疋田智

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疋田 智(ひきた さとし、1966年 - )は、TBSテレビ報道局のテレビマンで、自転車に関する著述活動で知られる。「自転車ツーキニスト」を名乗り、自転車で通勤する人を意味するこの言葉を広めた。都市交通の中で自転車を活用することを説き、本業の傍ら、特定非営利活動法人自転車活用推進研究会の理事と、学習院生涯学習センター非常勤講師を務めている。宮崎県出身。宮崎県立宮崎西高等学校を経て、1989年東京大学文学部を卒業し、TBSに入社した。

目次

[編集] テレビマンとして

現在は情報制作局のプロデューサー。主な担当番組は『2時っチャオ!』。過去に社会部記者、『筑紫哲也 NEWS23』(ディレクター)『スペースJ』(ディレクター)『イブニング・ファイブ』(特集枠のデスク)や『ブロードキャスター』(プロデューサー)『ピンポン!』(曜日プロデューサー)などの制作に従事した。

[編集] 自転車文化人として

自転車通勤の実情、自転車の愉しみにとどまらず、自転車に関する催しや公的な会議などで健康や環境問題、福祉、社会のあり方を意識した交通施策を論ずるなど、「自転車的なる」ものに価値を見いだす自転車文化人・ジャーナリスト・オピニオンリーダーとして活躍している。発行するメールマガジン『疋田智の「週刊 自転車ツーキニスト」』は、配信サービスmelma!の「メルマガ オブ ザ イヤー」で2005年カテゴリー賞(スポーツ)、2006年総合大賞を受賞した。このほかテレビ・ラジオの番組に「自転車ツーキニスト」として登場することがある。

2005年春、自転車専門誌で自転車の車道通行が原則禁止される可能性を指摘した。警察庁が2006年11月に発表した『自転車の安全利用の促進に関する提言』と、12月に発表した道路交通法改正試案には、自転車の歩道通行の要件緩和(警察庁は「限定」的「明確化」であるとしている)が盛り込まれ、『提言』には「自転車が車道を通行することが特に危険な場合は、当該道路の自転車通行を禁止することなどの措置を講ずること」という内容が含まれていた。これに対して、自身のメールマガジンのほか、テレビ・ラジオへの出演、新聞・雑誌への執筆などを通じて反対を訴えた。この経緯については著書『それでも自転車に乗る7つの理由』にまとめられている。

[編集] 主張の概要

自転車は本来車道を走るべきだが、モータリゼーションによる事故多発を受け、1978年の法改正で指定歩道を通行することが暫定的に認められた。その後、自転車は車両であるとの認識が薄れ、歩道上の凶器となってしまった。自転車の車道締め出し・歩道通行要件緩和は、この間に交通行政が環境整備を怠ったことによるツケを視覚障害者高齢者などをはじめとする交通弱者歩行者に回すものであり、自転車を自動車に代わるスピーディーな交通手段として環境問題に役立てるためにも、車道に専用レーンなど自転車の通行空間をつくるべきである。

[編集] 著作一覧

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