ミッフィー

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アムステルダムのナインチェグッズ専門店。ガラス窓右方に「NIJNTJE」の文字が見える。

ミッフィー: Miffy)はウサギ女の子キャラクターである。オランダのグラフィックデザイナー、ディック・ブルーナが描いた絵本のキャラクターで、日本では「うさこちゃん」の名前でも知られる。

原語のオランダ語でのキャラクター名はナインチェ・プラウス(: Nijntje Pluis, [ˈnɛintʲə ˈplœys])。

2017年2月時点で、絵本の日本国内シリーズ累計発行部数は5,000万部を[1]、全世界シリーズ累計発行部数は8,500万部をそれぞれ突破している[1]

誕生[編集]

ディック・ブルーナの出身地であるユトレヒト市内にあるナインチェ広場には、次男マルクが制作したナインチェのが建てられている
ロッテルダムヨーロッパ名声の歩道オランダ語版に展示されていたディック・ブルーナの手形

作者のブルーナは、アンリ・マティスフェルナン・レジェに影響を受け[2]オランダ抽象美術運動「デ・ステイル」の傾向を色濃く受け継ぐ画家志望の青年だった[3]。しかし結婚にともない1952年7月から父親が経営するA・W・ブルーナ&ズーン社(以下、ブルーナ社)の正社員となり[4]、フルタイムのデザイナーとしてシンプルな色遣いと印象的なデザインを用いて同社の刊行するミステリ小説のレーベル「ブラック・ベア」シリーズの装幀ポスターなどを大量に手がけていた[5][6][7]。 そして、1950年代当時には文章が中心で挿し絵絵画調の絵作りが当然とされていた児童向けの絵本に、自分のデザインと同様の、シンプルで抽象化された描線と形、原色の色づかい[注釈 1]、余白を生かしたデザイン手法を持ち込み[9]擬人化された小ウサギ主人公たちの日常生活を描写した新しいタイプの[要出典]絵本を書き上げた。ブルーナはその主人公に、オランダ語で小ウサギを意味する konijntje (ウサギ konijn指小辞 -tje)の短縮形である Nijntje という名前を与えた。

こうしてミッフィーは1955年6月にブルーナ社発行の絵本『NINTJE(ちいさなうさこちゃん)』として初めて世に出たが、顔は正面ではなく耳も斜め、視線が読者に向けられていないなど、のちのミッフィーのデザインとは大きく異なる見た目だった[10][11]。また、絵本そのものの形状も長方形で、ページにおける絵と文章の配置ものちのシリーズとは違っていた[12]。8年後の1963年、絵本『ちいさなうさこちゃん』『うさこちゃんとどうぶつえん』の改訂版(第2版)発行に際してミッフィーのデザインはほぼ現在の様式へと大きく変更され、さらに以降も年代によって輪郭に丸みを強めるなど小さな変化を重ねていった[10][13][14]。 この改訂版から本の形も現在まで踏襲される正方形となり、見開きの片側ページに4行ほどの文章、片側ページに絵を配置する体裁となった[15][16][注釈 2]

名前[編集]

日本では、母国と同じナインチェと呼ばれる機会は少なく、以下の2種のいずれかの名で呼ばれる[24]

名称 出典 日本での初出 由来
うさこちゃん 福音館書店刊行分など 1964年 訳者石井桃子による訳語[24]
ミッフィー 講談社刊行分、テレビアニメなど、福音館書店以外のほぼ全ての媒体 1981年 1964年イギリス英語訳版が発売される際に付けられた英語風の名前

「miffy(ミッフィー)」という英訳は英語の出版社のオリーブ・ジョーンズという人物のもので、ディック・ブルーナは意味は知らないとしているが、自身も納得した命名であるとしている[25][24]

日本においてもナインチェという名前がまったく使用されていないわけではなく、例えばフェリシモの商品カタログ「ミッフィーとおともだち」(2003年に休刊)では、オランダ直輸入のキャラクター商品に対して「ナインチェ」が使われていた。また、オランダをテーマとするテーマパークのハウステンボスには古くから関連商品の専門ショップ「ナインチェ」があり[26]2022年(令和4年)12月1日には世界最大級のミッフィー専門店体験型ショップ&カフェ「nijntjeナインチェ」オープンした[27]

なお、Nijntje に対するカナ転写には、ナインチェネインチェの両者が見受けられ[注釈 3]かつて福音館書店のサイトでは「インチェ」と表記されていたが[28]、2024年現在は「ナインチェ」表記となっている[29]。また、Pluis に対するカナ転写には、多くプラウスが用いられており、上記の福音館書店も「プラウス」と表記している[28][注釈 4]

ミッフィーの絵本は世界約50カ国語以上に翻訳されて親しまれているが[1]、多くの国では英語版の名称であるmiffyが使われている。オランダ[30]ベルギールクセンブルクではオリジナル名である「ナインチェ」の名前で発行されている[要出典]。フランス語、アフリカーンス語では1996年以降にミッフィーに変更されている[注釈 5]。日本においては、90年代に翻訳を行っていた講談社は国際ルールに従ってミッフィーと訳したほか、キャラクターブームによりミッフィーの呼び名が定着したと言われており、朝日新聞社の主催した展示でも広く親しまれているという判断から「ミッフィー展」という名称が選ばれている[32]。原典の絵本に関しては先訳である「うさこちゃん」に現在は統一されている。

2005年(平成17年)4月時点で、絵本の日本でのタイトル数は福音館書店発行の「うさこちゃん」シリーズが14冊、講談社刊行の「ミッフィー」シリーズが12冊。売上上位3冊のトータル部数は「うさこちゃん」が537万部、「ミッフィー」が17万5,000部と歴史の古い「うさこちゃん」が圧倒していた。2005年以降は講談社からの刊行は終了し、福音館書店の「うさこちゃん」シリーズのみが刊行されている[32]

キャラクター[編集]

本項では後述する「ミッフィーとおともだち」に登場するキャラクターについても記述する。

ミッフィー;うさこちゃん(福音館書店)、ナインチェ (Nijntje)
主人公ウサギ女の子。両親と3人で暮らしている。『うさこちゃんとあかちゃん』では第2子が誕生するため、4人となる。媒体によっては犬のスナッフィーと同居している場合もある。×(バッテン)は口と鼻の合体したものである[33]。オランダで最初の絵本(『ちいさなうさこちゃん』と『うさこちゃんとどうぶつえん』の2冊)が出版された1955年6月21日がミッフィーの誕生日という設定[注釈 6]。元々は赤ちゃんとして登場したが、年を追うごとに学校に通うようになり、後に第2子が誕生してお姉さんになり、内容によっては赤ちゃんにも小学生にも見えるが、それ以上歳をとるようなことはない。服装は基本的にワンピースである。中でも花柄のワンピースは一番好きな服であり、誕生日のときに着る(なお、以下、子供キャラクターは性別に関係なくワンピースを着ている)。初期には性別は設定されていなかったが、『うさこちゃんのたんじょうび』から女の子に設定された。これは花柄のワンピースを描きたかったためである[35]。性格は純真無垢で前向き。寒がっていた小鳥のために小屋を作ってあげたり、ダーンをたれみみくんと呼ばないように呼びかけたりするなど、正義感の強いところもあるが、いたずら好きなところもあり、シーツでお化けごっこしたり、お店のキャラメルを盗んでしまったこともある。宝物は誕生日におじいちゃんとおばあちゃん(作中で死去)からもらったクマぬいぐるみである。『ミッフィーどうしたの?』(講談社)、『うさこちゃんのさがしもの』(福音館書店)にてなくしてしまい、家族や友達に尋ねても見つけることができず、泣きながら必死になって探したほど。原語名は「ふわふわ うさちゃん」の意。名詞 konijn(「ウサギ」の意)の変形+指小辞-tje、名詞 pluis(「ふわふわ、けば、綿毛、フラシ天(プラッシュ)」などの意)。
おとうさん;ふわふわさん/ふわとうさん(福音館書店)、ラビットさん(NHK教育「アニメ ブルーナの絵本」)、Vader Pluis
ミッフィーの父。ガーデニング趣味がありミッフィーにニンジン栽培を教えたことがある。ミッフィーを動物園などへ連れて行くことがある。原語名は「ふわふわ おとうさん」の意。お父さんのような大人のキャラクターは口部がバッテンに横棒を付け足した、線3本で表現されるスターマーク風になっているが、これは「しわを表現した」とのことである[33]。1955年版ではメガネを掛けていたが、1963年に現在のデザインに近いものに改訂された。
おかあさん;ふわおくさん/ふわかあさん(福音館書店)、Moeder Pluis
ミッフィーの母。掃除と料理が上手。テント遊びをするためにテントを張ってあげたり、お化けごっこをするためにシーツでお化けを作ってあげたりするなど、ミッフィーの良き理解者でもある。原語名は「ふわふわ おかあさん」の意。
おじいちゃん;ふわじいちゃん(福音館書店)、Opa Pluis
ミッフィーの父方の祖父[36]。趣味は大工仕事。ミッフィーにキックスクーターを作ってあげたことがある。原語名は「ふわふわ おじいちゃん」の意。
おばあちゃん;ふわばあちゃん(福音館書店)、Oma Pluis
ミッフィーの父方の祖母[36]。趣味は編み物。『ミッフィーのおばあちゃん』(講談社)、『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』(福音館書店)にて亡くなる。原語名は「ふわふわ おばあちゃん」の意。
あかちゃん(福音館書店)、Kleine Pluis[要出典]
『うさこちゃんとあかちゃん』(福音館書店)で生まれた2人めの子。
ミッフィーの弟か妹かははっきりしていない[37]
アリスおばさん;ふんわりふわこさん/ふわこおばさん(福音館書店)、アント・アリス(講談社)[要出典]Tante Trijn
ミッフィーの父方のおば[36]。近所の丘の上に住む。料理上手。緑に赤の水玉模様のワンピースを着ている。原語名は「トラインおばさん」の意。
おじさん(福音館書店・講談社とも);Oom Vliegenier
パイロットのおじさん。ミッフィーの親族ではなく「おじ」には当たらないのだが、プラウス家とは親交が深く、親しみを込めて「おじさん」と呼ばれている[36]。職業は英語版ではボブおじさん、『ミッフィーのせかいりょこう』ではフライヤーおじさんとなっている。原語名は「フリゲニルおじさん」の意。
メラニー;にーなちゃん(福音館書店)、Nina
海外に住むミッフィーの文通相手の女の子。外見はミッフィーにそっくりだが、色が茶色。『ミッフィーとおともだち』では海外住まいではなく友だちとして登場する。子供なので口はバッテン型。
なお、『うさこちゃんのゆめ』に出てくる茶色のウサギはメラニーではないとのこと[38][注釈 7]
ダーン;だーん(福音館書店)、ダン(NHKEテレ「ミッフィーのぼうけん」)、Daan
ミッフィーのクラスの転校生の男の子。右耳が垂れていることから初めはクラスメートから「たれみみくん」と呼ばれていたが、本人が嫌がっていることを知ったミッフィーは彼を名前で呼ぶようクラスメートに提案した。子供なので口はバッテン型。
あーは(福音館書店)、アギー(講談社)、アニー(NHKEテレ「ミッフィーとおともだち」)、Aagje
ミッフィーの友だちの女の子。外見はミッフィーにそっくり。子供なので口はバッテン型。
うぃるめいん(福音館書店)、ウイン(講談社)、ウィニー(NHKEテレ「ミッフィーとおともだち」)、Willemijn
ミッフィーの友だちの女の子。外見はミッフィーにそっくり。子供なので口はバッテン型。

下記は別の絵本の主人公たちだが、『うさこちゃん』シリーズでも一部の作でミッフィーの友達として登場している。

スナッフィ―;くんくん(福音館書店)、Snuffie
ミッフィーの絵本では『うさこちゃんのだんす』にのみ登場する犬。彼女が主人公の絵本シリーズでは、飼い主は人間の主婦となっている。アニメ等の媒体によってではミッフィーの家で飼われている場合もある。『スナッフィーのあかちゃん』(講談社)、『くんくんにこいぬがうまれたよ』(福音館書店)では3匹の子犬が生まれる。原語名は「くんくんちゃん」の意。動詞 snuffen(「くんくんと嗅ぐ、ふんふんと鼻を鳴らす」などの意)+指小辞 -ie
ボリス;ぼりす(福音館書店)、Boris Beer[要出典]
ミッフィーの友だちのクマの男の子。性格はやんちゃでおっちょこちょい。原語名の「ベール」は「クマ」の意(英語の「ベア(Bear)」に相当するオランダ語。
バーバラ;ばーばら(福音館書店)、Barbara Beer[要出典]
ボリスのガールフレンド。性格はしっかり者。そばかすがある。
ポピーさん;うたこさん(福音館書店)、ポピー・ピッグ(講談社)[要出典]Betje Big
ブタの主婦。面倒見がよく、家事や庭仕事が好き。原語名の姓「ビッグ」は「ブタ」の意(英語の「ピッグ(Pig)」に相当するオランダ語であり、「大きい」の「Big」ではない)。
グランティ;ふがこちゃん(福音館書店)、ポジー(テレビアニメ)、Knorretje)
ミッフィーの友だちのブタの女の子。ポピーさんの姪。原語名は「ぶうぶうちゃん」の意。動詞 knorren(「ぶうぶうと鳴く、ぐうぐうといびきをかく、ぶつぶつと文句を言う」などの意)+指小辞 -tje

作品一覧[編集]

絵本[編集]

本項ではミッフィーが主人公もしくは登場する絵本について紹介する。なお、知育絵本については割愛する。

原題 福音館書店の邦訳 講談社の邦訳
nijntje ちいさなうさこちゃん
nijntje in de dierentuin うさこちゃんとどうぶつえん
nijntje in de sneeuw ゆきのひのうさこちゃん
nijntje aan zee うさこちゃんとうみ
nijntje vliegt うさこちゃんひこうきにのる
het feest van nijntje うさこちゃんのたんじょうび
nijntje in de speeltuin うさこちゃんとゆうえんち
nijntje in het ziekenhuis うさこちゃんのにゅういん
nijntjes droom うさこちゃんのゆめ ミッフィーのゆめ
nijntje op de fiets うさこちゃんとじてんしゃ
nijntje op school うさこちゃんがっこうへいく
nijntje gaat logeren うさこちゃんおとまりにいく
opa en oma pluis うさこちゃんのおじいちゃんとおばあちゃん
nijntje huilt うさこちゃんのさがしもの ミッフィーどうしたの
het huis van nijntje うさこちゃんのおうち ミッフィーのおうち
het feest van tante trijn ふわこおばさんのぱーてぃー アリスおばさんのパーティー
nijntje in de tent うさこちゃんのてんと ミッフィーのたのしいテント
lieve oma pluis うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん ミッフィーのおばあちゃん
nijntje in het museum うさこちゃんびじゅつかんにいく ミッフィーのたのしいびじゅつかん
nijntje en nina うさこちゃんとにーなちゃん ミッフィーとメラニー
het spook nijntje うさこちゃんおばけになる ミッフィーのおばけごっこ
nijntje de toverfee うさこちゃんまほうをつかう まほうつかいミッフィー
nijntje danst うさこちゃんのだんす ミッフィーとおどろう
de brief van nijntje うさこちゃんのてがみ ミッフィーのてがみ
kleine pluis うさこちゃんとあかちゃん
de tuin van nijntje うさこちゃんのはたけ
nijntje in luilekkerland おかしのくにのうさこちゃん
een fluit voor nijntje うさこちゃんとふえ
hangoor うさこちゃんとたれみみくん
koningin nijntje うさこちゃんはじょおうさま
nijntje is stout うさこちゃんときゃらめる
een cadeau voor opa pluis うさこちゃんのおじいちゃんへのおくりもの
Knorretje en de oren van nijntje うさこちゃんとふがこちゃん[注釈 8]

当初は福音館書店から翻訳・出版されていたが、1993年から2005年にかけては講談社から翻訳刊行されており、この時期は福音館書店の既刊と同時に流通していた(『ミッフィーのゆめ』のみ、1981年〈昭和56年〉に講談社から出版されている)。2011年(平成23年)には過去に講談社から発行されていたものも含めて、シリーズ全巻の福音館書店からの翻訳刊行が完了している。

テレビ番組[編集]

アニメ ブルーナの絵本[編集]

1984年(昭和59年)から1992年(平成4年)にかけて5分番組「アニメ ブルーナの絵本」(2Dアニメ)が、チェコ在住のアニメーターであるジーン・ダイッチとオランダのミューレンホフ・インフォルマティフとパーム・プラス・プロダクションにより制作[注釈 9]および放送された。日本では1993年(平成5年)4月5日から1994年(平成6年)4月1日まで、NHK教育テレビ(現・Eテレ)で放送された[注釈 10]。ナレーションは長沢彩。全52話だが、そのうち5本は未放送であった。引き続き1994年4月9日から1994年10月29日までNHK衛星第2テレビジョンでも放送され、未放送エピソードのうち4本(「シンデレラ」「ポピーさんのおかいもの」「こねこのネリー」「こうつうしんごう」)が放送された。残りの1本「なんでもできるよ」は、ビデオソフトにのみ収録されている。

1997年(平成9年)4月8日から1998年(平成10年)10月2日には、同タイトルの続編が放送された(1997年12月5日以降の放送は再放送)。前作と異なり、アニメーション制作は日本の会社であるプロジェクトチーム・サラへと変更された。監督は西内としお。全30話。

映像ソフト化の際は第1期が『ブルーナのビデオ絵本館』(キングレコードより発売)、第2期が『ブルーナのおはなしちえあそび』(ポニーキャニオンより発売)に改題されている。これらは、「母と子のテレビタイム」や「ニャンちゅうワールド放送局」内でも放送されている。『ブルーナのビデオ絵本館』は1994年7月の発売から4カ月間で総計7万本(8巻計)を販売した[41]

おはなし
回数 放送日 タイトル
第1期
1 1993年4月5日 かわいいミッフィー
2 1993年4月6日 ぶたのポピーさん
3 1993年4月7日 ミッフィーのゆめ
4 1993年4月8日 こいぬのスナッフィー
5 1993年4月9日 おかのうえのボリス
6 1993年4月12日 ミッフィーとじてんしゃ
7 1993年4月13日 ポピーさんのたんじょうび
8 1993年4月14日 ミッフィーとがっこう
9 1993年4月15日 スナッフィーのあかちゃん
10 1993年4月16日 ミッフィーとひこうき
11 1993年4月19日 みんなでいくつ
12 1993年4月20日 ミッフィーとうみ
13 1993年4月21日 ポピーさんのにわしごと
14 1993年4月22日 ミッフィーのたんじょうび
15 1993年4月23日 スナッフィーとかじ
16 1993年4月26日 ミッフィーのにゅういん
17 1993年4月27日 オーケストラ
18 1993年4月28日 ミッフィーとゆき
19 1993年4月29日 だれのたまご
20 1993年4月30日 ミッフィーとゆうえんち
21 1993年7月12日 ミッフィーとどうぶつえん
22 1993年7月13日 アリスおばあさまのパーティー
23 1993年7月14日 ダンとボート
24 1993年7月15日 ことばのないおはなし
25 1993年7月16日 とりとジャック
26 1993年7月19日 がっこう
27 1993年9月1日 サーカス
28 1993年9月2日 おなかをすかしたさかな
29 1993年9月3日 きいろいとり
30 1993年9月6日 ミッフィーのおよばれ
31 1993年9月7日 ミッフィーのちいさないえ
32 1993年12月1日 クリスマスものがたり
33 1993年12月2日 ミッフィーのおじいさまとおばあさま
34 1993年12月3日 くまのボリス
35 1993年12月6日 ボリスとバーバラ
36 1993年12月7日 ボリスのはるなつあきふゆ
37 1993年12月8日 くるまいすのロッティ
38 1993年12月9日 だれのぼうし
39 1994年2月1日 ミッフィーがないたわけ
40 1994年2月2日 スポーツいろいろ
41 1994年2月3日 すいへいさん
42 1994年2月4日 しらゆきひめ
43 1994年2月7日 あかずきんちゃん
44 1994年2月8日 おやゆびサム
45 1994年3月14日 ぼくはピエロ
46 1994年3月15日 りんご
47 1994年3月16日 だれのせなか?
48 1994年7月23日 シンデレラ
49 ポピーさんのおかいもの
50 1994年7月30日 こねこのネリー
51 こうつうしんごう
52 未放送 なんでもできるよ
第2期
1 1997年4月8日 みんな おはよう!
2 1997年4月9日 はさみで ちょきちょき
3 1997年4月10日 あなたは だあれ?
4 1997年4月11日 すき? きらい?
5 1997年4月14日 ミッフィーのむしめがね
6 1997年5月6日 ボリスとバーバラのかくれんぼ
7 1997年5月7日 ならんで すいすい
8 1997年5月8日 おんなじ おんなじ
9 1997年5月9日 おおきい ちいさい
10 1997年5月12日 あけて ごらん
11 1997年6月30日 おてがみかいたら
12 1997年7月1日 なんの おと?
13 1997年7月2日 まんまる なあに
14 1997年7月3日 なにが できるの?
15 1997年7月4日 ひとつとたくさん
16 1997年7月28日 おきがえしましょ
17 1997年7月30日 だれの かげ?
18 1997年8月1日 ぼくのぼうしは どこ?
19 1997年10月6日 おなじ いろ どうれ?
20 1997年10月7日 だれの おうち?
21 1997年10月8日 みんなで おえかき
22 1997年10月9日 さんかく しかく な〜んだ
23 1997年10月10日 だれの かお?
24 1997年11月3日 のれたら いいな
25 1997年11月4日 ひとりで できるよ
26 1997年11月5日 おほしさま いくつ?[注釈 11]
27 1997年11月6日 さかさま なあに?
28 1997年11月7日 なかよし いいな[注釈 11]
29 1997年12月2日 なんか へん?
30 1997年12月4日 なにして あそぶ

上記リストで省かれている放送日は第1期・第2期のおはなしを再放送、または放送休止となっている。

ミッフィーとおともだち[編集]

その後「ミッフィーとおともだち」として独立し、2003年(平成15年)には3Dアニメーションが制作された。二重音声放送で、全65話。このアニメはその後もテレビで繰り返し再放送されているほか、DVDも発売されている。ミッフィーの声は薄井千織、他のキャラクターの声とナレーションは兵藤まこが担当した。NHK教育テレビジョンで放送されている。2007年度時点の放送は、毎週土曜日午後5時40分 - 5時45分。2008年(平成20年)4月6日から2011年9月25日までは、毎週日曜日午後5時30分 - 5時35分。2011年(平成23年)10月2日以降では、毎週日曜日午後5時25分 - 5時30分[注釈 12]

キャラクター
  • ミッフィー
  • ミッフィーのおとうさん
  • ミッフィーのおかあさん
  • ミッフィーのおじいちゃん
  • ミッフィーのおばあちゃん
  • メラニー
  • アニー
  • ウィニー
  • ボリス
  • バーバラ
  • ポピーさん
  • グランティ
  • アリスおばさん
  • スナッフィー
  • せんせい
  • せんせいのおともだち
おはなし
タイトル(DVD) 回数 タイトル
ミッフィーとおともだち(1)
ミッフィーのおたんじょうび
1 ぬいぐるみの くまちゃん
2 ぴかぴかの スクーター
3 ミッフィーの おたんじょうびプレゼント
4 くまちゃんの にゅういん
5 ミッフィーの おつかい
6 おてつだい たのしいな
7 ほんを よみたいな
8 あめふり
9 ミッフィーと ふしぎな ことり
ミッフィーとおともだち(2)
わんわん!スナッフィー
10 はじめまして スナッフィー
11 おりこうな スナッフィー
12 ミッフィーと かくれんぼ
13 スナッフィーは どこなの?
14 ミッフィーの しぜんかんさつ
15 スナッフィーが しんぱい
16 みっつの おねがい
17 スナッフィーの おうち
ミッフィーとおともだち(3)
あそびにいきましょ
18 はじめての ぼうけん
19 ミッフィーの まっかな たこ
20 すなはまで パーティー
21 すてきな かぞくりょこう
22 うまく いかない いちにち
23 おひさまと かくれんぼ
24 テントに おとまり
25 ゆきの ひの おでかけ
ミッフィーとおともだち(4)
つくったのなあに?
26 スナッフィーの おたんじょうび
27 おはなの プレゼント
28 メラニーからの えはがき
29 つくるの だいすき
30 きょうしつを かざりましょ
31 すなの おしろ
32 おちばを かざりましょ
33 ゆきだるまを つくろう
ミッフィーとおともだち(5)
こぐまのボリス
34 ボリスからの おくりもの
35 にんじんパーティー
36 ボリスの おかたづけ
37 くまちゃんの ベッド
38 ことりの おうち
39 びっくり! ピクニック
40 たのしい たこあげ
41 さんぼんの クリスマスツリー
ミッフィーとおともだち(6)
ミッフィーとおかあさん
42 おへやの ペンキぬり
43 きえた カップ
44 ミッフィーと ことり
45 まいごの ミッフィー
46 あさねぼう たいへん!
47 いたずら ミッフィー
48 かぜを ひいた ミッフィー
49 あめの ひの わすれもの
ミッフィーとおともだち(7)
ふしぎね どうして?
50 あさごはんは にんじん
51 あおい たまご
52 いろいろな いろを さがそう!
53 いもむしの へんしん
54 そらを とんだ ミッフィー
55 わくわく たねまき
56 りんごは どこ?
57 はる なつ あき ふゆ
ミッフィーとおともだち(8)
なかよし うれしいな!
58 たいせつな おともだち
59 ゆかいな ボールあそび
60 ダンスの おけいこ
61 すてきな レストラン
62 スナッフィーと すべりだい
63 おんがく だいすき!
64 かそうパーティー
65 うたう スープ
おはなし(日本語版 未放送)
回数 タイトル
66 De wedstrijd van Boris
67 Nijntje telt de bomen
68 Nijntjes dansgroep
69 Boris vergeet iets
70 Nijntjes cadeau voor moederdag
71 Nijntje en Snuffie horen gekke geluiden
72 Nijntje harkt de tuin
73 De familie Pluis gaat een dagje uit
74 Nijntje leert skiën
75 Nijntje speelt doktertje
76 Snuffies winterpret
77 De schaduw van Nijntje
78 Het raadsel van Nijntje

ミッフィーとおともだち(スペシャル版)[編集]

また、2007年(平成19年)9月6日から28日まで、「ミッフィーのせかいりょこう」がNHK教育テレビジョンで毎週木・金曜日の午前7時15分 - 7時25分に放送。全4話。ミッフィーの声は酒井乃碧、ナレーションと他のキャラクターの声は兵藤まこが担当した。また、25分拡大版スペシャルが2008年(平成20年)に開始。ミッフィーの声は中川澪が担当した。2011年(平成23年)11月20日、「ミッフィーのせかいりょこう」を特番放送。

ミッフィーのせかいりょこう
キャラクター
  • ミッフィー
  • ミッフィーのおとうさん
  • ミッフィーのおかあさん
  • メラニー
  • グランティ
  • フライヤーおじさん
  • タカ
  • マヌ
  • メラニーのおじさん
  • メラニーのおばさん
  • マヌのおともだち
  • ボリス
  • バーバラ
  • スナッフィー
  • ウミク
  • ハスキー
  • ウミクのおかあさん
おはなし
回数 タイトル 放送日 放送時間
1 ヨーロッパの たび 2011年11月20日 15:45 - 15:55
2012年1月3日 18:40 - 18:50
2 アジアの たび 2009年12月23日 10:40 - 10:50(選)
3 アフリカの たび 2011年9月19日 09:55 - 10:05
2011年11月20日 15:55 - 16:05
4 ほっきょくの たび 2009年12月23日 10:50 - 11:00(選)
2011年9月19日 10:05 - 10:15
2011年11月20日 16:05 - 16:15
ミッフィーとおともだち スペシャル
キャラクター
  • ミッフィー
  • ミッフィーのおとうさん
  • ミッフィーのおかあさん
  • ミッフィーのおじいちゃん
  • ミッフィーのおばあちゃん
  • あかちゃん
  • メラニー
  • アニー
  • ウィニー
  • ボリス
  • バーバラ
  • ポピーさん
  • グランティ
  • アリスおばさん
  • スナッフィー
  • せんせい
  • フライヤーおじさん
おはなし
回数 タイトル 放送日 放送時間
1 どうぶつえんに つれてって 2010年1月2日 17:10 - 17:20
2015年2月28日 16:35 - 16:45
2015年6月21日 16:35 - 16:45
2016年4月17日 16:00 - 16:10
2016年12月25日 15:50 - 16:00
2 おたんじょうび おめでとう! 2016年1月10日 16:00 - 16:10
2016年12月3日 16:35 - 16:45
3 パーティーへ ようこそ! 2010年1月1日 17:10 - 17:20
2015年3月28日 18:00 - 18:10
2015年5月16日 16:00 - 16:10
2016年11月12日 16:00 - 16:10
4 はじめまして あかちゃん 2010年11月23日 10:00 - 10:10
2015年3月1日 16:24 - 16:34
2015年12月26日 15:30 - 15:40
2016年10月1日 09:30 - 09:40

ミッフィーのぼうけん[編集]

2018年(平成30年)4月8日から2022年(令和4年)4月3日まで3DCGアニメを用いた新シリーズとして「ミッフィーのぼうけん」がスタート。二重音声放送で、ミッフィーの声は大川春菜、メラニーの声は佐野仁香、グランティの声は小澤美優、ナレーションは櫻井孝宏が担当した。放送時間は変わらず、毎週日曜日午後5時25分-5時30分[注釈 13]

キャラクター
  • ミッフィー
  • ミッフィーのおとうさん
  • ミッフィーのおかあさん
  • ミッフィーのおじいちゃん
  • ミッフィーのおばあちゃん
  • メラニー
  • ダン
  • ボリス
  • バーバラ
  • ポピーさん
  • グランティ
  • アリスおばさん
  • スナッフィー
  • パイロットのおじさん
  • 牧場のおじさん
  • せんせい
  • お医者さん
おはなし
回数 放送日 タイトル
2018年度
1 2018年4月8日 ミッフィーとみずたまり
2 2018年4月15日 ミッフィーとドラゴン
3 2018年4月22日 ミッフィーとことり
4 2018年5月6日 ミッフィー はたけをつくる
5 2018年5月13日 ミッフィーとテニス
6 2018年5月20日 ミッフィーとようせい
7 2018年6月3日 バレリーナになったグランティ
8 2018年6月10日 ミッフィーとおちば
9 2018年6月17日 ミッフィーのどきどきキャンプ
10 2018年7月1日 ミッフィーのカート
11 2018年7月8日 ボリスのプレゼント
12 2018年7月15日 ミッフィーとおもちゃのふね
13 2018年7月22日 ミッフィーのかさ
14 2018年8月5日 このおと なあに?
15 2018年8月12日 はじめてのボウリング
16 2018年8月19日 ミッフィーとすなのおしろ
17 2018年9月2日 ミッフィーと おそらのくも
18 2018年9月9日 ボリスがおれちゃった?
19 2018年9月16日 ステキな えはがき
20 2018年9月23日 ミッフィーとワニ
21 2018年10月7日 たこを とばそう
22 2018年10月14日 みんなでふわふわ
23 2018年10月21日 おばあちゃんのケーキ
24 2018年11月4日 ハイキングでたからさがし
25 2018年11月11日 ダンのびっくりばこ
26 2018年11月18日 かぜをひいたアリスおばさん
2019年度
27 2019年4月7日 ミッフィーとちょうちょ
28 2019年4月14日 ミッフィーとかみなり
29 2019年4月21日 としょかんでおてつだい
30 2019年5月5日 グランティどこに いるの?
31 2019年5月12日 ミッフィーとたからのちず
32 2019年5月19日 ミッフィー ウエイトレスになる
33 2019年6月2日 ミッフィーとかたつむり
34 2019年6月9日 ミッフィーと うみのおほしさま
35 2019年6月16日 ミッフィー、パイロットになる
36 2019年6月23日 おかあさんのおたんじょうび
37 2019年7月7日 おじいちゃんとオバケ
38 2019年7月14日 こおりのうえのボリス
39 2019年7月21日 ミッフィーと じてんしゃ
40 2019年8月4日 ミッフィーのつかみどりゲーム
41 2019年8月11日 ミッフィーのコンサート
42 2019年8月18日 スナッフィーをさがせ!
43 2019年9月1日 ミッフィーとホットケーキ
44 2019年9月8日 ミッフィーおともだちをたすける
45 2019年9月15日 ミッフィーときんぎょ
46 2019年9月22日 ミッフィーのアイスクリーム
47 2019年10月6日 ダン オオカミになる
48 2019年10月13日 スナッフィーとひつじ
49 2019年10月20日 ミッフィーときえたたまご
50 2019年11月3日 おとうさんはすいどうやさん?
51 2019年11月10日 メラニーのえんそく
52 2019年11月17日 ミッフィーリーダーになる
2020年度
53 2020年4月12日 くるまをあらおう
54 2020年4月19日 ミッフィーとあそびのおうち
55 2020年5月3日 ダンのおとまり
56 2020年5月10日 ミッフィー かいぞくになる
57 2020年5月17日 ミッフィーとアヒルちゃん
58 2020年5月24日 ダンのスケートボード
59 2020年6月7日 ミッフィーのパーティードレス
60 2020年6月14日 おとうさんの ちちのひカード
61 2020年6月21日 グランティのはっけん
62 2020年7月5日 ミッフィーのピクニック
63 2020年7月12日 グランティのタルト
64 2020年7月19日 グランティはおこりんぼう?
65 2020年8月2日 サファリパークのミッフィー
66 2020年8月9日 ミッフィーとペットショー
67 2020年8月16日 ミッフィーのとくべつなはね
68 2020年8月23日 ミッフィーとプール
69 2020年9月6日 がっこうでのスナッフィー
70 2020年9月13日 ベラのあかちゃん
71 2020年9月20日 ミッフィーとほしぞら
72 2020年10月4日 ミッフィーはなにになるの?
73 2020年10月11日 ミッフィーのスポーツのひ
74 2020年10月18日 ミッフィーとハロウィーン
75 2020年11月1日 ミッフィーのゆきあそび
76 2020年12月6日 ミッフィーとふしぎなあしあと
77 2020年12月13日 ミッフィーとまふゆのおまつり
78 2020年12月20日 ミッフィーとクリスマスのごちそう

劇場版[編集]

2013年(平成25年)春に、初の長編映画『ミッフィー どうぶつえんで宝さがし』が公開された。内容は、ミッフィーと友達が動物園に出かけてそこでさまざまな冒険を繰り広げる。テレビアニメ版(2012年末まで放送されていた3Dアニメ版)を踏襲したものになった。ナレーションは小松未可子が担当している。

キャラクター
  • ミッフィー
  • ミッフィーのおとうさん
  • ミッフィーのおかあさん
  • メラニー
  • グランティ
  • スナッフィー
  • 園長さん

DVD[編集]

ミッフィーとおともだちシリーズ[編集]

  • ミッフィーのお誕生日
  • わんわん! スナッフィー
  • あそびにいきましょ
  • つくったのなあに?
  • こぐまのボリス
  • ミッフィーとおかあさん
  • ふしぎね どうして?
  • なかよし うれしいな!

レコード・CD[編集]

  • すきすき うさこちゃん(シングルレコード、1984年6月1日発売。歌:大杉久美子 & 大杉恵麻日本コロムビア
    • 振り付け付き。B面曲は「Dream うさこちゃん」。
  • ブルーナのすきすきうさこちゃん(LP、1984年8月21日発売。日本コロムビア)
  • ブルーナのはじめてであうシリーズ〜はじめてであうすきすきうさこちゃん(CD、1990年6月21日発売。日本コロムビア)
  • ミッフィーとうたうどうよう(CD、1994年10月21日発売。キングレコード)
  • ミッフィーときくどうよう(CD、1994年10月21日発売。キングレコード)
  • ミッフィーとふしぎなおと(CD、1997年7月2日発売。キングレコード)
  • ミッフィーのおさんぽ(CD、1997年7月2日発売。キングレコード)
  • ミッフィーのあいうえおあそび(CD、1998年2月21日発売。キングレコード)
  • ミッフィー はじめてのどうよう(CD、2001年3月7日発売。キングレコード)
  • ミッフィー たのしいどうよう(CD、2001年3月7日発売。キングレコード)
  • ミッフィーとおともだち(CD、2003年12月26日発売。キングレコード)
  • ミッフィー どうようだいすき(CD、2004年3月3日発売。キングレコード)
  • ミッフィー うたうのだいすき(CD、2004年3月3日発売。キングレコード)
  • ミッフィー・クリスマス・ギフト(CD、2004年11月3日発売。キングレコード)
  • ミッフィー ハッピー・ハッピー・クリスマス(CD、2004年11月3日発売。キングレコード)
  • ミッフィー どうようパーティー(CD、2005年3月2日発売。キングレコード)
  • ミッフィー はじめてのえいごのうた(CD、2005年3月2日発売。キングレコード)
  • ミッフィー ようちえん・ほいくえん 季節のうた・あそびうた(CD、2005年3月2日発売。キングレコード)
  • ミッフィー こどもヒットソング(CD、2005年3月2日発売。キングレコード)
  • ミッフィー どうようのたび(CD、2007年3月7日発売。キングレコード)
  • ミッフィー わんぱくヒットソング(CD、2007年3月7日発売。キングレコード)
  • ミッフィー ようちえん・ほいくえんのあそびうた(CD、2007年3月7日発売。キングレコード)
  • ミッフィー 季節を感じる どうよう (CD、2009年3月11日発売。キングレコード)
  • ミッフィー おどって歌える ヒットソング(同上)
  • ミッフィー 親子で楽しむ てあそびうた(同上)
  • ミッフィー かぞくであつまれ!55あそびうた(CD、2010年3月10日発売。キングレコード)
  • ミッフィー うたのプレゼント!55キッズソング(同上)
  • ミッフィー ハッピーラッキー!55こどものうた(同上)
  • ミッフィー みんなでうたおう!55どうよう(同上)
  • ミッフィーのフレッシュ!こどもおんがくワールド かわいいソング(CD、2011年3月9日発売。キングレコード)
  • ミッフィーのフレッシュ!こどもおんがくワールド いっしょにあそびうた(同上)
  • ミッフィーのフレッシュ!こどもおんがくワールド げんきげんき!キッズソング(同上)
  • ミッフィーのフレッシュ!こどもおんがくワールド いっしょにうたおう!どうよう(同上)

企業への起用[編集]

その他[編集]

  • 1996年、アムステルダムに初めてミッフィー専門店が開店した[44]
  • ミッフィー誕生45周年を迎えた2000年に、ナインチェを「世界で最もバースデーカードを貰ったキャラクター」としてギネスブックに登録しようという呼びかけが行われた。80カ国以上から3万7,865枚のバースデーカードが届けられ、最高記録としてギネスブックに掲載された[44]
  • ミッフィー誕生50周年を迎えた2005年にも同様の呼びかけが行われ、世界43ヶ国から3万9,670枚のバースデーカードが届けられ記録を更新した[45]
  • 2005年、ミッフィー誕生50周年を記念して『50 years with miffy ミッフィー展』が各地で開催され、日本未刊行の絵本『ちいさなうさこちゃん』初版から、近作『うさこちゃんのはたけ』までのスケッチや原画、また約40ヶ国で読まれている各国の翻訳本などが紹介された[46]
  • ミッフィー誕生50周年を迎え、クック諸島発行、オーストラリア造幣局鋳造で誕生50周年記念コイン(金貨、銀貨)が限定発売された。また2005年、オランダ郵政から、ナインチェの切手が発行されている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ブルーナは絵本に用いる色を当初、のみとしていた(のちに茶色グレーが加えられた)[8]
  2. ^ ブルーナ社が当時は画期的であった一辺15.5センチメートルの正方形の用紙を用いた絵本としてディック・ブルーナ作品を初めて発行したのは1959年であり[17]、以降ブルーナの絵本は「わずかに例外があるものの、ほぼ正方形のみ」となった[18]。正方形の絵本は用紙使用の効率から一度に4冊を発行しており(1959年に刊行されたのは『りんごぼうや(りんごちゃん)』の改訂版、『きいろいことり』『こねこのねる』『ぴーんちゃんとふぃーんちゃん』[19])、1963年の『ちいさなうさこちゃん』『うさこちゃんとどうぶつえん』の改訂版発行に先立つ1962年にもディック・ブルーナは正方形の絵本4冊を刊行している[20]。なお、制作手法の面でも大きな変化が生じており、1955年刊行の初版『ちいさなうさこちゃん』『うさこちゃんとどうぶつえん』は鉛筆絵筆絵の具ポスターカラー)で描かれているが[21][22]、1963年の改訂版以降は透明フィルムに転写した輪郭線と色紙いろがみを用いる、いわば「はさみで描く」手法が採られている[23]
  3. ^ ij」は二重母音 /ɛi/ で発音される。いわば口を開いた「エイ」の音であるが、どちらかと言えば「アイ」に近い。当記事においては「インチェ」で統一する。ウィキメディア・コモンズの音声サンプルも参照。
  4. ^ 二重母音「ui」 の標準的発音は /œy/ であるが、この音は日本語にはない上にカナ表記が極めて難しい。さらに、オランダでも地方によって発音が違う。当記事においては「プラウス」で統一する。
  5. ^ miffy.comの記述を参照[31]
  6. ^ 誕生日の年月日について、ミッフィーの最初の絵本『ちいさなうさこちゃん』と『うさこちゃんとどうぶつえん』を出版した日だからだとブルーナは語っている[34]
  7. ^ このウサギは「バルーンチャーム」などの一部商品では「おともだち」と表記されている[39]
  8. ^ 原題だとふがこちゃんのほうが先のタイトルだが、ブルーナの著作権を管理するメルシス社の見解では本書は「うさこちゃん」の絵本ではない[40]
  9. ^ 日本からは講談社が制作に関わっている。
  10. ^ 1992年12月29日・30日にNHK総合テレビで「ブルーナのうさぎのミッフィーちゃん 1・2」として先行放送された。
  11. ^ a b 「ブルーナのおはなしちえあそび」には未収録だが後に講談社発行雑誌の「げんき」の付録としてDVD化された。
  12. ^ 2010年5月から毎月最終日曜日は「あつまれ!ワンワンわんだーらんど」を再放送する為休止。また、2013年1月6日からは「ヒピラくん」を放送する予定。
  13. ^ 毎月最終日曜は前番組の「ワンワンわんだーらんど」の放送時間の関係で休止。
  14. ^ あさひ銀行は、現在のりそな銀行および埼玉りそな銀行の前身にあたる銀行。

出典[編集]

  1. ^ a b c 涙を流す「ミッフィー」が... 生みの親ブルーナ氏死去”. J-CASTニュース. 株式会社ジェイ・キャスト (2017年2月18日). 2021年1月19日閲覧。
  2. ^ ディック・ブルーナ 2005, pp. 39–40.
  3. ^ イングマン&レイヒル 2020, pp. 15–29.
  4. ^ イングマン&レイヒル 2020, p. 35.
  5. ^ イングマン&レイヒル 2020, pp. 42–67.
  6. ^ ディック・ブルーナ 2005, pp. 48–50, 64–69.
  7. ^ 瀬名秀明 (2017年2月19日). “【追悼特別寄稿】ディック・ブルーナさんと海外ミステリー”. 翻訳ミステリー大賞シンジケート. 翻訳ミステリー大賞シンジケート事務局. 2024年2月15日閲覧。
  8. ^ ディック・ブルーナ 2005, p. 54.
  9. ^ ディック・ブルーナ 2005, pp. 54–55.
  10. ^ a b うさこちゃんの誕生”. 福音館書店. 福音館書店. 2017年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年4月16日閲覧。
  11. ^ イングマン&レイヒル 2020, pp. 70–72.
  12. ^ イングマン&レイヒル 2020, pp. 70–72, 77.
  13. ^ イングマン&レイヒル 2020, pp. 73–77, 84–85.
  14. ^ ディック・ブルーナ 2005, pp. 64–65.
  15. ^ イングマン&レイヒル 2020, pp. 73–79.
  16. ^ ディック・ブルーナ 2005, pp. 60–61.
  17. ^ ディック・ブルーナ 2005, p. 60.
  18. ^ イングマン&レイヒル 2020, pp. 78–79.
  19. ^ ディック・ブルーナ 2005, p. 61.
  20. ^ イングマン&レイヒル 2020, pp. 79–80.
  21. ^ イングマン&レイヒル 2020, pp. 72–76.
  22. ^ ディック・ブルーナ 2005, p. 57.
  23. ^ イングマン&レイヒル 2020, pp. 80–81.
  24. ^ a b c もちづき千代子 (2019年11月25日). “真のミッフィーファンは「うさこちゃん」と呼ぶ?真相を出版社に聞いてみた”. 女子SPA!. 株式会社扶桑社. pp. 1-2. 2024年2月14日閲覧。
  25. ^ 森本俊司 2019, pp. 43–44.
  26. ^ ナインチェ”. ハウステンボスリゾート (2007年). 2007年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年4月27日閲覧。 “木靴とバンダナを身にまとったオリジナルミッフィーグッズをはじめ、オランダ直輸入のものなど、1,000を超えるアイテム数と、お店の規模は、世界最大級。”
  27. ^ 世界最大級のミッフィー専門店 体験型ショップ&カフェ「nijntjeナインチェ」”. ハウステンボスリゾート (2022年). 2023年9月24日閲覧。
  28. ^ a b うさこちゃんとミッフィー”. 福音館書店. 福音館書店. 2001年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年4月16日閲覧。 “うさこちゃんのもともとの名まえはオランダ語でネインチェ・プラウス。ネインチェは「うさちゃん」、プラウスは「ふわふわ」という意味です。ミッフィーという名まえは、うさこちゃんの絵本がオランダ語から英語に翻訳されたときにつけられた名まえです。”
  29. ^ うさこちゃんとミッフィー”. 福音館書店. 福音館書店. 2024年2月14日閲覧。 “うさこちゃんのもともとの名前は、オランダ語で「ナインチェ」といいます。「ナインチェ」はうさちゃんといった意味です。日本語訳では、「ナインチェ」という音の響きとその意味から、石井桃子さんが「うさこちゃん」と名付けました。”
  30. ^ ディック・ブルーナ 2005, pp. 59–60, “オランダ語版の絵本では、現在でも「ミッフィー」ではなく、「ナインチェ」を使っています。”.
  31. ^ about miffy”. miffy. 2024年1月28日閲覧。 “In the past, Miffy had a different name in every language. She was known as "le petit lapin" in French, for example, and as "kleintjie" in Afrikaans, but since 1996 she is known as Miffy everywhere outside the Netherlands.”
  32. ^ a b 朝日新聞』2005年4月28日付朝刊。記者は編集委員の森本俊司。
  33. ^ a b ディック・ブルーナ 2005, p. 110.
  34. ^ ディック・ブルーナ 2005, p. 56.
  35. ^ ディック・ブルーナ 2005, pp. 108–109.
  36. ^ a b c d ブルーナさん、おしえてください!”. 福音館書店. 福音館書店. 2008年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月5日閲覧。
  37. ^ ミッフィーはお姉さん|みみよりブログ”. dickbruna.jp. 株式会社ディック・ブルーナ・ジャパン (2015年6月29日). 2024年2月28日閲覧。
  38. ^ 森本俊司 2019, p. 99.
  39. ^ miffy バルーンチャーム”. ガシャポンオフィシャルサイト. 株式会社バンダイ. 2024年2月25日閲覧。 ※画像を参照。
  40. ^ 森本俊司 2019, p. 244.
  41. ^ 『朝日新聞』1994年12月5日付朝刊、9頁。
  42. ^ 阪急電鉄で「ミッフィー号」運転”. 鉄道ファン・railf.jp. 株式会社交友社 (2021年8月8日). 2022年11月13日閲覧。
  43. ^ 創業100周年に向けた「コミュニケーション・シンボル」の採用のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)日本曹達株式会社、2018年8月28日https://www.nippon-soda.co.jp/pdf/20180828.pdf2020年7月28日閲覧 
  44. ^ a b イングマン&レイヒル 2020, p. 108, ディック・ブルーナ 年譜.
  45. ^ 『Bruna Times』2005 Autumn/Winter 号、ぶるーな倶楽部発行
  46. ^ ミッフィー展 — 50 years with miffy —|展覧会”. アイエム[インターネットミュージアム]. 株式会社丹青社. 2024年2月28日閲覧。

参考文献[編集]

  • ディック・ブルーナ 著、講談社 編『ディック・ブルーナ : ぼくのこと、ミッフィーのこと』講談社、2005年4月。ISBN 978-4-06-212826-1 
  • 森本俊司『ディック・ブルーナ : ミッフィーと歩いた60年』文藝春秋〈文春文庫〉、2019年7月。ISBN 978-4-16-791319-9 
  • ブルース・イングマン、ラモーナ・レイヒル 著、北川玲 訳『ディック・ブルーナ : “ミッフィー”を生んだ絵本作家』河出書房新社、2020年4月(原著2020年)。ISBN 978-4-309-29070-6 

外部リンク[編集]

NHK教育テレビ→NHK Eテレ 日曜 17:30 - 17:35
前番組 番組名 次番組
シルクロード少年 ユート
(2007年10月7日 - 2008年3月23日)
※17:25 - 17:50
アニメ ブルーナの えほん ミッフィーと おともだち
(2008年4月6日 - 2011年9月25日)
ファイ・ブレイン 神のパズル
(2011年10月2日 - 2014年3月23日)
※17:30 - 18:00
NHK Eテレ 日曜 17:25 - 17:30(※毎月最終週を除く)
みいつけた!さん(再放送)
(2011年4月3日 - 9月18日)
※17:00 - 17:30
アニメ ブルーナの えほん ミッフィーと おともだち
(2011年10月2日 - 2012年12月23日)
ヒピラくん
(2013年1月6日 - 3月24日)
ヒピラくん
(2013年1月6日 - 3月24日)
アニメ ブルーナの えほん ミッフィーと おともだち
(2013年4月7日 - 2018年4月1日)

ミッフィーのぼうけん
(2018年4月8日 - 2022年4月3日)
すイエんサー
(2022年4月10日 - 2023年3月19日)
※17:25 - 17:50