腕挫腹固

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立ち姿勢での腕挫腹固

腕挫腹固(うでひしぎはらがため)は、柔道総合格闘技等における関節技アームロックの一つ。講道館国際柔道連盟(IJF)での正式名。

相手の手首を掴み同じ側の腕の肘を、自分の腹で圧迫するようにして極める。

IJFでの別正式名腹固(はらがため)。

概要[編集]

寝姿勢で極める場合もあれば、立ち姿勢で極める場合もあるが2018年から柔道国際ルールでは立ち姿勢の相手への関節技をかけ始めるのは禁止となったので立ち姿勢で極めるのは困難となった。 相手と同じ向きで極める場合が多いが逆向きで極める場合もある。俯せの相手に極める場合が多いが仰向けの相手に極める場合もある。 柔道や古流柔術などの演武では立ち関節技として披露されることもよくある。堀辺正史骨法のイベント「第1回骨法の祭典」でも演武で披露された。

記録映画『柔道の真髄』では寝技で相手と逆を向いた形で極めているものが肩抑え体固腕挫(かたおさえたいがためうでくじき)の名称で紹介されている[1]


格闘技の試合で極ることは滅多にないが柔道ザグレブグランプリ2018でドミトリー・ホーネット(ベラルーシ)が肩車の直後、寝技で相手と逆を向いた形で極めている[2]。この試合映像が「IJFレフェリング・アンド・コーチング・セミナー2019 Day 2」 で教材となった[3]。また、リングスにおいて、この技でヴォルク・ハンがエスケープポイントをとったことがある。


柔道界では講道館固め技の分類・名称を制定する昭和60年以前は「腹固め」、「腕挫腹固」というと腕挫脚固のことを指す場合が多かった。柔道以外の格闘技界ではその後もそう呼ぶ場合が多い。

脚注[編集]

  1. ^ 記録映画『柔道の真髄 三船十段』(日本映画新社)肩抑え体固腕挫
  2. ^ DZMITRY SHERSHAN (BLR) - IMAD BASSOU (MAR) @ U66 - GRAND PRIX ZAGREB 2018”. JudoInside (2018年7月27日). 2019年3月1日閲覧。
  3. ^ YouTube Judoチャンネル IJF Refereeing and Coaching Seminar 2019: Day 2 #131 2時間4分頃 2019年3月1日閲覧。

外部リンク[編集]