凰稀かなめ
おうき かなめ 凰稀 かなめ | |
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本名 | 池口梨花(いけぐちりか) |
生年月日 | 1982年9月4日(41歳) |
出生地 | 日本・神奈川県川崎市 |
身長 | 173cm |
血液型 | A型 |
職業 | 舞台女優 |
ジャンル | 舞台(宝塚歌劇) |
活動期間 | 2000年 - |
活動内容 |
2000年:宝塚歌劇団入団、雪組配属 2009年:星組に異動 2011年:宙組に異動 2012年:宙組トップスター就任 2015年:宝塚歌劇団退団 同年:芸能活動開始 |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『太王四神記 Ver.II』 『ロミオとジュリエット』 『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』 『ベルサイユのばら-オスカル編-』 |
凰稀 かなめ(おうき かなめ、9月4日 - )は宝塚歌劇団元宙組男役(トップスター)。2015年退団。
神奈川県川崎市出身。身長173cm、血液型A型。愛称は「かなめ」「りか」「てる」「ぐっちゃん」。
来歴
1998年、宝塚音楽学校入学。入団時の成績は20番[1]。86期生。
2000年、宝塚歌劇団入団。花組公演『源氏物語 あさきゆめみし』で初舞台。同年雪組に配属される。
2001年、『猛き黄金の国』新人公演で若手スター音月桂の役に抜擢される。
2002年、山科愛とともにTAKARAZUKA SKY STAGE第1期スカイ・フェアリーズを務める。
2006年、『Young Bloods!-魔夏の吹雪-』でバウホール公演初主演。
2007年の『エリザベート』では、ルドルフを演じる。同年夏には、世界陸上大阪大会開会式にあわせて結成されたユニット・AQUA5のメンバーにも選ばれた。
2009年4月14日付で、星組へ組替え。新トップである柚希礼音に次ぐ2番手に昇格。6月初め、稽古中に左足小指を骨折しAQUA5のコンサートを休演。同月の『太王四神記 Ver.II』宝塚大劇場公演には回復し出演している。
2010年には、テレビ朝日とのコラボレーションで発売された『le sac des TAKARASIENNES(ル サック デ タカラジェンヌ)』のプロデュースメンバーに選ばれた。
2011年2月25日付で、宙組へ組替え。蘭寿とむの花組異動により、引き続き2番手で活躍。
2012年7月2日付で、大空祐飛の退団により、宙組トップスターに就任。相手役には花組から実咲凜音を迎える。お披露目公演は『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』。
2015年2月15日、『白夜の誓い - グスタフIII世、誇り高き王の戦い -』/『PHOENIX 宝塚!! - 蘇る愛 -』の東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団。
同年、公式サイトを開設し芸能活動開始。
2016年、『1789 - バスティーユの恋人たち-』のマリー・アントワネット役で、舞台復帰。
人物
習い事はしていなかったが、歌も芝居も好きな学生時代を過ごし、将来はモデルか俳優になろうと思っていた。
中学3年生の時にテレビで宝塚を知り、初めて舞台を見た後、すぐに受験サポートスタジオに通い一発で宝塚音楽学校に合格した。
愛称「てる」は、GLAYのTERUに似ていることから貴城けいが名付けた。
宝塚歌劇団の同期には緒月遠麻、星条海斗、陽月華(元宙組トップ娘役)、和涼華、城咲あいらがいる。
主な出演
舞台
宝塚歌劇団・雪組時代
- 2001年2月 - 6月、『猛き黄金の国/パッサージュ』新人公演:川上音二郎(本役:音月桂)
- 2002年4月、日生劇場『風と共に去りぬ』ブレント
- 2002年5月 - 9月、『追憶のバルセロナ/ON THE 5th』新人公演:フェイホオ(本役:音月桂)
- 2002年10月 - 11月、バウホール『ホップ・スコッチ』ディック・スロリー
- 2003年1月 - 5月、『春麗の淡き光に/Joyful!!』新人公演:源頼信(本役:壮一帆)
- 2003年3月、バウホール公演ワークショップ『春ふたたび』三郎次
- 2003年6月 - 7月、バウホール『アメリカン・パイ』ネイズ
- 2003年10月、新神戸オリエンタル・日本青年館 樹里咲穂コンサート『JUBILEE-S』テリー
- 2003年8月 - 12月、『Romance de Paris/レ・コラージュ』イブラヒム、新人公演:ムシャヒド・ナセル(本役:貴城けい)
- 2004年1月 - 2月、中日劇場『Romance de Paris/レ・コラージュ』イブラヒム
- 2004年4月 - 7月、『スサノオ/タカラヅカ・グローリー!』新人公演:月読(本役:壮一帆)
- 2004年8月 - 9月、日本青年館・ドラマシティ『あの日見た夢に』ロッキー
- 2004年11月 - 2005年2月、『青い鳥を捜して/タカラヅカ・ドリーム・キングダム』チャン、新人公演:フィンセント・マクノートン(本役:朝海ひかる)
- 2005年4月 - 5月、バウホール公演ワークショップ『さすらいの果てに』エドウィン中尉
- 2005年6月 - 10月、『霧のミラノ/ワンダーランド』オットー、新人公演:ロレンツォ・クローチェ(本役:朝海ひかる) *新人公演初主演
- 2005年11月、全国ツアー『銀の狼/ワンダーランド』トランティニアン
- 2006年2月 - 5月、『ベルサイユのばら』ラサール、新人公演:アンドレ(本役:貴城けい、水夏希、他組よりの出演湖月わたる、春野寿美礼、瀬奈じゅん)
- 2006年7月、バウホール公演ワークショップ『YoungBloods!』ロバート三浦一彦 *バウWS初主演
- 2006年9月 - 12月、『堕天使の涙/タランテラ!』サリエル 新人公演/ルシファー(本役:朝海ひかる) *新人公演主演
- 2007年2月、中日劇場『星影の人/Joyfull!!II』桂小五郎
- 2007年5月 - 8月、『エリザベート』ルドルフ
- 2007年10月、ドラマシティ、日本青年館『シルバー・ローズ・クロニクル』クリストファー・クレム
- 2008年1月 - 3月、『君を愛してる/ミロワール』アルセスト
- 2008年5月 - 6月、バウホール公演ワークショップ『凍てついた明日-ボニー&クライドとの邂逅-』クライド・バロウ *バウWS主演
- 2008年8月 - 11月、『ソロモンの指輪/マリポーサの花』ロジャー
- 2009年1月、バウホール、日本青年館『忘れ雪』鳴海昌明
- 2009年3月 - 4月、宝塚大劇場公演のみ『風の錦絵/ZORRO 仮面のメサイア』オリバレス総督
宝塚歌劇団・星組時代
- 2009年6月 - 9月、『太王四神記 Ver.II』ヨン・ホゲ
- 2009年10月 - 11月、全国ツアー『再会/ソウル・オブ・シバ!!』マーク
- 2010年1月 - 3月、『ハプスブルクの宝剣/BOLERO』フランツ・シュテファン
- 2010年5月、バウホール・日本青年館『リラの壁の囚人たち』エドワード・ランス *バウ・青年館主演
- 2010年7月 - 8月、梅田芸術劇場メインホール・博多座『ロミオとジュリエット』ティボルト
- 2010年10月 - 12月、『宝塚花の踊り絵巻 -秋の踊り-/愛と青春の旅だち』フォーリー軍曹
- 2011年2月、中日劇場『愛するには短すぎる/ル・ポァゾン 愛の媚薬II』アンソニー・ランドルフ
宝塚歌劇団・宙組時代
- 2011年5月 - 8月、『美しき生涯/ルナロッサ』疾風
- 2011年10月 - 12月、『クラシコ・イタリアーノ/NICE GUY!!』レナード・デルーカ(レニー)
- 2012年1月 - 2月、バウホール、日本青年館『ロバート・キャパ 魂の記憶』アンドレ・フリードマン(ロバート・キャパ) *バウ・青年館主演
- 2012年4月 - 7月、『華やかなりし日々/クライマックス』アーサー・シェルドン
宝塚歌劇団・宙組トップ時代
- 2012年8月 - 11月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』ラインハルト・フォン・ローエングラム
- 2013年1月、博多座公演『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』ラインハルト・フォン・ローエングラム
- 2013年3月 - 6月、『モンテ・クリスト伯/Amour de 99!!-99年の愛-』エドモン・ダンテス
- 2013年4月、『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ (雪組 特別出演)
- 2013年7月 - 8月、全国ツアー『うたかたの恋/Amour de 99!!-99年の愛-』ルドルフ
- 2013年9月 - 11月、『風と共に去りぬ』レット・バトラー
- 2014年2月、中日劇場『ロバート・キャパ 魂の記録/シトラスの風II』アンドレ・フリードマン(ロバート・キャパ)
- 2014年5月 - 7月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
- 2014年8月 - 9月、凰稀かなめディナーショー『Metamorphose ―メタモルフォーゼ―』(ホテル阪急インターナショナル・パレスホテル東京) *初ディナーショー
- 2014年11月 - 2015年2月、『白夜の誓い -グスタフIII世、誇り高き王の戦い-/PHOENIX 宝塚!! ―蘇る愛―』グスタフIII世 *退団公演
宝塚歌劇団退団後
- 1789 -バスティーユの恋人たち - (2016年4月 - 5月、帝国劇場) - マリー・アントワネット 役 ※ 花總まりとダブルキャスト
イベント
- 2007年世界陸上選手権開会式(2007年8月25日)
- ヴィーナスフォート「Venus Fort Snow Wish 2007 降雪式×AUQA5スペシャルトーク&ソング」(2007年11月23日)
- プロ野球マツダオールスターゲーム2008(第1戦)にて国歌斉唱(2008年7月31日)
テレビCM
- ハウス食品 六甲のおいしい水
- AQUA5をパッケージに採用したオリジナルボトルが、2007年10月29日より全国で数量限定発売された。2007年11月26日には、再び新しくデザインされたパッケージでさらに数量限定で発売された。
テレビ
- 嵐にしやがれ(2012年10月20日、日本テレビ) - アニキゲスト
- TAKE FIVE〜俺たちは愛を盗めるか〜 第8話(2013年6月7日、TBS)- 本人役
- SMAP×SMAP(2014年1月6日、フジテレビ)
ライブ・コンサート
- AQUA5ミニライブ&トークイベント(2008年9月16日:宝塚バウホール)
- AQUA5 Special LIVE in 六本木ヒルズアリーナ(2008年10月24日:六本木ヒルズアリーナ)
- AQUA5 Concert(2009年6月9日、10日:赤坂BLITZ) *怪我のため休演。ビデオレター出演。
- 凰稀かなめコンサート『The Beginning』(2015年4月15日・16日、EXシアター六本木)
書籍
雑誌
- 2009年10月28日発売 『GISELe(ジゼル)』(主婦の友社)
- 2010年6月28日発売 『VOGUE JAPAN』(8月号)(コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパン)
- 2011年10月28日発売 『VOGUE JAPAN』(12月号)(コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパン)
- 2015年3月23日発売 『VOCE』 (5月号)(講談社)
- 2015年4月1日発売『Domani』(5月号)(小学館)
脚注
- ^ 小林公一・監修『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』(阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日)p.112