辰野町
たつのまち 辰野町 | |
---|---|
国 | 日本 |
地方 | 中部地方(甲信越地方) |
都道府県 | 長野県 |
郡 | 上伊那郡 |
市町村コード | 20382-3 |
法人番号 | 7000020203823 |
面積 |
169.20km2 (境界未定部分あり) |
総人口 |
17,516人 [編集] (推計人口、2024年4月1日) |
人口密度 | 104人/km2 |
隣接自治体 |
岡谷市、諏訪市、塩尻市、 上伊那郡箕輪町、南箕輪村 |
町の木 | シダレクリ |
町の花 | フクジュソウ |
特別シンボル | ゲンジボタル |
辰野町役場 | |
町長 | 武居保男 |
所在地 |
〒399-0493 長野県上伊那郡辰野町中央1番地 北緯35度58分56.7秒 東経137度59分15.2秒 / 北緯35.982417度 東経137.987556度 |
外部リンク | 辰野町公式サイト |
特記事項 | 諏訪市との間に境界未定部分あり。 |
ウィキプロジェクト |
辰野町(たつのまち)は、長野県上伊那郡の町。伊那谷の北端に位置し、古来より県央部を結ぶ交通の要衝として発展した。上伊那郡に属しているが、市外局番は諏訪MA(0266)、CATVは諏訪地域を拠点とするLCVとであり、実質的に諏訪地域、塩尻市との結びつきが強い。東日本随一といわれるホタルの名所松尾峡が有名であり、観光の目玉となっている。
地理
人口
辰野町(に相当する地域)の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、伊那富村・辰野村の区域をもって伊那富村が発足。
- 1947年(昭和22年)1月1日 - 伊那富村が町制施行・改称して辰野町となる。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 朝日村と合併し、改めて辰野町が発足。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 川島村を編入。
- 1961年(昭和36年)3月31日 - 小野村を編入。
行政
- 町長:加島範久(2013年11月12日就任 1期目)
- 歴代町長
- 武井方介 (初代、1955年~1957年)
- 松田譲 (二代目、1957年~1961年)
- 樋口義一 (三代目、1961年~1977年)
- 小澤惣衛 (四代目、1977年~1993年)
- 垣内基良 (五代目、1993年~1997年)
- 矢ケ崎克彦 (六代目、1997年~2013年)
姉妹都市・友好都市
地域
サービス
教育
- 信州豊南短期大学
- 長野県辰野高等学校
- 辰野町立辰野中学校
- 塩尻市辰野町中学校組合立両小野中学校(塩尻市)
- 辰野町塩尻市小学校組合立両小野小学校
- 辰野町立東小学校
- 辰野町立西小学校
- 辰野町立南小学校
- 辰野町立川島小学校
メディア
産業
本社機能を置く主な企業
- IHIエアロマニュファクチャリング
- 積水樹脂プラメタル
- 二光工学
主力工場を置く主な企業
- オリンパスオプトテクノロジー 辰野事業場
- ここではオリンパスのデジタル一眼カメラ用レンズであるズイコーデジタルレンズのうち、高級なタイプのものを生産している。この品質を同社は「タツノ・クオリティ」と銘打っている。
- IHI回転機械 辰野事業所
- IHIターボ 新町工場
- コニカミノルタサプライズ 辰野工場
- JX日鉱日石液晶フィルム 辰野工場
- 春日電機 辰野工場
- 日本点眼薬研究所長野工場
辰野町はハナマルキの創業地でもある。
交通
鉄道
バス
道路
高速道路
一般国道
都道府県道
- 長野県道14号下諏訪辰野線
- 長野県道19号伊那辰野停車場線
- 長野県道50号諏訪辰野線
- 長野県道187号伊那富辰野停車場線
- 長野県道201号川上唐木沢線
- 長野県道203号与地辰野線
- 長野県道254号楢川岡谷線
観光・祭事・催事・特産品
- 日本中心の標
- 矢彦神社(御柱祭)
- 小野宿
- 徳本水・色白水
- 日本最古の道祖神(ただし異説あり)
- 上島観音堂(重要文化財)
- 城前線桜並木(城前通り桜まつり)
- 横川渓谷紅葉祭り(10月下旬)
- 沢底福寿草まつり
- 童謡公園菜の花祭り
- 神戸水仙祭り
- 神戸スイカ祭り
- 全日本どろんこ田んぼバレーボール大会(7月下旬)
- 泥地フラッグス世界大会(5月上旬)
- クラフト&産直フェア「おてんとさんぽ」(9月下旬)
- その他
- 町中心部の下辰野商店街と伊那富橋は、映画「いま、会いにゆきます」のロケ地。
- 辰野町立小野図書館は、ドラマ「いま、会いにゆきます」のロケ地。
- 新町立辰野病院は、ドラマ「ゴーイング マイ ホーム」のロケ地。
特産品
- それまで町を代表する名物料理がなかったため、有志が立ち上がり開発した丼料理で、地鶏の照り焼きと半熟目玉焼きをのせることを定義とする。辰野町がゲンジボタルで有名な町であることからネーミングされた。「信州・天竜川どんぶり街道の会」加盟作品である。
出身著名人
- 有賀喜左衛門(社会学者、元日本女子大学学長)
- 有賀幸作(大日本帝国海軍中将、戦艦大和第六代艦長)
- 飯島勲(元内閣総理大臣秘書官)
- 今井沙緒里(陸上短距離選手)
- 大森光彦(陶芸家)
- 小野勝年(歴史家)
- 小野光景(実業家)
- かみじょうちひろ(ドラマー、9mm Parabellum Bulletリーダー)
- 齋藤寛(医学者、長崎大学学長)
- 清水訓夫(駐アルジェリア大使、元駐ニカラグア大使、元国際労働財団常務理事)
- 瀬戸剛(彫刻家)
- 竹入義勝(元衆議院議員、元公明党委員長)
- 外ノ池亜希(スピードスケート選手)
- 橋爪浩一(俳優)
- 東野佑美(女優)
- 樋口兼光(平安時代末期の武士)
- 古村啓蔵(大日本帝国海軍少将、戦艦武蔵第二代艦長)
- 中川紀元(画家)
- 中畑龍俊(京都大学iPS細胞研究所副所長・教授)
- 中村吉治(歴史学者、元東北大学名誉教授、社会史・農民史)
- 野沢太三(元法務大臣)
- 松井芒人(歌人)
- 三浦久(シンガーソングライター)
- 渡邊嘉一(土木技術者、実業家)旧姓、宇治橋