袈裟固

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袈裟固
レスリングの試合で袈裟固の体勢でピンフォールを狙う選手(上)。

袈裟固(けさがため)は、柔道固技の抑込技7本の一つ。

レスリングブラジリアン柔術でも使われる技である。

講道館は固め技の分類を制定した昭和60年、この技の名称を本袈裟固(ほんけさがため)としたが平成9年4月1日に国際柔道連盟に合わせる形で当名称に変更した。

基本姿勢[編集]

片方の腕で相手の首を抱えて、もう片方の腕で相手の腕を掴んで抑える技。

柔道寝技の中でも、基本的な寝技であり、抑込技の中でもおなじみの技である。

腰を相手の脇に密着させて体を開き(若干相手に体重を預けるくらい)、相手の脇側(自分の体に近い側)の腕を自分の腕で深くはさみこみ、残った自分の腕を相手の首の下から差込み、首を抱え込んで前襟をつかみ相手の行動を封じる(抑え込む)。

特徴[編集]

  • 相手がガードしている状態(いわゆる亀になっている時)よりも、立ち技から崩れたときに決まりやすい。
  • 袈裟固自体は相手の動きで逃げられやすい(もっとも寝技に習熟した者が完璧に袈裟固を決めれば、ほぼ脱出は不可能)ため、抑え込みを掛けられる相手の逃げる方向により、横四方固後袈裟固に変化することができる応用に優れた寝技といえる。
  • 国際柔道ルールにおいては引き手、釣り手の基本組み手のまま相手が崩れた場合に咄嗟に袈裟固に入りやすいこと、脚が絡まれなければバックが半分取られそうな体勢まで崩れても抑え込み継続扱いになること、20秒で一本となることから多用される[要出典]
  • 相手の首を抱える腕の手で自らの腿を掴む技は通称枕袈裟固(まくらけさがため)と呼ばれる。
枕袈裟固

連携[編集]

連絡技としては、腰車と相性が良く、腰車で相手を投げた時、一本を取り切れなかった時に、そのまま、袈裟固に連絡して入る事が出来る。

「鬼の木村」と呼ばれた木村政彦大外刈からの袈裟固を得意とした。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]