オーラ

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オーラ(aura) とは、人体から発散される的なエネルギーのこと[1]。転じて、ある人物や物体が発する、一種の独得な霊的な雰囲気も指す[1]

」を意味するギリシア語「アウラー (αύρα / aura)」に由来し、英語としてはやや文語的な表現である。 漢字表記では「奥拉」となる。

目次

[編集] オーラに関する様々な説明

en:Walter John Kilner (1847-1920) の描いた健康な女性のオーラ。2重に描かれている。この図での色はあくまでふたつを区別するために彩色されたもので、他の意味は無い、とのこと。

オーラの説明というのは人それぞれである。

例えばテッド・アンドリューズは、「人間のオーラというのは肉体を取り巻くエネルギーフィールド」で「人間をすっぽりと包み込む立体的なもの」「健康な人の場合、オーラはからだのまわりを楕円形、あるいは卵型に包んでいる」「平均的な人で、身体のまわり2.5~3mにわたって包んでいる」と、解説した[2]

ジェーン・ストラザーズは、オーラというのは人を取り巻く「の場」だとし、人の健康気分、エネルギーレベルについて教えてくれる、とした[3]

ウィリアム・アトキンソンは、オーラとは実在する力だとし、「念体」だとする。オーラにもいくつかタイプがあるとし、その基本形の「プラーナオーラ」は生命の現物質でもある、とする[4]


また、宗教画などに描かれる後光(ハロー)をオーラとみなすことがある[誰によって?]

[編集] オーラの数や色や意味

オーラの数は複数あるとか、色があるとされることもある。ただし、数、名称、色の数や意味は説明する人によって異なっている。

江原啓之はある著書で、オーラの色は本質的な人格を表している、と解説し、特徴的な12色のオーラを感じ取る方法と、それぞれの色が持つとする意味やパワーを解説。また感情や状況の影響を受けるとした。第一のオーラ、第二のオーラがあると説明、第一のオーラについてはブッダキリストを含んだチャートで説明した[5]

オーラは右のWalter John Kilnerの図のように二重に描かれていることがある。

また、体を取り巻くオーラはエーテル体アストラル体などいくつかの階層に分かれている[要出典]、と言われることがある。

バーバラ・バウアーズは著書でオーラの色を14色挙げ、質問リストに答えることでその色彩を推定することも可能とした[6]

寺尾夫美子は著書で、オーラにはからのメッセージ(あるいは永遠の命の記憶)が秘められていて、魂は、人が物質に囚われた眠りから目覚め、この世に生まれてきた目的を生き始めるのを待っている、と解説。また、人々のオーラが輝くようになると世界はと調和に満ちた時代を迎えることになる、と解説した[7]

[編集] ヨガとオーラの知覚

寺山心一翁は、ヨガを行っていて、ある日のこと、第一チャクラから頭頂部にある最後の第七チャクラまで意識を移動させてゆくことがとてもうまくいった時に、尾てい骨の部分が唸りを生じて、上部に上がってゆくように感じ、気持ちが高まり涙が流れた。つまりクンダリーニを体験したという。そして自宅の二階に戻り身体を休めるために一眠りした後起きた時には、家族の皆の顔の周囲に白い、人々の頭に輝くオーラを見ることができるようになっていたという[8]。その日以来、人のオーラを容易に見ることができるという[8]

後日、白隠禅師の書いた『夜船閑話(やせんかんわ)』と『遠羅天釜(えんらてがま)』という解説書を読む機会があり、自身が体験したことはそこに書かれている「軟酥の法(なんそのほう)」そのものであった、ということに気づいたという[8]

[編集] 科学風用語とオーラ

キルリアン写真で写した指先の跡

科学風の用語を使うときは、オーラは、「微弱な電気エネルギー[誰によって?]」、「電磁場である[誰によって?]」、「のエネルギーである[誰によって?]」などとされる。 キルリアン写真に映るコロナ放電の光や、生化学反応の副産物である微弱生体発光(バイオフォトン)を、オーラだとする人もいる[誰によって?]

だが、現在のところ、こうした用語の使用方法が科学的方法にかなっているわけでもないので、これをそのまま科学だと信じてしまうと、それは疑似科学ということになる。

[編集] ヴァレリー・ハント博士による研究

カリフォルニア大学ロサンゼルス校の筋運動学の名誉教授、ヴァレリー・ハント (Valerie V Hunt) 博士は、霊能者などが霊視して報告する「人体の周囲のオーラの色」と、人体が発する低ミリボルテージ信号の周波数のパターンとの相関関係を実証したと述べている。

(「ボルテージ (voltage)」とは、電圧、電圧量、ボルト数などの意味であり、「人体が発している低ミリボルテージ信号」とは、「人体が通常、発している、ごく微量の電圧(ミリボルト単位)の電気信号」を指す。「全人類が発している、ありふれた電気信号」である)

ハントは被験者の体表に筋電図用の電極をあてて、生体電場エネルギーの測定を行った。電極には銀/銀塩化物製の基本電極が用いられた。電極からのデータは遠隔測定装置をつうじて別室の測定室に転送され、記録された。

ハントは、ロザリン・ブルイヤーという、人体オーラ場の変化を判読する遠隔視能力者の協力をえた。オーラを観察しているあいだ、被験者のからだの筋電図電極からのデータがなんらかの電気的変化を示してもブルイヤーには知らせないことになっていた。ハントはブルイヤーの観察結果が筋電図電極で記録された変化と「完全に」相関していることに気づいたという。

実験に協力した科学者たちは、記録された波動パターンをフーリエ解析法とソノグラム周波分析法で数学的に分析した。その分析の結果も、ハントの研究成果を裏づけた。

ブルイヤーがレポートしたオーラの色と、それに対応する固有の波動形と周波数とが完全に一致していたのだ。ブルイヤーがオーラ内のある特定の場所に青色を観測すると、電子測定は同じ場所に青色と対応する固有の波動形と周波数を記録した。

ハントは、さらに7人のオーラ観察者と同じ実験を繰り返した。1988年2月の結果は、次のような色と周波数の相関を示しているとされる。

250 - 275 Hz プラス 1,200 Hz
250 - 475 Hz
黄色 500 - 700 Hz
オレンジ 950 - 1,050 Hz
1,000 - 1,200 Hz
青紫 1,000 - 2,000 Hz プラス 300 - 400 Hz 600 - 800 Hz
1,100 - 2,000 Hz

これらの周波数は、全体的には虹の色の逆の順序になっている。

ただし、青と青紫だけは例外である。青と青紫の場合は、最初に記述してある数値が固有の主要な周波数帯である。そのあとに「プラス……」と記述してある二番目、三番目の数値は、飛び火したように存在している固有の、より狭い周波数帯である。

ハントは、「超感覚知覚能力者がオーラの放射を見、描写してきた何世紀もの間、彼らの主観的な色放出の観察を証明する、これが最初の客観的な周波・振幅・時間の電子的証拠である」と語っている[9] [10]

(出典はリチャード・ガーバー(医学博士。ミシガン州デトロイト、ウェイン州立大学で代替医学の教鞭をとる)とバーバラ・アン・ブレナン(大気物理学の修士号を取得。アメリカ航空宇宙局に勤務した経歴あり)の著作)

ヴァレリー・ハント博士の英語の論文。

http://www.somatics.de/HuntStudy.html

http://www.rolf.com.au/downloads/ucla.pdf#search='Valerie V Hunt aura'

この研究に対し、第三者による検証実験は行われていない。

[編集] オーラ撮影

21世紀初頭においては、ヒーリングサロンの一部でオーラ撮影と称するサービスが行われている。 アメリカのInneractive Enterprises社製のオーラビデオステーション、PROGEN社製のウィンオーラなどの機材が使われている。

原理としては、人体内を流れる微弱な電気信号をセンサーにて読み取り、得られたデータを元にコンピュータグラフィックにて現在のオーラの状態を画面上に描画しようとするものである[11]。これにCCDカメラなどで撮影した被写体をデジタル合成し、写真のように表示する。また、チャクラも同時に表示する機能を持つ場合もある。


CCDカメラが付属しているので誤解を招きやすいが、これは被写体をデジタル合成するために必要なものであって、一般の人間の目に見えないオーラをCCDカメラから撮影しているのではない。出力される画像はあくまで“CGで描いたもの”である。

[編集] 医療用語のオーラ

医療の領域で「前兆」という意味でauraオーラという言葉が使われることがある[12]てんかんの発作が起きる前に、患者にある種の感覚感情が引き起こされることがあり、こうした感覚や感情がオーラと呼ばれることがある[12]。こうしたauraによって発作が起きることが予測できる。この意味でのオーラの種類は、関連する脳の部位によって様々なタイプがあり、ある人は体温の変化を、ある人は不安感やパニックを、ある人はめまいを、ある人は異・異を感じる。オーラの内容を医師に言えば、最初に発作が起きている脳の部位を特定する手がかりになる場合があり、診断の情報として使える[12]。 オーラは発作にいたらず、ただのオーラで終わる場合がある[12]

[編集] オーラをモチーフに使った作品や番組

[編集] 出典・脚注

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  1. ^ a b デジタル大辞泉【オーラ】
  2. ^ テッド・アンドリューズ 『あなたにもオーラは見える』 成甲書房、2007年。
  3. ^ ジェーン・ストラザーズ 『オーラを見る:自分とまわりのオーラを読み取り、健康と幸福のために生かしてみたい初めての人々へ』 産調出版、2006年。
  4. ^ ウィリアム・アトキンソン 『引き寄せの法則オーラ篇:思いを物質化するオーラ・パワーの実』 徳間書店、2008年。
  5. ^ 江原啓之『スピリチュアル・オーラブック』マガジンハウス、2006
  6. ^ バーバラ・バウアーズ『あなたのオーラは何色?』BABジャパン出版局、2006
  7. ^ 寺尾夫美子『オーラレッスン-魂の目的を生きるために』河出書房新社、2010
  8. ^ a b c 寺山心一翁 『がんが消えた: ある自然治癒の記録』 日本教文社、2006年。
  9. ^ リチャード・ガーバー 『バイブレーショナル・メディスン』 日本教文社、2000年。
  10. ^ バーバラ・アン・ブレナン 『光の手』 河出書房新社、1995年。
  11. ^ 原理としては科学的なものではあるが、開発に当たってはオーラ視の能力者の協力など、非科学的な方面からの検証も行われている。[要出典]
  12. ^ a b c d 藤井正美,長谷川寿紀,林隆 『てんかんQ&A: こんなことも聞いていいでしょうか』 日本文化科学社、2001年。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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