TBSラジオ番組一覧

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TBSラジオ番組一覧(ティービーエスラジオばんぐみいちらん)はTBSラジオで放送されている、もしくは過去に放送された番組の一覧である。ラジオ東京、分社前の東京放送時代についても扱う。

番組の編成傾向・歴史

民放のNHKと揶揄されることもあり、番組カラーとして「真面目さ」がある。1980年代ごろまではこの真面目さが目立ち、ライバルであるニッポン放送に長年の間、聴取率で差が付けられていた時期もあったが、2001年8月以降は首都圏での聴取率首位を不動の座にしている。

聴取率好調の要因としては、TBSラジオをキー局とするラジオネットワークJRN及び、同局の兄弟会社であるTBSテレビが加盟するニュースネットワークJNNが誇る取材力を生かし、充実したニュース情報番組が聴取者に受け入れられており、特に50 - 60代のラジオに慣れ親しんだ世代からの支持が強く、また聴取率調査の年齢対象が69歳にまで引き上げられたことが背景としてある。また従来のTBSカラーとは異なる宮川賢伊集院光松本ともこなどの深夜放送や他局から移籍したパーソナリティが、日中の番組に上手く定着したことも、現在好調の一因ともなっている。

相撲の若貴ブームに『まった無し!大相撲』、第二次声優ブームには、帯、週末に多くのアニラジ番組を編成し、文化放送に並ぶ量を誇り、流行には敏感だったが、流行を生み出したことは無く、「他で好評だったから編成する」と言う後乗り感もあった。

1990年代にはTBSラジオ制作番組が地方にネットする際のフィラーBGM(裏送り番組を含む)にMEZZOFORTEの『FusionBlues』が使用されていたこともあった。

現在はTBS色の強いパーソナリティにこだわって番組を制作しているが、かつて聴取率に苦しんだ1990年代においては苦肉の策として他局の看板パーソナリティの起用を行っていた時期もあった。例として、ニッポン放送出身の高嶋ひでたけ(「高嶋ひでたけのAKASAKA発スポーツまるごと90分」など)、文化放送出身の吉田照美(「吉田照美のびんびんタイムス!~まだまだもっと日曜日」など)などである。いずれの者も短期間で降板しており、現在は両者ともTBSには出ていない。

TBSラジオにおける「アナウンサー」の扱い

しかしその一方で、ラテ兼営局時代には久米宏大沢悠里小島一慶松宮一彦など、同局アナウンサーから生え抜きのパーソナリティを育成していたが、東京放送(当時)が2000年にラジオ部門などを分社化した影響で、TBSラジオのアナウンサーとして番組に出演しているパーソナリティは、TBSテレビ所属のアナウンサーであり、現在のところTBSラジオ単独でのアナウンサー採用は行われておらず[1]、『TBSニュース』や出演者の休暇などによる代役(主にワイド番組でのアシスタント級)などは、同局ニュースデスク・TBS954情報キャスターフリーアナウンサーが担当することが多くなっていった。そのため、レギュラー番組を除いてTBSアナウンサーが出演することはほとんど無いため、親会社はTBSアナウンサーの起用する面においてはラジオを軽視、もしくは片手間で番組を持たせる姿勢を批判的に見る向きもある[要出典]

上記のような状況に至るには、1990年代前半にまで遡る。その頃のTBSは、主にスポーツ実況を担当していたベテランアナウンサーの退職や引退が相次ぎ、さらには病気で亡くなるアナウンサーもいた。そこで会社はスポーツアナの育成を最優先させることとなり、1993年から3年連続で中途採用を実施したり(清水大輔升田尚宏土井敏之の3人)、採用された新卒の男性アナウンサーには、まず「スポーツ系番組」を優先的に担当させるようにした。一方、小林豊鈴木順らラジオで活躍してきたアナウンサーが(ラ・テ兼営局の宿命とはいえ)やがてテレビに軸足を置いたり、他部署に異動したりすることが多く、それに担当番組が聴取率で苦戦を強いられるなど、「局アナパーソナリティーの育成」の観点で不幸な環境が続いた。

また、TBSに入社してくるアナウンサーの質の変化も一因と言える。海保知里豊田綾乃ら「ラジオが好き」であることを公言している人は少数派で、安住紳一郎に代表されるように、もともとテレビ指向の強い方が多いのが実情である。安住やテレビ東京大橋未歩が著書の中で、「TBSを含む複数のテレビ局の採用試験を受けていた」ことを公表したことからもあるように、近年アナウンサーを目指す若者にとっては、「ラジオ局のアナウンサー」という職業の求人が少ないこともあってあまり魅力的には見えない傾向がある。

分社化後のTBS R&Cでは、独自にラジオ番組のプロデューサー・ディレクターを志す人材を不定期で募集しているが、アナウンサーとまでは手が回らない状況が続いている。そもそも分社化の目的のひとつに、「ラジオ志望の人材の確保」があるからという[要出典]。近年のラジオ業界の状況から見て、止むを得ない部分もある。

そんな中、ラジオ業界全体が厳しい環境下にある上、TBSラジオ自身は局を支えるパーソナリティ陣の高齢化が進んでいることや2009年3月期に分社後初の赤字決算を喫したことなどから、2000年代後期からTBSテレビ所属のアナウンサーの中から数人を選抜し、冠番組を持たせている。2012年4月の時点で安住や駒田健吾岡村仁美が生ワイド番組のメーンパーソナリティを務めているほか、複数の番組に出演している外山惠理江藤愛など、多くのアナウンサーが活躍している。

番組

平日

5 生島ヒロシのおはよう定食
パーソナリティ:生島ヒロシ
5
30 生島ヒロシのおはよう一直線

パーソナリティ:生島ヒロシ

6 6
6:30 森本毅郎・スタンバイ!
パーソナリティ:森本毅郎
アシスタント:遠藤泰子
レギュラーコメンテーター:月 山田恵資、火 酒井綱一郎、水 渋谷和宏、木 山縣裕一郎、金 伊藤洋一

▽6:43 歌のない歌謡曲
▽8:00 話題のアンテナ 日本全国8時です

7 7
8 8
8:30 大沢悠里のゆうゆうワイド
パーソナリティ:大沢悠里
パートナー:月 西村知江子、火 佐田玲子、水 見城美枝子、木 陣内貴美子、金 さこみちよ

▽9:00 お色気大賞(金)
▽10:30 毒蝮三太夫のミュージックプレゼント

9 9
10 10
11 11
12 12
13 赤江珠緒 たまむすび

パーソナリティ:赤江珠緒
パートナー:月 カンニング竹山、火 山里亮太、水 博多大吉、木 ピエール瀧
▽13:42 ドライバーズ・リクエスト

たまむすび

パーソナリティ:安東弘樹
パートナー: 玉袋筋太郎
▽13:42 ドライバーズ・リクエスト

13
14 14
15 15
15:30 荒川強啓 デイ・キャッチ!

パーソナリティ:荒川強啓
アシスタント:片桐千晶
デイキャッチャー:月 青木理、火 小西克哉、水 近藤勝重、木 山田五郎、金 宮台真司
▽15:43 アステラス製薬 明日も元気!
▽17:05 ニュース クリップ
▽17:30 ネットワークTODAY

16 16
17 17
46 トクセン! ラジオショッピング
50 腸から始まる健康ライフ - 中澤有美子 50 水音スケッチ - 堀井美香
57 キャッチ・ザ・ベースボール
18 六輔七転八倒九十分

パーソナリティ:永六輔
アシスタント:はぶ三太郎外山惠理(週替わり)、長峰由紀(週替わり)

エキサイトベースボール
(中継休止時)
18:00 (火 - 木曜)プロ野球ネットワーク/(金曜)プロ野球東西南北
18
19 19
30 松尾雄治 明日へのトライ! - 松尾雄治宇垣美里
20 00 竹中直人〜月夜の蟹〜 - 竹中直人堀井美香 20
30 オタカラ川柳 - オリエンタルラジオ姫野れみ
21 00 エンタメExpress - 斉藤リョーツ

エキサイトベースボール・ジョッキー

21
30 夢発信ラジオ「学スタ」〜夢への一歩、スタートしよう〜 - 伊藤隆佑
45 コンシェルジュ 沓掛博光の旅しま専科 - 沓掛博光小川知子
22 荻上チキ・Session-22
パーソナリティ:荻上チキ
アシスタント:南部広美
22
23 23
23:55 BLITZ POWER PUSH - 宇垣美里
0 00 荻上チキ・Session-22 Midnight Session 菊地成孔の粋な夜電波 - 菊地成孔 0
55 BLITZ POWER PUSH - 宇垣美里
1 JUNK 1
2 伊集院光 深夜の馬鹿力 爆笑問題カーボーイ 山里亮太の不毛な議論 おぎやはぎのメガネびいき バナナマンのバナナムーンGOLD 2
3 Fine!!

パーソナリティ:月・火 海保知里、水・木・金 池田めぐみ

3
4 4

土日

5 00 TBSニュース、天気予報 5
05 生島ヒロシのサタデー・一直線
パーソナリティ:生島ヒロシ
アシスタント:寺田理恵子
05 渋谷和宏・ヒント - 渋谷和宏
30 田中雄介・江藤愛のハートフル・モーニング - 田中雄介江藤愛
6 土曜朝イチエンタ。堀尾正明+PLUS!

パーソナリティ:堀尾正明
アシスタント:長峰由紀
▽8:00 話題のアンテナ 日本全国8時です

笹川友里 プレシャスサンデー

パーソナリティ:笹川友里
▽6:10 こども音楽コンクール
▽7:02 美輪明宏 薔薇色の日曜日
▽7:15 辻井いつ子の今日の風、なに色?
▽7:40 石川實 DAIRY LIFE
▽8:00 DHCドリームプロジェクト〜はなわ・こんのひとみ 夢をかなえよう
▽8:29 井森美幸のググッとぐんま
▽8:50 Dr.松永の聞こえるクリニック
▽9:25 サラダトーク お仕事カフェ (ABC)

6
7 7
8 8
9 土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送
パーソナリティ:ナイツ
アシスタント:出水麻衣
リポーター:小林豊阿部文音
▽12:12 おぎやはぎのクルマびいき
9
55 のどの窓 - 長峰由紀
10 安住紳一郎の日曜天国
パーソナリティ:安住紳一郎
アシスタント:中澤有美子
10
11 11
11:55 快適生活 ラジオショッピング
12 00 道上洋三の健康道場 (ABC) - 道上洋三川添佳穂 12
30 千葉ドリーム!もぎたてラジオ - 森田健作木村郁美秋元才加
13 久米宏 ラジオなんですけど
パーソナリティ:久米宏
アシスタント:堀井美香
爆笑問題の日曜サンデー
パーソナリティ:爆笑問題
アシスタント:江藤愛(第1 - 4週)、外山惠理(第5週)
13
14 14
14:55 悠里の週末ショッピング
15 大沢悠里のゆうゆうワイド土曜日版

パーソナリティ:大沢悠里
パートナー:さこみちよ

15
16 16
16:50 ジョブチューンR - 田中みな実
17 00 中野浩一のフリートーク - 中野浩一、木村郁美 00 コシノジュンコ MASACA - コシノジュンコ、出水麻衣 17
15 〜歌を絆に〜東北希望コンサート
30 サタデースポーツ&ニュース

▽17:35 中嶋常幸のティーグラウンドへようこそ!
▽17:45 ウィークエンド ネットワーク

30 辻よしなり・保科有里の 歌が聴きたい - 辻よしなり保科有里
18 00 司馬遼太郎短篇傑作選OBC) - 竹下景子 00 村上ゆきのスローリビング - 村上ゆき 18
30 田中みな実 あったかタイム - 田中みな実 30 ミラクル・サイクル・ライフ - 石井正則疋田智
19 ジェーン・スー 相談は踊る
パーソナリティ:ジェーン・スー
蟹江一平 One Night TOKYO - 蟹江一平 19
20 20
20:55 TBSニュース、天気予報
21 明日へのエール〜ことばにのせて〜 - 西村江太郎 00 ラジオシアター〜文学の扉 - 中嶋朋子 21
30 嶌信彦 人生百景「志の人たち」 - 嶌信彦南波糸江
22 ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル
パーソナリティ:宇多丸
00 橋幸夫の地球楽団 - 橋幸夫岩田まこ都 22
30 今晩は 吉永小百合です - 吉永小百合
23 00 辛島美登里 こころん、ふるさと - 辛島美登里 23
30 小森谷徹の目撃!偉人伝 - 小森谷徹
55 TBSニュース、天気予報
0 00 マイナビ Laughter Night - 皆川玲奈 00 林原めぐみのTokyo Boogie Night - 林原めぐみ 0
30 夢★夢Engine! - 松尾貴史加藤シルビア 30 ROCK ENTERTAINMENT 高見沢俊彦のロックばん - 高見沢俊彦
1 JUNKサタデー エレ片のコント太郎 00 放送休止
文化系トークラジオ Life 〜社会時評&サブカルチャー
パーソナリティ:鈴木謙介(偶数月第4週のみ)
クラブ954スペシャル - 954情報キャスター(翌週が、スペシャルウィーク期間中のみ)
1
2 2
3 東京ポッド許可局 - サンキュータツオマキタスポーツプチ鹿島 3
4 デブッタンテ - うしろシティハライチ Fine music - 駒田健吾 4

裏送り番組

放送を終了した番組

早朝から22:00までの番組

平日

週末

毎日

夜(22時 - 0時)の番組

平日

週末

平日0時台の番組

平日1時以降の番組

平日1時台

平日3時台

週末

日曜未明(土曜深夜)3時枠

関連項目

脚注

  1. ^ 「TBS R&C 2010年度採用情報」より。
  2. ^ スペシャルウィークは、巨人横浜主催カードなどの中継で、首都圏向けと全国向けを二重制作するため

外部リンク