マーケル・フルツ

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マーケル・フルツ
Markelle Fultz
Markelle Fultz (50639078246).jpg
オーランド・マジックでのフルツ(2019年)
オーランド・マジック  No.20
ポジション PG/SG
背番号 20
身長 191cm (6 ft 3 in)
体重 95kg (209 lb)
ウィングスパン 206cm  (6 ft 9 in)[1]
シューズ ナイキ
基本情報
本名 Markelle N'Gai Fultz
ラテン文字 Markelle Fultz
誕生日 (1998-05-29) 1998年5月29日(23歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 メリーランド州アッパー・マルボロ英語版
出身 ワシントン大学
ドラフト 2017年 1位
選手経歴
2017-2019
2019-
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
オーランド・マジック
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 NBA.com プロフィール NBA.jp
Stats Basketball-Reference.com
獲得メダル
男子バスケットボール
 アメリカ
FIBA・南北アメリカ・U18・チャンピオンシップ
2016年 チリ ナショナルチーム

マーケル・フルツ Markelle N'Gai Fultz1998年5月29日 - )は、アメリカ合衆国メリーランド州アッパー・マルボロ出身のプロバスケットボール選手。身長191cm、体重95kg。ポジションはポイントガードシューティングガードNBAオーランド・マジックに所属している。

経歴[編集]

ハイスクール[編集]

メリーランド州ハイアッツビルのデ・マーサ・カソリックハイスクールでプレーし、2016年のU-18 FIBAアメリカの金メダル獲得チャンピオンシップチームの一員となり、トーナメントMVPを獲得するほか、2016年にはマクドナルド・オール・アメリカンにもイーストチームで出場した。大学のリクルート評価では5スターを獲得し、2016年のトップクラス選手の1人であった。卒業後はワシントン大学に進学した[2][3]

氏名 出身 高校 / 大学 身長 体重 コミット日
マーケル・フルツ
SG
メリーランド州アッパー・マルボロ デ・マーサ・カソリック高校 6 ft 4 in (1.93 m) 185 lb (84 kg) 2015年8月21日 
Scout:5/5 stars   Rivals:5/5 stars   247Sports:5/5 stars    ESPN:5/5 stars   ESPNグレード: 96
全リクルート順位: Scout: 3   Rivals: 5  ESPN: 7
  • 注意: 多くの場合、Scout、Rivals、247Sports、ESPNの間で身長、体重が一致しない可能性がある。
  • これらの場合、平均をとっている。ESPNグレードは100ポイントスケールに基づいている。

出典:

カレッジ[編集]

2016年11月3日、西ワシントン大とのエキシビション戦で、ワシントン大学ハスキーズのユニフォームでベンチから初登場し、14分、7リバウンド、5アシスト、3ターンオーバーの成績を残した[4]。 公式戦のデビュー戦で、30点、7リバウンド、6アシストを記録し、その後もオールラウンドなスタイルを確立し続けた。1994-95シーズンのラドレル・ホワイトヘッド以来となる、ルーキーシーズンに1試合平均、20ポイント、5リバウンド、5アシストを記録した。ワシントン大をポストシーズンに導くことはできなかったにもかかわらず、フルツはオール・パシフィック12カンファレンスのファーストチームに選ばれ、オールアメリカンのサード・チームにも選出された。ワシントンで1シーズンを終えた後、2017年のNBAドラフトにアーリーエントリーすることを発表した[5]

個人成績[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2016-17 ワシントン大学 25 25 35.7 .476 .413 .649 5.7 5.9 1.6 1.2 23.2

フィラデルフィア・セブンティシクサーズ[編集]

2017年のNBAドラフトでは、予てからトップ指名を予想されており、ドラフト前にはナイキとシューズ提供の複数年契約を結んでいる[6]。ドラフト3日前にボストン・セルティックスからフィラデルフィア・セブンティシクサーズに1位指名権がトレードされ[7]、結局、シクサーズからトップ指名を受けた[8]。しかし、シーズンキャンプから右肩の不調を訴え、2017-18シーズン開幕して間もなく治療の為にチームから離脱すると報じられた[9][10]。2018年3月26日に行われたデンバー・ナゲッツ戦で約5か月振りに復帰した。フルツはこの試合で10得点、8アシストを記録、試合は76ersが123-104で勝利した[11]。4月11日の76ersが130-95で勝利したミルウォーキー・バックス戦でキャリア初のトリプル・ダブルとなる13得点、10リバウンド、10アシストを記録した。また、NBA史上最年少(19歳と317日)でのトリプル・ダブル達成ともなった[12]

2018-19シーズンも開幕から不調が続き、身体の痛みを抱えながらのプレイとなり、11月に入りミネソタ・ティンバーウルブズとのトレードによりジミー・バトラーが加入するとスターターの座を奪われる形となった。痛みを解明するため複数の専門家の元を訪れ、胸郭出口症候群と診断された。これによりフルツはNBA2年目のシーズンも無期限離脱となった。[13][14]

オーランド・マジック[編集]

シクサーズでは怪我の影響もあり充分な力を発揮できなかったフルツは、2019年2月7日にジョナソン・シモンズ、複数のドラフト指名権とのトレードでオーランド・マジックへ移籍した[15]

2020-21シーズン開幕直前の2020年12月22日に、マジックと3年5000万ドルで契約延長した。シーズン開幕後の2021年1月7日のクリーブランド・キャバリアーズ戦にて左前十字靭帯損傷の大怪我を負ってしまい、シーズンの残りの試合の全休が発表された[16][17]

NBA個人成績[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ    リーグリーダー    優勝シーズン  NBA FINAL CHAMP.png

レギュラーシーズン[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2017–18 PHI 14 0 18.1 .405 .000 .476 3.1 3.8 .9 .3 7.1
2018–19 19 15 22.5 .419 .286 .568 3.7 3.1 .9 .3 8.2
2019–20 ORL 64 59 28.3 .473 .254 .723 3.3 5.2 1.3 .2 12.1
2020–21 8 8 26.9 .394 .250 .895 3.1 5.4 1.0 .3 12.9
キャリア 113 83 25.6 .447 .265 .695 3.3 4.6 1.1 .2 10.9

プレーオフ[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2018 PHI 3 0 7.7 .143 .750 1.0 1.7 .7 .0 1.7
2020 ORL 5 5 29.4 .400 .375 .857 2.2 5.2 1.0 .6 12.0
Career 8 5 21.3 .373 .375 .818 1.8 3.9 .9 .4 8.1

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ Markelle-Fultz”. draftexpress.com (2017年). 2021年1月25日閲覧。
  2. ^ Markelle Fultz commits to Washington Huskies”. Espn.go.com (2015年8月27日). 2017年2月27日閲覧。
  3. ^ “5-star recruit Markelle Fultz hopes to ‘blaze my own path’ with UW Huskies”. The Seattle Times. http://www.seattletimes.com/sports/uw-husky-basketball/5-star-recruit-markelle-fultz-hopes-to-blaze-my-own-path-with-uw-huskies/ 2017年2月27日閲覧。 
  4. ^ “Huskies Top Vikings, 109-103, In Exhibition Opener”. http://www.gohuskies.com/news/2016/11/4/mens-basketball-huskies-top-vikings-109-103-in-exhibition-opener.aspx 2016年11月13日閲覧。 
  5. ^ Washington's Markelle Fultz announces he's going pro”. ESPN. 2017年3月11日閲覧。
  6. ^ DePaula, Nick (2017年6月16日). “Markelle Fultz discusses new deal with Nike”. June 16, 2017. https://sports.yahoo.com/markelle-fultz-discusses-new-deal-nike-003724845.html 2017年6月19日閲覧。 
  7. ^ “Celtics, 76ers finalize blockbuster deal to swap top picks”. ESPN. (2017年6月19日). http://www.espn.com/nba/story/_/id/19680150/boston-celtics-trade-no-1-overall-pick-philadelphia-76ers-no-3-pick-future-first-round-selection 
  8. ^ Markelle Fultz goes No. 1 to Sixers; Lonzo Ball lands with hometown Lakers”. NBA.com (2017年6月22日). 2017年7月29日閲覧。
  9. ^ 76ers' Markelle Fultz out indefinitely, will be re-evaluated in three weeks
  10. ^ 76ersの新人、マーケル・フルツが右肩の負傷で無期限の離脱へ NBA.com JAPAN
  11. ^ No.1 pick Fultz scores 10 points in 1st game since October” (英語). ESPN.com. ESPN (2018年3月26日). 2018年3月27日閲覧。
  12. ^ 76ers win 16th straight, earn 3 seed in romp over Bucks” (英語). ESPN.com. ESPN (2018年4月11日). 2018年4月12日閲覧。
  13. ^ release, Official. “Sixers officially acquire Jimmy Butler in trade with Timberwolves” (英語). NBA.com. 2018-12-05T08:22:20Z閲覧。
  14. ^ 76ersの2017年ドラフト1位指名、マーケル・フルツが胸郭出口症候群で無期限離脱へ” (日本語). www.sportingnews.com. 2018-12-05T08:22:32Z閲覧。
  15. ^ Magic Acquire Markelle Fultz in Trade From 76ers”. NBA.com (2019年2月7日). 2019年2月7日閲覧。
  16. ^ Magic's Fultz suffers torn left ACL; season over” (英語). ESPN.com (2021年1月7日). 2021年1月7日閲覧。
  17. ^ Markelle Fultz's Injury Diagnosed as Torn ACL by Magic, Will Miss Rest of Season” (英語). Bleacher Report. 2021年1月7日閲覧。

外部リンク[編集]

  • マーケル・フルツ --- ドラフト情報 --- DraftExpress.com (英語)