むらさめ型護衛艦

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むらさめ型護衛艦
Ariake (DD 109) pulls into Pearl Harbor.jpg
真珠湾に入港するDD-109ありあけ
艦級概観
艦種 汎用護衛艦(DD)
建造期間 1993年 - 2002年
就役期間 1996年 - 就役中
前級 あさぎり型
次級 たかなみ型
主要諸元
排水量 基準 4,550トン
満載 6,100トン
全長 151 m
全幅 17.4 m
深さ 10.9 m
吃水 5.2 m
機関 COGAG方式
LM2500ガスタービンエンジン (16,500PS 2基
SM1Cガスタービンエンジン (13,500PS) 2基
スクリュープロペラ 2軸
速力 最大30ノット
乗員 165名
兵装 62口径76ミリ単装速射砲 1基
高性能20mm機関砲
(CIWS Mk.15 mod.12)
2基
Mk.48 mod.0→4
(16セル; シースパロー/ ESSM短SAM用)
1基
Mk.41 mod.9 VLS
(16セル; VLA SUM用)
1基
90式SSM 4連装発射筒 2基
68式3連装短魚雷発射管 2基
艦載機 SH-60J/K哨戒ヘリコプター 1機
FCS FCS-2-31 主砲・短SAM用 2基
C4I SUPERBIRD B2衛星通信装置
海軍戦術情報システム
OYQ-9 CDSリンク 11/14
OYQ-103 ASWCS
レーダー OPS-24B 3次元式 1基
OPS-28D 対水上捜索用 1基
OPS-20 航海用 1基
ソナー OQS-5 艦首装備式 1基
OQR-2 曳航式 1基
電子戦
対抗手段
NOLQ-3電波探知妨害装置
Mk.137 6連装デコイ発射機 4基
AN/SLQ-25 対魚雷デコイ装置

むらさめ型護衛艦(むらさめがたごえいかん、: Murasame-class destroyer)は、海上自衛隊が使用する汎用護衛艦(DD)の艦級。計画番号はF120[1]ネームシップの建造単価は609億円であった[2]

海上自衛隊の第2世代汎用護衛艦として、0308中期防に基づき、平成3年度から平成9年度にかけて9隻が建造された。発展型のたかなみ型(10〜13DD)およびあきづき型(19〜21DD)とともに、護衛隊群の基準構成艦となっている[3]

来歴[編集]

海上自衛隊では、第1世代の汎用護衛艦(DD)として昭和52年度計画より2,900トン型(はつゆき型; 52DD)を、また昭和58年度計画からは改良型の3,500トン型(あさぎり型; 58DD)を建造し、昭和61年度計画までに、両型あわせて20隻が整備された。これにより、8艦8機体制の4個護衛隊群の所要は充足され、護衛艦隊のワークホース(基準構成艦)の近代化は一段落したと判断されたことから、護衛艦の整備は地方隊向けに移行して、同年度より1,900トン型(あぶくま型; 61DE)の建造が開始されていた[3]

しかしDEの整備を継続した場合はその間はDDが建造されず、かつDDを艦齢いっぱい使用する場合は、52DDの代艦建造は25年後の2002年となる。周辺諸国海軍の近代化を考慮すると、これでは護衛隊群の任務遂行能力が相対的に大きく低下する懸念があった。このことから海上幕僚監部では、平成元年度でDEの建造を打ち切るかわりに、新世代のDDの建造を再開し、これによって護衛隊群から押し出されるはつゆき型(52DD)を地方隊に配備することで、旧型DEの更新に充当する方針とした。これは、護衛隊群は新鋭DD、地方隊はDEと旧型DDという構図を崩すことになることから、内局や政府部内からの反発も強かった。しかし護衛隊群の護衛艦の更新を継続し、質的な水準の確保をはかるためには必要な施策であることから、最終的には承認された。そして、この方針に基いて、第2世代のDDとして開発されたのが本級である[4]

設計[編集]

船体[編集]

本型では、パッシブ対潜戦に対応して水中放射雑音の一層の低減を求められたほか、航空運用能力の強化や居住性の改善を図った結果として、船体は汎用護衛艦としてはかなり大きくなり、58DDと比べると、全長で14メートル、幅で2.8メートルの大型化となった[5]。概算要目作成時には、更に大型の4,700トン型とされていたが、大幅な縮小が行われたことから、要求の具現化には困難が伴ったが、最終的に4,400トン型として設計された[1]。航走雑音の低減を考慮して、船型は細長くなっており[6]、これにより、凌波性・砕波性は優れたものとなっている。またレーダー反射断面積(RCS)低減のため、船体・上部構造物ともに傾斜が付されており、船体舷側は外側に、上部構造物や煙突壁面は内側にそれぞれ7度傾けられているほか、壁面の合わせ目は鋭いエッジとしている。また大型のラティスマストにも電波吸収体が貼り付けられている[7]

第1世代DDでは飛行甲板は艦中央の01甲板レベルに配置されていたが、本型では幅が増加した分だけ発着艦が容易となったことから、わざわざ1甲板分高める必要がなくなり、上甲板レベルとされた。しかしこれにより、今度は係留装置などとの干渉をさける必要が生じたことから、こんごう型(63DDG)と同様に、艦尾甲板の舷側部はなだらかに傾斜している。これを初代むらさめ型(32/33DD)を始めとする初期の海上自衛隊護衛艦の設計上の特徴であったオランダ坂に喩えて、ミニ・オランダ坂とも称する[5][8]。

居住性向上策として、61DEと同様に2段ベッド化が図られている(従来艦は3段ベッド)が、これは大幅な省人化によって達成されたものであった。ただし有事等には3段化することで、乗員数を60人程度増加することもできる[9]。本型では、更に科員居住区の小部屋化(12名程度)も図られた。また乗員の平均身長の増加に対応して、艦内の応急甲板は甲板間高さを増している[5]

機関[編集]

主機方式は、58DDと同様のCOGAG方式が踏襲された。58DDでは同機種4基であったのに対し、本型では2機種2基ずつとなっているという点でははたかぜ型(56DDG)に近いが、本型では更に巡航機と高速機のメーカーも異なっており、このようにメーカーの異なるガスタービンエンジンを採用することは世界的にも珍しい。巡航機はロールス・ロイス社製のスペイSM1C(1基あたり13,500馬力)、高速機はゼネラル・エレクトリック社製のLM2500(1基あたり16,500馬力)である[10]

機関配置は、あさぎり型で採用されたシフト配置を踏襲しており、前後に2つの機械室が設けられている。前方の第1機械室には1号ガスタービン(LM2500)と2号ガスタービン(SM1C)が設置されており、減速機を介して左推進軸を駆動する。同様に、後方の第2機械室には3号ガスタービン(LM2500)と4号ガスタービン(SM1C)が設置されて、右推進軸を駆動する。主機配置の関係から、前部煙突は左寄りに、後部煙突は右寄りに配置されている[7]。なお省力化のため、機械室の無人化(Mゼロ化)が行なわれている[10]

また主発電機としては、川崎重工業M1A-25ガスタービンエンジン(出力1,500 kW)を原動機とした発電機3セットが搭載された。これは第1世代DDで採用されたM1Aシリーズの発展型であった[11]。なお、主発電機をガスタービン駆動発電機3基で構成する方式は、こんごう型(63DDG)より採用されたものであったが、本型を含む第2世代DDではいずれも踏襲されている[12]

装備[編集]

C4I[編集]

艦の指揮中枢となる戦闘指揮所(CIC)は船体内の第2甲板に設置されており、戦闘システムの中核となる戦術情報処理装置は新世代のOYQ-9である。OYQ-9は新世代の電子計算機であるUYK-43 1基とUYK-44 1基を中核として、ワークステーションとしてAN/UYQ-21が配置されているほか、CICにはイージス・ディスプレイ・システム(ADS Mk.2)に類似した大画面液晶ディスプレイ(LCD)2面構成の情報表示プロジェクタが設置され、戦術情報の表示を効率化している[13]

また本型では、OYQ-9とのインターフェースを取って、OYQ-103 対潜情報処理装置(ASWCS)が搭載されており、これによって全武器システムとのデジタル連接が実現された。データリンクとしてはリンク 11およびリンク 14、また、哨戒ヘリコプターのヘリコプター戦術情報処理装置(HCDS)との連接用にORQ-1 TACLINKを装備している[13]。また後にデジタル化したORQ-1Bが開発され、「はるさめ」などに試験搭載された[14]

対空戦[編集]

艦橋前方に76ミリ速射砲、Mk.41 VLS、高性能20mm機関砲、煙突間にMk.48 VLSが配置されている

防空用の武器システムは、基本的には58DDと同じ能力であるが、レーダー射撃指揮装置を同機種2基とすることで同時2目標対処を可能とするとともに、ミサイルを垂直発射化したものとなっている[15]

個艦防空ミサイル(短SAM)の垂直発射機(VLS)としては、16セルのMk.48が艦の中央部の煙突間に配置されている。搭載するミサイル数は第1世代DDと同数であるが、従来は8発撃つとミサイルをランチャーに装填する必要があったのに対して、VLSではその必要がなくなり、即応弾数は倍になった。ミサイルとしては、当初は従来型シースパローをもとにVLSに対応させたRIM-7M(PIP)が搭載されていたが、平成16年度から24年度にかけて発展型シースパロー(ESSM)の運用能力が付与された。これは「むらさめ型等の短SAMシステム換装」と称されており、VLSをMk.48 mod.4 VLSに換装した[16]。Mk.48 mod.4 VLSに装填されるキャニスタはMk.20 キャニスタであり、ESSM搭載数は1セルあたり1発のままである。[17][18][脚注 1]

砲熕兵器も第1世代DDのものが基本的に踏襲されており、主砲としては76ミリ単装速射砲(コンパット砲)を艦首甲板に1基装備した。また近接防空用については、高性能20mm機関砲(CIWS Mk.15 mod.12; ファランクス ブロック1)2基を搭載している点では第1世代DDと同様であるが、設置位置は、艦橋前部とハンガー上に変更されている。CIWSを艦首尾線上に配置することで、襲来する対艦ミサイルへの火力集中と、艦の暴露面積の縮小を図ったものである[7]

射撃指揮装置(FCS)としては、第1世代DDでは、主砲用(GFCS)としてはFCS-2-2xシリーズを、短SAM用(GMFCS)としてはFCS-2-1xシリーズを搭載していたため、特に短SAMによる目標の同時処理能力は1個に制約されていた[脚注 2]。本型では、当初は同時多目標対処可能な完全新型機であるFCS-3の搭載が検討されていたものの、開発スケジュールの遅延と重量容積の増加のために、これは実現しなかった[20]。しかし砲・短SAMの双方を管制できる改良型であるFCS-2-31を2基搭載することで、同時2目標対処は可能となった[15]

なお、対空捜索用のレーダーとしては、アクティブ・フェーズドアレイ(AESA)アンテナを用いた3次元レーダーであるOPS-24Bを搭載した。原型機であるOPS-24は、あさぎり型の後期建造艦(60・61DD)で装備化されたものの、航空自衛隊レーダーサイトで用いられていたJ/FPS-3をもとに最小限の改正で艦載化したこともあって搭載後より問題が多発し、用兵者からの評価は惨憺たるものとなっていた。このことから、本型搭載のOPS-24Bでは、ほぼ新造に近いレベルの抜本的な改良が施されている[19]

対水上戦[編集]

本型は、90式艦対艦誘導弾(SSM-1B)による長距離対水上打撃力を備えている。SSM-1Bは1号型ミサイル艇で装備化された国産の艦対艦ミサイルで、従来使用されてきたハープーンよりも優れた精度と対妨害性を備えている。発射機はハープーンと同様の4連装発射筒で、2基の発射筒は、艦中央部、第1煙突後方に搭載されている。なお攻撃指揮装置としては対艦ミサイル艦上装置2形を備えており、SSM-1Bとハープーンの双方の発射管制機能を有している[21]。このため、実運用上はハープーンを搭載している例も多く見られる[22]

対水上捜索用のレーダーとしては、58DDと同じくOPS-28が搭載されている。これはCバンドで動作し、遠距離での精密捜索能力に優れており、水上の目標のみならず、低空を飛行する巡航ミサイルシースキマー)などの探知にも使用される[23]

また、ソマリア沖海賊の対策部隊派遣などで近距離の小型水上目標に対応することを想定して、艦橋側面のチャフ甲板および格納庫上の両舷に12.7mm重機関銃M2の銃座を設置しているほか、艦橋構造物前には防弾板も装着できるように改修されている[24]

対潜戦[編集]

68式3連装短魚雷発射管

海上自衛隊の第1世代DD(52・58DD)は、対潜戦能力という面では、元々は狭域陣形でのアクティブ戦を中心としており、途中から戦術曳航ソナーソノブイによるパッシブ戦能力を付与したものであった。しかし当時の趨勢としては、潜水艦へのステルス艦型導入や水中吸音材の使用によって、従来のアクティブ・ソナーによる探知が困難となり、より本格的なパッシブ戦能力の導入が求められていた。これに応えて、本型では当初よりアクティブ・パッシブの両機能が具備され、SH-60Jと連携した広域陣形での対潜戦が主体となった[15]

最大の変更点は、OYQ-103 対潜情報処理装置(ASW Control System: ASWCS)によるシステム化の導入である。汎用護衛艦(DD)においては、あさぎり型の最終艦(61DD)よりOYQ-101 ASWDSが導入されていたが、これはあくまでセンサーからの入力を統合するためのものであった。その後、こんごう型護衛艦(63DDG)において、米国のAN/SQQ-89に範を取り、システム統合をより進展させたOYQ-102 ASWCSが装備された。本型のOYQ-103は、このOYQ-102の経験を生かして開発されたものであり、OYQ-9と連接されるとともに、水測予察器やソナー、曳航ソナー(TASS)、ソノブイ信号処理装置(SDPS)などのセンサー、VLSや魚雷発射管などの対潜兵器、更にはヘリコプター・データリンク(TACLINK)を介して哨戒ヘリコプターのヘリコプター戦術情報処理装置(HCDS)とも連接されている[13]

船体装備ソナーとしては、新開発のOQS-5を搭載した。これは、昭和59年度から平成元年度にかけて開発されていたOQS-Xの成果を踏まえて開発されたものであり、ラバーウィンドーを採用した点では58DDのOQS-4A(II)と同様であるが、装備位置は4次防以前の艦と同様の船首装備式(バウドーム)に戻された。なお第1世代DDでは、中周波式のOQS-4シリーズをいずれも船底装備式(ハルドーム)としていたが、特に52DDにおいては、機関室の騒音からの隔離不十分や艦首波の影響などのために、ソナー性能の深刻な低下を招いていた[19]

曳航ソナー(TASS)も、新型のOQR-2が搭載された。これは、第1世代DDに後日装備された86式えい航式パッシブソーナーOQR-1と比してアレイの径が細く、その分長さを伸ばして方位精度を増したものとされている[7]。また第1世代DDでは後甲板におけるTASSの投入・揚収作業は危険を伴い、特に夜間・荒天時の作業は安全確保上特別の配慮が必要であった[25]のに対し、本型では艦尾はエンクローズされて曳航ソナーの装備区画が艦内に取り込まれ、艦尾には油圧駆動による水密扉が設けられている[5]

対潜兵器は基本的に第1世代DDと同構成だが、アスロックの発射機として、従来用いられてきた8連装発射機(Mk.16 GMLSあるいは74式アスロックランチャー)にかえて、垂直発射式のMk.41 mod.9 VLS(16セル)が搭載された。搭載位置は艦橋構造物前方で、甲板内に収容されている。Mk.48を含め、これらの垂直発射装置は、汎用護衛艦としては初めての搭載例である。魚雷発射管としては、68式3連装短魚雷発射管HOS-302を艦中部両舷に装備している[5]

なお魚雷対策用の曳航式デコイについても、58DDと同じく、アメリカ製のAN/SLQ-25ニクシーが装備された[26]

電子戦[編集]

マスト

第1世代DDにおいては、当初はNOLR-6電波探知装置(ESM)OLR-9ミサイル警報装置(RWR)OLT-3電波妨害装置(ECM)が搭載されていた。その後、60DDからはRWRの機能を統合した新型のNOLR-8電波探知装置が搭載されるとともに、OLT-3と連接して電子戦システムが構築されるようになっていた[19]

本型では統合を更に推し進めて、電子攻撃電子戦支援を兼用できるNOLQ-3電波探知妨害装置が搭載されている。これは63DDGで搭載されたNOLQ-2と同系列で、アメリカ海軍のAN/SLQ-32にほぼ匹敵するものと見られている[23]

またデコイ発射機としては、チャフロケットシステム(Mk.137 6連装デコイ発射機)が艦橋構造中段の両舷に2基ずつ設置されている[5]。ここから投射される弾薬としては、従来のチャフロケット弾やIRデコイ弾(フレア)などのほか、平成7年度計画艦以降では投棄型電波妨害機も搭載されている[1]

航空機[編集]

ヘリコプター格納庫

艦載機としては、当初からSH-60J哨戒ヘリコプターの搭載を想定しており、艦尾甲板のヘリコプター甲板にはRAST(Recovery, Assist, Secure and Traverse)発着艦支援装置が設置されている。またSH-60Kの開発後は同機の搭載にも対応した[27]

なお海自DDでは、艦載ヘリコプターの定数はいずれも1機となっている。58DDではSH-60クラスのヘリコプター2機を格納可能なように拡張したが、これは設計の最終段階で急遽行われた措置であったために、あくまで応急的に2機を収容できるスペースを確保したという程度であった。SH-60Jを用いて行われた2機格納検証作業の際には、途中で危険な状態に陥って作業中止となっており、実際に2機搭載が行われた実例はないとされていた。これを踏まえて、本型では当初よりSH-60ヘリコプター2機の収容を前提とした設計が行われることになった。RAST発着艦支援装置の機体移送軌条は1条しかないため、運用には若干の困難が伴うものの、自衛隊インド洋派遣やソマリア沖海賊の対策部隊派遣の際には、実際に2機での運用(1機搭載、1機格納)が実施されている[28][29]

同型艦[編集]

艦番号 艦名 建造 起工 進水 竣工 所属
DD-101 むらさめ 石川島播磨重工業
東京第1工場
1993年
(平成5年)
8月18日
1994年
(平成6年)
8月23日
1996年
(平成8年)
3月12日
第1護衛隊群第1護衛隊
横須賀基地
DD-102 はるさめ 三井造船
玉野事業所
1994年
(平成6年)
8月11日
1995年
(平成7年)
10月16日
1997年
(平成9年)
3月24日
第2護衛隊群第2護衛隊
佐世保基地
DD-103 ゆうだち 住友重機械
追浜造船所
浦賀工場
1996年
(平成8年)
3月18日
1997年
(平成9年)
8月19日
1999年
(平成11年)
3月4日
第3護衛隊群第7護衛隊
(司令部:舞鶴基地
(定係港:大湊基地)
DD-104 きりさめ 三菱重工業
長崎造船所
1996年
(平成8年)
4月3日
1997年
(平成9年)
8月21日
1999年
(平成11年)
3月18日
第4護衛隊群第4護衛隊
(司令部:呉基地
(定係港:佐世保基地)
DD-105 いなづま 1997年
(平成9年)
5月8日
1998年
(平成10年)
9月9日
2000年
(平成12年)
3月15日
第4護衛隊群第8護衛隊
(呉基地)
DD-106 さみだれ 石川島播磨重工業
東京第1工場
1997年
(平成9年)
9月11日
1998年
(平成10年)
9月24日
2000年
(平成12年)
3月21日
第4護衛隊群第4護衛隊
(呉基地)
DD-107 いかづち 日立造船
舞鶴工場
1998年
(平成10年)
2月25日
1999年
(平成11年)
6月24日
2001年
(平成13年)
3月14日
第1護衛隊群第1護衛隊
(横須賀基地)
DD-108 あけぼの 石川島播磨重工業
東京第1工場
1999年
(平成11年)
10月29日
2000年
(平成12年)
9月25日
2002年
(平成14年)
3月19日
第1護衛隊群第5護衛隊
(佐世保基地)
DD-109 ありあけ 三菱重工業
長崎造船所
1999年
(平成11年)
5月18日
2000年
(平成12年)
10月16日
2002年
(平成14年)
3月6日
第1護衛隊群第5護衛隊
(佐世保基地)

登場作品[編集]

映画
ゴジラ×メカゴジラ
DD-102 はるさめ - 冒頭の館山の場面で登場。
空へ-救いの翼 RESCUE WINGS-
DD-102 はるさめ - クライマックスにて、主人公が乗るUH-60Jが燃料不足により、給油の為に緊急着艦。
バトルシップ
DD-108 あけぼの - 冒頭にて、リムパック演習に参加するため、あたご型護衛艦あたご」とともにパールハーバーに停泊している。
亡国のイージス
DD-101 むらさめ - 架空の護衛艦はるかぜ役で登場。
DD-107 いかづち - 架空の護衛艦うらかぜ役で登場(原作ではたちかぜ型護衛艦)。
TVドラマ
永遠の0』(テレビ東京
DD-101 むらさめのヘリコプター格納庫や艦首、艦内などが空母瑞鶴のものとして撮影に使用された[30]
夢で逢いましょう』(TBS系列)
DD-102 はるさめが登場。
テレビ番組
奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系列)
DD-107 いかづち - 番組内再現ドラマの撮影に協力。
アニメーション
WXIII 機動警察パトレイバー
DD-101 むらさめ - 架空のレイバー搭載護衛艦DDL-181 つるぎを護衛している。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 
冒頭に於いて国連軍の戦車隊やこんごう型護衛艦と共に沿岸部から使徒迎撃に当たる。なお、劇中では「DD-142」や「DD-143」などの艦番号が確認でき、相当な数が量産されている事が伺える。
ジパング
第1話にて、むらさめ型艦名不詳3隻がゆきなみ型護衛艦(架空)DDH-181 あすかと共に米海軍との合同演習に参加。
小説
MM9
架空のむらさめ型護衛艦「ひさめ」と「しぐれ」が登場。直島諸島の荒神島に眠っていた怪獣クトウリュウに対応すべく出動するも、目覚めたクトウリュウに2隻とも撃沈される。

脚注[編集]

  1. ^ 1隻が複数年に渡る事がある為むらさめ型の隻数より合計予算化隻数が多い
  2. ^ なお、あさぎり型でも、後期建造艦(60・61DD)ではGFCSにも短SAM管制能力を付与したFCS-2-23としている[19]

参考文献[編集]

  1. ^ a b c 技術研究本部 (2002). "技術開発官(船舶担当)" (PDF). 技術研究本部50年史. Retrieved 2015/06/21. 
  2. ^ 防衛省経理装備局 艦船武器課 (2011年3月). “艦船の生産・技術基盤の現状について (PDF)”. 2015年6月28日閲覧。
  3. ^ a b 香田洋二「国産護衛艦建造の歩み(最終回)本連載の執筆を顧みて」、『世界の艦船』第814号、海人社、2015年4月、 136-143頁、 NAID 40020372881
  4. ^ 香田洋二「最新鋭護衛艦「あきづき」 : その計画から誕生まで (特集 新型護衛艦「あきづき」)」、『世界の艦船』第764号、海人社、2012年8月、 91-97頁、 NAID 40019366483
  5. ^ a b c d e f 「船体・機関・艤装 (特集 新DD「たかなみ」型のすべて)」、『世界の艦船』第614号、海人社、2003年8月、 76-81頁、 NAID 80015998319
  6. ^ 「1.船体デザイン (護衛艦の技術的特徴)」、『世界の艦船』第742号、海人社、2011年6月、 100-105頁、 NAID 40018815744
  7. ^ a b c d 阿部安雄「ガスタービン推進艦の時代--いしかり、はつゆき型、ゆうばり型、はたかぜ型、あさぎり型、あぶくま型、こんごう型、むらさめ型 (海上自衛隊護衛艦史1953-2000)」、『世界の艦船』第571号、海人社、2000年7月、 119-157頁、 NAID 40002155853
  8. ^ 「海上自衛隊全艦艇史」、『世界の艦船』第630号、海人社、2004年8月、 182-185頁、 NAID 40006330308
  9. ^ 香田洋二「国産護衛艦建造の歩み(第27回)はたかぜ型DDG(その2)ゆき・きり・はたかぜ型総括,FRAM,あぶくま型DE」、『世界の艦船』第813号、海人社、2015年3月、 148-155頁、 NAID 40020331966
  10. ^ a b 阿部 安雄「護衛艦の技術的特徴 - 2.推進システム」、『世界の艦船』第742号、海人社、2011年6月、 106-111頁、 NAID 40018815745
  11. ^ 寺田政信「1994年における舶用機関技術の進歩」、『日本舶用機関学会誌』第30巻第7号、1995年7月、 489-527頁。
  12. ^ 「船体・艤装・機関 (特集 新型護衛艦「あきづき」) - (徹底解説 最新鋭DD「あきづき」のハードウェア)」、『世界の艦船』第764号、海人社、2012年8月、 100-109頁、 NAID 40019366519
  13. ^ a b c 山崎眞「わが国現有護衛艦のコンバット・システム」、『世界の艦船』第748号、海人社、2011年10月、 98-107頁、 NAID 40018965310
  14. ^ 「平成の軽空母「16DDH」--起工まであと半年 その最新情報 (特集・明日の自衛艦)」、『世界の艦船』第650号、海人社、2005年11月、 76-83頁、 NAID 40006903906
  15. ^ a b c 山崎眞「護衛艦・哨戒艦艇 (特集 自衛艦2014) -- (自衛艦の技術と能力)」、『世界の艦船』第790号、海人社、2014年1月、 126-131頁、 NAID 40019881832
  16. ^ NATO SEASPARROW Surface Missile System(PDF注意)
  17. ^ 防衛予算関連文書の各年度の予算の概要
  18. ^ 0042むらさめ型護衛艦等の短SAMシステムの改修
  19. ^ a b c d 香田洋二「国産護衛艦建造の歩み(第25回)ポスト4次防の新装備(短SAMおよび発射装置)はつゆき型DD(その3)あさぎり型DD(その2)」、『世界の艦船』第810号、海人社、2015年1月、 194-201頁、 NAID 40020274355
  20. ^ 石井幸祐「新型自衛艦の開発・建造システムの問題点 (特集 システムとしての現代軍艦)」、『世界の艦船』第695号、海人社、2008年9月、 92-97頁、 NAID 40016164609
  21. ^ 東郷行紀「護衛艦 (特集・海上自衛隊の新艦載兵器)」、『世界の艦船』第778号、海人社、2013年5月、 76-85頁、 NAID 40019640851
  22. ^ 「護衛艦隊 (写真特集 海上自衛隊の現有全艦艇) -- (自衛艦隊)」、『世界の艦船』第810号、海人社、2015年1月、 56-85頁、 NAID 40020274242
  23. ^ a b Norman Friedman (1997). The Naval Institute guide to world naval weapon systems 1997-1998. Naval Institute Press. ISBN 9781557502681. http://books.google.co.jp/books?id=l-DzknmTgDUC. 
  24. ^ 「写真特集 自衛艦全タイプ ラインナップ」、『世界の艦船』第790号、海人社、2014年1月、 80-81頁、 NAID 40019881781
  25. ^ 香田洋二「国産護衛艦建造の歩み(第26回)はつゆき型DD(その4),あさぎり型DD(その3)53・56中業,はたかぜ型DDG(その1)」、『世界の艦船』第812号、海人社、2015年2月、 106-113頁、 NAID 40020307845
  26. ^ 多田智彦「ここまできた最新の魚雷防御システム」、『軍事研究』第50巻第6号、ジャパン・ミリタリー・レビュー、2015年6月、 196-211頁。
  27. ^ 「写真特集 自衛艦全タイプ ラインナップ」、『世界の艦船』第790号、海人社、2014年1月、 53-115頁、 NAID 40019881781
  28. ^ 「航空艤装の話 (特集 海上自衛隊の艦隊航空)」、『世界の艦船』第696号、海人社、2008年10月、 100-103頁、 NAID 40016204593
  29. ^ 香田洋二「国産護衛艦建造の歩み(第24回)ポスト4次防の新装備(CIWS Mk15,TACTASS OQR-1) はつゆきDD型(その2)あさぎり型DD」、『世界の艦船』第808号、海人社、2014年12月、 102-110頁、 NAID 40020245107
  30. ^ メディア掲載情報 - 海上自衛隊ホームページ。

関連項目[編集]