
超能力などとも呼ばれる、本人固有の魔法以上の神秘の力。魔法と違い習っても覚えることはできず、本人以外に伝授も譲渡もできない、本人の唯一無二の能力。保持者の情報も少なく、地球上に数名、太陽系全域でも20名以下しかいないと言われる超レアな能力。キリヱの「リセットOKな人生リセット&リスタート)」、佐々木三太の「幽鬼(レブナント)」としての能力もこの固有能力にあたる。
UQホルダー
雪姫が組織した不死人で構成された一家(ファミリー)。鬼男や猫娘を始めとする、人の世を外れた者達の互助組織で作中に登場するのは「日本支部」。人の理を外れた人間以外の徒党であるため、常に人の世からはじき出され蹂躙され、忘れさられる者達、つまりは少数派・弱者の側に付く。新東京の沖合10kmにある温泉宿「仙境館」を経営し、そこをアジトとしている。
不老不死の吸血鬼をはじめとして、不死性を有する神魔妖怪、神酒・霊薬・賢者の石などの不死のグッズの使用者、電脳化・ロボット化などの科学的不死者、命のストック(残機)をもつ者、死なない呪いがかかった者、死ぬと転生するセーブポイントを設置している者、人体改造をしている者など、数多くの不死人が所属するが、大半の構成員は並みの生物よりはタフと言うだけの「不死身未満」の亜人や人外。
不死身衆(ナンバーズ)
UQホルダーの中でも不死身度の高いメンバー達。ホルダーの顔でもあり、ホルダーの用心棒とも言われている。その名の通り、メンバーにはそれぞれ番号が割り当てられている。不死身衆としてUQホルダーへの入団する際には入団テストとして、東京地下に広がる洞窟に何千匹と巣くう不死喰らいを掃除する必要がある。メンバー同士の私闘は禁止されている。また、人間と戦う際には「相手の命は奪わない」という不文律が存在する。甚兵衛いわく「定命の者に対するハンデ」だが、南雲に言わせれば「人間をバカにしている」とのこと。もっとも不死者との、または不死者同士の戦いは下手をすると不毛な長期戦になることも多く、勝敗に関しては「ある程度のルール」を決めておかないとキリが無いとも言える。
No.1 雪姫
No.2 宍戸甚兵衛
No.3 (不明)
No.4 夏凜
No.5 (不明)
No.6 真壁源五郎
No.7 近衛刀太
No.8 (不明)
No.9 桜雨キリヱ
No.10 飴屋一空
No.11 時坂九郎丸
No.12 佐々木三太
アマノミハシラ
日本に建造された軌道エレベータ。2020年代に完成し、これを中心とした都「新東京・天之御柱市」が作られた。エレベータを利用するにはエコノミークラスでも約420万、高度1200m台の位置にある展望デッキでも5140円かかる。
新東京貧民街(しん-とうきょう-スラム-がい)
2050年代に起きた大規模な気象変動(寒冷化と温暖化)とそれに伴う食糧危機、そこから発生した紛争という「混乱期」によって発生した難民が都市周辺部に集中してスラムが拡大。
2086年現在、合法・不法を問わず200万を超える住民が暮らしているが、混乱期に宇宙に避難していた地権者が帰還した事で不法居住者に対する強制退去が画策されている。
天之御柱学園都市(あまのみはしらがくえんとし)
前作に登場した麻帆良学園都市。天之御柱市が麻帆良市を吸収したことで名称が変更された。全体的な雰囲気は変わっていないが、魔法(アプリ含む)を使える1等生徒と使えない2等生徒という格差が生じている。
太陽系オリンピック
軌道エレベータのステーションで8年に一度開催されているイベント。
裏火星(うら-かせい)
前作に登場した「魔法世界(ムンドゥクス・マギクス)」。技術が安定化したためか、魔法世界人でも問題なく地球に出てこれる様になった。
闇の魔法(マギア・エレベア)
金星の魔族に由来する「闇の魔力」を源とし、彼らの不死の理由となっている能力。使用できるのは、雪姫(エヴァ)、ネギ、刀太の三人である。元からある魔力だけでも桁違いの戦闘力を発揮するが、その本質は自ら詠唱した魔法や他者の力を取り込むことで身体を精霊化させる「術式武装(アルマティオーネ)」と、相手の力に自身の力を加えて撃ち返す「太陰道」である。
共鳴り(ともなり)
「始まりの魔法使い」の固有能力。始まりの魔法使いに憑依されたもの憑依と同時に覚醒する無限共感能力。その実態は範囲無制限・人数無限定の神の域に達した超常能力であり、すべての人間の痛みが分かるというものであり、能力というよりは呪い

書誌情報[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 2013年8月28日にTwitter上で渡辺静からのリプライに対して。
  2. ^ 本人の希望は「一旗あげた後、いい感じに歳をとってダチと一緒にかっこよく酒を吞むこと」だったが、老化どころか声変わりもしないと気付いた時には愕然とした。
  3. ^ 雪姫の回想によれば、何者かに襲われた両親は殺害され、刀太も片腕・片足を失う大けがで死に掛けた。この際に刀太は半不死化しており、身体的には12歳で成長が止まってしまっている。
  4. ^ 不死者(吸血鬼)としての続柄からすれば、さして的外れという訳ではない。
  5. ^ 儀式で選択しなくとも16歳を境に男女どちらかに移行・定着する。
  6. ^ この格好は『仙境館』従業員の制服(男子用)で、女子用は夏凜が着ていた和風メイド服。

出典[編集]

  1. ^ 月刊誌に移籍することにより、仕事量は6割程度に減少するとの見込みのようである。 https://twitter.com/KenAkamatsu/status/745270727733977088
  2. ^ a b 「ネギま!」の続編「UQ HOLDER!」アニメ化決定、連載は別マガに移籍”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年6月22日). 2016年6月22日閲覧。
  3. ^ “「警察の萎縮効果狙う」 赤松健さん、2次創作同人守るための「黙認」ライセンス提案”. ITmedia. (2013年3月28日). http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1303/28/news093.html 2013年9月1日閲覧。 
  4. ^ “二次創作OKの意思を示す「同人マーク」運用開始 - 許諾範囲も公開”. マイナビ. (2013年8月29日). http://news.mynavi.jp/news/2013/08/29/121/ 2013年9月1日閲覧。 
  5. ^ 週刊少年マガジン2013年41号、『ちょっと盛りました。』内での西本英雄によるインタビュー。
  6. ^ 『UQ HOLDER!(1)』(赤松健):講談社コミックス”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年3月17日閲覧。
  7. ^ 『UQ HOLDER!(2)』(赤松健):講談社コミックス”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年3月17日閲覧。
  8. ^ 『UQ HOLDER!(3)』(赤松健):講談社コミックス”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年3月17日閲覧。
  9. ^ 『UQ HOLDER!(4)』(赤松健):講談社コミックス”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年3月17日閲覧。
  10. ^ 『UQ HOLDER!(5)』(赤松健):講談社コミックス”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年3月17日閲覧。
  11. ^ 『UQ HOLDER!(6)』(赤松健):講談社コミックス”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年3月17日閲覧。
  12. ^ 『UQ HOLDER!(7)』(赤松健):講談社コミックス”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年3月17日閲覧。
  13. ^ 『UQ HOLDER!(8)』(赤松健):講談社コミックス”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年3月17日閲覧。
  14. ^ 『UQ HOLDER!(9)』(赤松健):講談社コミックス”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年3月17日閲覧。
  15. ^ 『UQ HOLDER!(10)』(赤松健):講談社コミックス”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年3月17日閲覧。
  16. ^ 『UQ HOLDER!(11)』(赤松健):講談社コミックス”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年7月15日閲覧。

外部リンク[編集]