1975年のNFL

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1975年のNFL
レギュラーシーズン
日程 1975年9月21日 - 1975年12月21日
プレイオフ
開幕日 1975年12月27日
AFC優勝 ピッツバーグ・スティーラーズ
NFC優勝 ダラス・カウボーイズ
第10回スーパーボウル
開催日 1976年1月18日
開催都市 フロリダ州マイアミ
スタジアム マイアミ・オレンジボウル
チャンピオン ピッツバーグ・スティーラーズ
プロボウル
開催日 1976年1月26日
開催都市 ルイジアナ州ニューオーリンズ
スタジアム ルイジアナ・スーパードーム
NFLシーズン
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1975年のNFL1975年9月21日NFL56回目のレギュラーシーズンが開幕し、1976年1月18日フロリダ州マイアミで開催された第10回スーパーボウルを経て、1月26日ルイジアナ州ニューオーリンズでプロボウルが開催されてシーズンが終了した。

ドラフト

1975年1月28-29日にドラフトが行われ、17巡442名が指名された。全体1位スティーブ・バートコウスキー英語版アトランタ・ファルコンズに指名された。

主なルール変更

  • 4thダウンの失敗したパスのボールがエンドゾーン内に侵入した場合、今まではタッチバックであったが、失敗前のボールの位置から相手チームが攻撃権を得るように変更された。
  • オフェンスチームのパスインターフェアランスの罰退が15ヤードから10ヤードに減らされた。
  • 両チームが同時に反則を犯した場合、両チームの反則は相殺されて、ボールの位置に対する罰則は適用されないが、片方のチームに退場者がいる場合はその退場処分については有効であることが規定された。

日程

各チーム14試合の対戦相手は、以下のように組まれた。4チーム所属地区の各チームは5チーム所属地区のチームとの対戦を原則2試合行ったが、4チーム所属地区から見て、16試合(2試合×8チーム)が必要であるのに対して、5チーム所属地区から見ると、15試合(3試合×5チーム)しか組めないため、各カンファレンスで1試合足りなくなった。そのため、1試合足りないチーム同士の他カンファレンス対決を1試合増やした。このシーズンでは、バイキングスとブラウンズがこのチームに該当する。

  • 西・中地区(バイキングス、ブラウンズ除く)
    • 同地区(6試合)
    • 同カンファレンス他地区
      • 西地区 vs. 中地区(3試合)
      • vs. 東地区(2試合)
    • 他カンファレンス(3試合)
  • バイキングス、ブラウンズ
    • 同地区(6試合)
    • 同カンファレンス他地区
      • 西地区 vs. 中地区(3試合)
      • vs. 東地区(1試合)
    • 他カンファレンス(3試合)
    • バイキングス vs. ブラウンズ(1試合)
  • 東地区
    • 同地区(8試合)
    • 同カンファレンス他地区(3試合)
    • 他カンファレンス(3試合)

レギュラーシーズン順位表

  • 背景色が緑のチームはプレイオフ進出チーム
  • 括弧内はプレイオフシード順
AFC東地区
チーム 勝率 得点 失点
(3) ボルチモア・コルツ 10 4 0 .714 395 269
マイアミ・ドルフィンズ 10 4 0 .714 357 222
バッファロー・ビルズ 8 6 0 .571 420 355
ニューヨーク・ジェッツ 3 11 0 .214 258 433
ニューイングランド・ペイトリオッツ 3 11 0 .214 258 358
AFC中地区
チーム 勝率 得点 失点
(1) ピッツバーグ・スティーラーズ 12 2 0 .857 373 162
(4) シンシナティ・ベンガルズ 11 3 0 .786 340 246
ヒューストン・オイラーズ 10 4 0 .714 293 226
クリーブランド・ブラウンズ 3 11 0 .214 218 372
AFC西地区
チーム 勝率 得点 失点
(2) オークランド・レイダース 11 3 0 .786 375 255
デンバー・ブロンコス 6 8 0 .429 254 307
カンザスシティ・チーフス 5 9 0 .357 282 341
サンディエゴ・チャージャーズ 2 12 0 .143 189 345
NFC東地区
チーム 勝率 得点 失点
(3) セントルイス・カージナルス 11 3 0 .786 356 276
(4) ダラス・カウボーイズ 10 4 0 .714 350 268
ワシントン・レッドスキンズ 8 6 0 .571 325 276
ニューヨーク・ジャイアンツ 5 9 0 .357 216 306
フィラデルフィア・イーグルス 4 10 0 .286 225 302
NFC中地区
チーム 勝率 得点 失点
(1) ミネソタ・バイキングス 12 2 0 .857 377 180
デトロイト・ライオンズ 7 7 0 .500 245 262
シカゴ・ベアーズ 4 10 0 .286 191 379
グリーンベイ・パッカーズ 4 10 0 .286 226 285
NFC西地区
チーム 勝率 得点 失点
(2) ロサンゼルス・ラムズ 12 2 0 .857 312 135
サンフランシスコ・49ers 5 9 0 .357 255 286
アトランタ・ファルコンズ 4 10 0 .286 240 289
ニューオーリンズ・セインツ 2 12 0 .143 165 360

プレイオフ

トーナメント表

                             
ディヴィジョナルプレイオフ
    12月28日
メトロポリタン・スタジアム
       
NFCチャンピオンシップ
 4  カウボーイズ  17
    1月4日
LAメモリアル・コロシアム
 1  バイキングス  14  
 4  カウボーイズ  37
12月27日
LAメモリアル・コロシアム
     2  ラムズ  7   第10回スーパーボウル
 3  カージナルス  23
    1月18日
マイアミ・オレンジボウル
 2  ラムズ  35  
 N4  カウボーイズ  17
12月28日
オークランド・コロシアム
AFCチャンピオンシップ    A1  スティーラーズ  21
 4  ベンガルズ  28
    1月4日
スリー・リバース・スタジアム
 2*  レイダース  31  
 2  レイダース  10
12月27日
スリー・リバース・スタジアム
     1  スティーラーズ  16  
 3  コルツ  10
   
 1*  スティーラーズ  28  
  • 同地区のチームが対戦しないように、ディヴィジョナルプレイオフの試合は組まれている。
  • チーム名の左の数字はシード順。

受賞者

受賞者 ポジション チーム
スーパーボウルMVP リン・スワン WR ピッツバーグ・スティーラーズ
MVP フラン・ターケントン QB ミネソタ・バイキングス
最優秀コーチ テッド・マーチブローダ HC ボルチモア・コルツ
最優秀攻撃選手 フラン・ターケントン QB ミネソタ・バイキングス
最優秀守備選手 メル・ブラント CB ピッツバーグ・スティーラーズ
最優秀新人攻撃選手 マイク・トーマス RB ワシントン・レッドスキンズ
最優秀新人守備選手 ロバート・ブラジル LB ヒューストン・オイラーズ
カムバック賞 デイブ・ハンプトン RB アトランタ・ファルコンズ

脚注