ヤングアニマル

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ヤングアニマル
Young Animal
愛称・略称 YA、ヤンアニ、アニマル
ジャンル 青年漫画
刊行頻度 毎月第2・第4金曜日
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 440円(2016年11月現在)
出版社 白泉社
編集部名 ヤングアニマル編集部
刊行期間 1992年 - 現在
発行部数 17万部(2009年社団法人日本雑誌協会調べ)
レーベル ヤングアニマルコミックス
ジェッツコミックス
姉妹誌 ヤングアニマル嵐
ヤングアニマルあいらんど→ヤングアニマルイノセント
ウェブサイト http://www.younganimal.com/

ヤングアニマル』(Young Aminal)は、白泉社の発行する月2回刊青年漫画雑誌。発売日は毎月第2・第4金曜日1992年に創刊。略称は「YA」「ヤンアニ」「アニマル」。単行本のレーベルとして「ジェッツコミックス」「ヤングアニマルコミックス」がある。発行部数は約17万部(2009年時)[1]。関連の雑誌として『ヤングアニマル嵐』と『ヤングアニマルイノセント』がある。

概要[編集]

前身は『月刊アニマルハウス』。その系譜は1981年に創刊された月刊少年漫画雑誌の『少年ジェッツ』まで遡り、1983年の休刊後に『月刊コミコミ』が創刊。次いで1989年には青年誌としてリニューアルされた『月刊アニマルハウス』を経て、1992年に隔週刊としてリニューアル創刊された。単行本のレーベル名が「ジェッツコミックス」となっているのは、その当時の名残である。2016年6月よりレーベルを「ヤングアニマルコミックス」に変更、その第一弾として『ベルセルク』の新装版が刊行された[2] [3]

1992年の創刊時には、前身の『月刊アニマルハウス』から、『あばよ白書』・『砂の薔薇』・『ベルセルク』などの作品を引き続き掲載する。1990年代には、本誌出身の作家として技来静也柴田ヨクサルももせたまみ二宮ひかる関崎俊三などが登場し、主力として誌面を牽引した。同時に、他社の雑誌で既に実績を挙げていた林崎文博あさりよしとお竹内桜などの作家も積極的に起用している。

2000年前後にはグラビア関係の記事にも力を入れ、2000年には「ミスヤングアニマル」がスタートしている。また、『ふたりエッチ』や『コイズミ学習ブック』などの性描写を中心とした作品の存在もあり、成年コミック出身の作家の起用も行われている(1990年代にも『ぶっとび!!CPU』などが人気を博した)。2000年には増刊の『ヤングアニマル嵐』が季刊としてスタート、2001年には隔月刊化している。同誌は過激な描写で数々の有害図書指定を受けている(詳細は同誌の記事内を参照されたし)。しかし2011年現在では『ふたりエッチ』以外に直接的な性交シーンのある作品は存在しておらず、「寸止め」程度に収まっている[要出典]

2000年代以降は数々のメディアミックスの試みがなされた。既に1990年代において先述の『砂の薔薇』『ぶっとび!!CPU』等がOVA作品でアニメ化、また『ベルセルク』がTVアニメとして映像化されていた背景もある。2000年代に入ってからは実写作品への進出が目立ち、2000年に『ふたりエッチ』、2004年に『ああ探偵事務所』、2005年に『ホーリーランド』が、それぞれTVドラマ化されている。また2006年には『ユリア100式』がオリジナルビデオ、2008年には『デトロイト・メタル・シティ』が実写映画として製作された。アニメに関しても、2002年・2003年に『藍より青し』がTVアニメ化、2002年 - 2004年に『ふたりエッチ』がOVA化される。2008年に『デトロイト・メタル・シティ』がOVA化され、同作品は2009年に衛星放送、2010年には衛星放送と地上波でそれぞれ放映されている。他には、映画・アニメ・ゲーム作品のコミカライズも少数ながら行われている。付録に不定期にDVDが付属する。

姉妹誌でもある『ヤングアニマル嵐』とは、両誌での並行連載や連載作品の移籍、連載中の作品の番外編をもう一方の雑誌に掲載するなど、相互の交流が多い。関連性を持つ雑誌に関しては、『MELODY』が挙げられている。

現在連載中の作品[編集]

以下、2016年11月25日(2016年No.23)現在連載中の作品。月1連載作品や不定期連載作品、短期集中連載作品も含む。

作品名 作者(作画) 原作など 開始号 備考
へるせるくベルセルク みうら けんたろう三浦建太郎 1989年10月号 隔週連載
アニメ日テレ系)
ふたりえつちふたりエッチ かつ あき克・亜樹 1997年No.1 (アニメ・OVA、TVドラマ・WOWOW、『ヤングアニマル嵐』と並行連載)
さんかつのらいおん3月のライオン うみの ちか羽海野チカ 2007年No.14 アニメNHKEテレ
あてやのつはき当て屋の椿 かわした かんし川下寛次 2007年No.24 2012年No.15以降は月1連載
のふなかのしのひ信長の忍び しけの なおき重野なおき 2008年No.12
まいほおるマイぼーる! いのうえ そらいのうえ空 2012年No.15
しよししようかくせいはしめましたひい女子小学生はじめましたP! きゆうにゆう のみお牛乳のみお 2014年No.12
うわはみかのしようわばみ彼女 ことう はやこ後藤羽矢子 2014年No.24 『ヤングアニマルDensi 日替わり4コママンガ』より移籍
うえのさんはふきよう上野さんは不器用 つけねこtugeneko 2015年No.5 不定期掲載
当初は短期集中連載扱い
へんしよへんなしよしこうせいあまくりせんこ変女 〜変な女子高生甘栗千子〜 このき よしる此ノ木よしる 2015年No.6 『ヤングアニマルイノセント』と並行連載
さんかつのらいおんしようわいふんしやくねつのとき3月のライオン昭和異聞 灼熱の時代(とき) にしかわ ひてあき西川秀明(漫画) うみの ちか羽海野チカ(原作・監修) 2015年No.9 3月のライオンのスピンオフ作品
みんほうほうせいにほんはいつふたさいせいになつた民法改正 〜日本は一夫多妻制になった〜 たけうち さくら竹内桜(漫画) あかほりさとるあかほりさとる(原作) 2015年No.13
いけふくろれいんほおけきしよう池袋レインボー劇場 えりちんえりちん 2015年No.16
へりりゆうらくえんのけるにかペリリュー 〜楽園のゲルニカ〜 たけた かすよし武田一義(漫画) ひらつか まさお平塚柾緒(原案協力) 2016年No.4
にんきよひめのすいそくかん人魚姫の水族館 いとう まさおみ伊藤正臣 2016年No.10
くらんくれすとせんきグランクレスト戦記 よつは まこと四葉真(作画) みすの りよう水野良(原作)
みゆ深遊(キャラクター原案)
2016年No.12 月1連載
てんしくねつふうてん天竺熱風伝 いとう せい伊藤勢(作画) たなか よしき田中芳樹(原作) 2016年No.18
ふちまるけいおす斑丸ケイオス おおの つとむ大野ツトム 2016年No.22
あそひあそはせあそびあそばせ すすかわ りん涼川りん 2016年No.23
ほくはいけめんぼくはイケメン きつきあきらきづきあきら
さとうなんきサトウナンキ
2016年No.23

連載終了作品[編集]

あ行[編集]

か行[編集]

さ行[編集]

た行[編集]

な行[編集]

は行[編集]

ま行[編集]

や行[編集]

ら行[編集]

わ行[編集]

発行部数[編集]

  • 2004年(2003年9月 - 2004年8月) 201,083部[5]
  • 2005年(2004年9月 - 2005年8月) 201,209部[5]
  • 2006年(2005年9月 - 2006年8月) 196,334部[5]
  • 2007年(2006年9月 - 2007年8月) 190,125部[5]
  • 2008年(2007年10月 - 2008年9月) 190,000部[5]
発行部数(印刷部数公表より)(2008年4月以降)(社団法人日本雑誌協会
1 - 3月 4 - 6月 7 - 9月 10 - 12月
2008年 190,500 部 186,167 部 178,834 部
2009年 169,167 部 163,334 部 163,334 部 159,334 部
2010年 160,167 部 160,000 部 159,334 部 164,000 部
2011年 154,000 部 160,417 部 165,000 部 158,334 部
2012年 165,667 部 159,000 部 151,167 部 148,334 部
2013年 143,500 部 134,834 部 132,500 部 123,834 部

グラビア賞[編集]

ミスヤングアニマル[編集]

現時点で最後のミスヤングアニマルとなった篠崎愛(2016年10月撮影)

2000年にスタート。当初は複数名のアイドルがエントリーし投票制で各賞を発表していたが、2002年から読者選出によりグラビアアイドルを毎年5月上旬発売号で発表し継続した。2014年度を最後に行われていない。

NEXTグラビアクイーン[編集]

NEXTグラビアクイーン初代グランプリとなったでんぱ組.incの最上もが(2013年・Japan Expoにて)

“ヤングアニマルから新たなグラビアクイーンを生み出したい!”という願いから生まれたフォトセッション企画。2ndシーズンまでは写真家が新人アイドルを推薦する形で開催。コンセプトから漫画誌初グラビアとなるアイドルも多い。3rdシーズンは10代限定。

歴代受賞者一覧
回数(年度) グランプリ 準グランプリ その他候補者
1stシーズン
(2012年)
最上もが(優勝)[6] 鈴木ふみ奈(準優勝) 小松美咲 丸果尻ゆうこ 亜里沙遠野千夏森野朝美
2ndシーズン
(2013年)
仙石みなみ[7] 山中知恵 高崎聖子(特別賞)
池田裕子、中村一、とっきー 葉月ゆめ 小林かれん 粕谷奈美
3rdシーズン
(2014年)
天木じゅん 金子栞 Akira 小松ひな 澤田夏生 久松かおり 百川晴香 ゆうみ
4thシーズン
(2016年)
佐藤麗奈 金子理江 新木さくら 稲村亜美 大貫彩香 篠崎こころ 為近あんな 森川彩香

YAグラ姫[編集]

ヤングアニマル紙面を飾る次世代プリンセスを決定するオーディション。DMM.yellとの共催で2016年秋に初開催。NEXTグラビアクイーンの後継コンテストとなる[8]。一次選考はオープンエントリー制。ファイナリスト8名は紙面掲載のうえ、投票でグランプリを決定する[9]

ヤングアニマルDensi[編集]

ヤングアニマルDensi
URL http://www.younganimal-densi.com/
使用言語 日本語
ジャンル 漫画
運営者 白泉社
設立者 ヤングアニマル編集部
スローガン 毎週金曜日更新!オール無料Webコミック
営利性 営利
登録 不要
設立日 2013年4月26日

ヤングアニマルDensi』は、独自の作品を配信している『ヤングアニマル』のweb雑誌サイト。2013年4月26日より配信を開始した。

通常連載[編集]

毎週金曜日更新。

完結作品・全話公開[編集]

連載終了・部分的に公開[編集]

読み切り[編集]

コラム[編集]

日替わり4コママンガ[編集]

創刊以来、以下の作品のうちの1本が不規則に2014年8月31日まで日替わりで掲載されていた。各作品とも、「読切・完結作品」のページでバックナンバーを公開している。

新人たちの挑戦 読み切り登竜門[編集]

2014年4月25日配信開始。月1〜2作程度の割合で追加配信されており、2014年11月28日現在、公開を終了した作品はない。

脚注[編集]

  1. ^ 社団法人日本雑誌協会のデータ(印刷証明付部数)による
  2. ^ コミックナタリー - ジェッツコミックスが名称変更!「ベルセルク」38巻発売&全巻リニューアル
  3. ^ コミックナタリー - 「ベルセルク」次号アニマルより連載再開!アニメの原作パート収録した付録も
  4. ^ 2014年9月12日の作者ブログにて、連載終了の告知。
  5. ^ a b c d e 社団法人日本雑誌協会JMPAマガジンデータによる該当期間中に発売された雑誌1号当たりの平均印刷部数。
  6. ^ “でんぱ組.inc最上もが、「ヤングアニマル」関東グラビア飾る”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2013年2月21日). http://natalie.mu/music/news/85310 2016年11月13日閲覧。 
  7. ^ “NEXTグラビアクイーンバトルで仙石みなみが優勝!”. ORICON STYLE (オリコン). (2014年1月28日). http://www.oricon.co.jp/news/2033453/full/ 2016年11月13日閲覧。 
  8. ^ 【ヤングアニマル×DMM.yell】YAグラ姫2017オーディション開幕!”. DMM.yell (2016年11月7日). 2016年11月7日閲覧。
  9. ^ 白泉社「ヤングアニマル」×DMM.yell企画「YAグラ姫2017」ファイナリスト発表!”. 時事ドットコム (2016年11月7日). 2016年11月7日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]