破れ傘刀舟悪人狩り

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破れ傘刀舟悪人狩り』(やぶれがさとうしゅうあくにんがり)は、1974年10月1日 - 1977年3月29日、NETテレビ(現:テレビ朝日)系列、毎週火曜日の21:00 - 21:55(JST。1975年10月以降は21:54まで)に放送されたテレビ時代劇。全131話。

概要・あらすじ

時代設定は江戸時代天保期。

主人公は、長崎医学を修め、江戸郊外は千住宿の、はずれにある瑞光院(ずいこういん)というボロ寺に住み(通称:棺桶寺)、診療などをしている、特に外科手術にたける蘭学医、叶刀舟(かのう とうしゅう)。

叶刀舟は、主に、住まいである瑞光院で診療をしているが、往診や巡回診療も頻繁にしている。

医術の腕は確かだが、大の酒好きでもあり朝晩問わずに酒を飲んで酔っぱらって寝込んだりしていることや、夜には飲み歩いて住まいに帰らないことも多い。

貧しい町人や農民らの患者からは治療費、薬代は受け取らないが、時折、治療費、薬代などの替わりにと、患者の家族などから薦められて安酒を呑ませてもらったり、商い物や野菜などを受け取ることはある。

基本的に、自ら進んでは裕福な武家や商人などの診療などは行っていないが、偶々、出会った怪我人、病人の手当などを行うことはある。裕福な武家や商人の家族などの患者を診てくれと無理を言われ、診察、手当などした場合には、多額な治療費を請求し、受け取ることもある。

酒を飲めるだけ以外には、お金には頓着せず、手元にある金は貧しい患者の家庭などに施したりもしている。

町医者として活動していて、(ドラマの設定上)毎回巻き起こる様々な出来事には無関心ではあるが、関連した出来事などに関わっていたりもし、何らかの大きな事件(問題)などに巻き込まれたりすることも多い。

権力者らによって、理不尽にも弱い民たちが斬殺または蹂躙されたのを聞いた時、刀舟はその顔いっぱいに怒りの表情を見せ、朱塗りがされた鞘を持つ同田貫一本を携えて大名屋敷であろうと奉行の屋敷であろうと構わず土足で上がりこみ、いきり立つ悪党たちを前に仁王立ちして「やかましいや!この野郎!」と怒気交じりに制しつつ彼らの理不尽な罪状(事の顛末)を述べた上で「許せねぇ!」「てめえら人間じゃねえや!叩っ斬ってやる!」という決め台詞とともに戦いを挑み、悪人達の全てを斬り倒す。悪人達が全員命を落とす終わり方が多いのが特徴の作品である。また、初期の回では事の一件が終わると雨が降ることが多かった。

番組最後、ナレーションでの番組的の時代の解説では「……は、後のことである。」などと、その放送話での関連する出来事などは、実際の時代には、「この事柄は正確には知られていなく」、「この時代には無かったこと(存在しなかったこと)。」などと、架空の出来事であり、実際には「その後に、知られること(存在すること)となる。」、又は、「関連した事柄に関しては記録にはあるが、この件は記録にはない。」的な、エンディングでのナレーション。(放送時期により、エンディングでのナレーション等は変わっていた)

キャスト 及び 設定

叶 刀舟:萬屋錦之介
長崎で医学を修め、千住宿の外れにある瑞光院(通称:棺桶寺)に住み、特に外科手術を得意とする蘭学医。大酒飲みである。義理人情に厚く、貧しき者や弱者の味方。子供好きであり、気にかけており(診察した子供、診察に訪れた家の子、町内、長屋の子供達など)、時折、壊れた玩具を修理したり、新しく作ってあげたりもしている。食料調達のために川釣りを良くしている。女は嫌いではないが、しつこく付きまとってくる女や、大酒飲みの女は苦手。町人達などからは「刀舟先生」や、いつも破れた傘を差していることから「破れ傘の先生」、「棺桶寺の先生」と呼ばれている。酒を飲んで酔っぱらっていたり、酔って寝込んでいる時でも、怪我人や病人がいたりする場合には(出会ったり、頼まれたり、起こされたりした時には)、きちんと医者としての対応を取る。剣術の無外流抜刀術の達人。理不尽なことは絶対に許さない正義感を持ち、関係した出来事での理不尽な相手に対しては、どんな相手でも鬼の様な怒りの形相で(時には、感情で目に泪を浮かべ)、その出来事の主要関係者の全てを刀で斬り殺す。
稲妻のお蘭:江波杏子
公事師。口入れ、仲裁、示談、取り立てなどの、よろず相談を受けて手数料を取り商売をしている「何でも屋」であり、「命講(いのちこう)」(現在の、生命(障害)保険の様なもの(「**」には、様々なものがあり、「無尽講」から派生したものと思われる。))の地域の元締めとして集金や、支払いなどもしている。仕事柄、町人から大店(おおだな)の旦那などまで顔が広い。賭場にも出入りしており、その筋では結構有名な姉御。「何でも屋」として、金儲けとなると危ない仕事を請け負ったりすることもある。密かに叶刀舟に惚れている。仕事柄なのか、時折、どす(短刀)を携帯していることもある。幼少時期に、体の弱い母親と共に江戸に来たが母親が亡くなり天涯孤独となる。子供時代、旅芸人一座にいたこともあり「綱渡り」「手裏剣投げ」ができる。旅芸人以前には、角兵獅子に売られそうになったことがある。
仏の半兵衛:桂小金治
千住の外れにあるボロ寺、瑞光院(通称:棺桶寺)の寺男。金儲けに目がなく、涙もろい人情家。刀舟の賄いもしている。寺男として寺の維持や、墓掘り、棺桶造りなどもしている。寺には和尚が存在しないので、弔いなどで和尚の真似事をすることもあるが、お経がちゃんと唱えられない。時折、寺で金儲けのために、お竜を壺振りにして賭場を開帳し、寺銭を稼ぐこともある。何らかの事情で、お金が必要な時には、刀舟に言われて、仏具などを「質入れ」して金を工面することもある。(刀舟には、「金を工面しろ」と言われ、「またですかぁ?」、「ちゃんと、戻して下さいよぉ。」などと言い、「ナンマンダ〜、ナンマンダ〜」と唱え、仏具を持ち出し、金を調達してくる。)
伊庭 弥九郎:織田あきら(第1話 - 第106話)
生真面目で正義感が極めてに強く、剣術にたける、叶刀舟の医術の弟子。長崎で医術の勉強をしていたこともある(らしい)。独自に薬草の研究もしている。基本的に瑞光院には住まず、自身で建てた掘建て小屋に住んでいる(後には、瑞光院に住んでいると思われる)。子供の頃に両親が亡くなり、刀舟に弟子入りする迄は、掘建て小屋で生活し、ぼろ市で薬草を売って生活をしていた。第106話で岩田藩藩主の子である長太郎[1]と庄兵衛[2]小栗一也)を逃がすため、岩田藩の侍たちとの壮絶な斬り合いの末、岩田藩士・峰岸伊十郎(高杉玄)によって惨殺されてしまう。
むっつりお竜:ジャネット八田(第1話 - 第83話)
言葉数少ない女壺振り師。博打場で壺を振ったり、辻博打で金を稼いでいる。時折、瑞光院で行われる賭場でも壺を振っている。金儲けに目がなく、儲けに繋がったり、頼まれたり(時には、自発的にも)すると尾行をしたり、相手先に潜入したりなどの「密偵」まがいの行動を取ることもある。口癖は「よぉ ござんすよ。」 第83話中では「咳」を頻繁にしており、放送終盤での刀舟の診察により、おそらく「労咳」の診断を受け(病名は言われていなかった)、転地療養を薦められ、刀舟の長崎時代の学友である伊豆下田の大山寺(だいせんじ)(正確な漢字不明)の住職宛に紹介状を書いてもらい、一瞬は「行きたくない」と断ったが、「(刀舟)先生の言うことだから」と療養の為に下田へと向かった。
矢車のお千:上原美佐(第84話 - 第131話)
ぼろ市の外れにある、掛け小屋((むしろ)で囲った小屋)で、素肌の一部をさらす見世物の踊り子。(「意和戸(いわと)」という見世物。現在の、ストリップの様なもの) 半兵衛のご贔屓の踊り子(第84話の、矢車のお千が初登場での設定)。(以後の放送回では、「矢車のお千」は、半兵衛や、お蘭、刀舟などとも以前よりの顔見知りだった設定)
榊 大介:真夏竜(第106話 - 第131話)
叶刀舟の医術の弟子。土佐生まれ、父親も医者だった。玉洲先生の元で医術の勉強をしていたが、先生が医者を辞めて、「誰にでも安く手に入る様」にと、「薬問屋」に、商売替えをした為、紹介状を携えて江戸の叶刀舟の元を訪ねてくる。弥九郎と同じく正義感が強い。どちらかというと剣術よりも空手の方が得意。毎朝、健康の為に町内を走り回っている。
お新:大山のぶ代(第110話から準レギュラー出演)
刀舟の事が大好きな、大酒飲みな場末の芸者。「うわばみのお新」と呼ばれている。お金を貯めて、小料理屋を開くのが夢。
語り:馬場雅夫
放送初期には、エンディングのナレーションだけであった。番組中期頃以降は、エンディングのナレーションの他に、本編初め頃や本編内でのナレーションをする事もあった。

スタッフ

放映ネット局

※は遅れネット

再放送

本放送以後、各地の民間放送局や、CS放送(及び、ケーブルテレビ)の専門チャンネルなどで、何度か再放送されている。再放送では、何らかの事情により、放送されない放送話がある場合もある。

主な再放送
  • 2010年11月2日(火)〜2011年5月3日(火) 15:00 - 15:55 (月曜日 - 金曜日) テレビ埼玉
    • 第1話からの放送。一部、放送されない放送話あり(未放送の放送回、#3,#6,#7,#9,#10,#11,#15,#18,#22.#23,#35,#36)。次回予告編の放送なし。番組編成上、放送されない日もあり。

放映リスト

話数 放送日 サブタイトル 脚本 監督 ゲスト出演者
第1話 1974.10.01 「闇に光る眼」 服部佳 池広一夫 鷹の御前:内田朝雄、上総屋喜八:内藤武敏、貝塚一鬼:五味龍太郎、仙吉:小沢直平、八重:天野美保子、町奉行:幸田宗丸宗近晴見田原千之右川口節子
第2話 1974.10.08 「鉄砲傷が呼んでいる」 浅間虹兜 土居通芳 立花主計:岡田英次、林忠英:田中明夫、戸部伊織:嵯峨善兵、筧十蔵:菅貫太郎、大和屋五兵衛:中山昭二、水野忠邦:細川俊夫、目明し:桂小かん、玄庵:奥野匡、おかね:花原照子
第3話 1974.10.15 「八州狼狩り」 大野靖子 村山三男 湯浅新兵衛:井川比佐志、稲葉主膳正:仲谷昇、奥沢伊織:川辺久造、平賀仙十郎:千波丈太郎、茂十:丹古母鬼馬二木田三千雄福山象三稲吉靖司椎谷建治福本潤
第4話 1974.10.22 「毒花は散った」 北一郎 内出好吉 矢島銀次郎:和田浩治、お咲:今出川西紀、寺田耀蔵:加藤武、喜平次:橋爪功、矢車の剛三:富田仲次郎、湊屋常右衛門:久遠利三高森玄木下一郎工藤房子
第5話 1974.10.29 「深海の聖女」 大野靖子 土居通芳 お夕:池波志乃、黒木内膳:中山昭二、喜平次:岩城力也、お艶:園千雅子古本新之輔藤山浩二、田原千之右
第6話 1974.11.05 「どぶ沼の夜の花」 津田幸夫 土居通芳 丈吉:工藤堅太郎、お市:中川三穂子、松澤民部:睦五郎、矢作の仁兵衛:美川陽一郎、武蔵屋伝蔵:玉川伊佐男北村晃一城所英夫晴海勇三
第7話 1974.11.12 「忘却の女」 田代淳二 宮越澄 近江屋徳兵衛:浜村純、小山駿河守:菅貫太郎、綾:服部妙子、宇津木源三郎:住吉正博、相沢主馬:尾形伸之助、石田軍八:内海賢二、清次郎:森川公也古川登志夫藤山浩二桂小かん
第8話 1974.11.19 「三途の川の子守唄」 浅間虹兜 土居通芳 西海屋惣右衛門:名古屋章、与七:江原真二郎、お葉:八木孝子、大沼大蔵:北城寿太郎、倉田甚内:中田浩二、岩造:武藤章生、春江ふかみ
第9話 1974.11.26 「遊女の挽歌」 津田幸夫 村山三男 おしの:浜木綿子、滝川玄竹:神田隆、諸井大三郎:中庸介、おひろ:水原麻記、印伝の藤造:富田仲次郎、松木路子緋多景子小沢幹雄
第10話 1974.12.03 「三匹のカラス」 服部佳 土居通芳 清吉:浜田光夫、辰造:小栗一也、お光:江夏夕子桑山正一高森玄小瀬格仙波和之亀井三郎
第11話 1974.12.10 「鉄火花怨み節」 津田幸夫 村山三男 おつぎ:真山知子、宇津木典膳:杣英二郎、相馬屋儀平:人見きよし、万助:村田正雄、坂部十蔵:前田昌明小野千春中村孝雄山本昌平
第12話 1974.12.17 「狼の死ぬとき」 淺間虹兒 土居通芳 関東五郎右衛門:伊藤雄之助、お栄:三林京子、佐武:根岸一正、町年寄:近藤準、役人:加地健太郎尾形伸之介高木門青木玲子
第13話 1974.12.24 「闇の黒幕」 淺間虹兒 村山三男 多田源八:江守徹、お仙:岩本多代、榎屋:金田龍之介、常五郎:村上不二夫、同心:灰地順、白井一角:木村元団巌園千雅子丘寵児
第14話 1974.12.31 「暗黒街のメス」 北一郎 土居通芳 本田十内:今井健二、仁兵衛:稲葉義男、波野伊十郎:黒部進、おたき:楠田薫、おきぬ:小林千恵倉島襄大東梁佶片岡半蔵鮎川浩片山滉
第15話 1975.01.07 「笹りんどう散る」 津田幸夫 土居通芳 本田庄五郎:若林豪、お由紀:武部秋子、内藤監物:高木二郎三条泰子天野新士潮健児宮廻夏穂塚田恵美子
第16話 1975.01.14 「復讐の狼」 服部佳 中川信夫 権次:勝部演之、仙三:村松克己、仁兵衛:伊沢一郎、岩城伝右衛門:北原義郎土方弘
第17話 1975.01.21 「他人の顔」 田代淳二 村山三男 千鶴:松木聖、安藤良石:伊藤雄之助、津軽少将信時:中村竜三郎、妙姫:隅田和世、仙崎四郎太:内田勝正、斉藤喜内:長島隆一岡部正純萩原奈穂美
第18話 1975.01.28 「小さな目撃者」 淺間虹兒 村山三男 宮の十左:長谷川明男、越前屋茂左衛門:武藤英司、正太:安藤一人、原田重秀:北原義郎、三次:沖田駿一、園千雅子、橋本仙三、田原千之右
第19話 1975.02.04 「浦賀沖波高し」 北一郎 土居通芳 H・カーティス:J・コワラスカ、野宮文蔵:細川俊夫、山野伯英:中村富十郎、小田切要助:若杉英二、ウォーレン:ユセフ・オスマン、佐吉:中庸助、小沢幹雄、高木景安:渡辺高光、桂小かん、井上博一、大東梁佶
第20話 1975.02.11 「天保御鷹秘録」 津田幸夫 池広一夫 相良新之介:中村光輝、お千代:市毛良枝、藤堂将源:鈴木瑞穂、お駒:珠めぐみ、宗兵衛:浜田寅彦、相良一平:福田豊土、大和屋十兵衛:北見治一、木田三千雄、藤山浩二
第21話 1975.02.18 「口八丁仁義」 北一郎 土居通芳 宗春:西村晃、堀田隼人:村上冬樹、矢沢剛之新:中井啓輔、弁天の勝五郎:早川雄三、武田啓助:園田裕久、大内典膳:入江正徳三夏伸片山滉岩城力也
第22話 1975.02.25 「狂った白刃」 淺間虹兒 土居通芳 相馬益胤:入川保則、榊原帯刀:浅野進治郎、岩井兵部:尾形伸之助、曽根山:小林勝彦、佐野:片岡五郎中村時之介内海敏彦滝川潤
第23話 1975.03.04 「母恋い童唄」 津田幸夫 土居通芳 勝村新兵衛:山本学、伊達民部:戸浦六宏、権六:橋本功、おとき:富山真沙子、おしの:小野ひずる三好美智子川野耕司
第24話 1975.03.11 「女囚の挽歌」 淺間虹児 鹿島章弘 おみつ:田島令子、阿部正純:渥美国泰、黒田源内:浜田晃、井手:宮口二郎、おさき:工藤明子、名主:日野道夫人見明絵沢萌子金井哲
第25話 1975.03.18 「子はぐれ唐人」 大野靖子 宮越澄 大槻丹波守:織本順吉、松谷新十郎:木村功、松谷新之助:佐藤宏之、尾形伸之介
第26話 1975.03.25 「生きていた女」 田代淳二 村山三男 秋山大次郎:森次晃嗣、お妙:三浦真弓、近江屋利兵衛:加藤嘉、千羽佐門:石橋蓮司、依田兵庫:新田昌玄、中沢綱四郎:水村泰三、大和屋仁兵衛:山岡徹也池田駿介中島元折尾哲郎滝川潤西沢武夫
第27話 1975.04.01 「妖花女殺し屋」 津田幸夫 土居通芳 お鶴:竹下景子、お新:岩崎かおる、お紋:嵯峨三智子、榊原刑部:中山昭二、磯谷伝十郎:田中浩、相馬屋島蔵:伊達三郎、岡部正純、久遠利三大木史郎
第28話 1975.04.08 「悪の花が飛んだ」 鈴木礼之介 村山三男 後藤庄三郎:内田朝雄、石川美濃守:中村時之介、牧野備前守:見明凡太郎、相川源十郎:千波丈太郎、宗吉:森川公也、杉立伊兵衛:安田隆北村政子、亀井三郎、大東梁佶
第29話 1975.04.15 「白の恐怖」 津田幸夫 村山三男 小田仙之介:中村賀津雄、松平大膳:川合伸旺、志乃:松木路子、音松:倉丘伸太郎、竹造:小鹿番、剣持軍十郎:石橋雅史
第30話 1975.04.22 「ささやいた死美人」 田代淳二 土居通芳 新六:芦屋雁之助、伝八:芦屋小雁、文吉:芦屋雁平、西前監物:沼田曜一、稲葉新之助:嵐まこと、松田源之進:大木正司、大垣屋重兵衛:河村弘二永井譲滋、岩城力也
第31話 1975.04.29 「仇討ち馬子唄」 津田幸夫 村山三男 八巻連三郎:御木本伸介、高島小太郎:宮廻夏穂、高島小治郎:小田敏次、加倉井伝七:藤岡重慶、堂本主膳:梅沢昇、相馬屋辰五郎:村上不二夫、お加代:浅野ゆう子、又平:梅津栄守田学哉、浅野進治郎、花原照子
第32話 1975.05.06 「旗本雷馬族」 津田幸夫 池広一夫 河合澄人:中野誠也、綾:望月真理子、三輪弾正:渡辺文夫、お春:マッハ文朱、由造:潮万太郎、三輪市之助:手塚茂夫、源次:三角八郎、須山辰三郎:頭師孝雄袋正剛達人、田原千之右
第33話 1975.05.13 「欲望の檻の中で」 中沢昭二 宮越澄 巳之吉:浜田光夫、お初:市毛良枝、間崎鉄之進:菅貫太郎、井澤良春:若杉英二、仁右衛門:深江章喜、武州屋:庄司永建、吾作:辻萬長、藤八:片岡五郎七海わたる伊吹新和沢昌治
第34話 1975.05.20 「裏切りの街」 淺間虹兒 池広一夫 善助:浜村純、おきみ:倉野章子、鬼源:天王寺虎之介、佐平:今福正雄、八州取締役:桑山正一、惣兵衛:高品格、勘八:長谷川弘、常:森章二、岩松:西田良滝義郎、大東梁佶、福本潤、如月寛多吉中正一
第35話 1975.05.27 「流れ者の挽歌」 津田幸夫 鹿島章弘 伝次:下条アトム、お蝶:赤座美代子、猪之吉:長谷川哲夫、銀三:小笠原良知、関根刑部:外山高士、仁平:梅津栄、深沢重四郎:内田勝正、紋太:黒部進、杉山とく子
第36話 1975.06.03 「町人武士道」 山野四郎 宮越澄 佐吉郎:柴田侊彦、九丿谷平衛:杣英二郎、瀬沼河内守:中村竜三郎、源之進:住吉正博、白川主馬之助:香川良介、加津:東郷晴子、霜屋千次郎:成瀬昌彦桔梗恵二郎、中庸介
第37話 1975.06.10 「傷だらけの烙印」 津田幸夫 池広一夫 弥之吉:若林豪、長次:長谷川明男、お夏:徳永れい子、緒方将監:永井智雄、与助:見明凡太郎、木曽屋:嵯峨善兵、磯谷軍十郎:五味龍太郎、お紺:弓恵子、小野ひずる、野口元夫鈴木政晴
第38話 1975.06.17 「女肌地獄」 鈴木礼之介 村山三男 垣見図書頭:織本順吉、仁兵衛:高城淳一、お仲:榊ひろみ、お春:高木彩、辰三:青山良彦、正:潮建志、日野道夫、武智豊子、野呂啓介、土屋靖雄、福田真知子
第39話 1975.06.24 「どぶ木戸の詩」 津田幸夫 池広一夫 矢吹多聞:長門勇、綾:吉行和子、島崎左近:北上弥太郎、お国:白木万理、次助:小島三児、源七:植田峻、柏木東馬:木下哲夫、おるい:松木聖、岩城力也
第40話 1975.07.01 「仕掛けられた罠」 中川昭二 村山三男 お琴:長内美那子、吉蔵:小栗一也、伊助:原田清人、佐太郎:清川新吾、幸吉:藤山浩二、辰造:南道郎、夏木章、初川久、西田勇三
第41話 1975.07.08 「殺しの報酬」 津田幸夫 村山三男 近藤佐平次:柳生博、柿原織部:金田龍之介、伊村伝内:伊吹聡太郎、佐兵衛:長浜藤夫、お菊:山田はるみ、半蔵:轟謙二、近江佳世、福本潤、桂小かん
第42話 1975.07.15 「愛の残影」 田代淳二 鹿島章弘 お冬:田代美代子、吉岡大膳:南原宏治、正木源太夫:美川陽一郎、仁兵衛:幸田宗丸、黒部達之助:高森玄、源作:じん弘、小暮次郎:倉敷襄、玄徳:八木秀司、与平:阿部昇二蓜島恵子神谷信宏柿木恵至、初川久、伊藤つかさ
第43話 1975.07.22 「運命の標的」 田代淳二 内出好吉 旗本・野木十郎太:天野新士、松前藩家老・相良直秀:北原義郎、相模屋幸兵衛:須藤健、清吉:塚本信夫、相模屋番頭・和助:田口計、浅若芳太郎、瀧義郎、天野美保子
第44話 1975.07.29 「青春の挽歌」 田代淳二、
大川タケシ
池広一夫 高岡一馬:中村光輝、和泉屋徳兵衛:大滝秀治、田村監物:川合伸旺、原斉:伊沢一郎、井上:灰地順、村上隼人:藤山浩二、坂本友明、福本潤、風間杜夫
第45話 1975.08.05 「娘を売る市場」 田代淳二 丸輝夫 旗本・間四郎太:田口計、戸沢松之助:今福正雄、なつ:戸島一美、赤渕達之進:小瀬格、上州屋清兵衛:高木二郎、三吉:吉田友紀、古賀新八郎:晴海勇三、半蔵:岡部正純、勘助:亀井三郎、土屋靖雄、八木喬、鈴木治夫
第46話 1975.08.12 「鞭を振る女」 田代淳二 宮越澄 蝮の辰三:川地民夫、赤沢十兵衛:内田朝雄、お銀:二本柳俊衣、大和屋青華:中山昭二、源吉:吉田義夫、平田備中守:中村時之介、治三郎:高松政雄、政蔵:石垣守一、大形軍八:仙波和之
第47話 1975.08.19 「噂の大地震」 田代淳二 原田隆司 河合参之助:原田清人、川原信乃:町田祥子、安藤主膳:田中浩、巴屋伍兵衛:稲葉義男、風早:千波丈太郎、平沢八郎:森章二、弥吉:市村昌治、源七:奥村公延、そめ:五月晴子、山下勝也、松尾文人、関戸純、田原千之右、大東梁佶
第48話 1975.08.26 「華麗なる復讐」 淺間虹兒 原田隆司 岩井多聞:有島一郎、大滝左馬之助:大出俊、おその:佐野厚子、板垣大膳:加賀邦男、田宮:大村文武、小林:片岡五郎、大滝惣右衛門:中村時之助、片岡滉、田原千之右、花原照子
第49話 1975.09.02 「火刑台の魔女」 田代淳二 吉川一義 信乃:堀越陽子、蓬莱屋徳兵衛:田中明夫、蓬莱屋新三郎:住吉正博、戸沢備中守:有馬昌彦、沢野陣十郎:佐藤京一、保科甚内:沼田曜一、上野綾子、福本潤、辻伊万里
第50話 1975.09.09 「恐怖の脱獄者」 淺間虹兒 宮越澄 目明かし善七:浜村純、杉山:佐原健二、霞の黒兵衛:山本麟一、淡路屋徳右衛門:植村謙二郎、お京:結城しのぶ、佐吉:中庸介、森和馬:森川公也、渡辺高光、多田幸雄、鈴木和夫
第51話 1975.09.16 「人斬り子守唄」 田代淳二 鹿島章弘 矢沢哲之介:藤巻潤、相模屋忠兵衛:高品格、矢沢秀:伊藤つかさ、お弓:岩本多代、広瀬源之丞:黒部進、新井精太郎:鳴海五郎、戸塚孝、吉中正一、田原千之右
第52話 1975.09.23 「大江戸火焔太鼓」 淺間虹兒 鹿島章弘 新門辰五郎:待田京介、仙之介:工藤堅太郎、万五郎:山岡徹也、小染:水原麻記、お兼:花岡菊子、吉造:丹古母鬼馬二平島正一、鈴木政晴、田原千之右
第53話 1975.09.30 「真夜中の狂刃」 淺間虹兒 村山三男 小森陽之介:森次晃嗣、宇津木主水:中村竹弥、原田左近将監:中村竜三郎、矢崎新八:堀勝之祐、辰五郎:見明凡太朗、伊沢大作:剣持伴紀杉山元松川純子、滝川潤
第54話 1975.10.07 「男沼・女沼・恋の沼」 大野靖子 内出好吉 江戸屋源兵衛:吉田義夫、森住庄左衛門:中山昭二、左内:藤岡重慶、茂作:岩城力也、久作:丘寵児、おしの:松下恵子並木静夫岬マコ、団巌
第55話 1975.10.14 「いのちの絶唱」 津田幸於 吉川一義 三村淳良:中村賀津雄、寺崎刑部:伊達三郎、岡駿八:平井昌一、おさち:東山明美、神坂玄馬:穂高稔島田和心大原百代安東結子佐野哲也
第56話 1975.10.21 「闇に咲く白粉花」 淺間虹兒 内出好吉 春駒太夫:宮園純子、本多和泉守:北上弥太郎、梓屋徳右衛門:東大二朗、安部大和守:近藤宏、お仙:富山真沙子、黒田左内:高杉玄、肥土尚弘、ひろみどり、三井マリヤ
第57話 1975.10.28 「愛と死の絆」 津田幸於 村山三男 手嶋道順:井川比佐志、神岡竜源:内田朝雄、相馬屋伝兵衛:伊沢一郎、手嶋こう:戸島一美、おみよ:風吹じゅん、前沢玄朴:須藤建、辰蔵:江角英明、軍蔵:速水亮、瀧義郎、山田禅二、円谷文彦
第58話 1975.11.04 「裏切りの賭け」 淺間虹兒 村山三男 仙之助:大出俊、粕谷左門:菅貫太郎、多平:村上不二夫、吾助:三谷昇、お加代:新海百合子、茂左衛門:見明凡太郎、与作:堺左千夫、橘屋:河村弘二、佐藤文紀、藤山浩二、初川久、伊藤康臣、中田光利
第59話 1975.11.11 「天保飛脚人異聞」 津田幸於 村山三男 亀沢左内:山本学、亀沢知世:真屋順子、鬼頭玄蕃:高野真二、亀沢大助:山下雄大、山崎屋伝兵衛:幸田宗丸、近江屋徳兵衛:久遠利三、おせん:橘倫子、伊吹佐十郎:森章二、由造:梅津栄、神谷伸弘、初川久、八幡源太郎、鳴海剛
第60話 1975.11.18 「二十一年目の顔」 田代淳二 鹿島章弘 田島源太郎:大友柳太郎、絵師・井沢周邦:西沢利明、内藤新吾:潮哲也、内藤刑部:川合伸旺、安川剛臓:中田博久、友田哲之助:宗近晴海、菅沼勝四郎:久世龍之介、岩村宗太郎:柿木恵至、河津作之進:山下勝也長克己
第61話 1975.11.25 「さむらい無情」 津田幸於 鹿島章弘 青木新兵衛:長谷川明男、坂崎民部:今井健二、松浦軍臓:川津祐介、おしの:黒沢のりこ、名主市右衛門:日野道夫、秋沢伊三郎:内田勝正
第62話 1975.12.02 「許されざる愛」 津田幸於 中川信夫 真崎綾:水野久美、源三郎:山本紀彦、竹内半蔵:田中浩、大垣刑部:高木二郎、原田倉之助:浜田晃、真崎周太郎:弘松三郎、直七:青森伸、伊助:大東梁佶、お加代:椎名祥子、お芳:三鈴栄子、花原照子、田原千之右、本田輝夫、鳴海剛、松尾玖治
第63話 1975.12.09 「父と子の詩」 田代淳二 中川信夫 石黒監物:中村竜三郎、岡崎和馬:永吉健太郎、お国:伊藤つかさ、楓:山吹まゆみ、池田屋文吾:中村時之介、藤井又四郎:福本潤、越後屋信三郎:池田忠夫、弥七:三上剛、早坂新八:長島寛、清吉:田原千之石、小野寺:松沼進、久保田:鳴海剛、六造:中村寿成、西田勇三、土井辰也、松尾玖次
第64話 1975.12.16 「悪徳の勲章」 淺間虹兒 宮越澄 黒岩源八:中谷一郎、中村志乃:亀井光代、万造親分:山岡徹也、戸上主計頭:庄司永建、同心・田辺:勝部演之、中村喜一郎:神山寛、井上左内:中田浩二、お艶:園千雅子、源次:井上博一、鈴木和夫、大村千吉、鎌田順吉
第65話 1975.12.23 「槍しぶき黒田節」 津田幸於 村山三男 高倉周五郎:横内正、綾部園:二木てるみ、榊原大膳:織本順吉、岩村塔十郎:中庸介、お紺:三好美智子、藤兵衛:早川雄三田崎潤夏木章大坪日出代、鈴木政晴、安東結子
第66話 1975.12.30 「傷だらけの報酬」 石川義寛 宮越澄 与吉:和崎俊哉、しず:榊ひろみ、板倉内膳:戸上城太郎、疾風の三臓:市村昌治、同心・向井田左門:小笠原良知、六兵衛:松山照夫、長吉:山崎有右、滝川潤、若杉英二、松尾玖治
第67話 1976.01.06 「初姿おんな鉄火纏」 津田幸於 村山三男 お吉:池波志乃、卯平:西村晃、辰五郎:小鹿番、堀田監物:梅沢昇、お駒:二本柳俊衣、富臓:江幡高志、巳之吉:石山律雄、山代屋籐兵衛:伊吹聡太朗、留吉:野呂圭介、堀田又七郎:宮川激夫、福田真知子、八幡源太郎、辻善仁、松尾玖治、鈴木俊介
第68話 1976.01.13 「大奥みだれ花」 田代淳二 鹿島章弘 佐吉:睦五郎、上総屋善七:潮万太郎、大奥御年寄・琴路:円山理映子、宇之吉:頭師佳孝、山際伊織:加藤和夫、お絹:池田和歌子、多三郎:大木正司、仙之助:大泉滉、孝作:加地健太郎、相川哲之進:安田隆、茜屋籐兵衛:岩城力也、白石幸長、沙川露里、大川万裕子
第69話 1976.01.20 「地獄の女郎花」 津田幸於 吉川一義 寺崎源七郎:永井秀和、御天医・藤堂宗俊:小瀬格、お歌:波乃久里子、伊勢屋儀平:上田忠好、藤堂菊:皆川妙子、塚原伊十郎:頭師孝雄、彦兵衛:宮田洋容、おいね:目黒幸子、直助:橋本仙三、中曽根公子岩城睦子姿鉄太郎泉芙美子
第70話 1976.01.27 「死を運ぶ男」 田代淳二 鹿島章弘 吉岡道玄:平田昭彦、銀次:重田尚彦、八重:[伊藤栄子]]、桂木肥前守:稲葉義男、立花四郎太:島田順司、ふじ:野口ふみえ、雪代:新井純、利助:折尾哲郎、お兼:五月晴子、お浜:槙ひろこ、仙之助:伊藤漠、高松政雄、竹口安芸子、田中加奈子
第71話 1976.02.03 「富くじ殺し札」 田代淳二 中川信夫 山崎辰之進:草野大悟、元老中・宮沢主膳:北原義郎、赤沢六兵衛:伊達三郎、寺社奉行・柴上備前守:近藤宏、源次:中庸介、仙吉:関戸純、捨松:晴海勇三、文三:並木静夫、原口:高杉玄、溝呂木但、築地博、辻田矢道
第72話 1976.02.10 「闇に咲いた渡世花」 津田幸於 中川信夫 お市:甲にしき、新三:久保明、柿沢弾正:浜田寅彦、おすえ:北川めぐみ、お民:小野ひずる、伊助:神谷寛、定五郎:長谷川弘、松:阿藤海、中西紋十郎:森章二、福崎和宏伊吹新、八幡源太郎
第73話 1976.02.17 「入れ墨の挽歌」 下村優 吉川一義 佐太郎:竜崎勝、源作:河原崎長一郎、与力・河村:森山周一郎、沢田忠順:高城淳一、およし:町田祥子、淡路屋徳兵衛:幸田宗丸、治兵衛:小笠原良知、福本潤、仙波和之、天野美保子
第74話 1976.02.24 「禁じられた十字架」 鈴木礼之介 原田隆司 お八重:服部妙子、宗之助:剣持伴紀、最上大膳:田口計、田村伝之進:杉江廣太郎、岡島新八:亀山靖博、光元:今村原兵、綾:谺のぶ子、徳兵衛:西沢武夫、松乃:沢柳迪子、作兵衛:中村寿成、米吉:里見たかし、渡辺真六、松尾玖治、鳴海剛、田原千之右、八幡源太郎
第75話 1976.03.02 「裏切りの慕情」 淺間虹兒 原田隆司 おりん:范文雀、本多肥前守忠保:武藤英司、大杉玄馬:大前均、横井孫八:原口剛、多吉:三夏伸、伊藤弘一、田原千之右、福留幸雄、松尾玖治、渡辺真六
第76話 1976.03.09 「帰らざる烙印」 津田幸於 宮越澄 お仲:岩本多代、水村泰三木村文武、松山照夫
第77話 1976.03.16 「十二万石の命」 石川義寛 吉川一義 甚八:高津住男坂上忍久富惟晴、細川俊夫
天野新士、絵沢萠子、山本昌平
第78話 1976.03.23 「呪われた愛」 田代淳二 宮越澄 お篠:三浦真弓、北上弥太郎石山雄大
第79話 1976.03.30 「生き胴斬り千両」 西沢治 吉川一義 鬼沢一平:柳沢真一、吉行和子西田健、勝部演之
杣英二郎
第80話 1976.04.06 「地獄の野良犬」 津田幸於 村山三男 山崎哲之介:藤巻潤、亀井光代、清水紘治、小瀬格
森下哲夫森幹太
第81話 1976.04.13 「振袖の熱い涙」 田代淳二 鹿島章弘 佐吉:松橋登、山岡徹也、西田良、福山象三
第82話 1976.04.20 「黄金地獄」 淺間虹兒 鹿島章弘 丈次:尾藤イサオ、潮万太郎、田中浩、北村総一郎
浜村純、加地健太郎
第83話 1976.04.27 「黒の追跡」 津田幸於 村山三男 沢田源之助:山口崇、宝生あやこ、結城しのぶ、上田忠好
梅沢昇、中村竜三郎
第84話 1976.05.04 「炎のめぐり逢い」 津田幸於 宮越澄 お国:風見章子、お照:津山登志子、漆奉行・市川玄蕃:川合伸旺
大工長次:広瀬昌助、油問屋仁村屋久兵衛:田武謙三、おきん:横山道代
第85話 1976.05.11 「消えた五千両」 田代淳二 宮越澄 源造:鈴木瑞穂、菅貫太郎、遠藤真理子天本英世
岡部正純、中庸介
第86話 1976.05.18 「浦賀の花嫁人形」 田代淳二 大洲齊 卯之助:太田博之、お栄:竹下景子、政五郎:浜田寅彦
稲垣主馬:沼田曜一、山際源八:高杉玄、木曽屋番頭喜助:袋正
第87話 1976.05.25 「謎の梅屋敷」 津田幸於、
中沢昭二
大洲齊 鉄斉:大滝秀治、市毛良枝、中山昭二、中井啓輔
小野ひずる、頭師孝雄
第88話 1976.06.01 「百年目の逃亡者」 田代淳二 鹿島章弘 八田修二郎:松山省二、八田左内:中村竹弥、野村美和:紅景子
老中牧野日向守:青木義朗、榊主膳:高城淳一
小沢信蔵:黒部進、浅田勇之介:堀勝之祐
第89話 1976.06.08 「哀愁の女ふたり」 津田幸於 松島稔 お銀:赤座美代子、渥美国泰小林昭二浅利香津代
小林勝彦増田順司、きくち英一
第90話 1976.06.15 「さすらい母恋い唄」 田代淳二 鹿島章弘 お京:栗田ひろみ、郷鍈治、今井健二、小沢左生子
雷門ケン坊奥村公延吉田豊明
第91話 1976.06.22 「天保女医秘録」 木村雅夫 松島稔 青木志乃:新藤恵美、中村竜三郎、近藤宏、村上冬樹
萩原奈穂美
第92話 1976.06.29 「狙われた女」 津田幸於 吉川一義 加代:高田美和、島田順司、加賀邦男、藤岡重慶
佐藤京一、幸田宗丸、庄司永建、野呂圭介
第93話 1976.07.06 「大江戸の黒い霧」 淺間虹兒 大洲 齋 大内正二郎:森次晃嗣、井原千寿子、野口元夫、加藤嘉
木田三千雄
第94話 1976.07.13 「十万石の罠」 田代淳二 村山三男 久米哲之介:若林豪、菅貫太郎、織本順吉、北原義郎
原田清人、深江章喜、尾形伸之介、須永慶杜沢泰文
第95話 1976.07.20 「ある少年の出発」 津田幸於 村山三男 桂木新太郎:島英津夫、小鹿番、真屋順子、田中明夫
第96話 1976.07.27 「怒濤佐渡の嵐」(前編) 津田幸於 村山三男 早崎道庵:大友柳太朗、中山昭二、柴田侊彦、浅利香津代
有川博杉本美樹津山登志子、大村文武
大東梁佶
第97話 1976.08.03 「怒濤佐渡の嵐」(後編) 津田幸於 村山三男 おみよ:麻田ルミ、柴田侊彦、津山登志子、杉本美樹
尾形伸之助、有川博、中山昭二、浅利香津代、岩城力也
第98話 1976.08.10 「死神のくれた赤ん坊」 淺間虹兒 鹿島章弘 磯貝新兵衛:竜崎勝、夏桂子北林早苗北見治一
高木二郎、津田亜矢子、青森伸
第99話 1976.08.17 「黄金の腕」 田代淳二、
中沢昭二
鹿島章弘 栄次郎:中野誠也、北上弥太朗、潮万太郎、弘松三郎
木村元、綾川香、内田勝正
第100話 1976.08.24 「夜歩き美女」 木村雅夫 宮越澄 大和屋惣兵衛:内藤武敏、服部妙子、武藤英司、田中浩
渡辺高光、森章二、沖田駿一
第101話 1976.08.31 「暗黒街の罠」 田代淳二、
中沢昭二
宮越澄 平吉:森次晃嗣、大関優子、加藤和夫、五味龍太郎
汐路章、幸田宗丸、鶴田忍、大木正司
第102話 1976.09.07 「仏像を抱く女」 田代淳二 吉川一義 奈美:梢ひとみ、清水紘治、高城淳一、岡部正純
森みどり、中村時之介
第103話 1976.09.14 「怪談赤いろうそく」 田代淳二 内出好吉 お冬:長内美那子、伊達三郎、小笠原良知、萩原奈穂美
小野武彦、中庸介、滝川順
第104話 1976.09.21 「天保やっちゃば秘録」 津田幸於 吉川一義 矢沢軍十郎:森山周一郎、小坂一也、堀越陽子、内田稔
今福将雄、外野村晋
第105話 1976.09.28 「闇の中に鈴が鳴る」 津田幸於 内出好古 おいね:江夏夕子水村泰三、浜田寅彦、沼田曜一
関根世津子、中井啓輔、黒部進
第106話 1976.10.05 「弥九郎白夜に死す」 津田幸於 村山三男 お滝:今出川西紀、久保明、久遠利三、小栗一也
平泉征、梅津栄、柳谷寛
第107話 1976.10.12 「おんな捕物地獄花」 津田幸於 村山三男 お京:三浦真弓、辻萬長、今井健二、中田浩二
伊沢一郎、森川公也、辻伊万里
第108話 1976.10.19 「暗黒の烙印」 淺間虹兒 村山三男 弥七:大友柳太郎、勝部演之、戸上城太郎、土方弘
清川新吾新海百合子、西田良
第109話 1976.10.26 「地獄のひまわり」 津田幸於 村山三男 歌吉:大滝子、藤岡重慶、細川俊夫、田口計
小鹿番、横森久
第110話 1976.11.02 「天保ねずみ小僧異聞」 津田幸於 村山三男 次郎吉:中村嘉葎雄、島英津夫、北原義郎、武藤英司
大村文武、中田博久、遠藤真理子
第111話 1976.11.09 「闇に舞う白い牙」 田代淳二 鹿島章弘 昌石:御木本伸介、赤座美代子坂井修、高野真二
村上冬樹、福岡正剛杉本真智子、加地健太郎
第112話 1976.11.16 「若きいのちの叫び」 淺間虹兒 鹿島章弘 新吉:峰竜太、市毛良枝、稲葉義男、五味龍太郎
白石奈緒美、岡部正純、中庸介
第113話 1976.11.23 「浮世絵の女」 田代淳二 宮越澄 お雪:園まり、長谷川明男、織本順吉、蜷川幸雄
八木孝子、大木正司、きくち栄一
第114話 1976.11.30 「侠盗かまいたち」 津田幸於 宮越澄 島田左内:川崎敬三、岩本多代、外山高士、晴海勇三
第115話 1976.12.07 「十八年目の女」 田代淳二 丸山誠治 お秋:丘さとみ伊藤俊孝、浜田寅彦、楠侑子
藤山浩二、森川公也、小野ひずる
第116話 1976.12.14 「炎のきずあと」 津田幸於 丸山誠治 流れ星の佐七:若林豪、北川美佳、潮万太郎、沼田曜一
佐藤京一、三上左京
第117話 1976.12.21 「二度死んだ男」 櫻井康裕 村山三男 喜兵衛:浜村純、森大河、風間杜夫、渡辺やよい
曽我廼屋一二三根本嘉也、内田勝正
第118話 1976.12.28 「天女のような女」 櫻井康裕 吉川一義 おりん:沢田雅美、森山周一郎、早川雄三、小野進也
宮口二郎、小島三児
第119話 1977.01.04 「初春の虹をこえて」 津田幸於 村山三男 己之助:川津祐介、磯野洋子天津敏、山岡徹也
見明凡太朗、蟹江敬三、黒部進、松山照夫
第120話 1977.01.11 「秘薬の謎をあばけ」 吉田隆 吉川一義 南山:西沢利明、田中浩、池田駿介、高城淳一
佐原健二、倉岡伸太郎、中山昭二
第121話 1977.01.18 「唐絹は死の匂い」 武末勝 鹿島章弘 佐吉:太田博之、川合伸旺、麻生よう子草薙幸二郎
田島義文北村大蔵
第122話 1977.01.25 「凧と十手とにごり酒」 津田幸於 鹿島章弘 倉本新兵衛:大友柳太朗、田中明夫、睦五郎、天野新士
伊藤栄子、近藤宏
第123話 1977.02.01 「母と子の挽歌」 土橋成雄 村山三男 定二郎:島英津夫、淡島千景、西村晃、高桐真
細川俊夫、折尾哲郎、伊吹徹
第124話 1977.02.08 「あだ花無情」 淺間虹兒 村山三男 お袖:波乃久里子、森下哲夫、梅沢昇、金井進二
岩城力也、市村昌治
第125話 1977.02.15 「ろくでなし」 櫻井康裕 鹿島章弘 志乃:水原ゆう紀、工藤堅太郎、岸田森、北見治一
梅津栄、人見きよし、藤山浩一、加地健太郎
浜田晃、和久井節緒
第126話 1977.02.22 「逢初橋の女」 津田幸於 皆川隆之 伊佐吉:江原真二郎倉野章子石田信之、杣英二郎
稲葉義男、早川保、木田三千雄、青森伸
第127話 1977.03.01 「復讐の赤い矢」 田代淳二 鹿島章弘 お絹:珠めぐみ、柴田侊彦、北村総一郎、北原義郎
長谷川弘、堀勝之祐、高野真二
第128話 1977.03.08 「鬼の涙が闇に散る」 津田幸於 村山三男 真崎慎吾:山本紀彦、今出川西紀、小栗一也、織本順吉
森川千恵子、潮建志、大木正司
第129話 1977.03.15 「御狩場絶唱」 田代淳二 宮越澄 仁助:和崎俊哉、丸山秀美、大村文武、磯村みどり
香川良介、五味龍太郎、矢ノ目がん、中庸介
第130話 1977.03.22 「地獄の王将」 津田幸於 宮越澄 佐吉:長谷川明夫、葉山葉子、浜田寅彦、坂上忍
剣持伴紀、柳谷寛、堀田真三、庄司永建
最終話 1977.03.29 「さらば刀舟江戸の街」 淺間虹兒 村山三男 横井蔵人:藤巻潤、小松方正、中村竜三郎、水島道太郎
小堀阿吉雄、勝部演之

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補足

  • ラスト近くの立ち回りの際に使われる決め台詞『てめえら人間じゃねえや、たたっ斬ってやる!』は、初期の話数では使われず、第17話「他人の顔」で刀舟の昔からの知り合いである安藤良石(伊藤雄之助)が弘前藩主・津軽少将信時(中村竜三郎)の手下によって殺害された際、急を聞いて駆けつけた刀舟が信時とその手下たちに放った一言(その際の台詞は「てめえたちゃ人間じゃねえ、たたっ斬ってやるよ!」だった)が初めての使用となった(但し、やはり刀舟が悪人の前で放つ「やかましいや、この野郎!」は第2話から使用されている)。
  • 「刀舟」という名前は、勝田康三プロデューサーが考案した名前で、錦之介の代表作「子連れ狼」の拝一刀と本作の放送が開始された当時のNHK大河ドラマ勝海舟」のを合わせたネーミングとされる[4][5]
  • この番組が放映された時期は、テレビネットワーク腸捻転の解消(ネットチェンジ)が行われた時期でもある。第1話 - 第26話までは、関西ではNET系列局であった毎日放送(MBS)にて放送されていた。第27話以降は、ネットチェンジによりTBS系列から新たに移ってきた朝日放送(ABC)にて放送されている。
  • ゲスト出演者には錦之介の当時の妻淡路恵子、後の妻甲にしき、実弟中村嘉葎雄、淡路の連れ子島英津夫もゲスト出演した。
  • 第7話にゲスト出演した古川登志夫の証言によると、『破れ傘刀舟悪人狩り』や『荒野の素浪人』などの三船プロダクション作品は、神奈川県麻生区の柿生や東京都青梅市の山の上でロケを行うことが多く、ロケ地ではジェット機の爆音も気にせず撮影。音声は、三船プロのスタジオでアフレコ処理することも多かった[6]
  • 「破れ傘刀舟悪人狩り」が放送中の、1975年4月6日から同年9月28日迄、日本テレビ系列で、錦之介が主演の「長崎犯科帳」も放送されていた。(当時、主演を務める俳優が出演の連続のドラマ番組が、放送同時期に複数放送される事は珍しい。(再放送など以外で))
  • 本作で使用されているBGMは、作曲家・木下忠司の手に依るものだが、後に木下忠司が劇伴担当で参加していた『桃太郎侍高橋英樹主演版)』(1976年 - 1981年、日本テレビ系)に流用される形で使用されている。

脚注

  1. ^ 元々は藩主と側室・お滝の方との間の子であるが、藩主がお滝に手を付けた時点で(お滝と関わるのが)嫌になり、配下の侍である島崎左平次に100石を加増させた上で身重のお滝を拝領妻として押しつけた。長太郎出生後、藩主の嫡男である若殿の急死によって長太郎を藩主の後継ぎにせんとする動きを察知するや、左平次は同僚の中塚半蔵(平泉征)の助力を得て、お滝・長太郎・庄兵衛とともに岩田藩を脱藩。以後は町人に姿を変えて、江戸の地蔵長屋に一家で住み着いた。しかし、岩田藩の江戸家老・坂井兵部(久遠利三)の命で峰岸伊十郎が藩の侍数人を連れて長太郎を奪還しようとしてきたため、左平次と半蔵はこれに抵抗しようとするが、結局お滝共々藩の侍たちによって上意討ちと言う形で惨殺された。
  2. ^ 左平次の父で、半蔵の手引きによって左平次とお滝と長太郎を逃がす際、彼らと一緒に同行した。
  3. ^ 青森放送と同時刻の放送だが遅れ幅は不明
  4. ^ 「時代劇マガジン」VOL.4(辰巳出版)内の本作の記事より。
  5. ^ 錦之介は後に、日本テレビ系列で放送された年末時代劇スペシャル『田原坂』(1987年)で実際に勝海舟を演じている。
  6. ^ Twitter / 古川登志夫‏@TOSHIO_FURUKAWA:”. 2016年1月13日閲覧。

外部リンク

NET 火曜21:00 - 21:55枠
前番組 番組名 次番組
荒野の素浪人
(第2シリーズ)
破れ傘刀舟悪人狩り
(1974年10月〜1975年9月)
【1分縮小して継続】
世界あの店この店
(21:54 - 22:00)