ワンアンドオンリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。OKfarm (会話 | 投稿記録) による 2022年1月5日 (水) 01:58個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎橋口弘次郎厩舎と日本ダービー: 誤植修正)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ワンアンドオンリー
2014年6月1日 日本ダービー(馬番2)
欧字表記 One and Only[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 黒鹿毛[1]
生誕 2011年2月23日(13歳)[1]
抹消日 2017年12月1日[2]
ハーツクライ[1]
ヴァーチュ[1]
母の父 タイキシャトル[1]
生国 日本の旗 日本北海道新冠町[1]
生産者 ノースヒルズ[1]
育成 大山ヒルズ[3]
馬主 前田幸治[4]
→(株)ノースヒルズ[1]
調教師 橋口弘次郎栗東[5]
橋口慎介栗東[1]
調教助手 甲斐純也[6]
山手一秀[7][8]
競走成績
生涯成績 33戦4勝
中央:31戦4勝[1]
海外:2戦0勝[1]
獲得賞金 中央:3億7268万1000円[2]
海外:9344万100円[2]
勝ち鞍
GI 東京優駿 2014年
GII 神戸新聞杯 2014年
GIII ラジオNIKKEI杯2歳ステークス 2013年
テンプレートを表示

ワンアンドオンリー(欧字名:One and Only2011年2月23日 - )は、日本競走馬種牡馬[1]

2014年の東京優駿(日本ダービー)優勝馬。史上初めて二桁着順デビューから東京優駿優勝を果たした。

その他の勝ち鞍に、2013年のラジオNIKKEI杯2歳ステークスGIII)、2014年の神戸新聞杯GII)。

経歴

デビューまで

誕生までの経緯

ヴァーチュは、ノースヒルズ[注釈 1]が所有した父タイキシャトルの牝馬である[9]。母系には、1996年にシェイク・モハメドから譲り受け、日本に導入されたアンブロジンがいる。アンブロジンの産駒には、ノースヒルズが生産及び所有した、2002年の皐月賞GI)を制したノーリーズン、2004年のシンザン記念GIII)や2006年のダービー卿チャレンジトロフィーGIII)を制したグレイトジャーニーがいた[10]

中央競馬(JRA)でデビューしたヴァーチュは、競走馬として27戦3勝[9]。引退後は、ノースヒルズに戻り、繁殖牝馬となった。初年度は、タニノギムレットと交配されて初仔の牝馬を、2年目はネオユニヴァースと交配されて2番仔の牡馬を生産した[11]。そして3年目となる2010年、牧場のゼネラルマネージャーである福田洋志によれば「母馬の体型や脚元の特徴を考慮[12]」して、ハーツクライと交配された。2011年2月23日、北海道新冠町のノースヒルズにて、3番仔である黒鹿毛牡馬(後のワンアンドオンリー)が誕生する[1]

幼駒時代

3番仔は、ノースヒルズで馴致を受けた。当歳時は病気や怪我をせず、順調に成長しており[12]、同期の生産馬の中では最も早く人が騎乗する馴致が施された[13]。1歳夏には、系列の調教施設である大山ヒルズ(鳥取県伯耆町)に移動[14]。これも、同期の中では最も早かった[13]。9月には、坂路調教が施された[3]。身体が細く、効率の悪い走法だったため、大山ヒルズのゼネラルマネージャーである齋藤慎によれば「(前略)ここにいた時点では"これは"という手応えまでは持てませんでした[14]」、長高尚マネージャーによれば「(前略)特別に印象に残る馬ではありませんでした[14]」と振り返っている。また、頻繁に立ち上がる癖があり、騎乗者が落ちそうになることもあった[14]

前田幸治勝負服
橋口弘次郎

ノースヒルズ代表前田幸治の所有で競走馬となる。3番仔には「唯一無二の」を意味する「ワンアンドオンリー」という競走馬名が与えられた[15]。前田自身が命名しており「それぐらいの名前の馬になってほしいなという願いを込めて。最初は名前負けしていると思っていたんですが(笑)[16]。」と述懐している。ワンアンドオンリーは、栗東トレーニングセンター橋口弘次郎調教師の管理馬となった。ワンアンドオンリーの2歳時、2013年時点での橋口は67歳、調教師の定年70歳まで3年に迫っていた[17]

牧場側は、ワンアンドオンリーを「明らかに奥手のタイプ[14]」と認識していたが、橋口が早めに入厩させることを提案した[18]。牧場は一度懸念したが、橋口が改めて申し出て、早めの入厩が決定した[18]。2013年6月1日、橋口厩舎に入厩する[18]。齋藤によれば橋口が「こういう馬は早くに競馬を覚えさせたほうがいいし、試しに一度、やってみる[18]」と言って説得に至ったという。

競走馬時代

2歳(2013年)

8月4日、小倉競馬場新馬戦(芝1800メートル)で国分優作を背に単勝10番人気でデビュー、後方待機から伸びず、勝ち馬から1.0秒離された12着[19]。続いて9月7日、阪神競馬場の未勝利戦(芝1600メートル)に13番人気で出走、1馬身4分の1差の2着となった[20]。それから9月29日、同条件の未勝利戦に2番人気で出走、直線で抜け出し、後方に半馬身差をつけて初勝利を挙げた[21]

10月26日、萩ステークス(OP)では、後方待機から直線で外に持ち出してから追い上げた[22]。内から抜け出していたデリッツァリモーネに並びかけて入線したが、ハナ差届かず2着[22]。続いて横山典弘に乗り替わり参戦した、11月16日の東京スポーツ杯2歳ステークスGIII)では6着。横山は「展開も向かない上にまだ緩くてフラフラしていたことも考えれば上々[23]」と評している。

映像外部リンク
2013年 ラジオNIKKEI杯2歳ステークス(GIII
レース映像 JRA公式YouTubeチャンネルによる動画

それから12月21日、ラジオNIKKEI杯2歳ステークスGIII)ではクリストフ・ルメールに乗り替わり参戦する。新馬戦勝利後、東京スポーツ杯2歳ステークスで1番人気5着のサトノアラジン、新馬戦勝利から臨むモンドシャルナが単勝オッズ3倍台の1,2番人気に推される一方、ワンアンドオンリーは13.7倍の7番人気であった[24]。1枠1番から発走し、中団の内側を追走[25]。直線では外に持ち出してから、追い上げを開始した[26]。先行する馬をすべて差し切り、後方に1馬身4分の1差をつけて先頭で入線、重賞初勝利を挙げた[26]。ルメールは「クラシックを勝てる能力があると思います。(中略)すごく切れる末脚を持っているので、いい印象を受けました。バランスのいい馬ですね[26]」もしくは「(前略)来年のクラシック、ダービー[注釈 2]などを勝てる力のある馬だと思います[27]」と振り返っている。JRA賞選考では、全280票中1票を集め、JRA賞最優秀2歳牡馬の次点となった[28][注釈 3]

3歳(2014年)

ラジオNIKKEI杯2歳ステークス勝利後は、放牧に出ず厩舎に留まり、調整が続けられた[29][30]。この年は、3月9日の弥生賞GII)で始動する[31]。橋口は、横山に対し「勝っても負けてもダービー[注釈 2]まで続けて乗ってくれますか?」と騎乗を依頼した[23]。横山はそれを受諾、初めは橋口がダービーに挑むことができる最後の年だと勘違いしていたという[23]。当日は、3連勝中のトゥザワールドが1.6倍の1番人気に推され、京成杯3着のアデイインザライフ、京成杯2着のキングズオブザサンが続き、ワンアンドオンリーは9.8倍の4番人気であった[32]。ワンアンドオンリーは、トゥザワールドとともに中団に位置[33]。トゥザワールドが先に動いて抜け出す中、ワンアンドオンリーは直線で外に持ち出して追い上げた。ゴール手前で並びかけて、同時に入線した[34]。写真判定により、トゥザワールドのハナ差先着が認められた[34]。ワンアンドオンリーは2着、皐月賞の優先出走権を獲得した[34]。それから、4月20日の皐月賞(GI)に4番人気で出走[35]。スタートから最後方で待機し、直線では大外から末脚を発揮[36]。メンバー中最速の上がりを見せたが、先に抜け出したイスラボニータには迫ることができなかった[37]。イスラボニータに1馬身半以上離された4着[35]。横山は「「いい脚を長く使っている。ダービーに向けて収穫があった[38]」と振り返っている。

続いて6月1日、東京優駿(日本ダービー)(GI)に出走。当日は、徳仁皇太子親王行啓し、2007年の東京優駿(優勝馬:ウオッカ)以来7年ぶりとなる台覧競馬となった[39]。イスラボニータが2.7倍の1番人気、皐月賞2着のトゥザワールドが3.9倍の2番人気となり、ワンアンドオンリーは5.6倍の3番人気に推された[40][注釈 4][41]。1枠2番からスタート、これまでの中団待機策ではなく先行し、5番手に位置した[42]。やがて好位まで位置を上げ、直線では先に先団に取り付いたイスラボニータを残り400メートルから、追う形となった[42][43]。イスラボニータに外から並びかけ、残り100メートルではこの2頭が抜け出した[43]。2頭はしばらく並んで競り合っていたが、ワンアンドオンリーが制して、先頭で入線。イスラボニータに4分の3馬身差をつけた[42]

映像外部リンク
2014年 東京優駿(日本ダービー)(GI
レース映像 JRA公式YouTubeチャンネルによる動画

GI初勝利。81回の歴史で、デビュー戦が二桁着順だった馬が東京優駿を制したのは、史上初めてであった[15]。また小倉競馬場デビュー馬が制したのは、2006年メイショウサムソン以来であった[44]。またノースヒルズ系列は、前年のキズナに続く連覇[注釈 5][45]。横山は、2009年ロジユニヴァース以来2度目の東京優駿勝利[46]。橋口は、厩舎開業33年目、定年目前68歳で初めてダービートレーナーとなった(詳細は後述)[47]

優勝馬服を纏うワンアンドオンリー

大山ヒルズでの夏休みを経て、秋は9月28日の神戸新聞杯GII)で始動[48]、1.6倍の1番人気で出走する[49]。スタートして後ろから4番手に位置[50]。大外から進出し、直線で先に抜け出していたサトノアラジンをかわして先頭となった[50]。後方外からサウンズオブアーストーホウジャッカルが並びかけてきたが、先頭を守って入線[49]。サウンズオブアースにアタマ差、トーホウジャッカルにアタマ+アタマ差をつけて勝利、連勝とした[51]。続く菊花賞GI)は、1番人気で出走するも9着敗退[52]ジャパンカップGI)、有馬記念GI)で古馬と戦ったがいずれも敗れた[53]。JRA賞選考では、全285票中109票を集めて、JRA賞最優秀3歳牡馬の次点となった[注釈 6][54][54]

4-6歳(2015-17年)

古馬となった後は、国内外で20戦したが勝利を挙げることはできなかった[55]。4歳、2015年夏には、イギリスG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスへの参戦を予定していたが、同馬主のキズナが宝塚記念参戦を断念したことから、宝塚記念(GI)に転進した[56][57]。宝塚記念の内容次第では、凱旋門賞へ出走する計画も存在したが、11着に敗退し、凱旋門賞を断念した[57][58]。翌2016年春には、橋口弘次郎調教師が定年引退し[59]、弘次郎の息子である橋口慎介厩舎へ転厩した[60]。2017年秋、天皇賞(秋)、ジャパンカップの連続ブービー賞を最後に競走馬を引退した[55]。12月1日、JRAの競走馬登録を抹消する[61]

種牡馬時代

競走馬引退後は、北海道新ひだか町アロースタッド種牡馬となる[62]。初年度は20頭の繁殖牝馬を集めた[63]。2021年に初年度産駒がデビューした。同7月18日、高知競馬場の2歳新馬にてフィールマイラヴが勝利し、産駒初勝利[64]。同9月19日、中山競馬場の2歳未勝利でアトラクティーボが勝利し、産駒中央競馬初勝利を挙げた[65]

競走成績

以下の内容は、netkeiba.com[66]およびJBISサーチ[55]の情報に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量

[kg]

1着馬(2着馬) 馬体重

[kg]

2013.08.04 小倉 2歳新馬 芝1800m(良) 16 7 13 051.5(10人) 12着 R1:53.50(35.3) -1.0 0国分優作 54 ハンターバローズ 470
0000.09.07 阪神 2歳未勝利 芝1600m(良) 13 7 11 260.1(13人) 02着 R1:34.70(34.5) -0.2 0国分優作 54 プロクリス 474
0000.09.29 阪神 2歳未勝利 芝1600m(良) 18 3 6 003.00(2人) 01着 R1:36.50(33.4) -0.1 0国分優作 54 (スピナッチ) 468
0000.10.26 京都 萩S OP 芝1800m(稍) 09 4 4 018.70(6人) 02着 R1:48.40(35.2) -0.0 0国分優作 55 デリッツァリモーネ 474
0000.11.16 東京 東スポ杯2歳S GIII 芝1800m(良) 15 4 7 031.50(8人) 06着 R1:46.30(33.7) -0.4 0横山典弘 55 イスラボニータ 466
0000.12.21 阪神 ラジオNIKKEI杯2歳S GIII 芝2000m(稍) 16 1 1 013.70(7人) 01着 R2:04.30(34.8) -0.2 0C.ルメール 55 (アズマシャトル) 474
2014.03.09 中山 弥生賞 GII 芝2000m(良) 13 7 11 009.80(4人) 02着 R2:01.40(35.5) -0.0 0横山典弘 56 トゥザワールド 484
0000.04.20 中山 皐月賞 GI 芝2000m(良) 18 1 1 006.70(4人) 04着 R1:59.90(34.3) -0.3 0横山典弘 57 イスラボニータ 478
0000.06.01 東京 東京優駿 GI 芝2400m(良) 17 1 2 005.60(3人) 01着 R2:24.60(34.0) -0.1 0横山典弘 57 (イスラボニータ) 482
0000.09.28 阪神 神戸新聞杯 GII 芝2400m(良) 16 5 10 001.60(1人) 01着 R2:24.40(35.1) -0.0 0横山典弘 56 サウンズオブアース 478
0000.10.26 京都 菊花賞 GI 芝3000m(良) 18 7 15 002.40(1人) 09着 R3:02.20(35.6) -1.2 0横山典弘 57 トーホウジャッカル 486
0000.11.30 東京 ジャパンカップ GI 芝2400m(良) 18 5 10 014.30(8人) 07着 R2:24.20(35.4) -1.1 0横山典弘 55 エピファネイア 488
0000.12.28 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 16 2 3 011.80(5人) 13着 R2:36.00(34.4) -0.7 0横山典弘 55 ジェンティルドンナ 492
2015.03.28 メイダン ドバイシーマC G1 芝2410m(良) 09 - 6 - 03着 R-0  -- 0C.デムーロ 56.5 Dolniya
0000.06.28 阪神 宝塚記念 GI 芝2200m(良) 16 4 7 010.60(4人) 11着 R2:15.10(35.0) -0.7 0M.デムーロ 58 ラブリーデイ 482
0000.10.12 京都 京都大賞典 GII 芝2400m(良) 10 2 2 006.10(4人) 06着 R2:24.30(32.9) -0.7 0C.ルメール 57 ラブリーデイ 494
0000.11.01 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(良) 18 6 11 035.6(11人) 16着 01:59.5(34.7) -1.1 0内田博幸 58 ラブリーデイ 498
0000.11.29 東京 ジャパンカップ GI 芝2400m(良) 18 2 3 067.7(13人) 07着 02:25.0(34.6) -0.3 0内田博幸 57 ショウナンパンドラ 498
0000.12.27 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 16 4 8 030.4(10人) 09着 02:33.5(34.8) -0.5 0浜中俊 57 ゴールドアクター 498
2016.02.14 京都 京都記念 GII 芝2200m(重) 15 6 10 008.80(5人) 06着 02:19.1(37.9) -1.4 0内田博幸 57 サトノクラウン 502
0000.03.26 メイダン ドバイシーマC G1 芝2410m(稍) 9 - 5 - 05着 - - 0武豊 57 Postponed
0000.06.26 阪神 宝塚記念 GI 芝2200m(稍) 17 2 4 085.4(13人) 14着 02:14.8(38.6) -2.0 0田辺裕信 58 マリアライト 492
0000.09.25 中山 オールカマー GII 芝2200m(良) 12 8 11 018.80(5人) 07着 02:12.3(34.4) -0.4 0内田博幸 57 ゴールドアクター 500
0000.11.06 東京 アルゼンチン共和国杯 GII 芝2500m(良) 15 2 3 016.50(7人) 08着 02:34.0(34.2) -0.6 0柴山雄一 58 シュヴァルグラン 508
0000.11.27 東京 ジャパンカップ GI 芝2400m(良) 17 4 7 108.4(14人) 08着 02:26.6(35.3) -0.8 0田辺裕信 57 キタサンブラック 496
2017.01.22 中山 アメリカJCC GII 芝2200m(良) 17 4 7 012.50(6人) 05着 02:12.5(36.0) -0.6 0田辺裕信 57 タンタアレグリア 500
0000.03.19 阪神 阪神大賞典 GII 芝3000m(良) 10 7 7 019.60(3人) 07着 03:05.0(37.7) -2.4 0武豊 57 サトノダイヤモンド 496
0000.04.30 京都 天皇賞(春) GI 芝3200m(良) 17 7 14 113.9(11人) 11着 03:14.1(36.6) -1.6 0和田竜二 58 キタサンブラック 496
0000.05.28 東京 目黒記念 GII 芝2500m(良) 18 7 15 018.50(7人) 10着 02:31.8(34.0) -0.9 0横山典弘 58 フェイムゲーム 486
0000.07.23 中京 中京記念 GIII 芝1600m(良) 16 4 7 011.50(7人) 10着 01:34.3(34.3) -1.1 0横山典弘 58 ウインガニオン 496
0000.10.08 東京 毎日王冠 GII 芝1800m(良) 12 7 10 105.8(10人) 07着 01:46.0(33.0) -0.4 0横山典弘 57 リアルスティール 492
0000.10.29 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(不) 18 8 17 135.5(16人) 17着 02:16.3(45.0) -8.0 0横山典弘 58 キタサンブラック 494
0000.11.26 東京 ジャパンカップ GI 芝2400m(良) 17 8 15 280.8(15人) 16着 02:25.7(36.7) -2.0 0横山典弘 57 シュヴァルグラン 490

種牡馬成績

以下の内容は、JBISサーチの情報に基づく[63]

種付年度 種付頭数 生産頭数 血統登録頭数 出走頭数 勝馬頭数 重賞勝馬頭数 AEI CEI
2018 20 14 14 10 2 0 0.78
2019 11 10 10 0
2020 8 0 8 0
合計 32 10 2 0 0.78 0.61

エピソード

橋口弘次郎厩舎と日本ダービー

橋口弘次郎調教師管理馬による東京優駿出走歴(2014年まで)
騎乗馬

1990 57 ツルマルミマタオー 10 04着 [67]
1991 58 ツルマルモチオー 19 17着 [68]
1995 62 ダイタクテイオー 7 06着 [69]
1996 63 ダンスインザダーク 1 02着 [70]
1999 66 ロサード 15 06着 [71]
2000 67 ダイタクリーヴァ 2 12着 [72]
2001 68 キタサンチャンネル 15 16着 [73]
2002 69 モノポライザー 7 14着 [74]
2003 70 ザッツザプレンティ 7 03着 [75]
2004 71 ハーツクライ 5 02着 [76]
2005 72 ローゼンクロイツ 4 08着 [77]
ペールギュント 12 15着
2006 73 ロジック 11 05着 [78]
2008 75 フローテーション 15 08着 [79]
2009 76 リーチザクラウン 5 02着 [80]
アイアンルック 10 17着
2010 77 ローズキングダム 5 02着 [81]
2011 78 コティリオン 6 14着 [82]
2012 79 クラレント 14 15着 [69]
2014 81 ワンアンドオンリー 3 01着 [83]

橋口弘次郎は、1980年に調教師免許を取得。1990年にツルマルミマタオーで東京優駿(日本ダービー)に初めて管理馬を送り出した[84]。それから東京優駿に19頭、17回挑戦[84]。2着は4回あるもののいずれも勝利できず、挑戦回数は、現役調教師で最多となっていた[84]。2014年には68歳となり、定年まで東京優駿に挑戦する機会は残り2回[17]。ワンアンドオンリーとともに20度目の東京優駿に挑戦していた。

20度目の参戦前には、民放テレビ局やNHKに取り上げられるなど、橋口に注目が集まり[85]、東京競馬場には「先生の夢を叶えてや ワンアンドオンリー」という横断幕も登場した[85]。一方のワンアンドオンリーは、皐月賞参戦時よりもスムーズに調整が進み、東京優駿は「最高の状態[86]」(岡本光男)で参戦した。当日は「もっとも美しく手入れされた馬を担当する厩務員」として、ワンアンドオンリー担当の甲斐純也調教助手ベストターンドアウト賞を受賞している[87]。甲斐純也の父甲斐正文は、1990年4着のツルマルミマタオーや2000年12着のダイタクリーヴァの担当厩務員であった[88][18][注釈 7]

特にワンアンドオンリーの父、ハーツクライは、橋口弘次郎調教師の管理馬として、2004年の東京優駿に出走、横山が騎乗し、キングカメハメハに1馬身半差の2着[89]。後にディープインパクトを下して、有馬記念を制した。橋口は、その有馬記念など大一番で着用してきた青いネクタイを、ワンアンドオンリーの東京優駿でも着用し、本番に臨んでいた[90]。心境は「きょうみたいな緊張は初めて[90]」だったと振り返っている。

ワンアンドオンリーの勝利は「父の雪辱」(競馬ブック)とも称された[46]。父の勝てなかった東京優駿をその仔が制したのは、1959年のコマツヒカリ(父:トサミドリ(1949年7着)、1979年のカツラノハイセイコ(父:ハイセイコー(1973年3着)、1983年のミスターシービー(父:トウショウボーイ(1976年2着)に続き4例目のことであった[46]。ハーツクライの敗戦から10年後のワンアンドオンリーの勝利に、阿部珠樹は「『父』と『調教師』と『騎手』、三者の十年越しの"復讐劇"が完結した(後略)[91]」と表している。

橋口は、調教師引退時のコメントにて「いちばん嬉しかったのはワンアンドオンリーのダービーで、いちばん悔しかったのはダンスインザダークのダービー[注釈 8]です。最高の調教師人生でした。(後略)[59]」と述べている。

2月23日

「2月23日」は、ワンアンドオンリー、その馬主である前田晋二の誕生日であった[92]。さらに、迎えた大一番、ワンアンドオンリーが東京優駿(日本ダービー)に出走。当日は、横山典弘が騎乗、皇太子徳仁親王が台覧していた。横山、徳仁の誕生日もまた「2月23日」[92]。4人の誕生日が揃いも揃った中、ワンアンドオンリーが優勝を果たしたこの現象は、「奇遇」(デイリースポーツ)とも称された[93]。JRAの発表によれば、徳仁皇太子にその事実を伝えると「世の中にはそういうこともあるんですね」と驚いていたという[39]。少なくとも、同じ誕生日の馬と騎手のコンビが、JRA-GIを勝利したのは、グレード制導入以降史上初めてのことだった[46]

血統表

ワンアンドオンリー血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系
[§ 2]

ハーツクライ
2001 鹿毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
アイリッシュダンス
1990 鹿毛
*トニービン *カンパラ
Severn Bridge
*ビューパーダンス Lyphard
My Bupers

ヴァーチュ
2002 鹿毛
*タイキシャトル
1994 栗毛
Devil's Bag Halo
Ballade
*ウェルシュマフィン Caerleon
Muffitys
母の母
サンタムール
1996 鹿毛
Danzig Northern Dancer
Pas de Nom
*アンブロジン Mr. Prospector
*バラダ
母系(F-No.) Courtly Dee系(FN:A4) [§ 3]
5代内の近親交配 Halo 3×4=18.75%、Northern Dancer 5×4=9.38% [§ 4]
出典
  1. ^ [94]
  2. ^ [95]
  3. ^ [96][94]
  4. ^ [94]


脚注

注釈

  1. ^ 本項では、前々身のマエコウファーム、前身のノースヒルズマネジメントについては考慮せず、ワンアンドオンリーの競走馬時代の名称である「ノースヒルズ」を使用する。
  2. ^ a b 東京優駿(日本ダービー)を指す。
  3. ^ アジアエクスプレスが279票を集めて受賞[28]
  4. ^ 皐月賞3着のウインフルブルームは、前々日に左肩跛行のため出走を取り消している。
  5. ^ 生産者としては連覇。オーナーとしては、キズナの所有者が前田幸治の弟、晋二であったため、事実上の連覇であった。
  6. ^ イスラボニータが170票を集めて受賞。他に、トーホウジャッカルが4票、該当馬なしが2票。
  7. ^ 正文は、ワンアンドオンリー優勝時点では、すでに亡くなっていた[18]
  8. ^ 1996年、1番人気2着。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p ワンアンドオンリー”. www.jbis.or.jp. 2021年12月29日閲覧。
  2. ^ a b c ワンアンドオンリーが引退 14年のダービー馬”. 日本経済新聞 (2017年11月29日). 2021年12月29日閲覧。
  3. ^ a b 優駿×JRAレーシングビュアー 日本ダービープレビュー”. prc.jp. 2022年1月3日閲覧。
  4. ^ 11R AJCC|2017年1月22日(日)1回中山7日”. www.jbis.or.jp. 2021年12月29日閲覧。
  5. ^ 11R 京都記念|2016年2月14日(日)2回京都6日”. www.jbis.or.jp. 2021年12月29日閲覧。
  6. ^ 【日本ダービー】ワンアンド 甲斐助手感慨、指揮官に最高の恩返し - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2021年12月29日閲覧。
  7. ^ ワンアンドオンリー7番枠なら折り合える/宝塚記念|極ウマ・プレミアム”. p.nikkansports.com. 2021年12月29日閲覧。
  8. ^ 【中京記念】栗東レポート~オリービン”. www.radionikkei.jp. 2021年12月29日閲覧。
  9. ^ a b ヴァーチュ”. www.jbis.or.jp. 2022年1月2日閲覧。
  10. ^ 繁殖牝馬情報:牝系情報|アンブロジン(USA)”. www.jbis.or.jp. 2022年1月2日閲覧。
  11. ^ 繁殖牝馬情報:牝系情報|ヴァーチュ”. www.jbis.or.jp. 2022年1月3日閲覧。
  12. ^ a b 2013年12月21日 R-NIKKEI杯2歳S G3 | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所”. uma-furusato.com. 2022年1月3日閲覧。
  13. ^ a b 2014年06月01日 日本ダービー G1 | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所”. uma-furusato.com. 2022年1月3日閲覧。
  14. ^ a b c d e 『優駿』2014年7月号 15頁
  15. ^ a b ダービー馬ワンアンドオンリーが競走馬登録を抹消、種牡馬入りへ”. www.keibalab.jp. 2022年1月3日閲覧。
  16. ^ 『優駿』2014年7月号 31頁
  17. ^ a b 『優駿』2014年7月号 25頁
  18. ^ a b c d e f 『優駿』2014年7月号 16頁
  19. ^ 5R サラ系2歳 新馬|2013年8月4日(日)2回小倉4日”. www.jbis.or.jp. 2022年1月3日閲覧。
  20. ^ 2R サラ系2歳 未勝利|2013年9月7日(土)4回阪神1日”. www.jbis.or.jp. 2022年1月3日閲覧。
  21. ^ 2R サラ系2歳 未勝利|2013年9月29日(日)4回阪神9日”. www.jbis.or.jp. 2022年1月3日閲覧。
  22. ^ a b デリッツァリモーネが好位から押し切り連勝決める/萩S | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2022年1月3日閲覧。
  23. ^ a b c 『優駿』2014年7月号 19頁
  24. ^ ラジオNIKKEI杯|2013年12月21日 | 競馬データベース - netkeiba.com”. db.netkeiba.com. 2022年1月3日閲覧。
  25. ^ ワンアンドオンリーが差し切り重賞初制覇/ラジオNIKKEI杯2歳S | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2022年1月3日閲覧。
  26. ^ a b c 【ラジオN杯2歳S】伏兵ワンアンドオンリー完勝”. 予想王TV@SANSPO.COM (2013年12月21日). 2022年1月3日閲覧。
  27. ^ 【ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)】(阪神)~ワンアンドオンリー 重賞初制覇”. www.radionikkei.jp. 2022年1月3日閲覧。
  28. ^ a b JRA賞記者投票集計結果”. nikkansports.com. 2022年1月4日閲覧。
  29. ^ 橋口調教師がワンアンドオンリーに力を入れている証し/トレセン発秘話 - 東京スポーツ | 競馬コラム”. netkeiba.com. 2022年1月3日閲覧。
  30. ^ 【弥生賞】栗東レポート~ワンアンドオンリー | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2022年1月3日閲覧。
  31. ^ 【3歳次走報】ワンアンド、弥生賞で戦列復帰”. 予想王TV@SANSPO.COM (2014年1月23日). 2022年1月3日閲覧。
  32. ^ 報知杯弥生賞|2014年3月9日 | 競馬データベース - netkeiba.com”. db.netkeiba.com. 2022年1月4日閲覧。
  33. ^ トゥザワールドがワンアンドオンリーをわずかに退け4連勝/弥生賞 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2022年1月4日閲覧。
  34. ^ a b c 【弥生賞】トゥザワールド4連勝で皐月に王手!”. 予想王TV@SANSPO.COM (2014年3月9日). 2022年1月4日閲覧。
  35. ^ a b 皐月賞|2014年4月20日 | 競馬データベース - netkeiba.com”. db.netkeiba.com. 2022年1月5日閲覧。
  36. ^ 【皐月賞】ワンアンドオンリーは4着 横山典「ダービーが楽しみ」 - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年1月5日閲覧。
  37. ^ 【皐月賞】ワンアンドオンリー上がり最速4着!”. 予想王TV@SANSPO.COM (2014年4月21日). 2022年1月5日閲覧。
  38. ^ 4着ワンアンドオンリー収穫あり/皐月賞”. nikkansports.com. 2022年1月5日閲覧。
  39. ^ a b 【ダービー】皇太子さま、7年ぶり2度目のご観戦”. 予想王TV@SANSPO.COM (2014年6月2日). 2022年1月4日閲覧。
  40. ^ 東京優駿|2014年6月1日 | 競馬データベース - netkeiba.com”. db.netkeiba.com. 2022年1月4日閲覧。
  41. ^ ウインフルブルームが出走取り消し 競馬の日本ダービー”. 日本経済新聞 (2014年5月30日). 2022年1月4日閲覧。
  42. ^ a b c 【ダービー】ワンアンドオンリー戴冠!ダービー馬に輝く”. 予想王TV@SANSPO.COM (2014年6月1日). 2022年1月4日閲覧。
  43. ^ a b 橋口調教師、ダービー初制覇の「涙」。ワンアンドオンリーと追う新たな夢。(島田明宏)”. Number Web - ナンバー. 2022年1月4日閲覧。
  44. ^ 『優駿』2014年7月号 13頁
  45. ^ 【日本ダービー】ワンアンド生産・ノースヒルズ キズナに続き連覇 - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年1月4日閲覧。
  46. ^ a b c d 日本ダービーアラカルト”. 競馬ブック. 2022年1月4日閲覧。
  47. ^ 【ダービー】橋口弘次郎調教師 悲願のダービー制覇”. 予想王TV@SANSPO.COM (2014年6月1日). 2022年1月4日閲覧。
  48. ^ 2014年09月28日 神戸新聞杯 G2 | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所”. uma-furusato.com. 2022年1月4日閲覧。
  49. ^ a b 【神戸新聞杯】ワンアンドオンリー これがダービー馬の底力!”. www.keibalab.jp. 2022年1月4日閲覧。
  50. ^ a b 【神戸新聞杯】ワンアンドオンリー 激しい競り合いを制し優勝! - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年1月4日閲覧。
  51. ^ 【神戸新聞杯】(阪神)~ワンアンドオンリーがダービー馬の貫禄示す”. www.radionikkei.jp. 2022年1月4日閲覧。
  52. ^ 【菊花賞】1番人気ワンアンドオンリー、外回され9着「敗因は枠順」 - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年1月4日閲覧。
  53. ^ ダービー馬ワンアンドオンリー 古馬挑戦は7着も「一瞬夢を見た」”. www.keibalab.jp. 2022年1月4日閲覧。
  54. ^ a b JRA賞決定! 年度代表馬はジェンティルドンナ”. 予想王TV@SANSPO.COM (2015年1月6日). 2022年1月4日閲覧。
  55. ^ a b c 競走成績:全競走成績|ワンアンドオンリー”. www.jbis.or.jp. 2021年12月29日閲覧。
  56. ^ ワン宝塚参戦、英キングジョージ見送り|極ウマ・プレミアム”. p.nikkansports.com. 2022年1月4日閲覧。
  57. ^ a b ワンアンドオンリー、英遠征を回避、M・デムーロと宝塚記念へ - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年1月4日閲覧。
  58. ^ ワンアンドオンリーは凱旋門賞断念、秋は国内へ専念|極ウマ・プレミアム”. p.nikkansports.com. 2022年1月4日閲覧。
  59. ^ a b 橋口弘次郎調教師の引退コメント”. www.radionikkei.jp. 2022年1月4日閲覧。
  60. ^ 3調教師が栗東で開業 ワンアンドは橋口慎厩舎へ転厩”. 予想王TV@SANSPO.COM (2016年3月1日). 2022年1月4日閲覧。
  61. ^ ワンアンドオンリーが引退 14年のダービー馬”. 日本経済新聞 (2017年11月29日). 2022年1月4日閲覧。
  62. ^ ワンアンドオンリーが引退 日本ダービーで橋口弘次郎調教師の悲願を達成netkeiba.com、2017年11月28日閲覧
  63. ^ a b 種牡馬情報:世代・年次別(サラ系総合)|ワンアンドオンリー”. www.jbis.or.jp. 2022年1月4日閲覧。
  64. ^ 【地方競馬】新種牡馬ワンアンドオンリーの産駒が高知で初勝利! | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2021年7月21日閲覧。
  65. ^ ワンアンドオンリー産駒がJRA初勝利、アトラクティーボが10馬身差レコードV | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2021年9月19日閲覧。
  66. ^ ワンアンドオンリーの競走成績 (netkeiba.com)参照。
  67. ^ 9R 日本ダービー|1990年5月27日(日)3回東京4日|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2021年9月21日閲覧。
  68. ^ 9R 日本ダービー|1991年5月26日(日)3回東京4日|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年1月4日閲覧。
  69. ^ a b 9R 日本ダービー|1995年5月28日(日)3回東京4日|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2021年9月21日閲覧。
  70. ^ 9R 日本ダービー|1996年6月2日(日)4回東京6日|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年1月4日閲覧。
  71. ^ 9R 日本ダービー|1999年6月6日(日)3回東京6日|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2021年9月21日閲覧。
  72. ^ 9R 日本ダービー|2000年5月28日(日)3回東京4日|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2021年9月21日閲覧。
  73. ^ 9R 日本ダービー|2001年5月27日(日)3回東京4日|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年1月5日閲覧。
  74. ^ 10R 日本ダービー|2002年5月26日(日)4回東京4日|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年1月5日閲覧。
  75. ^ 10R 日本ダービー|2003年6月1日(日)2回東京4日|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2021年9月21日閲覧。
  76. ^ 10R 日本ダービー|2004年5月30日(日)3回東京4日|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2021年9月21日閲覧。
  77. ^ 10R 日本ダービー|2005年5月29日(日)3回東京4日|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年1月4日閲覧。
  78. ^ 10R 日本ダービー|2006年5月28日(日)3回東京4日|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2021年9月21日閲覧。
  79. ^ 10R 日本ダービー|2008年6月1日(日)3回東京4日|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2021年9月21日閲覧。
  80. ^ 10R 日本ダービー|2009年5月31日(日)3回東京4日|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2021年9月21日閲覧。
  81. ^ 10R 日本ダービー|2010年5月30日(日)3回東京4日|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年1月4日閲覧。
  82. ^ 11R 日本ダービー|2011年5月29日(日)3回東京4日|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年1月4日閲覧。
  83. ^ 10R 日本ダービー|2014年6月1日(日)2回東京12日|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年1月4日閲覧。
  84. ^ a b c 【ダービー】橋口弘次郎調教師 悲願のダービー制覇”. 予想王TV@SANSPO.COM (2014年6月1日). 2022年1月4日閲覧。
  85. ^ a b 『優駿』2014年7月号 27頁
  86. ^ 『優駿』2014年7月号 28頁
  87. ^ 日本ダービーのベストターンドアウト賞受賞者”. 競馬ブック. 2022年1月5日閲覧。
  88. ^ 【ダービー】橋口厩舎・甲斐助手も興奮/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online. 2022年1月5日閲覧。
  89. ^ 東京優駿|2004年5月30日 | 競馬データベース - netkeiba.com”. db.netkeiba.com. 2022年1月5日閲覧。
  90. ^ a b 【ダービー】オンリー橋口師、大願成就/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online. 2022年1月5日閲覧。
  91. ^ 『優駿』2014年7月号 12頁
  92. ^ a b 橋口調教師、ダービー初制覇の「涙」。ワンアンドオンリーと追う新たな夢。(島田明宏)”. Number Web - ナンバー. 2022年1月4日閲覧。
  93. ^ 【ダービー】み~んな2月23日生まれ(2)/競馬・レース/デイリースポーツ online”. www.daily.co.jp. 2022年1月4日閲覧。
  94. ^ a b c 血統情報:5代血統表|ワンアンドオンリー”. JBISサーチ(JBIS-Search). 公益社団法人日本軽種馬協会. 2016年10月24日閲覧。
  95. ^ ワンアンドオンリーの種牡馬情報”. 競馬ラボ. 2021年5月4日閲覧。
  96. ^ 平出貴昭 (2017年11月28日). “Courtly Dee牝系(ワンアンドオンリーなど)”. 競馬“血統”人生/平出貴昭. 2019年3月15日閲覧。

参考文献

  • 優駿』(日本中央競馬会
    • 2014年7月号
      • 阿部珠樹「【レースレビュー】皐月賞馬との壮絶な叩き合いを制し、12着デビュー馬が頂点に上り詰める!」
      • 石田敏徳「【ダービー馬の軌跡】ワンアンドオンリー 驚異的なスピードで輝いた能力の珠」
      • 平松さとし「【優駿ロングインタビュー】横山典弘 すべてを任せてくれた、その思いに報いる魂の騎乗」
      • 岡本光男(日刊スポーツ・関西)「【ダービートレーナー物語】橋口弘次郎 ダービー出走20頭目に名調教師が手に入れたもの」
      • 優駿編集部「【杉本清の競馬談義 350】前田幸治さん」

外部リンク