精霊

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精霊(しょうりょう、しょうらい、しょうろう、せいれい)は、人類古代から普遍的に持つ観念としての、などを表すときの言葉の一つ。文化人類学の自然崇拝精霊崇拝(アニミズム)における「森羅万象に命が宿る」または、その根源をなす「」などを、ある社会において「幾つかの具現化された形の中の一つ」を表す言葉。

目次

[編集] 概要

精霊(精怪という漢字も同意でつかわれる)という漢字本来(中華文明圏)の意味は、妖怪や妖精や死者の霊や鬼神や鬼をあらわす。

詳細は「妖怪#語彙と語義」を参照

[編集] しょうりょう、しょうらい、しょうろう

日本において、(しょうりょう、しょうらい、しょうろう)と読んだときは、古神道における先祖崇拝としての故人の霊や魂をさす。この場合はあくまで、死者世界常世・常夜や天国地獄黄泉の国や三途の河の向こう)に旅立った実体のない霊魂をさし、現世(うつしよ)に残こり、実体化したものは幽霊亡霊人魂(ひとだま)という。

[編集] せいれい

日本において日本以外の神など、世界各地の神話伝承に登場する「~の精」(例えば「泉の精」や「ランプの精」など)といった場合の「(spirit)」とは別の「スピリット(spirit)」の訳語。なお、キリスト教三位一体の考え方における神の三つの位格のひとつで、聖母マリアを身ごもらせた「聖なる精霊(the Holy Spirit)」については特に聖霊と訳される。

中華文明圏の道教五行五大元素インドヒンドゥー教や西洋の錬金術など神秘主義においての四大元素、万物(森羅万象)のもととなる「気」や「元素」のことや、それを表す「エレメンタル(elemental)」の訳語としてつかわれる。

[編集] 四精霊(エレメンタル)

詳細は「四精霊」を参照

16世紀の錬金術師パラケルススにより、地・水・火・風の四大元素が実体化したものとして、精霊が以下のように関連づけられた。

これらのエレメンタルは、ファンタジー作品においては擬人化した姿で描かれることも多い。

[編集] 関連項目