セツルメント国家議会

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G-SAVIOUR > セツルメント国家議会

セツルメント国家議会(the Congress of Settlement nations、通称CONSENT)は、映像作品及びゲームソフト『G-SAVIOUR』に登場する架空の組織である。

概要

宇宙世紀(U.C.)0218年の地球連邦崩壊の後に、旧地球連邦の一部勢力がサイド2,3,5,7と共に結成した新たな組織。主に国家議会または議会と略称される。

各サイドに加えて地球全土を勢力圏に持っており、本部も地球内に置かれているため、事実上の地球連邦の後継の位置に当たる組織である。しかしこの時代には植民地を意味するスペースコロニースペースセツルメントへと改称されており、また地球上の環境破壊などの影響で宇宙への依存度が増しており、更にコロニー在住者も地球を離れて久しく地球を故郷とみなさなくなった、などの意識変化もあってか、従来の時代程のスペースノイドとアースノイドの激しい確執はもはや見られなくなっている(ザンスカール戦争の時代からその傾向があることが描写されている)。

U.C.0220年代においてはセツルメント国家議会に対抗する形でサイド1と4が月面都市群と共に結成したセツルメント自由同盟と敵対関係にあり、また残るサイド6やサイド8・ガイアに対しても圧力をかけ続けている状況にある。

組織形態

国家議長と呼ばれる役職をトップとしている他、各自治区には総督が配置され、地球もその一つである地球自治区としてガーノー総督によって治められている。

また、セツルメント国家議会軍として高い軍事力を保有しており、モビルスーツの研究開発も活発に行われている。旧地球連邦軍の一部がベースとなっていることもあってか、その内部は軍閥的な組織となっており、特に勢力拡大を企む強硬派は活発な軍事活動を行っている。そのため、地球圏の勢力バランスを保つ目的で秘密結社イルミナーティの標的となる事も多い。

モビルウェポン(MW)計画

セツルメント国家議会軍が開発を進めている無人モビルスーツで、有人機であるMSを指揮官としつつ無人機であるMWを利用することで戦力の増強を行う計画で、これに基づいてMWレイ及びMWレイドが開発された。実戦の兵力としても十分な性能を持ち、ガイアの光事件の際に投入されたMWレイは旧式MSで構成されたサイド・ガイアの戦力を圧倒するものの、優れた操縦技術を持つマーク・カランのGセイバーや、その後介入を行ったイルミナーティのイリュージョン部隊には叶わなかった。

また、事前に指定された命令に則って戦闘を行うために突発的にその範疇を越えた状況には対応しきれない面があり、ガーノー総督が議会軍の物ではなくガイアのシャトルを利用して脱出しようとした際にも命令通りにそのまま撃墜してしまっている。

プロジェクト・レイブン

ガーノー総督亡き後にその腹心であったバイス・バッシング准将が進めていた新型MW開発プロジェクト。

それにより開発された新型機レイブンは一見有人MSとして振る舞い、精鋭であるグレムリーシープ隊の隊長を務めることが出来る程の高い柔軟さと戦闘能力を兼ね備えたが、計画を察知したイルミナーティのライトニング部隊の活躍によって各地の基地とレイブンは破壊され、計画は頓挫した。

主な戦力など

セイバーチームによって開発されたブグ系を筆頭に、モノアイタイプの頭部を持つ機体が多く使用されている。

機動兵器

その他