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ラリー・ジョンソン (バスケットボール)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラリー・ジョンソン
Larry Johnson
2008年のジョンソン
引退
愛称 L.J.
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1969-03-14) 1969年3月14日(55歳)
出身地 テキサス州タイラー
身長(現役時) 201cm (6 ft 7 in)
体重(現役時) 107kg (236 lb)
キャリア情報
出身 ネバダ大学ラスベガス校
NBAドラフト 1991年 / 1巡目 / 全体1位[1]
プロ選手期間 1991年–2001年
ポジション PF / SF
背番号歴 2
選手経歴
1991-1996
1996-2001
シャーロット・ホーネッツ
ニューヨーク・ニックス
受賞歴
NBA通算成績
得点 11,450 (16.2 ppg)
リバウンド 5,300 (7.5 rpg)
アシスト 2,298 (3.3 apg)
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
カレッジバスケットボール殿堂入り (2019年)
代表歴
キャップ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
獲得メダル
男子バスケットボール
 アメリカ
世界選手権
金メダル - 1位 1994 オンタリオ

チーム

ユニバーシアード
金メダル - 1位 1989 デュースブルク チーム
FIBA U19ワールドカップ
銀メダル - 2位 1987 ボルミオ チーム

ラリー・デメトリック・ジョンソン(Larry Demetric Johnson, 1969年3月14日-)は、アメリカ合衆国テキサス州タイラー出身の元プロバスケットボール選手。ポジションはパワーフォワードまたはスモールフォワード。NBAのシャーロット・ホーネッツニューヨーク・ニックスで活躍した。

キャリア

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1988-1989年シーズンはオデッサカレッジでプレーしていた。移籍したUNLV大学で1990年のNCAA男子バスケットボールトーナメントで優勝、1991年のNBAドラフト1巡目全体1位でホーネッツに指名されて入団した。その年ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。ケンドール・ギルと翌1992年のドラフト1巡目全体2位で指名されたアロンゾ・モーニングが加入しホーネッツは「フューチャーブルズ」(未来のシカゴ・ブルズ)と呼ばれるほど強豪チームとして期待された。

1994年バスケットボール世界選手権ドリームチームIIとして出場し優勝した。1995-96シーズン前にジョンソンとモーニングの間に摩擦が生じモーニングはマイアミ・ヒートにトレードされてチームは停滞した。1996年、ジョンソンもアンソニー・メイソンとのトレードでニックスにトレードされた。

ニックスでは、1999年のプレーオフのインディアナ・ペイサーズ戦で重要な役割を演じた。残り11.9秒でボールを受けたジョンソンは3ポイントシュートを放った際に、アントニオ・デイビスのファウルを受けたがこれを見事沈めてフリースローも与えられ92-91でそのゲームの勝利を呼び込んだ。その年ジョンソンにとって初のNBAファイナル出場を果たした。翌2000年のカンファレンスファイナルでのペイサーズとのシリーズでも活躍したが、チームは2勝4敗で敗れた。2001年の10月10日に引退を表明した。腰に爆弾を持ったままの現役生活で、キャリアの最後の5年間では徐々に平均得点を減らしていた。

2007年7月にジョンソンはニックスでリーダーシップを発揮する役割を担おうと現役復帰する意思を持っていることが報道された。

映画、スペース・ジャムで才能を奪われてしまうNBA選手としてボーグス、ショーン・ブラッドリーチャールズ・バークレーパトリック・ユーイングとともにカメオ出演を果たしている。

愛称はイニシャルからLJ。または出演したコンバースのCMで老婦人を演じたため、Grandma-ma(お婆ちゃん)の愛称で呼ばれた。

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

NBA

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レギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1991–92 CHA 82 77 37.2 .490 .227 .829 11.0 3.6 1.0 .6 19.2
1992–93 82 82 40.5 .526 .254 .767 10.5 4.3 .6 .3 22.1
1993–94 51 51 34.5 .515 .238 .695 8.8 3.6 .6 .3 16.4
1994–95 81 81 39.9 .480 .386 .774 7.2 4.6 1.0 .3 18.8
1995–96 81 81 40.4 .476 .366 .757 8.4 4.4 .7 .5 20.5
1996–97 NYK 76 76 34.4 .512 .324 .693 5.2 2.3 .8 .5 12.8
1997–98 70 70 34.5 .485 .238 .756 5.7 2.1 .6 .2 15.5
1998–99 49 48 33.4 .459 .359 .817 5.8 2.4 .7 .2 12.0
1999-00 70 68 32.6 .433 .333 .766 5.4 2.5 .6 .1 10.7
2000–01 65 65 32.4 .411 .313 .797 5.6 2.0 .6 .4 9.9
通算 707 699 36.3 .484 .332 .766 7.5 3.3 .7 .4 16.2
オールスター 2 1 18.0 .444 1.000 1.000 4.0 1.0 .0 .0 5.5

プレーオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1993 CHA 9 9 38.7 .557 .250 .788 6.9 3.3 .6 .2 19.8
1995 4 4 43.0 .477 .111 .800 5.8 2.8 1.0 .5 20.8
1997 NYK 9 9 32.8 .558 .353 .842 4.0 2.6 .8 .1 13.8
1998 8 8 38.8 .486 .200 .740 6.6 1.6 1.3 .4 17.9
1999 20 20 34.2 .426 .293 .674 4.9 1.6 1.1 .1 11.5
2000 16 16 36.8 .461 .394 .794 5.0 1.6 .5 .1 11.3
通算 66 66 36.3 .483 .303 .767 5.3 2.0 .8 .2 14.2

プレースタイル

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ジョンソンはパワーフォワードとしては身長201cmと小柄であるがパワフルなプレーでインサイドを支配した。無骨な容姿に似合わずシュートレンジも広く、アシストも巧みで洗練された選手である。似たような選手としてチャールズ・バークレーがいる。

外部リンク

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